【京都サンガ】和田昌裕氏(現タイ・チョンブリFC)を監督に招聘か?

しかし、川勝さんといい和田さんといい、フロント陣のコネがある人か売り込み関係ではないと、指揮官を探すツテがないのだろうか。
大木さんも、名誉会長が岡ちゃん経由で紹介してもらった流れの就任だし。
こういうサッカーをしたいからこういう監督を選ぶ…っていう論理性がないというか…あ、バドゥさんは攻撃サッカー路線の継承という意味で一貫性があったわ。

【京都】新監督に元神戸監督・和田氏 近日中に正式オファーへ : サッカー : スポーツ報知

京都が来季監督の最有力候補に、元神戸監督の和田昌裕氏(49)を挙げていることが9日、分かった。担当者が水面下で接触。近日中に正式オファーを出す見通しだ。

京都 来季新監督に元神戸監督の和田氏が最有力 ― スポニチ Sponichi Annex サッカー

……昇格を逃せば、川勝良一監督(56)や祖母井秀隆GM(63)の退任など体制は一新される見込みで、今井社長のもと水面下で後任人事に着手。来季に向けて新たな指揮官として浮上したのが和田氏だった。複数のJリーグ関係者によると、すでに仲介人を通じて接触を図っているという。
祖母井GMに代わる強化部トップには、現スカウトの野口裕司氏(42)や現アカデミーコーチの鈴木慎吾氏(36)が候補に挙がっている。

【J2第40節】京都サンガ 1-1 カターレ富山

京都サンガ 1-1 カターレ富山
◇日時:2014年11月9日(日) 13.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(3680人/曇のち雨 17.8℃ 76%)
◇主審:河合英治
83分-京都/山瀬功治
88分-富山/秋本倫孝

京都サンガ(4-2-3-1)
GK21:オ・スンフン
DF30:石櫃洋祐
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸(75分-MF14:山瀬功治)
MF19:田森大己(62分-FW9:三平和司)
MF7:駒井善成
MF25:伊藤優汰(86分-MF8:横谷繁)
MF10:工藤浩平
MF11:ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス
FW31:大黒将志

カターレ富山(3-1-4-2)
GK1:飯田健巳
DF4:平出涼
DF5:秋本倫孝
DF40:パク・テホン
MF8:大西容平
MF39:前貴之
MF14:井澤惇(60分-MF13:キム・ヨングン)
MF9:白崎凌兵
MF6:内田健太
FW17:木本敬介(61分-MF7:朝日大輔)
FW10:苔口卓也(75分-MF26:大山俊輔)

▼何度目の”人災”か
磐田戦では交代で入った磐瀬のファウルで取られたFKから、ロスタイム失点。
きょうは交代で入った横谷のファウルで取られたFKから、終了間際失点。
まさに「なんだかなー」と言いたくなる終盤の脆さで、今季はほぼ終了となった。

毎試合毎試合、こうもあっさり失点してしまうのは、もちろん「個の力」としての守備力に問題があるのは確かだろう。
ただ、それ以上に川勝コーチの選手交代策の拙さに問題があるのではないかと。
強く言ってしまえば、マネジメントエラーではないかと。

きょうもスリーバックにして前に人数をかけてやっと点が取れたのだから、守備の人を入れるのは正攻法だろう。
しかし、なぜその「駒」が横谷…。
正直きょうの富山にはほぼシュートを打たせず、ちょっと危なかったのは放り込みとサイドからの仕掛けぐらいなものだった。
そんな状況で駒井の左サイドへの移行、横谷のボランチ起用というのは、打つ手として疑問を覚えた。

また試合後、「第一ボランチは田森しかいないからー」(川勝コーチ)という評論家的なコメントが飛び出したりしたのも不可解。
ここ最近にチーム入りしたわけでもないし、バヤリッツァや内野をアンカーで使う「プランB」を考えてなかったのは、指揮官の責任でもある。

やっぱこの人は、自分がやりたいサッカーの「型」(4-5-1でのコンパクトサッカー)があって、それに選手を当てはめるタイプなのかなと思ったりした。
だから、東京ヴェルディ時代、過去の教え子を集めたりしたのかと。

そう考えると、ユース上がりに才能を秘めた選手が多い今の京都にとって、そういう選手を伸ばすためには、川勝さんじゃない人が来季指揮を取るのが望ましいだろう、という結論を抱かざるをえない。
もし来季も契約を延長してしまったら、菊岡選手とかを札幌から取って来かねない(もちろん菊岡選手が悪い選手というのではなく、そのポジションにに移籍選手を使うなら若手を育ててほしい)。
ま、スカパーでセリエAとCLで解説をしているときは、じっくり聞かせてもらいますから…。
(以上テレビ生観戦)

【J2第39節】ファジアーノ岡山 2-3 京都サンガ

ファジアーノ岡山 2-3 京都サンガ
◇日時:2014年11月1日(土) 13.04キックオフ
◇会場:岡山県総合グラウンド陸上競技場 “桃スタ”(7032人/曇/19.5℃ 89%)
◇主審:吉田寿光
8分-京都/福村貴幸
15分-田所諒
33分-押谷祐樹
89分-京都/大黒将志
90+2分-京都/大黒将志

ファジアーノ岡山(3-4-2-1)
GK1:中林洋次
DF19:久木田紳吾
DF6:竹田忠嗣
DF3:後藤圭太
MF2:澤口雅彦
MF10:千明聖典
MF50:上田康太
MF25:田所諒
FW16:関戸健二(59分-FW32:片山瑛一)
FW14:押谷祐樹(72分-FW13:久保裕一)
FW30:清水慎太郎(83分-FW20:妹尾隆佑)

京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK21:オ・スンフン
DF30:石櫃洋祐
DF4:内野貴志
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸(80分-MF8:横谷繁)
MF38:田中英雄(53分-MF25:伊藤優汰)
MF7:駒井善成
MF11:ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス
MF10:工藤浩平
MF14:山瀬功治(56分-FW9:三平和司)
FW31:大黒将志

▼88分間の自演乙
「前半は失点するなよ! するなよ!」(試合前の川勝コーチ談を意訳)
からの〜、前半2失点。
守備を固めているのに、あっさり失点してしまう悪癖は変わらず。

最後は大黒の神がかり的な得点力2発で逆転したものの、88分まではゴールが遠すぎる。
得点力不足も相変わらず。
これでは昇格圏内浮上は難しいと言わざるえない内容だ。

【J2第38節】ジュビロ磐田 2-2 京都サンガ

ジュビロ磐田 2-2 京都サンガ
◇日時:2014年10月26日(日) 15.04キックオフ
◇会場:静岡県磐田市ヤマハスタジアム(8218人/雨のち曇/20.0℃ 84%)
◇主審:世界の西村雄一
32分-磐田/前田遼一
50分-ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス
63分-ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス
90+2分-磐田/駒野友一(FK直接)

ジュビロ磐田(4-2-3-1)
GK1:八田直樹
DF24:小川大貴(75分-MF3:岡田隆)
DF19:伊野波雅彦
DF35:森下俊
DF5:駒野友一
MF33:藤田義明
MF13:宮崎智彦
MF11:松浦拓弥(68分-MF8:ペク・ソンドン)
MF4:小林祐希
MF22:松井大輔(68分-FW9:山崎亮平)
FW18:前田遼一

京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK29:杉本大地
DF30:石櫃洋祐
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF19:田森大己(86分-MF22:磐瀬剛)
MF8:横谷繁(46分-MF7:駒井善成)
MF11:ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス
MF14:山瀬功治(89分-FW9:三平和司)
MF10:工藤浩平
FW31:大黒将志

【J2第37節】京都サンガ 0-0 松本山雅FC

京都サンガ 0-0 松本山雅FC
◇日時:2014年10月19日(日) 13.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(9804人/晴 28.3℃ 31%)
◇主審:野田祐樹 “標的”

京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK29:杉本大地
DF30:石櫃洋祐
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF19:田森大己
MF7:駒井善成
MF9:三平和司(63分-MF11:ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス)
MF10:工藤浩平
MF14:山瀬功治(83分-MF22:磐瀬剛)
FW31:大黒将志

松本山雅FC(3-4-2-1)
GK21:村山智彦
DF4:飯田真輝
DF2:大久保裕樹
DF13:犬飼智也
MF3:田中隼磨
MF11:喜山康平
MF15:岩間雄大
MF6:岩沼俊介
MF8:岩上祐三
MF10:船山貴之(93分-DF16:鐡戸裕史)
FW20:山本大貴(83分-FW41:柳下大樹)

▼誰も満足できない「勝ち点1」
勝ち点3ゲットが必達だったこの試合。
勝ちにいこうと選手たちは死力を尽くしたか、コーチ陣は策を尽くしたか?
そう問われるならば、「否」と答えるしかない。
特に後者に関して、どうしても一点が欲しい場面で山瀬に代えて、より守備的な磐瀬だからな…。
さらに言えば、大黒に対して相手DF大久保がマンツーマンマークで挑んできたんだから、それを利用するような選手の動きだったり布陣変更を策を早めにやれなかったのか。

サッカーの名将は「仕掛けが早い」。
たとえば前半でのフォーメーション変更とかをよくやってくる印象がある。
対して、川勝のおじさんについていえば、手を打つのが遅いし、失点されないことを優先でリスクを冒さない印象。
成績中位のチームを残留させるなどで手腕を発揮しそうな指揮官である。
「負けないサッカー」はできるけど「勝ち切るサッカー」をやるには適切ではないとでもいうか。
つまりは、今の京都が置かれた状況の中では「真逆」の資質をもった人なのかなと。
そしておじさんが今やってるサッカーを突き詰めるなら、おそらく大黒+ドウグラスの2トップにしての放り込み戦術のほうが、結果的にゴールが奪えそうではある。

大木さんのポゼッションサッカー(サイドチェンジなし)、バドゥおじいさんの超攻撃的サッカー(戦術なし)からの、今季後半は守備的サッカー(リスクなし)。
なんつーか、目指すものがぶれまくってるな。
来季こそは、チームの方向性を問いなおした上で、その方向に合った指揮官を探しだしてほしいものだ。