【JFA第104回全日本サッカー選手権大会3回戦】京都サンガF.C. 3-1 清水エスパルス

公式HPより、跳ねる喜多壱也と飯田陸斗

京都サンガF.C. 3-1 清水エスパルス
日時:2024年7月10日(水)19:00KO
会場:静岡市清水日本平運動公園球技場 “アイスタ”
主審:飯田淳平
35′-清水/カルロス・アントニオ・ヂ・ソウザ・ジュニオール “カルリーニョス・ジュニオ”
66′-京都/原大智(ヘッド←CK:平戸)
75′-京都/平賀大空(右足)
90+2′-京都/原大智(左足←川﨑)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:ヴァルネル・ロイド・ハーン
DF24:宮本優太
DF4:松田佳大
DF20:喜多壱也
DF28:鈴木冬一(90+6′-MF44:佐藤響)
MF19:金子大毅
MF31:平賀大空(81′-MF10:福岡慎平)
MF39:平戸太貴
FW13:宮吉拓実(61′-MF7:川﨑颯太)
FW22:一美和成(61′-FW14:原大智)
MF17:安齋悠人(46′-FW9:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス)

■清水エスパルス(4-2-3-1)
GK1:沖悠哉
DF5:北爪健吾(79′-DF14:山原怜音)
DF3:高橋祐治
DF4:蓮川壮大
DF28:吉田豊
MF21:矢島慎也(67′-MF11:ルーカス・ブラガ・ヒベイロ)
MF25:成岡輝瑠
MF41:白崎凌兵(79′-MF44:西原源樹)
MF33:乾貴士
MF10:カルロス・アントニオ・ヂ・ソウザ・ジュニオール “カルリーニョス・ジュニオ”(74′-MF71:中村亮太朗)
FW99:ドウグラス・ウィリアン・ダ・シウヴァ・ソウザ “ドウグラス・タンキ”(67′-FW23:北川航也)

【J1第22節】アビスパ福岡 1-2 京都サンガF.C.

アビスパ福岡 1-2 京都サンガF.C.
日時:2024年7月7日(日)19:04KO
会場:福岡県福岡市東平尾公園博多の森球技場 “ベススタ”(8,821人/晴 31℃ 59%)
主審:荒木友輔
47′-京都/原大智(右足)
90+3′-福岡/田代雅也
90+9′-京都/宮本優太(右足←平賀)※Jリーグ初ゴール

■アビスパ福岡(3-4-2-1)
GK31:村上昌謙
DF33:ドウグラス・ヒカルド・グローリ(77′-DF19:亀川諒史)
DF37:田代雅也
DF5:宮大樹
MF16:小田逸稀
MF88:松岡大起(77′-MF35:平塚悠知)
MF6:前寛之
MF18:岩崎悠人
FW8:紺野和也(62′-MF7:金森健志)
FW30:重見柾斗(62′-FW27:佐藤凌我)
FW17:ウェリントン・ルイス・ヂ・ソウザ(27′-FW9:シャハブ・ザヘディ)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF2:福田心之助(35′-MF44:佐藤響)
DF24:宮本優太
DF50:鈴木義宜
DF6:三竿雄斗(87′-DF4:松田佳大)
MF10:福岡慎平
MF7:川﨑颯太
MF39:平戸太貴(87′-DF28:鈴木冬一)
FW9:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス(66′-FW31:平賀大空)
FW14:原大智
FW22:一美和成(87′-FW13:宮吉拓実)

https://twitter.com/sangafc/status/1810094816661029311

劇的 “ブザービーター”

「なぜそこに宮本」、語呂が良すぎる(笑)。
相手が前がかりになりすぎていて、また最後宮本選手と対峙した平塚選手が足を広げてくれたことで、劇的なゴールが決まった。
ロスタイムに追いつかれて嫌なムードだっただけに、この勝ち点3はデカい。

【J1第21節】湘南ベルマーレ 0-1 京都サンガF.C.

湘南ベルマーレ 0-1 京都サンガF.C.
日時:2024年6月30日(日)19:03KO
会場:神奈川県平塚市平塚競技場(9,516人/雨のち曇 27.7℃ 67%)
主審:池内明彦
24′-京都/原大智(右足←マルコ・トゥーリオ)
※53′-湘南/福田翔生PK失敗(ク・ソンユンのストップ)

■湘南ベルマーレ(3-4-1-2)
GK1:ソン・ボムグン
DF37:鈴木雄斗
DF47:キム・ミンテ
DF30:鈴木淳之介(85′-DF33:髙橋直也)
MF6:岡本拓也(68′-DF2:杉岡大暉)
MF14:茨田陽生(75′-MF18:池田昌生)
MF5:田中聡
MF3:畑大雅
MF15:奥野耕平(68′-FW29:鈴木章斗)
FW19:福田翔生(75′-FW77:石井久継)
FW11:ルキアン・アラウージョ・ヂ・アルメイダ

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF2:福田心之助
DF24:宮本優太
DF50:鈴木義宜
DF6:三竿雄斗
MF10:福岡慎平(82′-MF39:平戸太貴)
MF7:川﨑颯太
MF18:松田天馬
FW9:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス(75′-FW31:平賀大空)
FW14:原大智
FW22:一美和成(90+1′-MF48:中野瑠馬)

湘南の風 京都に吹く

シックスポインターを制して、うれしはずかし降格圏脱出。
しかし、鳥栖が1試合消化が少ないので暫定ではある。

海沿いの湘南ゆえ、湿気と強風がキツかった試合。
京都はここ数試合同様、最終ラインからボールを繋ぐことはほぼナシ。
キックアンドラッシュで、3トップのうち高さのある原と一美に放り込んでいた。

で、前半は風下ながら京都のペース。
湘南には、京都のサイドバック裏をつくロングパスを出せる精度もなく、前からのプレス&スペース埋めがうまくいっていた。
中盤でボールを奪うこともあり、マルコ・トゥーリオのスキルフルな浮き球パスから先制。

しかし、後半は一転相手に主導権を握られたままになるのも、ここ数戦同様。
ク・ソンユンがPKを止めてくれたからよかったものの、修正のできなさ、選手交代の遅さは課題だといえるんじゃないかな。

最終盤、前線5バックにして同点ゴールを奪われた反省からか4-3-3はキープ。
最後の交代カード、右サイドに変わった一美に鈴木冬一かと思ってたら、特別指定の中野瑠馬くんでびっくりしたよね(笑)。
案の定ちょっとかかっちゃってて、あやうくPK献上か!?のシーンもあったけれど、大丈夫だった。
曺さんは勝つための〝定跡〟を外して、あえてギャンブル的な采配をすることがあるな。

内容が決してよいものとは言えないけれど、守り切って勝ち切ったことはチームにとって自信になるだろう。
なにより、このあと福岡、浦和と手強い相手との対戦が続く(リーグ戦)だけに、結果がなによりも大切な試合だった。

最後に余談ながら、関東アウェイゲームが当分先までない……。

【J1第20節】京都サンガF.C. 2-2 柏レイソル

京都サンガF.C. 2-2 柏レイソル
日時:2024年6月26日(水)19:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(6,569人/曇 24.7℃ 68%)主審:福島孝一郎
36′-京都/三竿雄斗(左足FK直接)
42′-柏/細谷真大
47′-京都/川﨑颯太(左足)
90+7′-柏/マテウス・ゴンサウヴェス・サヴィオ

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF2:福田心之助
DF5:アピアタウィア久
DF50:鈴木義宜
DF6:三竿雄斗(79′-MF44:佐藤響)
MF7:川﨑颯太
MF39:平戸太貴(79′-DF24:宮本優太)
MF18:松田天馬
FW23:豊川雄太(72′-FW13:宮吉拓実)
FW11:山﨑凌吾(17′-FW22:一美和成)
FW14:原大智

■柏レイソル(4-2-2-2)
GK21:佐々木雅士
DF32:関根大輝
DF22:野田裕喜
DF4:古賀太陽
DF3:ヂエゴ・ジャラ・ホドリゲス
MF28:戸嶋祥郎(84′-MF48:熊澤和希)
MF5:高嶺朋樹(72′-MF33:白井永地)
MF6:山田雄士(72′-MF29:島村拓弥)
MF10:マテウス・ゴンサウヴェス・サヴィオ
FW14:小屋松知哉(56′-FW15:木下康介)
FW19:細谷真大

【J1第19節】サガン鳥栖 3-0 京都サンガF.C.

サガン鳥栖 3-0 京都サンガF.C.
日時:2024年6月22日(土)19:03KO
会場:佐賀県鳥栖市鳥栖スタジアム(6,635人/曇時々雨26.3℃ 90%)
主審:上田益也
58′-鳥栖/マルセロ・ヒアン・シウヴェストリ・ドス・サントス
60′-鳥栖/マルセロ・ヒアン・シウヴェストリ・ドス・サントス
76′-鳥栖/長沼洋一

■サガン鳥栖(4-2-3-1)
GK71:朴一圭
DF42:原田亘
DF2:山﨑浩介
DF3:木村誠二
DF16:上夷克典
MF6:福田晃斗(85′-MF7:手塚康平)
MF5:河原創(78′-MF14:藤田直之)
FW88:長沼洋一
MF21:堀米勇輝(65′-MF23:菊地泰智)
FW13:横山歩夢(78′-FW22:富樫敬真)
FW99:マルセロ・ヒアン・シウヴェストリ・ドス・サントス(85′-FW11:ヴィニシウス・ヴァスコンセロス・アラウージョ)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF2:福田心之助
DF24:宮本優太
DF50:鈴木義宜
DF44:佐藤響(67′-DF28:鈴木冬一)
MF19:金子大毅
MF7:川﨑颯太(80′-MF10:福岡慎平)
MF39:平戸太貴
FW18:松田天馬(63′-FW11:山﨑凌吾)
FW14:原大智(63′-FW9:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス)
FW23:豊川雄太(63′-FW22:一美和成)

マスカラ・コントラ・マスカラ

ここで負けんねや(フット後藤)。

ということで、降格圏脱出を賭けた〝コントラマッチ〟であえなく完敗。
札幌に1勝したのはフロックだったのかもしれないね。
単純に弱い。
メンタルとかいう問題では済ませてはいけない。

いいゲームをしているのに負けるときはパターンがある。
(1)前半飛ばして、しかし、点が奪えない。
(2)後半途中から運動量が落ちてきて、相手にペースを握られる。
(3)そうなっても選手交代など、手を打つことがない。
(4)失点……ヽ(´ー`)ノ

きょうも前半はあきらかの自分たちのペースだった。
鳥栖がポゼッション志向を捨てて割り切った戦いをしてきたことで、逆に京都がボールを支配。
とはいえ、そういう展開で相手を崩す〝術〟はもってないので、ゴールは遠い。
高い位置でボールを奪う以外では、得点への道筋は見えなかった。

いまの〝曺貴裁サッカー〟で突き進むなら、
・前線で起点になれるパワフルなセンターフォワード
・独力で局面を打開できる個人技を持つシャドー
・対人守備に長けて、高さがあるセンターバック
の補強がマストじゃないか。
なおかつ、みな守備にも献身的で運動量がある選手。
……って何億円かかんねん、って感じですが。

あらためて、前半戦終わって下から2番目の順位という事実に目を背けてはいけない。
自分たちのサッカーを突き詰めれば勝てるはずーー。
そういう〝過信〟は捨てて、後半戦に挑んでほしい。