【J2第10節】セレッソ大阪 3-0 京都サンガ

京都サンガ 0-1 ザスパクサツ群馬
◇日時:2015年4月29日(水)17:04KO
◇会場:大阪市長居球技場 “キンスタ”(1万4631人/曇のち晴 20.9℃ 56%)
◇主審:東城穣
18分-C大/ディエゴ・フォルラン・コラソ
33分-C大/ディエゴ・フォルラン・コラソ
64分-C大/ディエゴ・フォルラン・コラソ

セレッソ大阪(4-1-4-1)
GK21:キム・ジンヒョン
DF30:椋原健太
DF3:染谷悠太
DF23:山下達也
DF14:丸橋祐介
MF6:山口蛍
MF32:関口訓充(84分-MF16:安藤淳)
MF7:パブロ・フィリペ・テイシェイラ
MF2:扇原貴宏(89分-MF5:長谷川アーリアジャスール)
MF11:楠神順平(72分-FW18:クラウデミール・ジェロニモ・バレット “カカウ”)
FW10:ディエゴ・フォルラン・コラソ

京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK33:山田元気
DF30:石櫃洋祐
DF2:菅沼駿哉
DF3:山口智
DF22:磐瀬剛
MF5:キム・ナミル
MF20:ミロシュ・バヤリッツァ
MF11:伊藤優汰(66分-DF24:内田恭兵)
MF23:和田篤紀(46分-FW31:大黒将志)
MF13:宮吉拓実(46分-MF14:山瀬功治)
FW17:有田光希

【J2第9節】京都サンガ 2-0 ギラヴァンツ北九州

京都サンガ 2-0 ギラヴァンツ北九州
◇日時:2015年4月26日(日)14:04KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(7712人/晴 26.9℃ 19%)
◇主審:吉田寿光
43分-京都/ミロシュ・バヤリッツァ(左足←有田)
78分-京都/宮吉拓実(ヘッド←石櫃)

京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK33:山田元気
DF30:石櫃洋祐
DF2:菅沼駿哉
DF3:山口智
DF22:磐瀬剛
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
MF5:キム・ナミル
MF11:伊藤優汰(87分-DF24:内田恭兵)
MF23:和田篤紀(63分-MF14:山瀬功治)
MF13:宮吉拓実
FW17:有田光希(72分-MF19:田森大己)

ギラヴァンツ北九州(4-2-2-2)
GK21:鈴木彩貴
DF3:星原健太
DF5:前田和哉
DF23:寺岡真弘
DF13:多田高行
MF7:風間宏希
MF17:加藤弘堅
MF10:小手川宏基(83分-FW14:渡大生)
MF11:井上翔太(62分-MF18:内藤洋平)
FW28:大塚翔平(55分-FW9:原一樹)
FW25:小松塁

【J2第8節】徳島ヴォルティス 1-0 京都サンガ

徳島ヴォルティス 1-0 京都サンガ
◇日時:2015年4月19日(日) 14:05KO
◇会場:徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場 “ポカスタ”(4552人)
◇主審:今村義朗
72分-徳島/オウンゴール(山口智)

徳島ヴォルティス(4-1-4-1)
GK31:長谷川徹
DF4:藤原広太朗
DF26:橋内優也
DF5:石井秀典
DF3:アレックス・アントニオ・デ・メロ・サントス
MF16:斉藤大介(89分-DF2:福元洋平)
MF24:佐々木陽次(90+2分-MF10:大崎淳矢)
MF7:木村祐志
MF20:フアン・エステヴァン・ヴェレス・ウペグイ
MF19:内田裕斗(65分-MF15:廣瀬智靖)
FW23:長谷川悠

京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK33:山田元気
DF30:石櫃洋祐
DF3:山口智
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF24:内田恭兵
MF5:キム・ナミル
MF32:佐々木勇人(86分-FW17:有田光希)
MF11:伊藤優汰(78分-FW28:三根和起)
MF18:石田雅俊(71分-MF23:和田篤紀)
MF14:山瀬功治
FW31:大黒将志

▼SANGA REGRESSION
この結果を見れば、ハリー張本さんも
「WADA、もうお辞めなさい」
と言うででしょうなぁ…。

両チームとも、お世辞にもほめられた内容ではなかったものの、徳島のほうが数度オートマチックにサイドを突破するシーンは作れていた。
しかし、京都は何もなかった…ほぼほぼ。

前半から有効なパス、ドリブル突破が見られない。
後半になって、風下なのにハイボール勝負に出る。
まさに、「前後不覚」の内容。

風も戻されても戻されてもハイボールで、ラッキーが転がり込むの待ったラスト約15分。
ピッチ上で繰り広げられたのは、まさに夢も希望もないサッカーだった。

SANGA INNOVATION(サンガ・イノベーション)をスローガンに掲げた2015年は、この10年ぐらいの中で最悪。
INNOVATIONどころが逆にREGRESSION(リグレッション=後退)してしまっている現状だ。

そして、気になるのは選手たちもテンションが低いというか、躍動感を失ってるかに見えること。
チームは、壊れていっているようだ。

【J2第7節】京都サンガ 1-4 V・ファーレン長崎

京都サンガ1-4V・ファーレン長崎
◇日時:2015年4月11日(土)14:04KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(6095人/曇時々晴 14.4℃ 39%)
◇主審:中村太
14分-長崎/木村裕
40分-長崎/黒木聖仁(←CK)
45分-長崎/イ・ヨンジェ(pen.)
62分-長崎/木村裕
87分-京都/有田光希

京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:杉本大地
DF30:石櫃洋祐
DF2:菅沼駿哉(※試合後-異議により一発退場)
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF24:内田恭兵
MF5:キム・ナミル
MF10:原川力(65分-FW17:有田光希)
MF11:伊藤優汰(※負傷交代 34分-FW18:石田雅俊)
MF13:宮吉拓実(44分-一発退場)
FW9:ダニエウ・サントス・シウヴァ “ダニエウ・ロビーニョ”
FW31:大黒将志(72分-MF14:山瀬功治)

V・ファーレン長崎(3-4-2-1)
GK43:植草裕樹
DF7:リ・ヨンジ
DF21:刀根亮輔
DF3:チョ・ミヌ
MF15:岸田翔平(58分-MF24:三鬼海)
MF10:花井聖
MF20:黒木聖仁
MF17:古部健太
MF8:木村裕(74分-FW9:深井正樹)
MF23:梶川諒太(88分-MF14:東浩史)
FW27:イ・ヨンジェ

▼桜散る、サンガ散る
いや、ひどいね。
とにかく守備がなってない。
前から追い込むようなプレッシングもないし、相手がちょっとドリブルでつっかけただけで簡単にマークが剥がれてパニックに陥ること多々。
最初の失点も、石櫃と菅沼がいながら間をドリブルでぶっちぎられた形だし。
「まず守備から」「失点を減らす」という、WADAさんのマニフェストがまったく実行できていない。

攻撃に関しても、宮吉、伊藤がバイタルでボールを受ける動きからいくつかいい形が作れたぐらいか。
2トップの相性も悪いし、大黒狙いの裏へのパスが全体的なリズムを壊してしまっているのも、以前から書いているとおり。

とりあえず、相手からどうやってボールを奪うか?
たとえゴールが奪えなかったとしても、ボール奪取の局面でアグレッシブさ、一生懸命さがあれば、見ていても多少は満足できるんだが…。
今のサンガには、ピッチ上にベテランが多いせいもあって「ひたむきさ」もないから、擁護のしようがない。
そして実際の成績も、バドゥさん以下とはねぇ。

とにかくこのまま好転を待っていては、1年を無駄に使うようなもの。
監督交代、およびOB重視の隔たったコーチ陣交代あたりから手をつけるべきなのは、間違いない。
つか、4月になったし、京セラも人事異動の季節じゃないんですかね(遠い目)。

【J2第6節】京都サンガ 0-2 ジェフユナイテッド市原・千葉

京都サンガ 0-2 ジェフユナイテッド市原・千葉
◇日時:2015年4月5日(日)14:04KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(4206人/雨  16.1℃ 92%)
◇主審:松尾一
15分-市・千/キム・ヒョヌン
54分-市・千/ネイツ・ペチュニク

京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:杉本大地
DF30:石櫃洋祐
DF2:菅沼駿哉
DF3:山口智
DF24:内田恭兵
MF20:ミロシュ・バヤリッツァ
MF5:キム・ナミル
MF13:宮吉拓実(57分-FW17:有田光希)
MF14:山瀬功治(76分-MF32:佐々木勇人)
FW9:ダニエウ・サントス・シウヴァ “ダニエウ・ロビーニョ”
FW31:大黒将志

ジェフユナイテッド市原・千葉(4-2-3-1)
GK21:高木駿
DF4:北爪健吾
DF20:キム・ヒョヌン
DF2:大岩一貴
DF17:中村太亮
MF7:佐藤勇人
MF5:パウロ・ホベルト・ゴンサガ “パウリーニョ別人”
MF26:井出遥也(52分-MF6:田中佑昌)
MF11:ネイツ・ペチュニク
MF8:谷澤達也(88分-FW19:オナイウ阿道)
FW9:森本貴幸(93分-DF3:田代真一)

▼数学的にありえない
今のスタメンと戦術で戦っていても、昇格する可能性は限りなくゼロ。
今のスタメンと戦術で昇格できなかった場合、若手に経験も積めず何も残らない。
ゆえに、ことしを無駄にしないなら、すべてを変えるべき。
という完璧な三段論法が成り立つぐらい、ひどい試合!

いやぁ、まさか前節のまったく機能してなかったスタメンをファン・ジンソン→宮吉以外はそのまま踏襲するとか…。
なおかつベテランばっかりで体力のリカバリーもされてないうえに、雨のせいで、後半は運動量が一気に落ちる始末。

だいたい、バキ&ナミルのWボランチで勝とうと思っているのが、数年前のJリーグレベルというか。
J2の他のチームを見ても、これだけペナルティボックスまで上がってこないボランチってそうそういないっすよ。

ピッチ上で展開されているサッカーの意図がない&魅力がない、使われている選手に未来がない、そして結果も出ていない。
ないないづくしのサッカーを見せられつづけるのか、あるいは、どこかで“誰か”か監督交代の決断をするのか。
少なくとも現段階で言えるのは、大事なシーズンと位置づけながら、フロントを経験の少ない人材で固めたのが失敗だったね。