オシムが見た日本代表、そして日本ユース代表

Jリーグ ファンサイト[ J’s GOAL ]【ヤマザキナビスコカップ:第6節】千葉 vs F東京:オシム監督(千葉)記者会見コメント
大逆転勝利のせいか饒舌。

・日本代表について

「正直に答えれば、しっかりとした結果のためのサッカーをしたと思います。
そういう意味では素晴らしかったと思います。
それはすごい資質だと思います、必要なことをやったわけですから。
(6月のアウエーの)2試合はすごく大事な試合だったわけで、ものすごく賢くやったと思います。
結果を出したわけですけど、メンバーの構成を見れば、例えば完全にガチガチに守るようなメンバーではありません。
要は有名な選手、経験のある選手、そしてチームとしてちゃんとボールを動かせる選手をピッチに立たせながら、しかも確実な結果を出した。
そういう意味でものすごく賢かったと思います。
あとは高原、久保のケガが治れば、またいいチームになるでしょう。
そういう意味では日本のサッカーがこれから発展していく、また大きな機会を得たと思います。
ポジティブに考えて、これからワールドカップまでの1年間、またそれからの数年に対して、これからすごく発展できるシチュエーションを得たと思います。
それは全員にとっていいことですよね。
そういう意味では飛行機がもう少し速く飛ぶ時代になれば、南米とヨーロッパと日本が近づいて、もっといい発展ができるんじゃないでしょうか」

冒頭が意味深だね。
攻撃的選手を多めに選んで、そのわりには守備的に戦ってましたね…ってことを含んでいるようにもとれる。
「そういう意味では」すばらしい、条件付き肯定というのは否定に近いと誰かが言ってた。

・ユース代表について

「もう(オランダに)負けていますから、優勝するのは難しいですよね。
ただ、ヨーロッパの人間がどういうプレーをするかを見てほしいです。
オランダのチームはユースのチームなのに、あれは典型的なオランダのサッカーで、A代表もああいうサッカーをします。
すごくパスをつなぐのもうまいですし、速くプレーをします。
サイドチェンジもうまいです。
あとは個人技術、ひとりで何かをできる選手がたくさんいます。
身体能力も高いチームです。

ここで日本の問題は、記者の皆さんも、そして日本中の指導者も考えるべきですが、そのような身体的なもの、身長や体格が劣った個人がどうやってそこを埋め合わせるか、どうやって自分たちの道を見つけていくかです。
それはものすごく大事なことです。日本で192センチもある選手を11人集めるのは難しいことですよね。
ということは、自分の道を見つけるということが大事です。
何をコピーしても、コピーはコピーです。
自分たちの道を見つけるべきでしょう。
ただ、日本の選手というのはヨーロッパの選手が持っていない、素晴らしい資質も持っていますよ。
それは私が言う必要はありません。
そういうものを日本人はもうすでに見せています。
あとはいつも言っていますが、私が日本にいるから、日本をひいきしたような発言をしているわけではありません。
だから、私がヨーロッパに戻った時に、今のことを覚えておいてください」

【J2第16節】京都パープルサンガ3-2アビスパ福岡

敵のシュートだけでなく味方のバックパスが平井さんに向かうたびに、すわ失点かと不安がよぎります(東京都・匿名希望さんからのお便り)

京都パープルサンガ3-2アビスパ福岡
◇日時:6月11日14時04分KO
◇会場:西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(4289人)(22.8℃)
◇主審:前田拓哉
前半13分【福岡】アレックス・アントニオ・デ・メロ・サントス(オーバーヘッド)
後半5分【京都】オウンゴール(CK:星)
後半11分【京都】リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ(PK)
後半22分【福岡】宮崎光平
後半34分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”(FK直接:ファーストタッチ)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
DF5:手島和希
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF13:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
(後半33分-FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”)
MF16:斉藤大介
MF11:星大輔
(後半26分-MF27:加藤大志)
MF14:中払大介
(後半28分-MF8:美尾敦)
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”
FW31:田原豊

■アビスパ福岡(4-2-2-2)
GK1:水谷雄一
DF4:川島眞也
DF15:宮本亨
DF5:千代反田充
DF3:アレックス・アントニオ・デ・メロ・サントス
(後半39分-DF32:岡山一成)
MF6:松下裕樹
(後半19分-FW18:有光亮太「オレ?」)
(後半39分-FW24:太田恵介)
MF8:ホベルト・ジュリオ・デ・フィゲイレド
MF7:宮崎光平
MF14:古賀誠史
FW9:林祐征
FW36:グラウシオ・デ・ジェズス・カルヴァリオ(後半44分-警告×2=退場)

つか、もう田原&パウの2トップ、アレモン・サブでどーですか~お客さん?

山形戦と同じく、前半は相手が前線からプレスをかけ、京都はポゼッションで劣る展開。
しかし、FWに田原がいることで、多少アバウトなロングボールでもしっかりキープしてくれるのが大きかった。
そして、星のアーリークロスにダイビングヘッド、胸トラップからシュート(前半と後半に1回ずつ!)と、ちょっとした隙から一気に決定機に持っていける――田原に回せばなんとかなりそな、そんな予感がピッチ上に漂いつづけていた。
得点はなかったけど、あれだけ前線で起点になれたのならチームへの貢献度はデカいでしょう。
ま、ゲームのMVPは福岡の水谷(ファインセーブ連発)でしょうけどね。

んで、GKの件ですが、そろそろ西村に再チャンスを与えてもいい頃、冒険してもいい頃(byみやすのんき)。

【ワールドユース1次リーグA組】オランダ2-1日本

オランダ2-1日本

◇日時:6月10日20時00分KO(日本時間深夜3時)
◇会場:パルクスタッド・リンブルフ(オランダ・ケルクラーデ)
◇主審:オスカール・ルイス(コロンビア)
7分【オランダ】イブラヒム・アフェライ
18分【オランダ】ライアン・バベル
69分【日本】平山相太”電柱”

■オランダ(4-3-3)
GK1:ケネス・フェルメール
DF2:ドワイ・ティンダーリ
DF3:ロン・フラール
DF4:フランク・ファン・デル・ストライク
DF5:ヨーレン・ドゥロスト
MF6:ヘヴィゲス・マドゥロ(cap)
MF8:リック・クライス
(67分-MF17:ケミー・アグスティエン)
MF18:ティム・フィンケン
FW10:イブラヒム・アフェライ
FW11:ライアン・バベル
(74分-FW9:コリンス・ジョン)
FW7:クインシー・オウス・アベイー

■日本(4-2-2-1-1)
GK21:西川周作
DF8:中村北斗
DF16:柳楽智和
DF5:増嶋竜也 “タッキー”
DF2:水本裕貴
MF4:小林祐三
MF14:本田圭佑
(64分-MF12:水野晃樹)
MF10:兵藤慎剛
MF17:家長昭博
(78分-FW20:森山貴幸)
MF13:苔口卓也(セカンドトップ)
(42分-FW11:カレン・ロバート)
FW9:平山相太

大熊清コーチ(日本)
「7番(クインシー・オウス・アベイ)を止めるために人を割いて、バランスが崩れてしまった。
3人、4人とごぼう抜きされるんだから…これが世界ということ。
試合開始から相手のプレッシャーやアウェイの雰囲気がすごくて、動き出しや攻撃のきっかけをつくることができなかった。
叫んでも、指示の声がなかなか届かなかったのが敗因だ」

平山相太選手
「オランダは個々のスピードがすごかったです、ビックリしました。
でも、シュートの場面もつくれたので、切り替えて次の試合頑張るだけです」

UEFA、リヴァプールに来季のチャンピオンズリーグ出場権を与える

温情判決出た。
Yahoo! Sports – World Soccer – UEFA decides to allow Liverpool to defend Champions League title
リバプールの連覇に道=UEFA、CL出場認める―サッカー – livedoor スポーツ

って、まあエストニアとかスイスとかマイナーな倶楽部がいっぱい出てくる予備戦の第1ラウンドから戦わなきゃいけないんですけどね。
これじゃ、CLのために早くからシーズンインして、リーグ戦は途中で失速すること必至。
今季の二の舞じゃん。

【W杯南米予選】アルゼンチン3-1ブラジル

アルゼンチン3-1ブラジル
◇日時:6月8日21時45分KO
◇会場:ブエノスアイレス(アルゼンチン)
◇主審:ダヴィド・メンデス(ウルグアイ)
3分【アルゼンチン】エルナン・ホルヘ・クレスポ
17分【アルゼンチン】ファン・ロマン・リケルメ
40分【アルゼンチン】エルナン・ホルヘ・クレスポ
71分【ブラジル】ホベルト・カルロス・ダ・シウヴァ(FK直接)
※アルゼンチンが本大会出場を決定

■アルゼンチン
GK1:ロベルト・カルロス・アボンダンシエリ
DF2:ロベルト・ファビアン・アジャラ
DF6:ガブリエル・オマール・イヴァン・ハインツェ
DF22:ファブリツィオ・コロッチーニ
MF5:ハヴィエル・アレハンドロ・マスチェラーノ
MF3:ファン・パブロ・ソリン
MF18:クリスティアン・アルベルト・ゴンサレス・ペレト “キリ”
MF8:ファン・ロマン・リケルメ
MF21:ルイス・ゴンサレス
(71分-MF4:ハヴィエル・アデルマル・サネッティ)
FW7:ハヴィエル・ペドロ・サヴィオラ
(81分-FW11:カルロス・アルベルト・テヴェス)
FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ

■ブラジル
GK1:ネルソン・デ・ジェスス・ダ・シウヴァ “ヂダ”
DF2:マルコ・エヴァンゲリスタ・デ・モラレス “カフー”
DF3:シウヴェイラ・ドス・サントス “ファン”
DF4:ジョゼ・ヴィトール・ホッキ・ジュニオール
DF6:ホベルト・カルロス・ダ・シウヴァ
MF5:フェレイラ・ダ・ローザ・エメルソン
MF11:ジョゼ・ホベルト・ダ・シウヴァ “ゼ・ホベルト”
MF8:ヒカルド・イゼシオン・ドス・サントス・レイテ “カカー”
MF10:ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウジーニョ”
FW7:ホブソン・デ・ソーザ “ホビーニョ”
(60分-MF16ヘナト・ヂルネイ・フロレンチョ “ヘナト”)
FW9:アドリアーノ・レイテ・リベイロ

南米因縁の対決は、昨年のブラジル・ホームでのゲームはブラジルの圧勝、そして今回のアルゼンチン・ホームでのゲームはアルゼンチン圧勝と、仲のよい!?結果に終わった。

堅守速攻のアルゼンチン、ボールキープはできるが決定機には持っていけないブラジルという、お互いの持ち味通りの戦いぶり。
ブラジルも攻撃で「詰まって」しまうんだけど、そこはセレソン。
足元がたくみで相手のプレスをびくともせずパス交換していくのがさすがだった。
で、ロベカルのFK凄すぎなんすが…なんだありゃ。
たとえるなら、川崎のアウグストの直接FKを速度倍にしたような感じ。