【京都サンガ】大熊清氏が6月1日よりGMに就任

〝落ちひん〟補強、来る?

このたび京都サンガ F.C.では、大熊清氏が 2024 年 6 月 1 日付でゼネラルマネージャーに就任することが決定いたしましたので、お知らせいたします。

京都サンガ F.C.のスポンサー、ファン・サポーターの皆様、この度、京都サンガ F.C.のゼネラルマネージャーに就任することになりました大熊清です。
伝統と歴史あるチームに大変光栄なお話をいただき感謝いたします。
チームが闘う集団へ更に進化するために、フロント、スタッフ、選手と一丸となって仕事に取り組む所存です。
スポンサー、ファン・サポーターの皆様に愛される強いチーム作りをクラブとともにやっていきたいと思います。
今後もご支援・応援をよろしくお願いします。

https://www.sanga-fc.jp/news/detail/18885
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【J1第14節】浦和レッドダイヤモンズ 3-0 京都サンガF.C.

浦和レッドダイヤモンズ 3-0 京都サンガF.C.
日時:2024年5月15日(水)19:33KO
会場:埼玉県さいたま市埼玉スタジアム2002(2万737人/曇のち雨 20.4℃ 62%)
主審:高崎航地
42′-浦和/安居海渡
55′-浦和/渡邊凌磨
※67′-浦和/チアゴ・サントス・サンタナPK失敗(太田のストップ)
77′-浦和/チアゴ・サントス・サンタナ

■浦和レッドダイヤモンズ(4-1-2-3)
GK1:西川周作
DF4:石原広教(89′-DF2:酒井宏樹)
DF28:アレクサンダー・ショルツ
DF5:マリウス・ホイブラーテン
DF66:大畑歩夢
MF25:安居海渡
MF3:伊藤敦樹(89′-MF47:武田英寿)
MF13:渡邊凌磨
FW38:前田直輝(84′-MF27:エカニット・パンヤ)
FW12:チアゴ・サントス・サンタナ(89′-FW30:興梠慎三)
FW10:中島翔哉(74′-MF8:小泉佳穂)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK26:太田岳志
DF2:福田心之助
DF5:アピアタウィア久(90+5′-一発退場)
DF50:鈴木義宜(60′-MF44:佐藤響)
DF3:麻田将吾
MF19:金子大毅(74′-FW22:一美和成)
MF10:福岡慎平(70′-MF25:谷内田哲平)
MF16:武田将平(60′-FW9:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス)
FW7:川﨑颯太
FW14:原大智
FW18:松田天馬(60′-FW13:宮吉拓実)

水曜日のダウンダウンダウン

「ミッドウイークの関東アウェイ開催を許さない市民の会」として、水曜日の埼スタ開催について遺憾を表明します。
……って、仕事がある日に早退するのが難しいってだけなんですけどね(血涙)。

情報を遮断して深夜にDAZN観戦したわけですが、深夜で暗〜くなる結果。
ここ数戦同様の、「弱いチームの負け方」だった。

ボクシングで例えるなら、1R、2Rは相手の有効打も喰らわず、インファイトの戦いをしようという構えを見せていた。
しかし3R、気が抜けたところでハードパンチを喰らってダウン(=失点)。
その後は、ほぼ何もできず3回ダウンを喫して、勝負が決したという感があった。

「今日見せたインテンシティーはわれわれの宝」
「そこを担保しながらメンバー選びをして、試合に臨まなければいけない」
(曺さんの試合後インタビューより)
という発言はどれぐらい〝真意〟が込められてるのだろう?

川﨑颯太を右ウイングの位置に置いて前線からのボールハントに成功したかと問われるなら、「否」。
相手最終ラインのボール保持に対して、必ずひとりがプレスをかけにいったけれど、そこで剥がされると後が続かない。
あげく、ファウルが増えていく。

ついに順位は最下位に転落。
いまのやり方が空転しているのに、アクセルをふかし続けてもエネルギーを浪費するだけだろう。
別に「引きこもれ」と言うつもりはない。
けれど、プレスの掛け方、中盤バイタルゾーンをいかに埋めるかなど、戦術上の修正が求められている。
メンバー選びで解決するような事態ではないかな。

【J1第13節】京都サンガF.C. 2-3 アビスパ福岡

京都サンガF.C. 3-2 アビスパ福岡
日時:2024年5月11日(土)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(9,498人/晴 25.3℃ 46%)
主審:今村義朗
19′-福岡/佐藤凌我
21′-京都/宮吉拓実(右足)
49′-福岡/田代雅也
52′-福岡/紺野和也
53′-京都/オウンゴール

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF2:福田心之助
DF5:アピアタウィア久
DF50:鈴木義宜(79′-DF4:松田佳大)
DF3:麻田将吾(79′-MF44:佐藤響)
MF19:金子大毅
MF7:川﨑颯太
MF16:武田将平(74′-MF39:平戸太貴)
FW13:宮吉拓実(82′-MF8:塚川孝輝)
FW14:原大智
FW18:松田天馬(74′-FW31:平賀大空)

■アビスパ福岡(3-4-2-1)
GK31:村上昌謙
DF33:ドウグラス・ヒカルド・グローリ
DF3:奈良竜樹
DF37:田代雅也(73′-DF4:井上聖也)
MF2:湯澤聖人
MF88:松岡大起
MF6:前寛之(60′-MF30:重見柾斗)
MF18:岩崎悠人
FW8:紺野和也(87′-MF25:北島祐二)
FW27:佐藤凌我
FW9:シャハブ・ザヘディ

飛ばない鳥が虚ろを扇ぐ

やはり〝負け癖〟がついてしまっているのだろうか。
前節に続いて3失点。
そして前節に続いて、あっけない/もったいない/つまらない失点が多かった。
ちょっとだけ、J1から降格したシーズンのことを思い出したな。
いい内容のサッカーをしてても、サクッと相手に点を取られる。
それが弱いということなんだろうけれど。

前半、福岡にリズムを作らせなかった中で、ハイボールの処理ミスからゴールを奪われる。
後半、CKの混戦を押し込まれたあと、DFの枚数は揃っているのに紺野を誰も見ておらず立て続けに失点。
チャレンジ・アンド・カバーを怠ったり、マークを外す動きに釣られてしまったり。
守備戦術の拙さが今シーズン目立ってしまっている。
DF個人としての能力の問題もあるだろうし、チームとしての守り方がまだ練られてないことに由来している部分もあるだろう。

ただ、前節終了後
「選手同士の連携とか自分たちの戦術を見直していかないと、勝ち点につながらない」
という曺さんのコメントにも関わらず、攻守で大きな〝変革〟が見られず、同じように失点を重ねたのはいただけない。
ハイラインハイプレスのサッカーは否定しないけど、今季は高い位置ででボールを〝狩る〟ことがほとんどできてないのが何より厳しい。

ここ数戦から変わった点を挙げるなら、いわゆる〝ポケット〟の部分に走り込む動きを徹底していたこと。
最終ラインからのビルドアップ時に、金子、武田が相手を食いつかせた状態でターンしてマークを剥がして前進したシーンがいくつかあったこと。
まあ、福岡の守備が町田と違ってハイプレスよりもゾーンディフェンス志向だったので、京都にしてはある程度ボールを持てたおかげもある。

確かに2得点を取れたのはよかったけど、1点目は放り込みからで、2点目もオウンゴール。
相手を崩したものではなかったし、攻撃面も喜べる内容とまでは言えないだろう。

で、攻守の内容に加えて気になっているのが選手起用。
特に、3トップ。
原をサイドで使ってみたり真ん中で使ったり。
前節は鈴木冬一を右ウイングでサイドバックとの連携で攻めようとして、うまくいなかったら鈴木冬一はいきなりベンチ外。
平賀や安齋といったドリブルに長けた選手を先発させたり、宮吉and松田天馬のJ2時代のコンビを使ってみたり。
佐藤響を最前線に置く奇策を仕掛けたり。
「調子のいい選手を使う」
と言っても、毎回3トップの組み合わせが変わってたら連携も何もないだろうという話。
これだけ選手の組み合わせを模索しているのに、選手の配置は型にはめてるのも疑問が残るよね。

【J1第12節】京都サンガF.C. 0-3 FC町田ゼルビア

京都サンガF.C. 0-3 FC町田ゼルビア
日時:2024年5月6日(月)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万1,191人/曇 23.9℃ 50%)
主審:山下良美
22′-町田/オ・セフン
64′-町田/ナ・サンホ
75′-町田/ミッチェル・デューク

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF24:宮本優太(46′-DF2:福田心之助)
DF5:アピアタウィア久
DF3:麻田将吾
DF6:三竿雄斗(75′-DF4:松田佳大)
MF19:金子大毅
MF7:川﨑颯太
MF39:平戸太貴(66′-MF17:安齋悠人)
FW28:鈴木冬一(66′-FW9:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス)
FW22:一美和成(57′-FW14:原大智)
FW31:平賀大空

■FC町田ゼルビア(4-2-2-2)
GK1:谷晃生
DF6:鈴木準弥
DF5:イブラヒム・ドレシェヴィッチ
DF3:昌子源
DF26:林幸多郎
MF45:柴戸海(86′-MF41:安井拓也)
MF8:仙頭啓矢
MF10:ナ・サンホ(73′-FW11:エリキ・ナシメント・ヂ・リマ)
MF22:藤本一輝(46′-FW7:平河悠)
FW47:荒木駿太(60′-FW9:藤尾翔太)
FW90:オ・セフン(60′-FW15:ミッチェル・デューク)

負けはさだめ、さだめは死

首位と下位という現在の順位差をまざまざと見せつけられたゲームだった。
曺さん試合中に見せた、なんともいえない表情がすべてを表していた。
必然的な敗北。

とにかく、京都はサイドバック裏のスペースを狙われすぎた。
町田のビルドアップは明快。
レイオフから、ワンタッチで浮き玉のパスをサイドのスペースに送って、そこに前線の選手が流れてくる。
そこで起点を作られ、相手CBを釣り出したところでクロスが送られる。
京都のハイライン・ハイプレスを〝無効化〟するために一番シンプルかつ有効なやり方だった。

対して、京都はビルドアップがままならない。
最終ラインがボールを持ってから、町田の2トップに真ん中をカバーされると無理やりサイドバックに出すぐらいしかない。
金子が2CBの間に降りて、川﨑・平戸がボールをもらいに降りてきて、そこに相手ボランチがついてくることで出現するスペースを生かすとかーーそうした「相手を崩そうとする意志」が見えてこないのだ。

フリーのスペースが見つけて、そこにフリーの選手をどう走りこませるのか?
町田にはチームとしての決めごとがあり、それを11人で共有できていた。
京都は選手がアドリブで、その場その場で考えているように見えてしまった。
強いていえば、サイドへと流れたシャドーがサイドバックと連携して、相手SBと「2対1」の局面をつくりたいんだろうけど、そこまでボールが進まないんだもんな……。

75分に松田佳大を入れて3バックにしてから、相手2トップに対して最終ラインが数的優位になれたせいもあって、特にアピアタウィア久→福田に斜め前方のパスが入るようになった。
とはいえ、時すでに遅し。
前線の選手のタイプを変えて、マルコ、安齋の個人技に期待するよりは、ビルドアップにおける選手の並べ方を先に変えたほうがよかったかもしれない。

Jリーグも年々レベルアップして、各チームの戦術も寝られている。
京都が2年前からやっている、「前からのハイプレスからのショートカウンター」が通用しなくなっている。
試合後、曺さんが「全否定しては前に進めない」と言っていた。
だけど、ある程度「否定」してリニューアルしないと、同じ結果を繰り返すだけになりかねない。

【J1第11節】FC東京 2-1 京都サンガF.C.

FC東京 2-1 京都サンガF.C.
日時:2024年5月3日(金)15:03KO
会場:東京都調布市東京スタジアム”味スタ”(2万6,770人/晴 22.6℃ 26%)
主審:岡部拓人
4′-F東/バングーナガンデ佳史扶
21′-F東/ヂエゴ・ケイロス・デ・オリヴェイラ “ディエゴオリヴェイラ”
79′-京都/平賀大空(ヘッド←CK:平戸) ※Jリーグ初ゴール

■FC東京(4-2-1-3)
GK13:波多野豪
DF99:白井康介
DF32:土肥幹太(46′-DF30:岡哲平)
DF3:森重真人
DF49:バングーナガンデ佳史扶
MF37:小泉慶(61′-MF40:原川力)
MF8:高宇洋
MF39:仲川輝人(61′-FW70:ジャンヂ・ブレノ・ソウザ・シウヴァ “ジャジャシルバ”)
FW33:俵積田晃太(72′-FW28:野澤零温)
FW9:ヂエゴ・ケイロス・デ・オリヴェイラ “ディエゴオリヴェイラ”(80′-DF5:長友佑都)
FW38:安斎颯馬

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF2:福田心之助(76′-DF24:宮本優太)
DF5:アピアタウィア久
DF4:松田佳大(46′-DF28:鈴木冬一)
DF3:麻田将吾
MF19:金子大毅
MF16:武田将平(46′-MF39:平戸太貴)
MF18:松田天馬(59′-FW31:平賀大空)
FW23:豊川雄太(59′-FW22:一美和成)
FW14:原大智
FW44:佐藤響

苛烈な情熱、あるいは臆病の裏返し

なぜ、前節と同じスタメンを選んでしまったかーー?
あれは大迫、武藤対策だったはずだ。
対して、アジリティに特徴がある一方、高さは神戸ほどではないF東相手に同じ11人、同じ並びで挑もうとするとは。
ゲン担ぎか、あるいは、「われわれのサッカーを突き詰める症候群」が出てしまったか。
なんにしろ、味スタまでの電車の中でスタメンを見て胸騒ぎがした。

その不安は的中して、京都は試合開始から相手ウイングの対応に手を焼き続ける。
2失点目なんて、どれだけ俵積田に時間を与えてしまったのか。
同じ大外レーンには豊川、福田がいて、対峙する数は足りていたのにね。
そのほかにも、真ん中で楔を打たれてからサイドで危ない場面が頻出する。
ハーフタイム、松田佳大を外して麻田を真ん中に、左サイドバックに佐藤を回したのは、むべなるかなと思った。
佳大選手は1失点目、セーフティに蹴り出してコーナーキックにしておけば……と、悔いが残る試合になっただろう。

守備以上にスタンドから見ていてツラかったのが、攻撃だ。
特に、低い位置からのパス回しにおいて〝手詰まり感〟が半端ない。
F東はミドルゾーンに構えてのショートカウンター狙いが基本。
なので、京都の最終ラインはある程度ボールが持てるのだが……出すところがない。
選択肢としては、アンカーの金子に預けるか、サイドバックに斜めのパスを出すか。
ただ、そこにはマークする選手がついている。
で、京都の前線の選手たちは前残りをしている。
いわゆる〝中盤空洞化〟状態。
それならば、原が降りてきてボールを受け、空いたスペースを他の選手が埋めたり、連動して相手を崩すような動きが欲しいんだけど、あまり見られなかったな。
2点目を取られた直後、アピアタウィア久が突然ドリブルして前進したのは、このままではダメだと思ったのか。

後半、まず鈴木冬一を右シャドーの位置に。
カットインの動きを見せることで、この日精彩を欠いていた福田にオーバーラップするスペースをつくろうとする。
昨シーズン、山田楓喜と福田が見せていた関係性に近い形。
多くのサンガファンが「鈴木冬一を前で使うなら、山田楓喜残しとけよ!」とツッコミを入れたことだろう(涙そうそう)。
さらに59分には一美を投入。
ワイドの位置に置いて、彼への斜めのロングボールを送ることで活路を見出そうとした。
70分ごろから、だいぶサイドで起点をつくれるようになったけど、それはF東が選手交代で全体的にレベルダウンしたこともあるだろう。
一気にゴール期待値があがった。
しかし、最終的にはコーナーキックから1点を返しただけで終わってしまう。

スタンドで見ていて、後半最後のほう、曺さんの審判への講義が〝アツかった〟のは印象深い。
オフサイドのときファウルがあったのでは(?)というシーンで、線審に対して。
ロスタイム、PKかどうかをOFRしたあとのボールの扱いで、主審に対して。
うまくいかない中で、もどかしさもあったに違いない。
とはいえ、最後に押しながら同点にできなかったのは、レフェリングではなく自分たちのせいだ。
冷静さを取り戻して、次戦の相手・町田対策を練ってほしい。

で、今季の味スタ(はカップ戦がないかぎり)これで終了かぁ。
貴重な現地観戦のチャンスが、シーズン序盤に固まりすぎなんよ……。