【W杯アジア最終予選】北朝鮮0-2日本

福西さんの黒いプレーだけが目立ってましたね

北朝鮮0-2日本
◇日時:6月8日17時35分KO
◇会場:タイ・スパチャラサイ国立競技場
◇主審:フランク・デ・ブリッカー(ベルギー)
後半28分【日本】柳沢敦 (右足)
後半44分【日本】大黒将志 (左足)
※日本がW杯本選出場を決定

■北朝鮮
GK23:キム・ミョンギル/Myong Gil Kim
DF2:リ・ミョンサム/Myong Sam Ri
DF3:リ・クワンチョン/Kwang Chon Ri
DF5:ジャン・ソクチョル/Sok Chol Jang
MF8:リ・ハンジェ/Han Jae Ri
MF15:キム・ヨンジュン/Yong Jun Kim
MF14:ハン・ソンチョル/Song Chol Han
MF20:パク・チョルチン/Chol Jin Pak
(後半0分-MF18:キム・ソンチョル/Song Chol Kim)
MF11:チョン・チョル/Chol Jon
(前半27分-FW9:キム・ヨンス/Yong Su Kim※後半44分一発退場)
FW10:ホン・ヨンジュ/Yong Jo Hong
FW 21 チェ・チョルマン/Chol Man Choe
(後半15分-MF6:パク・ナムチョル/Nam Chol Pak)

■日本
GK23:川口能活
DF2:田中誠
DF5:宮本恒靖
DF22:中澤佑ニ
MF21:加地亮
MF15:福西崇史
MF29:稲本潤一
MF8:小笠原満男
MF6:中田浩二
FW13:柳沢敦
(後半39分-MF4:遠藤保仁)
FW11:鈴木隆行
(後半0分-FW31:大黒将志)

アルトゥール・アントゥネス・コインブラ “ジーコ”コーチ(日本)
「選手、スタッフ、サポーターみんなで勝ち取った勝利だ。
確かにイランには負けたけど、日本はその1敗しかしていない。
それなのに周りがガタガタ言いすぎだよ。
日本はW杯に出場できて当然のチームなんだ」

川渕三郎日本サッカー協会会長 “カピトン”
「選手は暑くて大変だっただろう。
チームはしぶとく、勝負強くなってきた。
得点力不足は相変わらずだけどな(笑)。
もちろんジーコにはドイツに行ってもらうよ。
なんていったって俺が選んだ監督だからな。ワッハッハ」

FootballAsia – Japan book passage to Germany
The official site for the 2006 FIFA World Cupスコア速報

【W杯欧州地区予選】スペイン 1-0 リトアニア

デラペーニャ、マダー(チンチン)

スペイン 1-0 リトアニア
◇日時:6月4日21時30分KO
◇会場:メスタージャ(スペイン・バレンシア)
◇主審:ステファノ・ファリーナ(イタリア)
69分【スペイン】アルベルト・ルケ・マルトス(左足←ラウール)

■スペイン
GK1:イケル・カシージャス・フェルナンデス
DF2:ミゲル・アンヘル “ミチェル” サルガド・フェルナンデス
DF4:カルロス・マルチェナ・ロペス
DF5:カルレス・プジョル・サフォルカーダ “チャーリー”
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
(61分-18:ルイス・ハヴィエル・ガルシア・サンス)
MF6:ダヴィド・アルベルダ・アリケス
MF8:チャヴィエル・エルナンデス・クレウス “チャヴィ”
MF11:ヴィセンテ・ロドリゲス・グイジェン
MF17:ホアキン・サンチェス・ロドリゲス
FW7:ラウール・ゴンサレス・ブランコ
(75分-15:セルヒオ・ラモス・ガルシア)
FW9:フェルナンド・ホセ・トーレス・サンス
(58分-19:アルベルト・ルケ・マルトス)

■リトアニア
GK1:ズィドゥラナシュ・カルチェマルカス
DF3:ローランダシュ・ジャウクシュタス
DF5:アンドリウス・スケルラ
DF6:トマシュ・ズヴィグダウシュカス
DF2:ゲジミナシュ・ポーラウスカス
MF4:ネリユス・バラサ
MF8:デイヴィダス・チェスナウスキス
(73分-13:サウリウス・ミコリウナス)
MF7:アウリマス・キュシス
(46分-16:アイダス・プレイクサイティス)
MF10:イゴリス・モリナス
(73分-15:エドガラス・チェスナウスキス)
FW9:トーマス・ダニレヴィシウス
FW11:ロベルタス・ポシュクス

185センチ以上のデカイ選手ばかりがカラダを張って守るリトアニア。
スキルフルな選手たちがボールを回してチャンスをうかがうスペイン。
――という構図。

スペインは、後半左サイドバックのデル・オルノに代えてルイス・ガルシアを入れ、アルベルダを最終ラインに下げて3バックにチェンジ。
ここから猛攻を仕掛けて、ついに途中出場のルケがゴール。

せめあぐねたスペインだが、なんとか勝ち点3を獲得した。
しかし、ベンチ入りした”仏陀”デラペーニャが見たかった…。

【J2第15節】モンテディオ山形1-3京都パープルサンガ

アレモンと星のギャル・パフォーマンス

モンテディオ山形1-3京都パープルサンガ
◇日時:6月4日14時4分KO(後半雷雨で30分KO遅れ)
◇会場:山形県総合運動公園陸上競技場 “べにばなスポーツパーク”(5077人)(17.4℃)
◇主審:岡田正義 “ジャスティス”
前半44分【京都】田原豊(ヘッド←CK:星)
後半3分【京都】カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”(右足←斉藤のロングパス)
後半10分【山形】阿部祐大朗(ヘッド)
後半25分【京都】斉藤大介(自らのシュートの跳ね返りを右足)

■モンテディオ山形(4-2-2-2)
GK1:桜井繁
DF16:臼井幸平
DF3:レオナルド・エンリケ・ダ・シルバ
DF4:小林久晃
DF13:内山俊彦
(後半31分-MF19:秋葉勝)
MF6:大塚真司
(後半35分-MF5:外池大亮)
MF8:永井篤志
MF26:佐々木勇人
MF10:本橋卓巳
FW9:アレックス・シャンドレ・デ・オリヴェイラ “チッコ”
(後半7分-FW14:林晃平)
FW22:阿部祐大朗

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
DF5:手島和希
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF13:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
MF16:斉藤大介
MF11:星大輔
(後半33分-MF27:加藤大志)
MF14:中払大介
(後半37分-MF8:美尾敦)
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”
(後半38分-FW24:小原昇)
FW31:田原豊

京都はエースのパウリーニョ不在の中、「雨」を味方にしてアウェイで山形に快勝した。

前半は、山形がボールをポゼッションする時間が長く、京都がしっかり守るという展開で進んでいった。
山形は阿部・チッコの2トップが前線から忠実にチェイシング、京都のディフェンスラインが苦し紛れに前線にロングパスを出すシーンが目立った。
一方、京都は田原・アレモンが守備をするタイプではないため、中盤と最終ラインの2列で網を張る「スクリーン」戦術で対応。
ディフェンスラインからきっちりボールを繋ごうとする山形だが、出しどころがなくDF同士でパスを交換す時間が長くなってしまう。

試合が動いたのは、前半終了間際。
田原のロングシュートで得たCKからだった。
1度目はカーブをかけたボールをクリアされた星が、2度目はアウトにかけたストレートな球質にチェンジ。
これがフリーの田原にドンピシャで決まり、京都が先制する。

ハーフタイム中、雷雨が激しくなって後半は30分遅れてスタート。
この雨が後半の展開に大きく影響した。

まず後半開始早々、斉藤のロングパスを受けたアレモンにたいして、マークしていたレオナルドが濡れた芝に足をとられて転倒。
フリーとなってアレモンがゴール右スミに決めた。

この後、雷雨がつくった水溜りが特にメインスタンド側で顕著で、足をとられる選手が続出する。
この影響が悪いほうに出たのが山形。
左サイドに位置するゲームメーカーの本橋にボールを預けようとして、そこでボールを雨で止まってしまいリズムを作れない。

京都DFの集中力が欠けたところを阿部のゴールで山形が1点返すも、こう着状態のあと京都に追加点が決まって試合は決着。

雨による涼しさと中断タイムの多さで田原をフルタイム使えた、という誤算もあって、京都が久しぶりにいいカタチで勝利を収めた。

柱谷幸一コーチ(京都)
「確かに、前半は山形にポゼッションされました。
でも、ほとんどディフェンスラインとボランチで回されているだけで、守備のバランスは崩れませんでしたね。
勝利の要因は、牛を90分放牧できたことでしょう。
涼しかったのと、ハーフタイムが30分延びたおかげ。
雨様様ですよ」

鈴木淳コーチ(山形)
「前半からボールをキープしながらしっかりつないで攻めることはできました。
しかし最後の局面での、クロスの入り方、シュートの意識が足りなかったんでしょう」

【W杯アジア最終予選】バーレーン0-1日本

我々の息のかかった者がバーレーンを弱体化させておきました fromドイツ協会

バーレーン0-1日本
◇日時:6月3日日19時35分KO
◇会場:マナマ国立競技場(バーレーン)(25000人)
◇主審:スブヒディン・サレー(マレーシア)
前半34分【日本】小笠原満男

■バーレーン(4-5-1)
GK1:アリ・ハサン
DF3:アブドゥル・マルズーク
(74分-MF23:ナセル・ジュアイジ)
DF12:モハメド・ジュマ
DF14:サルマン・イサ・グールーム
DF16:サイード・モハメド・アドナン
MF7:サイード・マフムード・ジャラル
MF8:ラシド・サイーフ
MF10:モハメド・サルミーン
(45分-MF 25 ラシド・ジャマル)
MF13:タラル・ユスフ
MF29:モハメド・フバイル
(45分-MF20:アハメド・タレブ)
FW9:フセイン・アリ

■日本(3-6-1)
GK23:川口能活
DF2:田中誠
DF5:宮本恒靖
DF22:中澤佑二
MF15:福西崇史
MF7:中田英寿
MF21:加地亮
MF14:三都主アレサンドロ “アレックス”
MF8:小笠原満男
(87分-MF29:稲本潤一)
MF10:中村俊輔
(76分-MF:6中田浩二)
FW13:柳沢敦
(89分-FW28:玉田圭司)

ウォルフガング・ジドカ・コーチ(ドイツ人・バーレーン)
「エースのサルミーンがケガをしてしまったのは誤算だ。
それに、はじめてプロとして海外リーグを戦った直後の選手たちが多かった。
キープレーヤーが前半で姿を消して、残った選手たちは疲労困憊、
これでどうやってアジアカップチャンピオンの日本を倒せるというんだい?」

アルトゥール・アントゥネス・コインブラ “ズィッコ”・コーチ(日本)
「キリンカップの2連敗は、あくまで親善試合だ。
本番で勝ち点3が取れたことで、何の問題もなくなったじゃないか。
アブダビ合宿からメディアに話をしなかった理由?
キリンカップのUAE戦のあとの記者会見で
 『鈴木が元気なく見える。あんなものかもしれないが』
という質問があり、会場にいた多くのプレスが笑っていた。
どんなときも選手は全力で戦ってるんだ。
一方、プレスはプレス席に座って、電波な記事を書いてるだけだ。
どうしてそんな人間に選手が嘲笑されなければならないんだ?
頭にきて、しゃべることをやめたのさ」

【J2第14節】京都パープルサンガ2-1湘南ベルマーレ(レビュー)

この内容でよく勝てたね、というゲーム。

攻撃面では、ショートカウンターでの速攻か、セットプレーでしか点が入る気配がなかった。
守備面では、リトリート(引きこもり)しすぎで、危なっかしい。

相手の起点が佐藤なのはわかってるのに、中盤で佐藤がボール持ってもあんまりプレスにいかないし、なのに、佐藤→鈴木良から出る右サイドのロングパスに翻弄されるってのはね。

今後の課題は、遅攻からいかに決定的チャンスを作れるか。
正直、開幕時よりパフォーマンス落ちてるし、
攻撃、守備でもっと数的優位を作り出せるようにしたい。

採点
GK1:平井直人(6.0)

DF4:鈴木和裕(6.0)
 守備無難。攻撃参加は効果薄。
 
DF5:手島和希(6.0)
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ(6.0)
 センターバックコンビはまずまず安定していた。

DF13:三上卓哉(5.0)
 軽率なプレーで失点の原因に。守備もボールホルダーへの対応が甘め。

MF18:米田兼一郎(5.5)
MF16:斉藤大介(5.5)
 ダブルボランチは散らしのパスでミスが多かった。

MF11:星大輔(5.5)
 しばしばフリーになっていたが、それでも来るパスは足元へのものばかり。
 これでは縦への突破は厳しい。

MF14:中払大介(6.5)
 1.5列に位置してイキイキ。

FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ”パウリーニョ”(6.0)
 スピード抜群。
 欠場で次節は厳しい?

FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス”アレモン”(5.5)
 今日もポストになりきれず。
 決まらなかったが、ロングシュートの精度が高まってきたのは好材料か。

MF8:美尾敦(6.0)
 ボールを収めて攻撃の起点に。

MF27:加藤大志(6.0)
 2点目のCKを呼んだ。
 積極性、光る。

MF17:石井俊也(6.0)
 クローザーとして無難。