【J2第26節】山形1-2京都

モンテディオ山形1-2京都パープルサンガ
◇日時:8月8日(日)
前半22分【山形】大島(星→ヘッド)
*前半44分 【山形】大島PK大失敗
後半5分【京都】崔(鈴木が右サイドからアーリークロス→ヘッド)
後半13分【京都】中払(熱田が相手ライン裏に浮き球→ヘッド)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
DF27:萩村滋則
DF5:手島和希
DF35:三上卓哉
MF14:中払大介
MF8:金徒均
MF19:美尾敦
(後半44分-MF22:渡邉大剛)
MF17:熱田眞
(後半31分-MF7:冨田晋矢)
FW15:中山博貴
(後半0分-FW 9:黒部光昭)
FW21:崔龍洙

出してたので、ビデオ観戦だったのですが、前半終了間際、鈴木がPKを与えたときは、ビデオ止めようかと思いましたよ、ええ。でも、大島PK失敗。これで、なんか今日は勝てそうだなぁと思ってたら、案の定、後半開始直後の山形・中村幸聖のドフリーも平井が止めて、後半2得点。ラッキーだったけど、勝ち点3がゲットできた。

とはいえ。いいサッカーができてたんじゃないでしょうか、今日のサンガ。DFと金のパスミスがけっこう(だいぶ?)あって、特に後半ひやひやしたのも事実ですが。でも、素直にほめたいところがいくつか。

▼山形のDFラインが低いこともあって、中払・金のボランチが面白いようにボールをカットできていた。特に中払は、得点をとったし、右サイドで何度かえぐる動きも見せていた。今日のMVP。

▼その中払もそうだけど、サンガがボールをとったら、前にフリーランニングする選手が必ずいたこと。この積極的な無駄走り(by湯浅健二)のおかげで、ボール奪取からの早い攻撃ができていた。
…って、まぁそれはほとんど左サイドなんですけどね。特に三上はタイミングよくオーバーラップを繰り返し、美尾のタメからのパス、金からのロングパスでたびたび突破を見せていた。

▼それに反して右サイドはなぁ、鈴木(和)はどうしてセンターライン付近からでも放り込みますか、ちっとは仕掛けろや…と思っていたら、その(一応)アーリークロスが同点ゴールに結びつくのだから、わからないもの。先制点のシーンでは、クロスをクリアしきれずに後ろから大島にヘッドで会わされるわ、PKを与えるタックルはするわ、と散々だった鈴木ですが、後を引かなくてよかった!?

れで京都は5位に浮上。って喜んでばかりはいられない、そろそろ左サイド頼みの攻撃もケアされるだろうと思う。どうせ新外国人取ったのなら、左利きとはいえ右サイドMFに使うとかねぇ。あるいは、最初からヨンス・黒部の2トップで、中山を右サイドに起用とか。
・左に偏りすぎている攻撃を修正していくこと。
・そしてディフェンスラインがときおり集中を切らすのを減らすこと。
この2つが当面の課題だと思いました。

谷コーチのコメント、

「これまで京都は先に点を取られると、追いつくものの、逆転勝ちというのが1試合もなかった。こういうゲームを勝ち切っていくということがチームの自信にもなりますし、これからの昇格レースの中でいいゲームができたんじゃないかなと思います」

しかし、仙台ロスタイムに2点で同点かよ。すげーな。

【アジアカップChina2004決勝】日本3-1中国

日本3-1中国~大会最高のヌルゲーム
8月7日@中国・北京・工人体育場
前半22分【日本】福西(ヘッド)
前半31分【中国】李明(左足)
後半20分【日本】中田(CK中村→ハンド)
後半47分【日本】玉田(左足)

■コインブラJAPAN
GK23:川口能活
DF3:田中誠
DF5:宮本恒靖
DF22:中澤佑二
MF6:中田浩二
MF10:中村俊輔
MF14:三都主アレサンドロ”アレックス”
MF15:福西崇史
MF21:加地亮
FW11:鈴木隆行
FW20:玉田圭司

BS1でのアジアカップダイジェストを見ながら思ったのは、
「感動感動とか言ってるけど、実はDF3人の個人能力と川口の確変で勝ち上がっただけちゃうん?>コインブラJAPAN」
ってこと。そして、決勝戦は…そんな「やから」をまたいいたくなるよ~なヌル~い試合だった。
無事優勝を果たしたとはいえ、日本代表=ジーコ監督の戦いにはまったく楽観視できん。

中村、確かにプレースキックはすごいが、ボールを持ちすぎてリズムを崩してはいないか。加えるなら、パスをしたあとも王様のようにその場に立っていることが多く(パス&ゴーの動きがなく)、攻撃の手詰まりを生み出す要因となっていた。繰り返すが、プレースキックは最高。

宮本、ライン下げすぎ。ボランチとDFラインの間が空きすぎて、多くの時間帯で中国にボールをキープされる羽目になってしまった。

それにしても、中国はオランダ人監督ということで
・高いディフェンスライン→ラインの裏を狙われ失点
・とにかくサイド攻撃→深くまで突破できず、結局アーリークロス頼み
・コンパクトな陣形でボールポゼッションはできるが、点が入らない
って、まるでピム時代のサンガを思いだしたよ。

そーいや、その後のスポーツニュースを見ても、中田の〝神の手〟について触れる局はなかったような。これこそ日本マスコミ。

一応、
Hand of Nakata gives Japan Asian Cup victory(中田のハンドが日本にアジアカップをもたらす)
こんな記事も。

あと、ニュースで”テロ朝”映像を見たんですが、予想以上に酷い…。
・君が代時のブーイングに「結局、日本国歌の際ブーイングがなくなることはありませんでした~」などとアナ
 →そんなところまで感情込めるなよと。一応報道機関なんだから、そこらへんは事実の報告でとどめろよと。
・セルジオ、騒ぎスギ。

マッチ、人命救助のお手柄

○歌手、レーサー、F1コメンテーターとして活躍する近藤真彦(40)が4日午前、和歌山・白浜町の白良浜沖でおぼれていた男の子を救助していたことが分かったな。

●今週発売の「FRIDAY」の
深田恭子と「くりぃむしちゅー」有田のお泊まり熱愛撮った!
くらいどうでもいい記事ですね。

○失礼だな! よく記事を読めよ。
「プレジャーボートなどで遊んでいた近藤らが、ビーチマットにつかまって漂流していた大阪府羽曳野市の小学生男児を発見」して、「大丈夫だ。お兄ちゃんが助けてあげる」と引き上げたらしいぞ。いい話じゃないか。

●40歳で「お兄さん」は言い過ぎ。

○細かいところ突っ込むなよ。お手柄じゃないか。

●確かに。自分のマンションで自殺を図った中森明菜を助けて以来のお手柄ですね。

○そんな言いたくないだろう過去は触れてやるなよ! ちなみに、マッチは警察に「これをきっかけに海の事故がなくなればいいと思っています」と話したらしいぞ。

●人気は落ちたとはいえスターが白浜で人命救助して「これをきっかけに海の事故がなくなれば~」なんて、ギンギラギンにさりげないって感じですねぇ。

○よくわかんねーよ!

●いや、目立ちながら地味な事件っていうか……。しかし、わざわざ白浜で何してたんでしょう。「たのきん全力投球」のロケ収録とか?

○そんな番組、とっくに終わってるだろ!

●あと、気になるのは「遊んでいた近藤らが…」っていう部分、「ら」って誰なんでしょう?

○ひょっとして彼女とかなのかねぇ。

●野村のヨッちゃんかもしれません。

○野村義男だったら、実名載るだろ!

●いや、元AV女優の野坂なつみと結婚したくらいですから。不適切な名前ということで、オモテに出てこなかった可能性も高いです。

○高くねーよ! いい加減にしろ!!

ヴィエラ、レアル移籍~今度こそ!?

海外のヤフーが、マドリードからの情報として報じたところによると、
アーセナルとレアルがフランス代表MFヴィエラの移籍で合意。
移籍金は47億円。
アーセナルはヴィエラの代わりとして、ポルトからマニシェを獲得。
とか。

前回のニュースは代理人が否定したが、今度こそ!?

【アジアカップChina2004準決勝】日本4-3バーレーン

日本4-3バーレーン
◇8/3 夜6.00K.O.(日本時間夜7.00)@済南・山東省スポーツセンター
(日本が決勝進出、バーレーンは3位決定戦に)
前半6分【バーレーン】A・フバイル(センターサークルから相手DFを背負って反転→右足)
後半3分【日本】中田(左CK中村→ヘッド)
後半10分【日本】玉田(左角度のないところから左足)
後半26分【バーレーン】A・フバイル(日本がボールを奪われ、すばやくつながれ右足)
後半40分【バーレーン】ナセル(カウンターからドサリ→右足)
後半46分【日本】中澤(三都主の左サイドからの低いクロス→ダイビングヘッド)
延長前半3分【日本】玉田(DFからの長いボールを単独突破→左足)

■コインブラJAPAN
GK23:川口能活(ノアシェラン)
DF3:田中誠
(前半44分-MF6:中田浩二)
DF5:宮本恒靖
DF22:中澤佑二
MF4:遠藤保仁(前半40分-一発退場)
MF15:福西崇史
(後半1分-MF8:小笠原満男)
MF21:加地亮
(後半42分-MF24:西紀寛)
MF14:三都主アレサンドロ”アレックス”
MF10:中村俊輔(レッジーナ)
FW11:鈴木隆行
FW 20 玉田圭司

■ドツき合いを制したジーコJAPAN
どうもジーコは点を取られても取りに行く〝ドツき合い〟に勝負を持っていたな・・
中盤守備での勝負プレス、攻撃での飛び出し・効率的な無駄走りがどうなるか・・
1人足りない分を、どう汗かきプレイでカバーできるかだな・・
なんにしろコーチは手を打った、あとは選手がどう動くか・・。

遠藤の不可解な退場から、田中を下げて中田を投入、4バックにシステムを変えたジーコJAPAN。
そして、後半ゲームは大きく動きます。

コーナーキックから中村→中田で同点、そして玉田が左サイドを突破し思いっきりよく勝負のシュート。
相手GKも驚くようなゴールが決まりました。

よし、これで日本の勝利が近づいたなと思ったら・・フ~~ッ!
後半途中から、暑さのせいか運動量が落ちた日本の選手たち。
カウンターからバーレーンに2点を許し、またもリードされてしまった。

ここまで決してデキはよくなかったが、勝ち抜いてきた日本もこれまでか・・
そう思った後半ロスタイム! 中澤が巧みなダイビングヘッドで同点。
そして、延長戦前半。玉田が勝負ドリブルを仕掛けてゴール。

この後、さらに運動量が落ちた日本は完全に脚がとまりますが、
ゴール前でときに相手を体ごと止めるなどして、守りきりタイムアップ。

とにかく、暑さと中国人観客のブーイング、不利な判定などもあって、常に厳しい状況に置かれてきたジーコJAPANの選手たち。
だけど、逆にメンタルでたくましくなり、それが奇跡のPK戦、タイムアップ数全の奇跡の同点弾に結びついたのだと思います。
決勝の相手は、開催国・中国。正直なところ、イランより戦力としては劣りますが、ホームの圧倒的声援があります。
しかし、日本には培ってきたメンタリティで打ち勝ってくれると思っているSBFでした。

↓本家
■湯浅健二
内容あるサッカーで逆境をはね返した日本代表・・この経験が、10月13日の決戦に生かされることを願って止みません

■日本・ジーコ監督
「長い時間、1人少ない状態で戦ったが、どういう状況でもバランスを崩さなかったことが勝因だ。どんな戦術を取ろうとも、気持ちがないと勝てない。選手の闘志に感謝したい」