【J2第36節】カマタマーレ讃岐 0-4 京都サンガF.C.

カマタマーレ讃岐 0-4 京都サンガF.C.
◇日時:2017年10月8日(日)14:03KOピカスタ
◇会場:香川県立丸亀競技場 “ピカスタ”(3397人/晴 27.1℃ 54%)
◇主審:上村篤史
14′-京都/田中マルクス闘莉王(pen.)
18′-京都/イ・ヨンジェ(左足)
33′-京都/小屋松知哉(右足←闘莉王のヘッド)
64′-京都/イ・ヨンジェ(右足)

■カマタマーレ讃岐(4-2-2-2)
GK1:清水健太
DF19:仲間隼斗
DF3:中島大貴(69′-DF23:西弘則)
DF27:ユン・ソンホ(46′-DF22:武田有祐)
DF31:アレックス・アントニオ・ヂ・メロ・サントス
MF25:岡村和哉
MF7:永田亮太
MF5:渡邉大剛(69′-FW13:木島徹也)
MF10:高木和正
FW11:馬場賢治
FW20:原一樹

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK21:清水圭介
DF30:石櫃洋祐
DF15:染谷悠太
DF5:吉野恭平
DF6:本多勇喜
MF8:ハ・ソンミン
MF18:望月嶺臣(89′-MF20:伊東俊)
MF14:仙頭啓矢(66′-MF7:田村亮介)
MF22:小屋松知哉
FW16:イ・ヨンジェ(77′-FW31:大黒将志)
FW4:田中マルクス闘莉王

つよーい(棒)。
エスクデロ競飛王の大怪我に奮起してか、その勢いに讃岐が押されたのか。
何にしろ、讃岐のミスを逃さずゴールに結びつけて4-0の快勝でした。
相手DFのミスがあったにも関わらず、単独突破から強引に2点を決めたイ・ヨンジェはご立派。
ただ、ここまでシュートをポストやバーに当てまくって、やっと「きょう今季が開幕した」ぐらいの印象があったりして…。

【J2第35節】京都サンガF.C. 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉

京都サンガF.C. 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉
◇日時:2017年9月30日(土)15:03KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(6604人/晴 27.7℃ 30%)
◇主審:榎本一慶
90′-京都/田村亮介(右足ミドル) “Jリーグ初ゴール(※J-22選抜チームを除く)”
90+3′-京都/仙頭啓矢(単独突破から右足)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK21:清水圭介
DF30:石櫃洋祐
DF15:染谷悠太
MF5:吉野恭平
DF6:本多勇喜
MF8:ハ・ソンミン(82′-MF7:田村亮介)
MF10:エスクデロ競飛王(56′-MF22:小屋松知哉)
MF14:仙頭啓矢
MF13:岩崎悠人
FW16:イ・ヨンジェ(67′-FW31:大黒将志)
FW4:田中マルクス闘莉王

■ジェフユナイテッド市原・千葉(4-1-2-3)
GK23:佐藤優也
DF6:山本真希
DF17:大久保裕樹(78′-DF5:多々良敦斗)
DF37:キム・ボムヨン
DF28:乾貴哉
MF7:佐藤勇人
MF10:町田也真人
MF18:矢田旭
FW8:清武功暉
FW9:ホアキン・オスカル・ラリベイ(63′-FW50:指宿洋史)
FW13:為田大貴(68′-FW11:船山貴之)

千葉のシュートが、GK清水のセーブできる範囲にことごとく飛んだことに助けられた一戦。
しかし、生え抜きの田村の決勝ゴールは胸が熱くなった。

【京都サンガ】「現状説明会」議事録が公開(後編)

続いて、質疑応答から気になったポイントをば。
●N監督を更迭しないのは、「苦しいときに彼が何をできるか?」を見ているから。「3バックが機能しないから4バックに変更したのは、柔軟性がある証拠」
●N監督を選んだのは、「ヒューマンスキル、ビジネススキル、フットボールスキル」を数値化した結果、他の候補を上回っていたため
●野口強化部長がめざす「京都サンガのサッカー」は、「サイド攻撃を重視した、“角”を取るサッカー」

文章を見る限り、山中さんの怒りは感じられるので、「今は言えない」とは言いつつも、監督および強化部の更迭はありそうかなと思わされる。
最後の「角を取るサッカー」とめざすなどは、いささか古臭さを感じた。
昔はサイドからのクロスをヘッドでドン!ばっかりだった、プレミアリーグ下位クラブでさえ、最近は3バックにしたりしてモデルチェンジを試行中。
「ハーフスペース(※ピッチを横に5等分したときの、2番目と3番目の“レーン”)」の攻略からゴールを奪うサッカーを展開しているのに、ね。

司会)以上で、京都サンガF.C.からの現状説明を終わりとさせていただきます。それではこれより質疑応答に移らせさていただきます。ご質間があるかたは、挙手をいただき、マイクをお持ちしますのでマイクを使ってご質間願います。

質間者.2)二点あるんですけど、強化部さんにお伺いしたいんですけど、選手がサンガタウンでトレーニングしている時に、指輪だったり、ネックレスだったり、貴金属を身に付けていたり、それに練習に平然と遅刻してきたりする選手がいるっていうのがあるんですけ、そういう選手に対してチーム内で、選手間であったり、トレーナーであったり、もちろん監督であったり、強化部であったりの方々が、そういうのを律する方がいらっしゃらないのかと、それが、若い選手たちに悪影響を与えているんじゃないか、と思うんですが、その辺の選手の管理、指導の体制とか、どういったところまで把握されているのかっていうことをお伺いしたい。それが一点です。
もう一点が、その件を踏まえまして、チームないしクラブ内の不協和音というべき意思の統一が図られていないようなことを、私は見聞きすることがありまして、サポーターの中でも、多くそういう声を聞きます。そういう中で、それを統率されるリーダーとして、強化部の皆さんは、この現状に対して、不協和音、意思の統一が図られていない現状に対して、そういう変革をもたらして、サンガというチームが、意識の統一をもたらすっていう、そういう策は打ち出せているのかどうかっていう、そこに対しての明確な回答をいただけますでしょうか。以上、二点です。
あと、もう一点申し訳ないです。サポーター連合会からいいですか。先ほど、監督さんの起用の方法についてお話は伺ったところなんですが、シーズン前に新人監督でありながら、フロントの皆さんの評価が非常に高かった監督さんを呼んでいただいたと思うんですけど、現状、監督の評価と、先ほどもお話しいただいてきましたけども、さらに、いかなるものか、ということと、成績がシーズン当初の目標とかなり違ってきているところにあって、不振にあえぎながらも、監督が現状指揮を続行している、こういうことはなぜなのか、っていうことを教えていただきたいです。以上、三点です。お願いいたします。

細川)先ず、チームのピッチ内の指導に関しましては、先ず監督が行います。それでも目に余る場合は、監督の方から強化部の方に報告があり、強化部の方で、具体的な罰金とか契約に基づいた注意、罰則を与えます。場合によっては出場停止なども行います。また、遅刻に関しましては、これもピッチ内のことで、先ず監督にお願いしておりますが、目に余るものに関しては、強化部の方で指導しております。
ただ、いま仰っていたような、目に余るような状況が、サポーター様が感じるような状況があるっていうのは、私どもは、いま把握しておりませんので、もう一度しっかりと監督とも話をしながら指導をしていきたいというふうに思います。強化部からの指導については、全て契約に基づいて、金銭的な制裁、あるいはその他の契約に基づいた制裁を行うようにしております。
それと、不協和音ということなんですけども、もちろんこの現状において、全て上手くいっているというふうには思っておりません。ただ、選手は、表立ってチームの輪を乱すような発言をしたり、そういう行為をしたりとか、そういったことは、いま無いと、我々は思っております。もちろん、色んな所で、そういう風に見えるということは事実かもしれませんが、そこに関しましては、チーム、選手たちを我々は信じていますし、そういうことをしている選手はいない、というふうに信じています。
もちろん試合に、出れる選手、出れない選手とありますので、出れない選手っていうのは常に不満を持っています。これは勝っている時でも負けている時でもそうです。ただ、そんな状況でも、たとえ試合に出れない状況が続いても、サンガの選手たちは、そういったことを表に出さないで、やっていこうと、シーズン当初からしておりますし、いまも選手を信じております。

山中)去年に比べると、不協和音っていうのは皆無とは言いませんけど、少ないと思っているんですが、何かサポーターの方々が見ておられて、何か、そういうのがありますか。

質間者.2)そうですね。そういう声を見聞きするのと、もうーつ言えば、去年よりましや、っていう話であれば、去年はどれだけ酷かったんやっていうくらいに思います。

細川)それと三つ目の質間、監督の評価のとことろです。もちろん監督の評価っていうのは結果ですので、そういう点では、いまご指摘がありましたように、評価が下がっているっていうのは事実です。ただ、こういう状況において、何が出来るのか、っていうのも我々は見ていきたいと思っております。こうゆうところで投げ出してしまうのか、責任転嫁するのか、選手たちを引っ張る力があるのかないのか、こういう状況において何が出来るのか、というところも見ていきたいというふうに思っています。

質間者.2)それは、何年化計画みたいなかたちですか。それとも現状が、そういうところにあるので、そういう見方で、監督を保っているということですか。

細川)先ず、現状ですね。何年先っていうのは、いまそこまで考えることは出来ませんけれども、現状において、いま監督が何を出来ているのかっていうところを、しっかりと見ていきたいというふうに思っております。特に悪い状況において何が出来るのかっていうことは重要だと思っています。

野口)監督のことは信頼していますし、将来性を感じます。ただ、結果は本当に出ておりません。ただですね、采配におきまして、後半のあたまから二枚代えをして、試合の流れを引き寄せたり、采配の方も成長を感じております。個性の強い選手が多くいますが、そこも上手くまとめてくれていますので、信頼をしております。

質間者.2)分かりました。いまお答えいただいたことで全てやと思いますし、この後、他のサポーターさんもいろんな質間をされると思いますので、明瞭明確にしっかりお答えいただきたいと思います。ありがとうございました。

質間者.3)三問ほど質間させていただければと思います。先ずーつ目に、単刀直入に、なぜ布部監督を更迭しないのかということについて、先ほど、トレーニングマッチであまり前から来るチームがなくて、実際シーズンが開けると前から来るチームがあったからうまくいかなかった、というようなことを仰られていましたけれども、もともと自分たちのビルドアップがうまくいかないから前から来られてボールを取られて、アウェイの岐阜戦ですとか水戸戦には、ビルドアップでミスが起きてしまって、しょうもない失点をしてしまう。あるいは、自分たちがボール保持をできなくて、体力が消耗して試合終盤に失点が増えてしまい、サンガ・バリューとは全く真反対のサッカーしてしまうという結果に陥っていると思うんですけれども、この夏含めまして、監督を更迭するタイミングはいくつもあったと思うんですけれども、なぜ更迭せずに今に至っているのか、更にはもっと言うと来年以降も指揮を取られるのかどうか、ものすごい気になるところなのでお答えいただければと思います。
二つ目に、布部監督を連れて来た方はじめ、強化部としてどう責任を取られるのか、先ほどプレーオフがあって、準備期間が遅れました、というお話もありましたけれど、それは、そもそも2013年のオフにも同じ事を経験しているわけで、なぜ、その時にクラブに居られた強化部の方が、同じミスを犯して しまっているのか、非常に理解に苦しむところです、どういうふうに責任を取られるのでしょうか。
三点目、J1諦めてません、と仰りますけれども、悲しいかな現状厳しい状態です。来年J2 になったら、クラブライセンス制度もあるということで、若手に切り替える、というふうに昨年のサポカンで社長自身が仰られておりましたけれども、先ほど長い期間か分からないけど、現状、布部監督だ、というようなことを仰られておりましたけど、考えられないではなく、強化部の方は考えるのが仕事です、これから来年J2でもJ1でも短期、中期、長期のスパンでどうやってチームを実現していくのか、というところについて、ここにいる人が納得できるようなビジョンをお示しいただければと思います。以上、三点お願いいたします。

細川)なぜ布部監督を更迭しないか、というところに関しましては、繰り返しになりますけれども、彼の力、何ができるかというところを見ているところです。彼なら挽回できるというふうに信じて、更迭はしません。

質間者.3)すいません。はしょるようで申し訳ないですけど、現状、何をなされているのか、というのを強化部の方から細かいことを話すのは難しいと思うんですけれども、できるだけ具体的に戦術的に、詳しくお話いただけますでしょうか。

細川)戦術的にですか。

質間者.3)今のチーム状況を見て、闘莉王選手を試合の途中でトップ下に配置したりですとか、試合後のコメントを見ておりましても非常に不明瞭な采配ですとか、あるいは、そもそも強化部の方が解任するのは別にいいと思うんですけれども、布部監督がもともと持っていたコンセプトではなくて、無理強いといいますか、違うコンセプトを対比した中で、その中で、布部監督のボールを持ちたいというビルドアップがしたいというところで、結果的にビルドアップをするか、ロングボール使うか、というところで不明確なサッカーになってしまっているのではないかと、そもそも開幕の現状を見ると、前にボールを蹴るしかないと思うんですけど、その辺チームとしての規律が完全に崩れさってしまっているのではないか、と感じるのですけれども、ここの人たちが納得できるような説明をお願いいたします。

細川)戦術的なところを、というお話なんですけれども、先ほど野口も説明しましたように、当初布部監督は、レイソルの流れもあるんですけど、4バックが彼の基本のやり方だったんですが、サンガのメンバーを見て、編成の状況を見ながら3バックで戦う方が勝率が高まる。両サイド、ワイドから攻撃して真ん中の高い選手を活かしたサッカーをするのは、3バックが良いと、また闘莉王選手がいるということで、闘莉王選手の良さを活かすには、3バックの方がいいだろう、ということで3バックでスタートしました。
ただ、実際にスタートすると、戦術的なこともそうなんですけども、実際想定していた選手がケガで予定通りのメンバーが揃わなくて、思っていたようなサッカーができなかった、というところもありますし、いま、ご指摘ありましたように、自分たちがもっとビルドアップができると思っていたところが、予想以上にビルドアップできてない、そこは事実だと思います。それは、練習が足りない、選手の技術が足りない、いろいろあるかと思いますけれども、仰るようにビルドアップのところで、センターバックからボランチに入れる、ボランチからサイドに振る、ボランチのさばき方、サイドバックのボールの受け方、全ていろんな障壁があると思いますけど、戦術的ビルドアップ、というところで、非常に布部監督が想定していたレベルに達していなかった、というのは事実だと思います。
いろんな要因の下、3バックを放棄して4バックに戻した。その中でも、やはりビルドアップというところは、全く改善されませんでした。布部監督がそこで考えたのは、シンプルに前を目指すサッカー、ということで、仰るように、やろうとしていたことと、実際していたことが違うんじゃないかというご指摘はある面では当たっているかもしれません。
自分たちのビルドアップができなくて、そこで疲弊してしまって、後半体力が落ちて相手に点を取られる。まさに、ビルドアップの力がなくて、相手に主導権を取られている、ということだと思います。
ただ、その中で、布部監督はビルドアップできない状況で、どういうサッカーをすればいいか、勝率が高まるか、ということを考えた時に、闘莉王選手を前に出してシンプルなサッカーをすると切り替えました。
もし、布部監督が、現状ビルドアップできないにも拘らず、そこに拘ってビルドアップだけのサッカーをしていたらもっと悪い状況になっていたかもしれません。そこを、彼は柔軟に、いろんな意見を取り入れて、それに切り替えてくれました。
そういうところで、監督は柔軟性はあるな、というところは我々が評価したーつではあります。布部監督は、何をやったかというところのーつは柔軟にことに対応していること、それと選手たちが3バックから4バックに変更する時に、すごく抵抗を感じました。これは当然だと思います。開幕前から3バックでずっとやっていたチームが、突然4バックやるよ、選手は抵抗します。でも、そこで布部監督は非常にうまく選手をまとめます。
選手たちはそれを納得して4バックでやってくれました。且つ、ある程度ビルドアップを放棄するということは、選手にとってみると非常に受け入れがたいことです。サイドバック、センターバックのところでいいよ、繋がなくていいよ、とりあえず前に行ってくれ、それは、選手にとっては、本当に受け入れがたい、だけど、そこは布部監督が一人ひとりとよく話をして、まず勝利だと、理想は分かるけどまずは勝利だと、いうところで監督が一人ひとりと話して、選手は全員納得してくれました。
それであのサッカーができました。この後また崩れてしまうんですけれども、布部監督のやったことのーつはそれです。
選手たちを納得させること、この戦術でやるぞ、ということに納得させる説得力はあります。キャリアのある選手もいます、もちろん若手を説得させるのはそんなに難しい事ではありません、でも、キャリアのある選手たちに、こういうことをやりたいから、君の良いところはちょっと置いといてチームのやりたいサッカーをやってくれ、というところをやらせる、この能力は非常に高いのではないかと思っております。
もちろんその後も、立て直せていない部分も多々あります。ロングボールー辺倒では、当然相手も研究して来ますので、それでは勝てない、というところで、やっぱりある程度のビルドアップは必要だ、ということでそれに取り組みました。でも、やっぱり、ビルドアップはすぐにはできない、そこに非常に苦労していました。苦労している中でも、エスクデロ選手をボランチに入れて、一時いい形もつくれました、ただ吉野選手が長期離脱、戦線離脱したり、ハ・ソンミン選手が離脱したり、布部監督にとってもマイナスの要因にもあったかもしれない。ただ、そんな中でも、いろんな工夫を彼はしてくれたと思っております。そのタイミングで、彼がいろいろと選手を説得して選手をーつの方向に向けさせたということでは、彼を更迭するような状況ではありませんでした。選手の気持ちも、布部監督と戦いたい、という気持ちで一致しておりましたので、そこは全くありませんでした。
強化部の件ですけれども、強化部に大きな責任はもちろんあります。その,点は、充分に考えております。その責任をどうやって取れるか、皆さまの納得してもらえるような結果を出すしかないと、いまはそのつもりでやるしかないと思っております。
ただ、シーズン、まだ残ってますので、それに関しては、いまはまだ選手たちが一生懸命やってくれてますので、選手たちと一緒に戦いたいと思います。それと、仰ったように強化というところは先の先のことを考えてやるもんだ、とご指摘をいただきましたけれども、まさにそのとおりだと思います、先のこと考えてやるべきだと思います。ただ、現状サンガのこれまでの取り組みというのは、本当に単年度勝負、強化部自体も単年度勝負でということでやって、仰ってることは正しいと思います。単年度のことに拘りすぎて仕事しているのは事実だと思います。そこは、改善するべきだと思ってます。いまお話していただいた通り、もう少し、長期的なビジョンを持って強化にあたるべきだと思います。
前回のサポーター説明会の時に、山中社長の方から今年で2期連続の赤字になるということで、3期目は赤字が出せないので、もし昇格できない場合は若手に切り替えてチーム編成をする、という発言があったということなんですけれども、そこはですね、もちろん経営的な側面もありますので経営の判断というものが優先されることになるとは思いますけれど、そこもですね、いま若手中心のチーム編成と言われま したけれども、我々は若手であろうが、中堅であろうが、ベテランであろうが、サンガのために戦ってくれる選手でチームをつくれれば、年齢に関係なく、サンガらしいチームが作れるんではないかと思ってます。
納得がいく説明はできないかもしれませんけど、いまご指摘いただいたことは、本当に心に留めて、しっかり取り組んでいきたいと思いますし、本当に、サンガの事を思って言ってくださってい ることを、本当に感謝したいと思います。
本当にこのようなチーム状況で、これだけの人が集まってくださってるということは、素晴らしいことだと思いますし、我々は本当にそのことを、重く受け止めて、感謝してやっていかなければいけないと思います。
今日のこういうことを、選手たちにも伝え、如何にサポーターの人たちが真剣に考えてくださってるか、ということを、選手たちにもっともっと伝えていかないといけないと思います。

野口)ビジョンにつきましては、長期になると正直分からないところがあるんですけれども、まず2020年に、新スタジアムができる予定ですので、そこを目指して、前にも言ったと思うんですけれども、J1で優勝争いをできるようなチームにしたいというのを、我々は言っておりました。正直今シーズンなかなか難しい状況を迎えて、もちろん結果は出てないんですけれども、ここを何とか乗り切って、いま、いろんな選手の情報収集をしております。元サンガの選手であったり、海外組でしたり、京都、滋賀出身の選手だったり、そういう選手を2020年までに揃えて、サッカーは、いまやっているような、まず角を取って、 サイド攻撃、ここをーつのポイントにしたいなと思ってます。角を取る、ということはいろんなやり方があると思います。ビルドアップ、ロングボールいろんなやり方があると思うんですけれど、そこは監督と相談しながら、角を取る、そして、そこからクロスなり、スルーパスなり、パスしたり、ドリブルしたり、そういうのを組み合わせて、得点を奪えるようなチームにしていけたらなと思っております。

質間者.3)角を取る、と仰られておりますけれども、そもそもゴールから逆算するべきものであって、角を取るというのは手段ですので、それを目的のように仰られるのは間違いだと思いますので、くれぐれもその,点はお願いしていただきたいと思います。

質間者.4)私たちは、強化部とか社長の話が聞きたいんじゃないんですよ。いま現状監督が一体どういうふうに思っているのかが聞きたいんです実際は。どういう戦略を持って選手たちをどう使っているのか、ツインタワーなんか、他のチームとかみんな見破られている絶対、しかもセットプレーこっちが有利なセットプレーにも弱くて、相手のセットプレーにも弱い、必ず点を入れられる。1点取っても必ず返させる、それを監督がいったいどういうふうにしたいのか。たとえばみんなが座り込みしました、DAZNの関係があるからこっち来れませんではなくて、サポーターと監督の話、そういったものも必要だと思うんです。現状は、結局サポーターと選手との溝が、一時はすごい近い時があって、お互いに顔を見合える間柄であったのが、最近、今年になってからものすごく溝が深く感じられるんですね。やっぱり選手とサポーターが、手を取り合ってこそのサンガだと思うので、その辺もやっぱりきちっと見直していただいた上で、選手とサポーターー緒になって、サポータ一も必死なんですよ。選手に勝って欲しい、1試合でも、とにかく勝って欲しい、完封勝利して欲しい、それがたかだか勝ち点1で満足しているのかお前ら、って本当にそうなるんですよ。しょうもない試合しかできひんやったら、お前らみんな辞めてしまえ、とそういう気持ちでサポータ一もいます。それも含めて、サポーターと選手の距離を縮めていって、皆がーつになって、皆が一生懸命応援して、選手も一生懸命試合をして、結果に導いていく、そういうサッカーをしよう、としているのかどうか、それ自体を、監督にお伺いしたいんです。だから、強化部の皆さん、社長の話、そんなことはどうでもいいんですよ。こうしたい、ああしたい、夢ばっか語られても現状どうなの、という話なんです。だから、これからもし、今までみたいにしょうもない試合をして監督が説明に来てくださるのかどうか、その辺をちょっと聞きたいです。

細川)監督もですね、選手を長くやっておりましたし、クラブのことも分かってますし、サポーターさんとの関係作りのことも良く分かっている人です。監督はおそらく話をしてくれと言ったら、多分、今日ここに来ることも、彼は厭わなかったと思います。でも、それはシーズンの途中にですね、監督にそういうことをさせるべきではないんじゃないか、というふうに我々は考えてます。監督自身は、おそらくサポーターさんと話するってことは、全く厭わない人だと思います。
選手との対話もそうですし、サポーターさんとの皆さんと対話をすることに関して、おそらく彼は喜んでやってくれると思います。我々もサポーターと選手がーつになって、本当にスタジアムが一体になる、そういうチームにしたいっていうのは皆さんと同じように思ってますし、選手も思っております。監督ももちろん思っております。
いまのお話をですね、もちろん監督にも伝えますし、ただ、こういう場とか、たとえばスタジアムで負けた時にとか、そういう場で監督を前に我々が出して建設的な話だけであればいいんですけれども、そこは我々の方で抑えていくということを、先ずはご理解いただきたいと思います。
監督自身にその気がない、という事は全くないと思います。おそらく喜んで出てくると思います。
今年に入ってサポーターと選手の間に溝があるというのは、いまお聞きしてですね、もちろん、ホームで負けている試合が多いということでそういう雰囲気になっているのか、また、違う要因でそうなっているのか、そこは知りたいということではあるんですが。

山中)去年は、勝った試合で飛び跳ねろ、やりましたし、引き分けでも、選手がハンドマイク持って、いろいろ話してもらったっていうことを、多分言っておられるんだと思います。それは選手に話をしてみます。負け試合が多くて言いにくいというのはあるとは思うんですけども、仰ってるような感じにはなると思いますんで、選手に話してみます。それでよろしいですか。

質間者.4)監督さんも負けてるとか、どうのこうのではなくて、負けてるからこそ、いまこういうふうな状態だけど頑張ってますとか、一言あってもいいと思うんです。そちらで止めるんじゃなくて、皆の前に来て、何でタカビーなんってサポーターは思うんですよ、そういう場合。そっちで止められてるとは思わないで、喜んで来ると思いますって、思いますってのは、誰でも言えるんですよ簡単に、実際その行動が供なわれていないんで、その辺もちゃんとしっかり見直していただいて、あと、サポーターと選手の溝というのも全然前と違って、本当に距離間がすごく広がっているというのが現実なんで、もっと選手とサポーターが、和を組んで、両方一体化して初めてサンガのチームとして成り立つと思うんで、他のもっと熱狂的なチームなんかはものすごいサポーターと選手の溝が近いんで、一緒に踊ったりとか、そういうのもあるんで、負け試合で、手を振ってニコニコしている選手、シバこうかと思うくらい、なんぼ名前を呼ばれたからって、申し訳ないって顔して出て来いって話なんですよ、名前呼ばれて、ニイヤラニイヤラ笑って、手を振ってるってちょっとおかしいと思うんで、その辺もやっぱり、場をわきまえて行動を取っていただきたいと、選手に対してそう思います。

山中)それは私も全く同感で、この間負け試合で気付かれたかどうか分かりませんけれども、サンダルで出てきた選手がいました、皆のご挨拶で。申し訳ないという気持ちが無いのか、雨の中とか、遠征まで来てもらって、しかも負け試合と、そういうのは私の方からも指導を強化いたします。ご意見ありがとうございます。

質間者.5)今シーズンチームの強化の方針について説明いただきたいと思います。昨シーズンは、アンドレイ選手が37試合先発、佐藤健太郎選手が33試合先発、ボランチはこの二人で最終戦は吉野選手が終盤13試合先発と、この三人でほぼ回していたところ、アンドレイ選手が退団してブラジルに移籍、佐藤健太郎選手も契約満了、という形でボランチの選手の軸になる選手が、吉野選手だけになってしまったじゃないですか、その後、やはりもう一人補強があると思ったんですけれども、補強されたのが、ハ・ソンミン選手と望月選手だけ、っていう事で、結局、今シーズン、本職ではない、仙頭選手ですとか、エスクデロ選手がボランチをやっていることなんですけれど、ボランチについて強化もうちょっと補強はなかったことなのかなと、夏の補強でも一切なかったのでちょっと疑間かなと思いました。
あと、先ほど、コーナーキックからプレスキックからの得点の増加というのを目標として掲げられて、闘莉王選手とか、ケヴィン・オリス選手と、確かに中は強くされてたと思うんですけれども、それと引換えに、キッカーの堀米選手とか、山瀬選手が退団したという中で、補強がなくて、結局、今年、石橿選手がほとんど蹴ってると思うですけれども、そこのコーナーキックの質についても、ちょっと得点の強化に繋がってないんじゃないかなと、プレスキッカーの補強とかについてもお聞きしたいかなと思います。

野口)まさにその通りで、ボランチのところは補強を進めておりました。もちろん名前は言えないですけれども9割方決まりかけていたんですけれども、最後の最後で他チームにいかれてしまいました。そこを正直当てにしていたのは事実です。その選手は、キッカーも務めていまして、そこもお願いもしているところでした。もちろん、ダメな時も考えて、獲れなったのは我々のミスですし、認めるところです。多少昨年よりは、セ ットプレーの得点は増えておりますし、今シーズン失点のところは、ずっと2失点で来ていたんですけれども、前節、前々節とニアサイドでセットプレーからやられてしまいました。そこは、きっちり反省して、いまゾーン(ディフェンス)でやっているんですけども、強い選手には、たとえば福岡のウェリントン選手などには、マン・ツー・マンでついて、それ以外はゾーンでするとか、全員でマン・ツー・マンにするのか、ゾーンを徹底的にやるのか、その辺は、日々監督、現場サイドとで話をしているところです。

山中)一点だけ、強化部の責任ではないのがーつだけあります。アンドレイ選手につきましては、給与の面から、会社的要請として契約を更新しないでくれ、と私から強化部に伝えました。ですからアンドレイ選手がいなくなったのは、会社的要請、私のせいだということです。

質間者.6)先ほどのお話の中で、皆さん現状についての話が中心だったのですけれど、どうしても疑間に思ったのが、昨シーズンオフについての話、2016年、去年シーズンは5位プレーオフ敗退だった、ということたったんですが、失点はリーグで3番目に少なく、得点は、リーグで10番目だったということで、得点の方にテコ入れしようとするのは分かるのですが、やっぱり選手の入れ替えが激しかった中で、更にスタイルもだいぶ変えまして、その守備のベースというのが失われたまんまそこに関してのテコ入れはあまりなかったなというふうに感じているのと、鹿児島キャンプについてですね、グランドが硬くてケガする選手が続出した、ということなんですけれども、グラウンドの状況は事前に確認することはできなかったのでしょうか、ということと、マッチメイクについても、先ほども仰られていましたけれど、相手というのが、あまりにもJ2で実際戦う相手のそのスタイルとは違ったという、開幕から勝てなかったことの要因になった、と仰られていましたけど、そこについて、なぜ、どういう意図で、そのマッチメイクをしたのか、ということですね、そして先ほど同じような質間をされている方もいましたけど、2013年もプレーオフに進出して、去年もずっとプレーオフ争いをしていたと思います。その中で、プレーオフも進むということも考えられた中で、実際補強とかいう面で出遅れてしまった、ということは、何かプレーオフ争いをする中でその可能性を考慮されていなかった、ということになるのでしょうか、ということを少し質間したいなと思います。

山中)私、回答できるのがーつあります。グラウンドの件でございますが、鹿児島で、実はご存知と思いますが、一昨年までは硬めではあっても、そんなに硬くはなかったんですが、ご存知のとおり去年桜島が何回も噴火しまして、火山灰は水を含みますとコンクリートのみたいに硬くなるんですね、その後、スパイクなどでガンガンやればあれだったのかもしれませんが、冬芝の状態で、青々した状態ではなかったので、それもできなったということで、ただ他に変えますと明言はできないですけれども、少なくとも今年キャンプに使ったピッチ使いません。それは私の指示で今、担当が動いてくれまして、実際に変更するか否かは別として、他の候補地をすでに選定済みです。

丸山)はい。候補地の選定は終わっております。

山中)ただいろんな絡みがありますんで、いま明快な答えは控えさせていただきます。

野口)守備のところですけれども、確かに昨シーズン、失点リーグ3位タイということで、本多選手、菅沼選手、高橋選手、石橿選手、ボランチで吉野選手、アンドレイ選手と、主に守備のところなんですけれど、そこで菅沼選手が抜けまして、そこは確かにポイントになったところはあります。ただ、牟田選手でしたり、染谷選手、下畠選手でしたり、駒は揃っていると思ってましたので、そこに闘莉王選手も来てもらえるというと ころで、計算はしていたんですけれども、高さを活かすサッカーをしたいというところで、3バックに高い選手もセンターバック多かったので変更しました。そこが、そもそもの失敗だったのかなと思っております。
マッチメメイクのところはですね、監督とも、いろいろ話ししたんですけれども、選手たちにメッセージを出したいと、俺たちJiに上がるんだと、とにかくJ1チームと戦って、倒して上がるんだという話で、なるべく強いチームとやりたいという希望はありました。

質間者.6)もうひとつ、その去年プレーオフ争いをしている中で、なぜ出遅れるというか、2013年プレーオフに出ている経験もあるのにも関わらず、去年もプレーオフ争いをしていたのに、なぜ出遅れてしまったのか、原因という分析というのはできてらっしやいますか。

野口)すいません、そこはですね、石丸前監督でいこうかどうかという判断が遅れてしまいました。それで出遅れたのは正直なところです。もちろんシーズン途中から、いろんな監督のリストアップはしているんですけれども、どうしようか、というところで、前監督でいくのか、新しい監督でいくのか、迷ってた、というところはありました。それで、正直遅れてしまいました。

質間者.6)はい。ありがとうございます。

質間者.7)今日は、ありがとうございます。社長が、チームの和っていうのを大切にっていうことを仰っていたと思うんですけど、結構今シーズン、Jリーグからの指示で、出場停止になる選手が、何人かいると思うんですけど、そういうのが原因でチームの和が乱れているっていうことはないんですかね。出場停止になって、いまでもメンバーが足りていない、大事なポジションで、大事な選手が抜けると、J2 って長期戦なんで、ダメージ大きいと思うんですけど、選手人選をする上で、そういうところを見抜けなったのか。っていうことについてお話しいただきたいと思います。

細川)そこに関しましては、看板を蹴飛ばしたりとかですね、ラフプレーによって、出場停止、それでチームに戦力的に非常に迷惑を掛けている、というところは、事実で、それに関しては、大きな制裁をクラブとして、選手にも与えています。ただ、その一方で、もちろん、Jリーグに対しても、相手チームに対しても、お詫びはしています。ただ、そういった選手をですね、ただ、お前悪かっただろ、お前、悪かったなって突き放すだけで終わると、チームは仰るように、クラブは選手を守らないっていうことで、仰るように、チームは乱れます。我々は、間違ってしてしまった選手を、みんなで助け合おう、ということで、彼らは充分は反省していましたので、チームとして、いま彼らが、どういう心境で、多くの試合を欠場しなきやいけない状況を受け止めているかということを、チーム全員で、サポートしてやろうと、クラブも出来る限り、出場停止数が、少なくなるように、Jリーグに出来る限りの、お願いをしに行きました。事情説明、実際は、こうではなかった、そういう報告書が上がっているかもしれないけど、こういう事情だったと、ビデオの角度では、そう見えてるけど、こっちのビデオを見たら、そうは見えない、というところまで、東京まで担当者に会いに行ってですね、話をするとかですね、そいうったことで、クラブは、選手に制裁をするだけではなくて、チームで、そういうった間違ったことをした選手たちを、もう一度、みんなでサポートしてやろう、ということで、これは布部監督中心にやってます。
出場停止を、原因としてチームが乱れている、というところは、ないと、私は言い切れると思っています。もちろん、やったことはいけないことですし、大いに反省しないといけないんですけど、それを選手たちは、本当に反省をして、それを糧に、やってくれていると、思っています。そういったところでは、チームの和、っていう面はですね、今年のチームみんなが協力してくれている、というふうに思います。

質間者.7)シーズンの真ん中から辺に入ってきて、結構、イエローカードとか貰う人って、観ている方からしてみると、審判に目を付けられていて、この選手はこうなんだ、みたいな感じで、カードを出されているようにも見えるんで、そういうイメージをもたれて、チーム全員が悪いイメージを持たれている環境になっているっていうのしっかり持ってほしいなって思いました。

質間者.8)監督の選定方法についてお聞きしたいんですけど、今シーズンの初めに数値評価で、布部監督が断トツだったということなんですが、先ほどのスライドでも、監督の評価のところでですね、選手から慕われてるとか、闘志とか、あまりに主観的で、数値評価しようがない内容が並べられている感じなんですけど、実際問題、数値化というのはどういうかたちで行われたのでしょうか。
もう一点は、質間にはなりづらいですが、先ほどから、細川さんとか、野口さんとかが言っている、監督に対する評価がですね、将来性だとか、現状彼に何が出来るのかとか、将来に対する期待を口にされておられていますが、複数年度の計画なら、それでも判るんですけど、ただ今年昇格、単年度の目標を掲げられている中で、そういう複数数年度のことを進言にされても困るんですよ、現状、クラブとして単年度で計画されているのか、また、来年も単年度なのか複数年度なのか含めまして、現状のそういった意味での、ビジョンを教えていただきたい。ちょっと、後ろの方は、質間になりにくかったので、適当にフリーで答えていただいて結構です。

野口)採点表は、いま手元にあるんですけど、もちろんお見せすることはできませんが、ヒューマンスキル、ビジネススキル、フットボールスキル、ということで、三分割しまして、リーダーシップのところ、マネジメント能力、トレーニング方法でしたり、そういうのを三つ分割しております。例えば、リーダーシップのところでは、実績に伴うカリスマ性がある、でしたり、人を引き付ける魅力がある、厳しさがある、思いやりを選手に感じさせることができる、対人におけるバランス感覚でしたり、人格的な明るさでしたり、そういうとこを書いてあります。マネジメント能力は、計画的、且つ理にかなったシーズンスケジュールを構築出来ているのか、でしたりとか、スタッフを招聴する人脈も持っているですとか、与えられたスタッフ、連れて来たスタッフと良好な関係を築けるとか、もっと項目はあるんですけど、トレーニングのところは、もちろんトップ(チームの)の経験がありませんので、ユース時代とかになってしまうんですけど、自らのビジョンを分かり易く伝え、チームに浸透させることができる、ですとか、選手の特徴に応じて作戦を組み立てられるですとか、選手の能力を引き出すことに長けているとか、いろいろな項目の中で、強化部全員で、採点をし合い決めたものであります。

細川)二つ目のところなんですけど、おそらくサンガの歴史の中で、今年は昇格はしません、とは言ったことはないと思いますけども、複数年の計画でいくって言ったのはですね、債務超過に陥って、全くお金を使えないという状況で、大木監督を招聴した時にですね、その時には、もちろん昇格しませんとか、一年で上がりませんとか、そういったことを言ってないですけれども、正直、長い目で、という感覚はクラブの中で、唯一あった時ではないかと思います。それ以外のシーズンは、全て、一年での結果、且つ、ここスタジアム(建設)が決まってからはですね、一年の結果はもちろんだけれども、スタジアムに合わせて、J1でどれくらいのチームになるかっていうのも、テーマとして我々に与えられました。ですので、単年で勝つのは当然だけれども、その先のことも考えてやる。っていうのが今年のテーマでした。
もちろん、いまの結果からすると、全くそれに副ってはいないんですけど、いまのご質間には、いま答えられるのは、それぐらいかと、今までのサンガの歴史の中では全て単年、大木さんの時以外……

●●注:ここでテキストが飛んでいる●●

質間者.8)つまりは、今年も単年度で上がるんだというお話でいいでしたか。

細川)もちろん単年で上がる、且つ、スタジアムが出来上がる時に、J1で上位っていうのが、今年の編成のテーマでした。だから、一年で終わるチームではなくて、先に繋がる選手編成っていうのを課題としてありました。何か違う形でのお答えが必要でしたでしょうか。

質間者.8)結構です。ありがとうございました。

質間者.9)僕、セレッソ大阪から、先輩に勧められて、サンガの応援をしてたんですけど、何かすごく弱いんですよ、ほんま。それで、先輩が、そんなに嫌やったら応援しなくええって、言われたんですよ、ほんま。フロントも問題あったんですよ、ほんま。そういうとこ、どう感じていますか。

山中)仰ることはよく分かりますし、ただ、来年の人事等に関わることでございますので、申し訳ないですがお答えはできません。すいません。

細川)あの、ひとつ良いですか。ただいまセレッソ(大阪)さんということで。

質間者.8)2014年のセレッソが、すごく悪かったから腹立って、もう先輩がそんなにセレッソ(大阪)むかつくんやったら、サンガ応援しなよって、先輩に勧められまして、それで、実際なんかちょっと勝てなくて、何かイライラして、応援いくのも全然無くなってきました。最初は楽しかったんですけど、なんか負けてばかりで頭にきて、もうこれんくなってたんですよ。

細川)ありがとうございます。あの、セレッソ(大阪)さん、私は、ずっと京都なので、個人的にはサンガとセレッソっていうのが、私の中では最大の相手というのが、ひとつあるんですけど、ただセレッソに学ばなければいけないところがあると思ってます。それはですね、我々は、チームが強くなればクラブは必然と潤う、クラブは大きくなるって思ってずっとやってきました。だから、無理をして、強化費にお金を使ってます。ほんとの実力以上の選手補強したり、そういうことをしていると、フロントは我慢我慢です。色んな部分で経費を削減している、そこに更に削減っていうかたちで、事業系のフロントはですね、みんな我慢をしてくれてます。
一方、セレッソはですね、チームももちろん強いんですけれども、フロントも異常に成長してます。予算規模をみればわかると思います。ただ、それは、単にヤンマーからお金が入ってるんじゃなくて、例えば子会社化したりとか、スタジアム運営を請け負ったりとか、ヨーロッパのスポンサ一を連れてきたり、アジアのスポンサーを連れれてきたり、本当にいろんな取り組みをして、クラブ規模を大きくしてます。クラブが成長して、その後チームが強くなってます。我々は、チームが強くなればフロントはいつかは大きくなるだろうと思って必死でチーム、チーム、チームでやってます。でもそこは、やはり少し違うんじゃないかなっていうのは思います。そこは、やっぱりセレッソに見習って、我々は、クラブ力、本当にクラブを大きくすれば、必然と、チームは強くなる、そう信じてやらなきやいけない部分はあると思ってます。

質間者.9)ちょっと教えていただきたいんですけれども、私、今、二年前のサポーターカンフアレンスの議事録を持ってきているんですけれど、この時の今季の反省で一番に書いてあるのが、これ最初のことだと思うんですけれども、私が就任して一番驚いたのが、どんなサッカーをしたいのか言えなかったことって書いてあるんですけれども、強化部として、また、京都サンガのクラブとして、京都はどういうサッカーがしたいのかっていうのをちょっと教えていただきたいです。

野口)正直いままでいろんなサッカーをしてきました。攻守において主導権を握るサッカーを、ということで、前監督が掲げて、やろうとはしたんですけど、なかなか、こうざっくりすぎると言いますか、明確なものがなかったので、いま監督と、強化部とで、いろいろ話し合って、進めています。その中で先ほども言ったんですけども、魅力的な多彩なサイド攻撃、というかたちのサッカーを実現していきたいと思っております。
私、茨城県出身で、鹿島(アントラーズ)の人とはよく話をするんですけど、鹿島さんはそういうサッカーをどういうふうに目指しているんですか、って聞いた時に、そんなんないよ、という答えなんですね。目指すサッカーはないんですかと、そんなんないよ、サッカーは相手ありきだし、もちろんポゼッションサッカーを掲げたり、色んなサッカー掲げてるチームもあると思うんですけども、相手によっては、例えばロングボール主体のサッカーを掲げてるチーム、例えば、相手が190センチが10人フィールドプレイヤーにいたとしたら、難しいですよね、そこは、ポゼッションサッカーと言ってても、例えば、相手がレアル・マドリードだったり、そうなると、やっぱりどうしてもポゼッションが難しくなってくると、そういったときに鹿島さんは臨機応変にできるサッカーが一番強いんだ、ということを話しました。私もそれが一番いいのかなっていうふうに思ってたんですけど、やはり選手を獲得するのにも、チームの選手に言うのも、やっぱり目指すサッカーがこれは大事なのかなって私自身思っています。
その中で、いま監督と話し合って、サイドを厚くしたサイド攻撃をやっていきたいという話し合いをいましてる最中でございます。とにかく、まだまだ勝てないチームなんですけども、そこを目指して、今後はやっていきたいと思っております。

質間者.9)私が思うにはですね、こういうサッカーをするんだって、先ず、ここがあって、ここはぶれたらあかんとこやと思うんです。そのサッカーを実現するためにはどういう戦術の監督を連れてくればいいのかっていう監督の選択をですね、監督が決まって、その監督が自分の戦術を達成するにはどういう選手を連れてきたらいいのかっていう、その順番だと思うんですね。それが実現できなかったら監督を変えて、あくまでも京都はこういうサッカーをするんだっていう、ここがぶれたらあかんとこやと思うんです。そこを話し合いで、こうでした、ああでした、じゃあ今度どうしましょういうんではいつまでたっても一貫性ない継続した強化っていうのはできないと思うんですよ。
例えばユース、マリノスジュニアユースもありますけど、トップチームと同じような戦術をとっていかないと、ステップアップした選手だって、戦術が違ってたらトップチーム に上がっても、やり方がまったく違ってたら、合わなかったりすると思うんですよね。
私からのお願いですけど、京都のサッカーっていうのはどういうサッカーやっても構いませんけど、こういうサッカーなんだっていうのを、先ず、ぼんと決めていただいて、それにふさわしい監督を選んでいただく、それで結果が出なかったら監督を代えてでもこのサッカーを実現するっていうとこらへんを目指していただきたいと思うんですよ。
賛否両論ありますけれども、大木監督の時にですね、横断幕に、京都スタイルっていうふうに出てて、私は、ほんとに誇らしかったと思います。負けることもありました。チャンスをいっぱい作って、カウンターー発で負けることもありましたけれども、私はほんとに誇らしかったと思います。他のサポーターからも京都のサッカーは素晴らしいな、と言ってもらいました。あの路線でいってもらえるかなと思ってたんですけども、まあころころ変わること変わること、去年のサッカー、今年のサッカー、どうです、継続性ってありますか、ないでしょ、こんな縦にぼんぼん蹴ってセカンドボールも取られなくて、これ去年と全然違うサッカー、去年の継続してたらいまのようなことはなかったと思うんですけれど、とりあえずですね、今シーズン頑張って応援しますよ、可能性がある限り、1パーセントでもある限り応援しますし、それが無くなったとしても愛するクラブですから、応援に行きますけど、やはりクラブとして、こういうサッカーをするんだっていうのを、ぼんと決めていただいて、強化部が代わろうが、社長が代わろうが、そこはもう決めていただきたいと思うんですよ、それに向かって、やはり努力していただきたいというふうに思います。

山中)一昨年のサポカンで、私も言ったのを覚えてます。その後、文章続いてると思いますが、闘争心を持ち、フェアプレーに徹し、最後まで全力でプレーすると、これを目指しますと。これは、大スポンサーさんも、親会社も、すべてに了解を得ましたんで、社長が代わっても変えられません。
ただ、恥ずかしいのは、闘争心を持ちはなんとかできているかなと各選手とも、ただフェアプレーじゃないですね、レッドカードというか、ファウルの数はJ1、J2合わせてワースト2です。
最後まで全力でプレーする、最後まで全力でプレーしたら、後半44分以降に7点も取られることはありえないです。だから私個人としても、いま仰っていただいたのと同じで、その二点につきましては残念ながら、私、なんにもできませんですけれども、強化部、コーチ、特に怠慢なプレーをした選手は私直接私言ってます。もう出させへんぞと。結局監督の指示優先ですから、その週にまた出たりしますけれども、私としては最後に怠慢なプレーをした奴はもう出してほしくないです。
そういうところは人事に口出しはしませんけれども、サンガ・バリューに合わない選手っていうのは、契約更新をしないとか、そういうことはやっていきたいと思っています。すいません、答えになってないと思いますけども。

質間者.9)フェアプレーの件なんですけども、昔、柱谷監督だった時に、これをものすごく徹底されてたと思うんですけれども、やはりこれはイエローは少なかったはずなんです。
これは監督の指導で改善できることだと思うんですよね、これ改善できずに、こんだけイエロー、レッドが出てくるということは、監督のやっぱり指導力不足っていうとこはやっぱり否めないんじゃないかと思うんです。

山中)一点だけ弁護しておきます。先ず、吉野選手は、報復をしたとしてレッドをもらいましたけど、なにもしてません、彼。もう一点、ケヴィンの発言も。だからあの2枚のレッドカードは、私は全然納得してないです。抗議もしましたけども、取り下げにはならなかった、ということです。
すいません。仰る通り徹底します。

質間者.10)先ほど野口さんがですね、布部監督が採点表の中で、トップの監督の経験はないけど、ユースの指導力で評価しました、と仰ったんですが、ユースの指導暦って、2016年の1月から3月の3 ケ月だけで、公式戦ってないと思うんですけど。

野口)もちろんそれは分かってます。それ以外の部分のところが長かったのと、ヘッドコーチもずっとしてましたので、そこはもちろん分かってます。

質間者.10)後ですね、もう一点伺いたいんですけど、今年トップの選手に2種登録の若原くんを加えますと28名ということなんですが、月曜日のトレーニングマッチとか参加してる選手を見てましても、練習生、練習生、練習生、ユース、ユース、ユースと、ほとんど人数揃ってないと思うんですけど、もちろんケガ人が多いっていうのもあると思うんですけど、そもそも、やっぱりもう少し人数を多く抱えるべきだったっていう部分おありでしょうか。

野口)もちろんその通りだと思います。当初30名近くを予定していたんですけども、先ほども言いましたけど、交渉で獲れなかったっていうのもあるんですけど、監督の要望も、できるだけコンパクトでやりたいと、多くいれば多くいるほど、試合は11人しか出れませんし出れない選手が多くなると、それだったら、ユースとか練習生で将来性ある選手を使っていこうという話しになりました。

質間者.11)ちょっと楽観的かもしれませんけど、京都サンガは、強いチームだなと思っています。これが勝てないはずはないと思います。そこで、勝つ方法をいまから説明しますんで、日本代表のハリルホジッチ監督、ワールドカップ予選を1位で通過しました。なんで勝てたかというと、孫子の兵法である、敵を知り、己を知れば百戦して殆うからず。京都サンガさんにお願いしたいことはですね、特に強化部とスタッフの方にお願いしたいことは、大事なことはですね、後10戦勝つことではないです。次の試合に勝つこと、それに専念してください。そのための情報を収集して欲しい、敵を知るってことが大事なんですね。相手がどんな戦術を取ってるか、分からなかったから負けました、じゃない。分からなかったら強化部の責任です。分かる資料を選手に試合の前までに、選手、監督に提供してください。選手、監督はビデオをみて、敵はこういうことをするんだなって、じゃあうちはこういこう、と、次の試合に勝て、10試合考えたらダメ。次の試合に勝ったらまた次の試合、是非ですね、強化の方にはそういう情報を収集してください。京都サンガ、あと10戦、多分ね、それをきちっと言えば、相当勝つチャンスは高くなると思います。よろしくお願いします。

質間者.12)最後の質間らしいので単刀直入に言いますけども、このままの成績でシーズン終了したとして、来年も布部監督でいかはるんでしょうか。

山中)申し訳ございませんが、人事につきましては、続けるにしても明日代えるとしても、私はなにも言えません。申し訳ありません。

質間者.12)それなら強化部の方に聞きたいんですけども、ifは考えてはるんでしょうか。もし辞任なり解任なり、後のことを考えてはりますか。

細川)これはJリーグの世界でよく言われる話なんですけれども、交通事故があったらどうするんですか?、そういうことは当然あるので、仰るとおり辞任するかもしれません。ありとあらゆるケースはありますので、当然そういう準備はもちろん一年中できてます。
それをどう決断してどう実行するか、それはまた別の話で、あらゆる状況は起こりえるって事で、準備はしております。

質間者.12)ありがとうございました。

質間者.13)強化部ね。キジェさんを最大限に評価して、それがあかんかったら次は石丸やゆうて、その石丸を切って、今回まあ、高評価ゆうて布部にしはったんですよね。その強化部、メンバー変わっていませんよね、それで、単年、単年ゆうてね、自分ら長いこといてはるじゃないですか、来年やらをその頭で考えるんですか。強化部の強化っていうのは、ないんでしょうか。

山中)この間お話ししましたとおり、来年の人事に関しましては、一切お答えできません。申し訳ないですけれどもお答えいたしません。

質間者.13)来年の人事じゃなくて、ゆうたら細川さんなんてそうですよね、バドウ来た時に、高間と細川さん、一応、強化外れたんですよね、責任とって、その時、社長今井さんでしたけど、けどまあゆうたら知らんまにしれっと強化に戻って、実際やってはるんか分かりませんけど、野口さんはゆうたら、その時からいて、強化をやられている訳ですけど、あなたらがやってはるのは、強化になってるんですかね。

野口)いまはシーズン中ですし、お答えすることはできません。ただ、責任は感じております。本当に。
私も長年、京都に、ずっと選手もやっていましたし、ここまでスタッフとしてやらせてもらいました、この現状は、本当に悔しく思っています。ただ、まだ、頑張ってる選手もいますし、この時点では発言は控えさせていただきたいと思います。

司会者)以上をもちまして、現状説明会を終了とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

  以上

引用:京都サンガF.C.現状説明会【議事録】|京都サンガF.C.オフィシャルサイト

【京都サンガ】「現状説明会」議事録が公開(前編)

気になったところ。
まず山中さんの部分。
●CY(Calendar Year)2017年、つまり2017年1月から12月で、営業利益2億円以上の赤字予算を立てていたが、現状見通しとしては、1億から1億5千万円の赤字に圧縮できそう。

野口さんの部分。
●シーズン前、N監督と野口強化部長が話し合って、高さを生かしたサイド攻撃を狙い3-4-3のトレーニングを重ねる。4バックはちゃんと準備していなかった。
●キャンプ地のグラウンドが、桜島噴火の影響で例年以上に固く、選手の足腰への負担を考え、追い込んだトレーニングができず。
●シーズン途中での補強、さまざまなリストアップをしたが、予算がない中で、ホペイロの松浦氏を雇用。
うーん、この時点で「失敗すべくして失敗したシーズンだった」と総括せざるをえない、なんでやねん!な説明満載ですが。
このあと、質疑応答編に続きます。

京都サンガF.C.現状説明会
■日時:2017年9月16日(土)17時から19時
■会場:キャンパスプラザ京都
■参加:京都サンガF.C.ファン・サポーター280名
 (株)京都パープルサンガ代表取締役社長 山中大輔
 (株)京都パープルサンガ強化部取締役 細川浩三
 (株)京都パープルサンガ強化部部長 野口裕司

■議事録
司会)定刻となりましたので、これより現状説明会を始めさせていただきますが、始めさせていただく前に、諸注意をご説明させていただきます。例年のことではありますが、写真撮影、録音、録画等はご遠慮いただいておりますのでご了承願います。それでは、これより現状説明会をはじめさせていただきます。先ず、京都サンガの出席者を紹介いたします。代表取締役社長の山中大輔です。続きまして、強化部取締役の細川浩三です。続いて、強化部長の野口裕司です。本日司会を務めさせていただきます、運営広報部の丸山と申します。よろしくお願いいたします。
また、本日の会の進め方につきましてご連絡させていただきます。先ず、社長の山中、強化部野口の方からチームの現状説明をさせていただいた後、皆さまからの質疑と進めさせていただきます。
終了時刻は19時を予定しております。それでは、これより、京都サンガF.C.現状説明会をはじめさせていただきます。先ず、山中社長よりお願いいたします。

山中)改めまして、皆さま、こんばんは。先日、西京極での敗戦の後、コールリーダーの方から「俺ら納得できひんと。なんでこんなんやねん。」と「優勝するゆうたんちゃうんか。」と「どうなってるんか説明してくれ。」っていうお話がありまして、私自身、何を言っても言い訳になると思って、その場では何も言わなかったんですけど、サポーターの皆さんからしてみれば、そういう疑間、質間が出て当然やと思いましたので、 こういう会を催させていただきました。
今日は、包み隠しなくいろんなことをお話しさせていただきたいと思っております。ただ、選手の契約に関する事だとか、そういうことについて質間をいただきましてもお答えいたしかねる部分がございますので、その辺はご勘弁をいただきたいと思います。
それでは、私の方から、先ず、皆さま気になっております財政状況から、お話しさせていただきたいと思います。

  くスライド(1)目次>
  1. CY2017見通しの報告
  2. 現在のチーム状況報告
  3. 質疑

山中)今日はこの三つのことについてお話しをさせていただきます。ここから、次のページは、間違っても写真に撮ったり、SNSに流したりしない様に、一般的に、来年の夏ぐらいにしか公表しないデ一タとなっておりますので、よろしくお願いいたします。

  くスライド(2) CY2017 見通しの報告(非公表)>

山中)これはですね、インカム、収入の2011年からの推移をまとめたものでございます。2011年については、合計21億4千万円の収入があったのに対して、去年、16年は、17億3千8百万円、今年の見込み、もう、見込みが出せる時期にまいりましたので、18億6千3百万円という事でございます。
総入場者数につきましては、’15年から、16年に2万7千人減って、’16年から、17年で、これは見込みですが、8千人くらい増えそうだというところでございます。
チケット収入ですが、これはもう、ファン・サポーターの方々に、かなりご支援をいただきました。2億2千1百万円ということで、’14年当時のレベルまで、回復をしそうだ、ということでございます。
グッズ収入につきましても、ここ4年で、最高というかたちになりますが、これのほとんどは、新しいユニフォームでございます。過去最高の枚数を更新いたしております。
広告収入につきましては、見ていただきまして判る通り、約2億5千万円くらい、減少を続けてきたんですが、なんとか、僅かですが戻した形です。
ファンクラブにつきましても、実は、ここ7・8年で、最高の1万1千人を超えるファンクラブの入会をいただいた、というところでございます。
スクール収入、これにつきましては、一部の方はご存知かもしれませんが、SPに入れていたのを「サンガのSPは下手や」と噂が立ちましたものですから、かなり、人数を絞らせていただきまして、その分約6 百万円でございますが、収入が減っております。
Jリーグの分配金につきましては、皆さまご存知の通りDAZN、このDAZNの収入が増えまして、6千2百万円ということで、ここ10年で最高になっております。
移籍金・レンタルは、ほぼ横ばいで、その他売上につきましても、横ばいという形でございます。
皆さんに、去年のサポーターカンフアレンスでお話し申し上げました通り、2017年は2億円以上の赤字の予算を組ませていただきましたけれども、2017年の見通しにつきましては、1億から1億5千万円程度まで赤字が圧縮できる状況でございます。

  くスライド(3) CY2017 見通しの報告(非公表)>

山中)先ほども申し上げました通り、観客が減っているのに何で、チケット収入が増えているのかというのが、これは、招待券、つまり無料券で来られる方の割合でございます。これはパーセントで全部示しておりまして、過去十何年間の平均値で、順位を出しているという形でございます。
京都サンガにつきましては、J1にいました2007年は、実に40%以上の方が、タダ券で入っている。で、私が参りまして、’16年の去年でございますが、だいたい各チームとも10%で、強い有名なチームになりますと5%程度ということで、10%を目標にやりました。でございますので、見かけ上、お客さんは減りましたが、収入は増えたと、で今年につきましては、実は無料券を配布する枚数っていうのは減らし気味なんですけど、着券率、つまりもらった人が来る率が増えていまして、大体11%ぐらいになるんじゃないか、というふうに見ております。
見ていただいて分かりますように、非常に、弱くなるチームっていうのは、この赤色(数値表内)が一番手、水色(数値表内)が二番手っていう招待券割合ですけども、弱くなるチームというのは、弱くなる寸前に、この招待券比率が高くなる、ということを示しております。
西京極の総入場者数につきましては、去年の12万9千人から13万8千人程度、これはまだちょっと振れますので、分かりませんが、なるようだというところでございます。
いま申し上げました通り、非常に赤字の計画でまいりましたけども、経営上につきましては何とか、予算を上回れそうということで、直ちにチームが債務超過に陥ったり、それを理由にJ3に落ちたりというような事にはならない、ということだけ、皆さんにご報告をさせていただきます。
次に、チームの実際の現状を、強化部長の野口さんの方からお話しをいただきますが、最後の方に、作戦の変更のところまで踏み込んで皆さんにご説明するつもりです。それにつきましては、へたにSNS等に拡散をされますと、他のチームに有利な情報を与える、ということになりかねませんので、作戦の変更の部分につきましては、仲間内で話していただくには全然かまいませんが、SNS、投稿板等で拡散するのだけは止めていただきたいというふうに思います。
ここまで、経営数値に関しまして何かご質間がありましたら、お受けいたしますが、何かございますか。

質間者.1)招待券の来場者の割合ですとか、先ほどの収入の表などを含めて、そもそも営業の方ですとか、がんばってらっしやると思うんで、毎年サポーターカンフアレンスで、きっちり表を出して、それを議事録に載せて、今年はこれぐらい伸びました、来年はこれぐらい目標決めて達成します。っていうのを毎年毎年サイクルを回していくのが通常だと思うんですけど、その点について、今後改善されるつもりは?

山中)分かりました。全然難しいことではございませんので、それはやらせていただきます。ただし、今期に関して言いますと、13万8千人ということでございましたが、我々の目標は実は、16万人でした。で、それは、今の時点で大体、悪くても4位、上手くいけば1位・2位にいるだろうという前提でございましたので、今回はそれに届かない状態でございます。今季の目標は16万人でした。よろしいでしょうか。

質間者.1)ぜひ、今後、データをしっかりよろしくお願いいたします。

山中)ほかに何かございますでしょうか。

質間者.2)今日集まってるサポーターの皆さんっていうのは、社長、その経営の話も大事かもれませんが、チームの状況がどうであるとか、これまでどうだったか、これからどうするっていう話を聞きに集まってると思いますので、次の項目へ進んで頂きたいとお願い申し上げます。

山中)質間が無ければ当然そうさせていただきます。では、なければ、野口強化部長の方から説明させていただきます。

細川)野口の方からチーム状況を詳しく説明をさせていただく前に、チームの取締役、責任者として、現状につきまして、一言お詫びを申し上げたいと思います。まだ、もちろんシーズンは終わっていませんし、選手は、全く諦めていませんので、最後まで、当然、全力でやります。だた、いまの現状というのは本当に皆さまの期待を裏切るものであることは間違いありませんので、このことについては、本当に心からお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。
このあと、野口の方から説明させていただきますけれども、質疑応答につきましては、二人(野口、細川)で、お答えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

野口)本日はお忙しい中、お集まりいただき、誠にありがとうございます。今シーズン、J1昇格という目標を掲げながらも、現在のところ不甲斐ない成績となってしまっていることを、深くお詫び申し上げます。しかしながら、先ほど細川の方からもありましたけれども、かなり厳しい現実なんですけども、残り10戦、諦めずに戦っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

  くスライド(4)現在のチーム状況報告(非公表)>

野口)監督決定の経緯についてですが、2016 シーズン、石丸前監督の時に、攻守において主導権を握るサッカーを標傍しまして、リーグ戦5位、プレーオフ敗退という結果で終わりました。その結果、守備の構築はある程度、成果は出ていたと思いますが、得点力不足という課題が残りました。

  くスライド(5)現在のチーム状況報告(非公表)>

野口)攻撃面が課題となり、得点数が伸びなかった原因としましては、エースの不在、二桁得点者の不在、セットプレーからの得点力不足、精神的支柱の不在などの要因を分析し、今シーズンの昇格を目指す上での課題として設定しました。そこで、ケヴィン選手であったり、闘莉王選手の獲得、大黒選手の復帰という形になりました。
ここに、既存の選手である、イ・ヨンジェ選手、エスクデロ選手、それに小屋松選手、岩崎選手などを組み合わせ、戦おうと考えました。

  くスライド(6)現在のチーム状況報告(非公表)>

野口)これを踏まえまして、攻撃面を構築できる監督、石丸前監督の続投も含めまして6 名程度の候補を挙げ、クラブ内で独自に評価表を作成し、強化部全員で検討をしました。この評価表で上位を獲得し、現場からの人望の高さ、現、柏レイソルの礎を築いたチームの一員であった点、サッカー界での現場での指導能力が高く、将来性が豊かである、加えて熱血漢、情熱が決め手となりました。本当に、京都を強くしたい、と思ってくれているのが、布部監督でした。

  くスライド(7)現在のチーム状況報告(非公表)>

野口)Jリーグの監督経験なしという点につきましては、全員でバックアップしていこうということで、多方面方から模索していく形になりました。

  くスライド(8)現在のチーム状況報告(非公表)>

野口)準備段階としまして、会社の全面バックアップの約東を取り付けました。とにかく監督のやり易い環境をつくろうと、トレーナールームの機材を買い替えるなどもいたしました。その他にも、カタパルトを導入し、データで選手のコンディション管理を行うシステムも導入しました。
もちろん、それ以外にも監督からの要望で、フィジカルコーチの招聴や選手の獲得など、多数ありましたが、昨年のプレーオフ後に、監督が決まりまして、そこからの話し合いだったために、獲得の交渉に出遅れました。もちろん金銭的な面も含めて、獲得には至りませんでした。
その辺りで、監督の要求に応える事ができず、監督には申し訳なく思っておりますし、これは強化部の責任だと思っております。

  くスライド(9)現在のチーム状況報告(非公表)>

野口)次の準備段階についてですが、鹿児島キャンプですけども、毎年、霧島市で行っていましたが、今年は異常にグラウンドが硬く、腰痛を訴える選手が続出し、その他のケガも多く出ました。それもあり、フィジカル強化を行うキャンプであったんですが、ケガ人が多く出たため、2回練習を1回に減らして調整していく形になりました。

山中)実際に、私も3日間ですがキャンプに帯同して、これはあかん、と思いまして、大黒選手や闘莉王選手と話をしたんですが、ここのグラウンドでやり過ぎると、みんな故障してしまう。城陽に帰って上げていくしかない。というのが二人の共通した意見でございました。

  くスライド(10)現在のチーム状況報告(非公表)>

野口)今年のテーマについてですが、サイドと高さを活かしていこうと監督と話し合いまして、高さを活かす、サイドを取るのだったら、3-4-3のシステムが良いのではないかということで、練習試合、練習を含めまして一定の手応えを感じていましたので、前年4-4-2でやっていましたが、そこをあまり試さずに、3-4-3のシステムを高めていく形になりました。
ただ、もう少し違うシステムを併用したり、練習試合などで試す必要があったと反省しています。
また、マッチメイクに関しても、FCソウルさん、ジュビロ(磐田)さん、(清水)エスパルスさん、ヴィッセル(神戸)さんと、各上のチームと対戦して、そこでも一定の手応えを選手たちも感じていました。
J1のチームであったり、FCソウルさんなどは、どちらかと言うと、前からガンガンとくるようなチームではありませんでした、ある程度ボールを持たせてくれて、引いて守るよ うな形でしたので、選手たちもやり易かったと思いますし、そこで自分たちも出来るのではないか、と思ったと思いますし、強化としても思いました。J2の相手ともっと試合を行っておけば良かったのではと、思っています。開幕してみると、前からガンガン来るようなスタイルのチームが多くて、苦戦をしたというところです。

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野口)現状分析のですけれども、我々は、4つの期間があったと考えています。第1節~7節は、チームの方向性が定まらず、結果が出せていない期間。先ほどもお話しさせていただきましたが、いざ開幕すると、もちろん、ある程度は想定はしていましたが、前からガンガンくるチームばかりで、身体がうまく追いついていけませんでした。全ての試合で3-4-3のシステムで臨みましたが、狙い通りにボールを繋ぐことができず、サイドも高い位置を保つ事ができずに、5バック気味になって、ラインが下がってしまい、失点を招く要因になった部分であります。また、ケガ人も多く出まして、なかなかベストメンバーを組むことができなかったのが、第7節まででした。

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野口)このままでは厳しいと、強化、監督、チームスタッフと話し合いをしまして、昨年も4-4-2でやっていますし、京都サンガは、これまでも4バックが多かったですし、昨年のベースがあるので、4バックにしてみようということになりました。その中で、今年のチームは高さという武器がありますので、思い切って、闘莉王選手をフォワードで使おうと、もちろん一人では、マークも厳しくなりますので、ケヴィン選手と組ませて、マークを分散させよう、という形になりました。それが、高さをベースにしたシンプルなサッカーが機能した期間、で、第8節から18節を、5勝6分けと、もちろん勝ちきれないっていう部分もありましたが、でも、このツートップが機能しましたので、このストロングポイントを活かすことを念頭に、シンプルにプレーすることを、全員の共通理解とし徹底しました。
選手たちも受け入れてくれ、縦にシンプルに攻撃しよう、ということで、迷いも無くなり、攻撃回数でしたり、ゴール前の攻防でしたり、ゴール数も飛躍的に伸びてきました。しかし、失点も多くあり、そこはしっかりと改善していこう、という話はしました。

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野口)次のところですが、ビルドアップへの模索がマイナスに働いた期間として、第19節から22節、天皇杯も含めますと、1勝4敗と、ここまで11戦負けなしできていましたけど、18節の町田戦のところで、かなりツートップが厳しくマークされ、疲れもあったと思いますが、ヘディングも勝てなくなったので、夏場を向かえるところで、これ一本では厳しいだろうと、そこで、ちょうどエスクデロ選手がケガから復帰してきましたので、ボランチで使うことで、ビルドアップを交ぜていこうとなりました。ただ、これまでシンプルにやってきたことで、迷いを生じさせてしまった期間でした。

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野口)その後が、シンプルな攻撃とビルドアップの融合が浸透してきた期間、というところで、第23節以降、ようやく機能し始めて、初めの4試合を負けなしできまして、初の連勝をしましましたけど、ライノベルである(アビスパ)福岡さんに敗れまして、それ以降、勝たないといけないということで、焦りも出てディフェンスラインからロングボールが多くなってしまった期間でした。

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野口)ケヴィン選手と闘莉王選手のツートップなんですけども、チームがここまで9勝している内の8勝が、この二人が、ツートップで先発した試合になります。あとの1勝も闘莉王選手が試合中にケガをしてしまい、フォワードに上がってからの得点での勝利でしたので、9勝全てと言っていいかもしれません。
8月は、この二人のいずれかが出られない試合が多く、変わるサッカーが出来なかった、つくり出せなかったのが、この結果になっていると思います。守備の時のラインの設定も、調子がいい時は、自然とラインが高く保てていて、セカンドボールも拾えて、二次、三次攻撃と出来ていたんですが、失点が多くなると、どうしても、不安からラインが下がって、中盤でボールが拾えなくなって失点をしてしまう。後ろでボールを回して、ボールを失うのも、不安からプレスが掛かるとボールを蹴ってしまう悪循環になってしまいました。

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野口)夏の補強ですが、各ポジション、様々な方面からリストアップはしていました。クラブの経営上、最大限のサポートを遂行したつもりです。その予算がない中で、何ができないか、というところで、ホペイロの松浦氏に来ていただくことになりました。靴底のちょっとしたずれであったり、スパイクのポイントの調整に定評のある方で、その分野のスペシャリストですので、少しでも選手の負担を減らせればと思い来てもらうことになりました。
また、ちょうどこの時期に、FC今治から連絡があり、牟田選手をレンタルしてほしいという連絡がありました。本人と話し合いを持ちまして、昨年、手術もあり1年間を棒に振ったこともあり、また今シーズンも、なかなか試合に絡めないというところで、このままだと2年間試合出場がないと、試合感覚というところで厳しくなってくるというところもあり、本人と話し合い、(FC)今治に、行くことが決まりました。そこで、いろいろな選手をピックアップしていましたが、開幕してから終了間際の失点多くて、どうじても守備の選手が欲しいと思っていました。そんな中、様々なチームで色々なことを経験している、土屋選手に来ていただくことになりました。

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野口)今後についてですが、シンプルなメッセージを、もう一回チームに徹底させようと、ストロングポイントである高さを最大限に活かす。こういった作業ももう一度、共通の認識としてやっていこうと、話をしております。ポストプレーであったり、セカンドボールの反応であったり、泥臭くランニングしていこう、という話をしております。

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野口)それともうーつが、監督も常々、角を取る。と言うんですけど、サイドアタックの重視と多彩化。これは高さを活かす上で、角、相手のペネルティーエリアの横、そこを取ることが得点が生まれるる一番の要因だと思っております。現状は、ディフェンスラインからのロングフィードからの形が多く、効果的なサイド攻撃が少ないというところで、ラインをしっかりと押し上げて、セカンドボールを拾えるようにして、縦にシンプルな攻撃と、ビルドアップを融合していきたいと思っています。そこで、サイド攻撃のバリエーションや自在性を含めて、クロスの供給の位置、配球の位置をより押し上げていきたいと思っております。

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野口)現状は、相手のプレスであったり、相手を剥すまでできていないというところで、ディフェンスラインからのロングボールが多くなっております。前でヘディングで勝てなかったりすると、こぼれ球を拾うスペースが広くなってしまいますし、間延びして、二次攻撃、三次攻撃へと、繋げていけません。

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野口)そこで、ディフェンスラインを徹底的に上げようということで、この前の試合で、吉野選手をセンターバックで使い、ラインを高く保つ取り組みを行っております。
また、角を取りに行く、と、そこからの崩しであったり、スルーパスであったり、クロスであったりで点を取りにいきたいと思っております。
現に、角を取った試合では、この前の山形戦での仙頭選手のゴールであったり、徳島戦の闘莉王選手のゴールであったり、素晴らしいゴールが生まれております。

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野口)最後となりますが、残り10試合、全力で取り組んでいきたいと思います。数字上可能性がある限り、戦いたいと思います。現場も選手も諦めていませんですし、サンガ・バリューの、闘争心を持ち・フェアプレーに徹し・最後まで全力でプレーする。ここを徹底してやっていきたいと思います。以上です。ご清聴誠にありがとうございました。

引用:京都サンガF.C.現状説明会【議事録】|京都サンガF.C.オフィシャルサイト

【J2第34節】京都サンガF.C. 0-0 湘南ベルマーレ

京都サンガF.C. 0-0 湘南ベルマーレ
◇日時:2017年9月23日(土)15:03KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(6513人/晴 28.4℃ 50%)
◇主審:福島孝一郎 “ブラマヨ小杉”

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK21:清水圭介
DF30:石櫃洋祐
DF5:吉野恭平
DF15:染谷悠太
DF6:本多勇喜
MF8:ハ・ソンミン
MF10:エスクデロ競飛王
MF14:仙頭啓矢(60′-MF22:小屋松知哉)
MF13:岩崎悠人
FW16:イ・ヨンジェ(71′-FW31:大黒将志)
FW4:田中マルクス闘莉王

■湘南ベルマーレ(3-4-2-1)
GK1:秋元陽太
DF13:山根視来
DF4:アンドレ・ルイス・バイーア・ドス・サントス・ヴィアナ
DF30:島村毅
MF36:岡本拓也(70′-DF28:石原広教)
MF6:石川俊輝
MF5:秋野央樹
MF29:杉岡大暉
FW15:野田隆之介(61′-FW10:ドラガン・ムルジャ)
FW8:山田直輝(82′-MF16:齊藤未月)
FW9:テルマリオ・ヂ・アラウージョ・サクラメント “ヂネイ”