ホリエモン×フジサンケイ Lap.2

○14日の東京株式市場で、ニッポン放送の株価が急騰。一時、前週末と比べて1000円高と値幅制限いっぱいまで急騰した。

●ライブドア前取締役最高戦略責任者・榎本”プロジー”大輔氏の
「宇宙でシャアのコスプレやるぞ」
発言が実現しそうになったことが、市場で好感を呼びました。

○まったく呼んでねーよ! 金曜日夜に、ニッポン放送の新株予約権発行を東京地裁が差し止める決定をしたため、1株あたりの価値は維持されると見込んで、買い注文が集まったんだよ。しかし、週末の判決で、ライブドア=ホリエモン側も首の皮が一枚繋がったカタチとなった。

●アバンギャルドのアイドル・八島綾香ちゃんも、個人売買掲示板で”自分撮りエッチ写メ”、”使用済みパンツ”、”使用済み上履き”を販売して、買い注文が殺到したんですが、バレて首になってしまいました。まったく対照的ですね。

○『BUBKA』が報じるニュースと同列に語るなよ! ニッポン放送株といえば、有力株主といわれるM&Aコンサルティングの村上世彰氏が、12日の講演で
「6月に皆さんとお会いするチャンスがあります。今の株価なら、(最低投資単位の)6万3000円で私の演説を聴くことができる。ニッポン放送の株主総会でお会いしましょう」
と発言。一定の同放送株を引き続き保有し、6月の株主総会で影響力を行使する意向を示したのも、今後の行方に大きく関係してきそうだ。

●ワタシも、6万3000円で株主総会に参加し異議を唱えまくって進行をジャマするぞとニッポン放送に影響力を行使する意向です。

○それじゃ単なる総会屋だろ! 一方、新株予約権発行が認められなかったニッポン放送側は、連結利益の大半を稼ぎ同放送の”クラウンジュエル”であるポニーキャニオンの株をフジに売却する方針を固めた。

●いわゆる”焦らし作戦”ですね。

○相手の性感を高めてどうするんだよ! そうじゃなくて”焦土作戦”だ!! 元は戦争用語で、あえて国土深く敵を呼び込んで、疲弊させた後に反撃に転じるという作戦のことだ。つまり、あえてニッポン放送株を買わせて、ライブドアを疲弊させた上で…ということだね。

●ホリエモンも最近の疲労で8キロ痩せたということですし。

○ホリエモンはホリエモンでも、東京・大井競馬場で出走した競走馬の「ホリエモン」のほうだ!! というわけで、ライブドア×フジサンケイグループのバトルは佳境に入ってきたわけわけだが、そこに第三者も割って入ってこようとしているね。

●と、申しますと?

○14日、都内在住の60代女性が、「東京電力がフジテレビジョンによるニッポン放送株の公開買い付け(TOB)に応じたことで、東電に約1億円の損害が生じた」として、TOB応諾を決めた役員を相手に同額の損害賠償を求める訴訟を起こすよう、書面で東電に求めたんだ。

●60代の女性がエステにこだわるなんて、やっぱりいつまでたっても女性は女性です。

○エステはTBCだろ! TBCじゃなくて、TOBだ!! しかし、この女性、東電が役員を提訴しないなら、株主代表訴訟を起こすというから、本気のようす。これでは、東電のみならず、TOBに応じた企業は冷や冷やもんだね。

●しかし、この女性、東電OLの”公開SEX漬け”問題には抗議しなかったんでしょうかねぇ。佐野眞一に聞いてみたいところです。

○勝手に聞いておけ! もういいよ!!

【セリエA第28節】カリャーリ3-0ASローマ

カリャーリ3-0ASローマ
◇日時:3月13日15:00KO
◇会場:スタディオ・サンテリア(カリアリ)
◇主審:ピエルルイジ・コリーナ
23分【カリャーリ】ジャンフランコ・ゾラ
41分【カリャーリ】マウロ・エスポジート
48分【カリャーリ】オスカル・ダヴィド・スアソ・ヴェラスケス

不惑のゾラ>>>(超えられない壁)>>>トッティ
サルデーニ ャ島大騒ぎ?
カリャーリがホームでローマを圧倒した。
奪ってから3トップのシンプルな攻めのカリャーリに対して、
ローマはトッティさん&カッサーノくんが中央でワンツーなど難しいことをやりすぎた感が。

しかし、チャンピオンズリーグの緊張感に慣れてしまうと、通常の試合が退屈になってきて困る…。

【J2第2節】京都パープルサンガ3-0ザスパ草津

京都パープルサンガ3-0ザスパ草津

◇日時:3月12日14時7分KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(6604人)
◇主審:東城穣”ミノル”
前半22分【京都】カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス”アレモン”(中払が自陣からの縦パス右足でGKの股間を通す。通算2G)
前半39分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ”パウリーニョ”(中払が左からクロス→アレモンが胸で落として→右足。通算2G)
後半2分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ”パウリーニョ”(星が右CK→手島混戦からのシュートがポスト→左足。通算3G)

■京都パープルサンガ
GK1:平井直人
DF23:大久保裕樹
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF5:手島和希
DF13:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
MF16:斉藤大介
MF11:星大輔
MF14:中払大介
(後半25分-FW30:松田正俊)
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス”アレモン”
(後半34分-MF25:六車拓也)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ”パウリーニョ”
(後半10分-MF8:美尾敦)

■ザスパ”THE SPA”草津
GK29:岩丸史也
DF4:依田光正
(後半41分-FW7:佐田聡太郎)
DF2:籾谷真弘
DF3:小田島隆幸
DF18:寺田武史
MF6:鳥居塚伸人
MF8:小久保純
MF20:吉本淳
FW24:酒井良
(前半44分-DF17:小川雅己”復讐”)
FW13:宮川大輔”花子”
FW11:御給匠
(後半27分-FW15:山崎渡)

パウ嫁(;´Д`)ハァハァ

ということで、録画見直して選手採点しますので、また後ほど( ´ー`)ノシ

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以下追記。

買ったのはうれしいが、正直草津がまだJ2ではアウトサイダーであるだけという気もする。
後半早々に相手が10人になったし。

○スペースへの走りこみ
○後ろから追い越す動き
は前の試合よりできていたが、チーム全体としてまだ連動性にかける。

ということで選手採点。

GK1:平井直人(6)
 ピンチらしいピンチもなく。

DF23:大久保裕樹(6.5)
 初登場。
 タイミングを見たオーバーラップが効果的だった。
 ドリブルで相手DFをぶち抜いてシュートまでいった場面など迫力満点。
 守備も無難で、このままレギュラー奪取の勢い。

DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ(6.5)
 初登場。
 手島との連携は無難で大きなミスもなかった。
 ロングパス、時折見せるオーバーラップで、攻撃の第一歩となっていた。
 手島・鷲田にはない特徴。
 早くも、ディフェンスライン欠かせない存在になっている。
 ただ、異議による警告が無駄だった。

DF5:手島和希(6.5)
 ディフェンスラインの統率、危ない場面でのカバーリングなど、やはりJ2レベルでは非凡。
 シュートは惜しかった。

DF13:三上卓哉(6)
 今日も守備的。
 去年見せたような、果敢なオーバーラップから、ダイレクトでクロス…という場面がもっと見たい。

MF18:米田兼一郎(6)
 中盤でのポジショニングは気の利いたもの。
 もう少しパススピードを上げたい。

MF16:斉藤大介(6)
 攻守に活躍。
 米田との呼吸も合ってきたか。

MF11:星大輔(6.5)
 縦に仕掛ける姿勢を続け、何かチャンスが起きる予感を漂わせていた。
 大久保とのコンビも冴えていた。

MF14:中払大介(6.5)
 2得点に絡む。
 運動量は多かったが、アレモンが左に流れがちなせいか、中央よりのポジションを取ることが多かった。
 サイドアタッカーなので、星のような縦への仕掛けがもっとほしい。

FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス”アレモン”(6)
 前回の水戸戦よりは、ボールを”収めて”いたが、やっぱり下がってきすぎ。
 とはいえ、2試合連続得点。
 ゴールパフォーマンスも楽しいので、愛される選手になりそう。

FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ”パウリーニョ”(7)
 巧みなボールキープとドリブルで攻撃のアクセントを付け加える。
 ときに球離れが遅くミスもあったとはいえ、こちらも2試合連続得点。
 早めの交代が残念なほどだった。

MF8:美尾敦(6)
 中払と違って、ドリブルで相手ゴールライン付近まで持ち込む動きが多かった。
 レギュラーで見てみたいけど…ウレシイ悲鳴。

FW30:松田正俊(5.5)
 初出場。
 田原がインフルエンザで欠場したため回ってきたチャンスだが、
 正直田原より実力は落ちるといわざるえない。
 というか、前節の田原がすごすぎた。

MF25:六車拓也(5.5)
 今季初出場。
 トップ下に入る。
 交代出場直後、身体能力を生かしてゴール前までドリブルする場面があったが、
 その後は軽いプレーでミスも何度か。
 ベンチ入りボーダーラインで、このデキだと辛いかも。

【UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦】アーセナル1-0(agg 2-3)バイエルン

アーセナル1-0(agg 2-3)バイエルン
◇日時:3月9日20時45分KO
◇会場:ハイバリー(ロンドン)
◇主審:マッシモ・デ・サンティ(イタリア)
後半21分【アーセナル】ティエリ・ダニエル・アンリ

■アーセナル
GK1:イェンス・レーマン
DF12:ローレン・ビサン=エタメ・マイェール “ラウレン”
DF20:フィリップ・センデロス
DF28:ハビブ・コロ・トゥーレ
DF3:アシュリー・コール
MF4:パトリック・ヴィエラ
MF16:マシュー・フラミーニ
(63分-15:フランセスク・ファブレガス・ソレール “セスク”)
MF8:カール・フレデリク・リュングベリ
(80分-11:ロビン・ファン・ペルシィ)
MF9:ホセ・アントニオ・レジェス・カルデロン
(63分-7:ロベール・ピレス)
FW14:ティエリ・ダニエル・アンリ
FW10:デニス・ニコラス・ベルカンプ

■バイエルン・ミュンヘン
GK1:オリヴァー・カーン
DF2:ウィリー・サニョル
DF5:ロベルト・コバチ
DF3:フェレイラ・ダ・シウヴァ “ルシオ”
DF69:ビシェンテ・リザラス
MF26:セバスティアン・ダイスラー
(73分-11:ジョゼ・ホベルト・ダ・シウヴァ “ゼ・ホベルト”)
MF6:マルティン・ガストン・デミケリス
MF20:ハッサン・サリハミディッチ
(92分-23:オーウェン・リー・ハーグリーヴス)
MF13:ミヒャエル・バラック
FW33:ホセ・パブロ・ゲレーロ
(85分-25:トーマス・リンケ)
FW14:クラウディオ・ミゲル・ピサーロ・ボッシオ

当初はユーべ×レアル戦を見ていたのだが、あまりに守備的な戦いを見てチャンネル・チェンジ。
ハイバリーの独特な雰囲気な中で攻めるアーセナルだが、バイエルンの落ち着いた対応と時折見せるカウンターの前に、
結局アンリが1点を決めるだけに終わって、敗退。

ヴェンゲルコーチが試合後、述懐したように
「第1戦、オリンピコでの守備の崩壊がすべて」
だった。

【UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦】チェルシー4-2(agg 5-4)バルセロナ

チェルシー4-2バルセロナ
◇日時:3月8日20時45分
◇会場:スタンフォード・ブリッジ(ロンドン)
◇主審:主審:ピエールルイジ・コッリーナ (イタリア)
前半8分【チェルシー】マテヤ・ケジュマン→エイドゥル・シマーリ・グジョンセン
     ※アグリゲートスコア2-2、アウェイゴールでチェルシーリード
前半17分【チェルシー】フランク・ランパード
     ※アグリゲートスコア3-2、チェルシーリード
前半19分【チェルシー】ジョー・コール→デイミアン・ダフ
     ※アグリゲートスコア4-2、チェルシーリード
前半27分【バルセロナ】(PK)ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウジーニョ”
     ※アグリゲートスコア4-3、チェルシーリード
前半38分【バルセロナ】ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウジーニョ”
     ※アグリゲートスコア4-4、アウェイゴールでバルセロナリード
後半31分【チェルシー】(CK)フランク・ランパード→ジョン・テリー
     ※アグリゲートスコア5-4、チェルシーリード
 ↓
※アグリゲイトスコア5-4でチェルシーが準々決勝へ

■チェルシー
GK1:ペトル・チェヒ
DF20:パウロ・ヘナト・レボーショ・フェレイラ
(51分-DF2:グレン・ジョンソン)
DF6:ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・デ・カルヴァーリョ
DF26:ジョン・テリー
DF13:ウィリアム・ガラ
MF4:クロード・マケレレ
MF8:フランク・ランパード
MF10:ジョー・コール
FW11:デイミアン・ダフ
(86分-DF29:ロベルト・フート)
FW22:エイドゥル・シマーリ・グジョンセン
(79分-MF30:チアーゴ・カルドーソ・メンデス)
FW9:マテヤ・ケジュマン

■バルセロナ
GK1:ヴィクトル・ヴァルデス・アリバス
DF2:ジュリアーノ・ハウス・ベレッチ
(84分-FW8:ルドヴィク・ジュリー)
DF5:カルレス・プジョル・サフォルカーダ “チャーリー”
DF23:オレゲル・プレサス・レノン
DF12:ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト “ジオ”
(46分-DF16:シウヴィオ・メンデス・カンポス・ジュニオール “シウヴィーニョ”)
MF14:ジェラール・ロペス・セグ
MF20:アンデルソン・ルイス・デ・ソウザ “デコ”
MF6:チャヴィエル・エルナンデス・クレウス “チャヴィ”
MF24:アンドレス・イニェスタ・リュハン
(86分-FW11:マキシミリアーノ・ガストン・ロペス “マキ”)
MF10:ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウジーニョ”
FW9:サミュエル・エトオ・フィル

ここ数年、見たサッカーの試合でもっともエキサイティングな試合だと断言してしまおう。
特に、漏れがモウリーニョ好きだということもあるのですが。

とにかく1点とらないといけないチェルシーは、ケジュマンを頂点に右にダフ、左にコールの3トップに、トップ下グジョンセンという
いつも以上に攻撃的な布陣でスタート。
一方、バルセロナは「慣れないことはしないことだ」というライカールト監督のことばどおり、普段と同じ3トップで試合に臨んだ。

ややバルセロナ押し気味の状態だったが、ゲームは8分に動く。
相手ミスからすばやくカウンターに入ったチェルシーが、ケジュマン→グジョンセンとわたり、グジョンセンが切りかえしてシュート。
早くもチェルシーが先制し、アウェイゴールの関係でリードする。
その後も、奪ったら縦へすばやく攻め、あっという間に3得点。
バルセロナは中盤深くでミスを連発、ディフェンスラインも呆然として、これで勝負は決まったか――と思ったが…。

27分に、クロスをエトーと競り合ったフェレイラが思わず手にボールを当ててしまい、ハンドでPK。
あっけないこのファウルが、ゲームの流れを変えた。
コースをチェヒに読まれながらも、ホナウジーニョがこのPKを決めた。
残り1点取れば、アウェイゴールで優位に立てることで、バルセロナは一気に息を吹き返した。

そして10分後の38分、ゴールエリア前でボールをもったホナウジーニョがノーステップ&アウトサイドで脚を降りぬくと…。
チェヒもまったく反応できず、気がつけばボールはゴールネットに突き刺さっていた。
このスーペルな「フットサルゴール」で、バルセロナが逆に準決勝に近づき、そして、あまりにすばらしすぎるシュートにチェルシーは意気消沈してしまう。

そして、後半。
一進一退の攻防が続いたあと、30分手前でイニエスタのシュートがポストに当たり、こぼれたところにエトー!
しかし、近くにジョンソンがいたとはいえ、このドドドド・ドフリーをエトーが外したことで、勝負の流れが傾いたのだろうか。

コーナーキック、下がり目にいたテリーがうまく頭で合わせてゴール。
チェルシー、狙い通りのセットプレイでアグリゲートスコアで逆転。
しかし、どうしていちばん怖いテリーをフリーにしてしまったのか?
バルセロナファンが嘆いても後の祭り。

第1戦で流れを変えたマキシ・ロペス投入も、チェルシーはほぼ同時に長身DFフートを入れて5バックで対応。
バルセロナのラストチャンス、デコのFKも枠をはずれ、主審のコッリーナさんが笛に手をやった。
タイムアップ。
観客の大歓声。
愕然とするバルセロナイレブンは、スタジアムの警備員がエトーに人種差別的発言をしたとした荒れながら引き上げていく。

一方、出場できなかったドログバ、ロッベンも私服姿でグラウンドに入って、チェルシーの選手・スタッフは抱き合って喜ぶをわかちあう。

まるで決勝戦終了のような雰囲気が、いつまでもいつまでもスタンフォード・ブリッジを包み込んでいた――。