【EURO2004準々決勝】チェコ3-0デンマーク

チェコ3-0デンマーク
後半4分【チェコ】コラー
後半18分【チェコ】バロシュ
後半20分【チェコ】バロシュ

この結果、準決勝は
6/30 ポルトガル-オランダ
7/1  ギリシャ-チェコ
になった。

サプライズを起こしたチームは決勝トーナメントの2戦目で惜しくも敗れ去るのがサッカーのルール!?
(たとえば、日韓ワールドカップのセネガルとか)
なので、ギリシャもそろそろ…。チェコ、決勝行っちゃうのか。

そんな裏で
ドイツ新監督なり手なし…皇帝も嘆き節
ドイツの落日…。

一方、フランスはティガナ、スペインはルイス・アラゴネス(マジョルカ)が次期監督候補だそうで。
そーいや、マジョルカ島行ったとき、夜レストランに入ったら、その日はサッカーの試合やってて、
厨房でマジョルカが点とって大騒ぎ、料理がなかなか運ばれてこなかったことを思い出した。

【EURO2004準々決勝】スウェーデン0-0(PK4-5)オランダ

スウェーデン0-0(PK4-5)オランダ

PK戦
ス)シェルストレーム○    ラーション○  イブラヒモビッチ× リュングベリ○ ウィルヘルムソン○
オ)ファン・ニステルローイ○ ヘイティンガ○ レイジハー○   コクー×     マカーイ○

PK戦サドンデス
ス)メルベリ×
オ)ロッベン○

攻めるオランダ、守るスウェーデンの構図だっただけに、PK戦は順当な結果。
ただ、スウェーデンは延長後半のリュングベリがポストに当てたシュートなど、少数ながら決定機はあった。
それ以上にオランダにはチャンスがあった。
結局0-0だったけど、興奮するナイスゲームだった。
ファン・デルサールの息子?も興奮してたけど。

疑問に思ったこと。
・ROBBENのこと、TBSアナ(叫びすぎ)が「ロッペン、ロッペン(撥音)」って言ってたんだが、ベ(濁点)じゃないの?
・ファン・ブロンクホルストってあんな顔だっけ? 髪が伸びて誰かと。
・スウェーデンの共同監督は何をメモってるのか? 特にPK中…。

【J2第20節】京都0-2甲府

京都パープルサンガ0-2ヴァンフォーレ甲府
◇6/26(sat)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF29:森勇介
DF27:萩村滋則
DF5:手島和希
DF4:鈴木和裕
MF6:石丸清隆
MF14:中払大介
MF17:熱田眞”帝王”
(後半31分-MF30:六車拓也)
MF10:松井大輔
(後半14分-MF19:美尾敦)  
FW7:冨田晋矢
(後半19分-FW20:原竜太)
FW11:田原豊

この前まで同僚だったK女史と銀座で呑み会。
テーブル席だったんですが、料理が運ばれると格子戸を閉められる。
こ、これは…半密室状態(;´Д`)ハァハァ
で、5時間トーキングで、いい気分になって帰ってきたせいか、今ビデオを見終わっても、まぁ3連勝したし、次でまた立て直せばいいか、と大きな気分でいたりして。

まぁ、これまでの連勝がラッキーだった面もあったから、今日はアンラッキーな失点(平井!)とカウンターからの失点でやられたという感じ。
黒部・チェの2トップもそろって欠場だったわけですし。
ただ、圧倒的にボールキープができたのが、以前より向上した点です。
その反面、課題として見えたのは
1)相手が引いてきた場合、どう点をとるか? 2列目からの飛び出しが少ない。
2)スローインの際、誰もボールをもらいにいかないこと多すぎ。去年から顕著。

個人的には、この敗戦をきっかけにレギュラーメンバーを交代させたほうがいいと思う。
美尾は今、完全にチームのキーマンとなってるので、確かに流れは変えられるが、先発で使いたい。
ボランチ、石丸・中払ではどうしても守備面でパワー不足。ディフェンスラインの前でボールを拾えるキムか萩村か、守備的な選手を1枚おきたい。

いずれにせよ、柱谷監督就任以来チームが変わってきつつあることはわかる試合で、だからこそ楽観してるのかもしれない。

公式より、

柱谷 幸一監督
内容は1試合1試合良くなってきている感じがする。特に前半は、ほとんどパーフェクトで相手にチャンスを作らせなかった。後半もそれほどやられたというシーンもありませんでしたし、攻撃も最後の決定力という部分で足りないところはありましたけれど、自分が就任してから1試合目、2試合目、3試合目と完成度は上がってきている感じはしました。フェアプレーに関しても汚いファールもほとんど無かったし、ファールをしないで挟み込んで取るというディフェンスもかなりできていたと思う。ディフェンスに関しては、意識が上がってきているなと感じました。残念ながら最後に結果という部分で取れなかったんですけれども、こういういい内容のゲームを勝ちに繋げていくには、一瞬の自分たちのミスを無くすことと、ゴール前での決定力のパワー不足を補っていかなければ、結果というのはついてこない。次は8日間あくので2日間休みにし、リフレッシュして火曜日からトレーニングを始めたいと思います。

1平井 直人
DFラインは人が代わっても、コンビネーションには問題は無い。今日の試合は、前半先に点を取っていれば、勝てていた試合だった。先行されても、ひっくり返すだけの精神力がなければいけない。←皆さん、ご一緒に。「失点後舌出して落ち込みまくってたお前が言うな!」

14中払 大介
前半が全て。パスがよく回っていたので、相手は何もできなかった。あの段階で点を取らないと…。リズムがいい時に点が取れないときつい。後半は開始直後に失点してしまったので、点を取りにバランスを崩さなくてはいけなくなった。2失点目はまさにバランスが崩れていたところで、あれは仕方ない。

【EURO2004準々決勝】フランス0-1ギリシャ

フランス0-1ギリシャ
後半20分【ギリシャ】カリスティース

王者が見せたのは――気の抜けた”シャンパン”サッカー。
フランスは敗れるべくして敗れ去った。

ギリシャもいいサッカーをしているけど、あくまでカウンターのチームだった。
そんなサッカー新興国に対して、フランスは受けてたってしまった。
流したような前半戦。
そして、DFの数はそろっていながら、相手FWをドフリーにして奪われた先制点。
やっと本気を見せたのは、後半30分過ぎから。
トレゼゲもジダンもアンリも、シュートがダフったりトラップを誤ったり、ミスが多すぎた。

熟成されたチーム、ベテランが多いチームだからこそ、ここにきて疲れが出てしまったのか。
イタリアかドイツが予選で去り、イングランドもフランスも大会を去ってしまった。

この後、ポルトガル、ギリシャ、スウェーデン×オランダの勝者、チェコ×デンマークの勝者が準決勝へと進む。

【J2第18節】鳥栖0-2京都

サガン鳥栖”フィーチャーズ”0-2京都パープルサンガ
◇6/23(wed) midweek
後半41分【京都】美尾(中央をドリブルで切れ込んだ六車からのパスを受けて反転→左足)
後半44分【京都】美尾(松井とのパス交換で左サイドPAに進入→崔とのワンツーで抜け出し左足ループ)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF29:森勇介
DF25:辻本茂輝
DF5:手島和希
DF4:鈴木和裕
MF6:石丸清隆
MF14:中払大介
(後半34分-MF30:六車拓也※公式戦初登場)
MF17:熱田眞”帝王”
(後半7分-MF19:美尾敦)
MF10:松井大輔
FW9:黒部光昭
(後半18分-FW11:田原豊)
FW21:崔龍洙

柱谷監督就任以来アウェー2連勝∩(・∀・)∩バンジャーイ
情報断ちして帰宅後、ビデオを見終わって、今とてもいい気分。以下、試合レポ。

暑さのせいか、脚をつる選手も出てきた。両チームの運動量は明らかに落ちていた。日本の夏らしいサッカー。なんとなく0-0でドローの雰囲気がスタジアム全体に流れる。

「このままじゃ点取れそうにないぞ。リスクを冒しても点を取りにいくプレーをしないと…。たとえば、ボランチの石丸がもっともっと前に出るとか、辻本を前線に上げるとか」とテレビの前でひとりごちていた後半41分。敵陣で鳥栖・村主のボールを奪った後、途中出場の六車が右サイドから中央にドリブル突破を試みる。松井のスキルフルなドリブルとは違う、体格を生かしたパワフルなドリブル。ペナルティーエリア付近でDFに引っかかってしまったけど、粘り強くキープして前にいた美尾にパスをする。すると、美尾は振り向きざまに左足シュート。ボールは、この日のベストプレーヤーのひとり、鳥栖GKのシュナイダーの手をかすめ、ポストに当たってネットに吸い込まれていった。

パスを受けてシュートに入るまでも一瞬なら、脚の振りもほとんどなかった。美尾のまさに左足一閃の鋭い弾道は、ちょっとポルトガルのヌノ・ゴメスのシューターぶりに近いものを感じて、思わず体が震えてしまった。この後、美尾はカウンターから今日2点目を決める。それは、ちょうどチェがフリーのシュートをGKに当ててイヤな雰囲気になった直後であり、そして試合を決定付ける得点でもあったから、価値は大きかった。

試合全体を振りかえってみると、柱谷監督が志向する「プレッシング・サッカー」はまだまだといった印象。ボールホルダーにひとりは必ずプレスにいくが、2人目・3人目の集まりが遅いため、カンタンに突破を許す場面も多かった。ただよくなってきたなと思うのは、攻撃面で前線にグラウンダーのパスを通すことができていたこと。まずFWにボールを当てて、中盤に戻してから、サイドのMFとDFがからんで早い攻撃をする――現代サッカーの教科書的な攻めの〝第一歩〟ができるようになってきた。ただ、その後の展開でやや時間がかかるのは改善してほしい。あと時間といえば、セットプレーのリスタート、ゴールキックからの再開(平井!)にやたらと時間がかかるため、自分たちでリズムを失っているようにも感じた。

結果的には、交代出場した2人で点を取って勝利した今日の試合。やはり、柱谷監督のゲームを見る目、そして交代選手を投入する目は、前監督よりははるかに優れている、と2試合だけでも判断できると思う。公式サイトによれば、六車を使ったのは、

六車は練習でも非常にいいし、特に桃山学院大学との練習試合で、右サイドの中盤で起点を作ってゴールに向かって積極的に仕掛ける動きが見えたので、今日は帯同させてチャンスがあったらというところで、彼を使いました。

とのこと。浦和のDF(懸案の左SB!)三上を獲得するという噂も出ているし、チームを率いてから間もないが、徐々に戦術面だけでなく、起用する選手の面でも〝柱谷色〟が出てきそうな気配だ。