【J2第18節】京都パープルサンガ3-2ヴァンフォーレ甲府

6月で34.1℃、フーーーーー!!

京都パープルサンガ3-2ヴァンフォーレ甲府
◇日時:6月25日14時4分KO
◇会場:西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(8831人)(34.1℃)
◇主審:池田直寛
前半3分【甲府】長谷川太郎(右足←倉貫のシュートがあたって)
前半14分【京都】リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ(PK)
前半21分【京都】カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”(単独突破からキックフェイントして右足)
前半28分【京都】カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”(GKとDFが被った跳ね返りを右足ループ)
前半44分【甲府】ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラー “バレー”(ヘッド←FK:石原)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
DF5:手島和希
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF13:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
MF16:斉藤大介
MF11:星大輔
(後半19分-MF27:加藤大志)
MF8:美尾敦
(後半37分-MF14:中払大介)
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”
(後半43分-FW24:小原昇)
FW31:田原豊

■ヴァンフォーレ甲府(4-2-2-2)
GK21:鶴田達也
DF32:杉山新
DF19:池端陽介
DF3:津田琢磨
DF22:井上雄幾
MF8:倉貫一毅
MF10:藤田健
MF20:水越潤
(後半32分-MF4:山本英臣)
MF14:石原克哉
(後半14分-MF13:横山博敏)
FW18:長谷川太郎
(後半22分-FW9:須藤大輔)
FW16:ジャデル・ヴォルネイ・スピンドラー “バレー”

レイザーアレモンでーす、2ゴール取りましたフーーーーー!!
てか、西京極暑すぎですフーーーーー!!
まぁ1失点目はアンラッキーな部分が大きかったわけですが、前半のセットプレーはきわめてヤバヤバで、案の定、バレーのヘッドにやられるし、もぅ。
禁句なのかもしれませんが、手島&リカのCBコンビは2人ともスウィーパータイプだけに高さとか当たりに弱いんだなぁ…(みつを)。

この猛暑の中、リトリート&田原への放り込みという戦術は現実的で悪くないと思いましたが、3点とれたのは天の恵みみたいなもんでして(PKも直前のプレーとの “合わせ一本” ぽかったですしね)。
とはいえ、ずっと勝ってるんだもんなぁ、ラッキーラッキー。

元京都のマルキーニョス、ブラジルの2部チームにいた

ニュース@偏り

2005年度コパ・ド・ブラジル・チャンピオンはパウリスタに決定した。インテルナシオナル、クルゼイロ、フィゲイレンセ、ボタフォゴと全国選手権1部のチームを立て続けに破るサプライズの連続で頂点に上り詰めたパウリスタには2006年度のリベルタドーレス杯出場権が与えられた。現在全国選手権2部にも所属し、昨年度のコパ・ド・ブラジル覇者サント・アンドレとともに今後の発展が楽しみなクラブである。アンデルソン・バタタイ(元新潟)、マルキーニョス(元京都)、フィナージ(元大宮)と元Jリーガーが3名在籍する。

マルキーニョス、2部だけどカップ戦では王者になったチームで頑張ってるもよう。

【コンフェデレーションズカップ1次リーグB組】日本2-2ブラジル

ズィッコさんもご満悦

日本2-2ブラジル
◇日時:6月22日20時45分KO(日本時間27.45)
◇会場:ライン・エネルギエ・シュタディオン(ドイツ・ケルン)
◇主審:ムラド・ダアミ(チュニジア)
10分【ブラジル】ホブソン・デ・ソウザ “ホビーニョ”
27分【日本】中村俊輔
32分【ブラジル】ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウジーニョ”
88分【日本】大黒将志
※ブラジルが準決勝進出決定

■日本(4-2-2-2)
GK23:川口能活
DF21:加地亮
DF2:田中誠
DF5:宮本恒靖
DF14:三都主アレサンドロ “アレックス”
MF15:福西崇史
MF7:中田英寿
MF8:小笠原満男
(46分-MF6:中田浩二)
MF10:中村俊輔
FW9:玉田圭司
(46分-FW16:大黒将志)
FW13:柳沢敦
(72分-FW11:鈴木隆行 “師匠”)

■ブラジル(4-2-2-2)
GK12:マルコス・ホベルト・シルヴェイラ・レイス
DF13:シセロ・ジョアオ・デ・セザール “シシーニョ”
DF3:ルシマール・ダ・シウヴァ・フェレイラ “ルシオ”
DF14:ファン・シウヴェイラ・ドス・サントス
DF6:レオナルド・ロウレンソ・バストス “レオ”
MF11:ジョゼ・ホベルト・ダ・シウヴァ・ジュニオール “ゼ・ホベルト”
(78分-MF22:エドゥアルド・セサール・デュド・ガスパール “エドゥ”)
MF17:ジウベウト・アパレシド・ダ・シウヴァ
MF8:ヒカルド・イゼシオン・ドス・サントス・レイテ “カカー”
(62分-MF19:ヘナト・デウネイ・フロレンシオ)
MF10:ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウジーニョ”
FW7:ホブソン・デ・ソウザ “ホビーニョ”
FW9:アドリアーノ・レイテ・リベイロ
(62分-MF20:ジュリオ・セサール・バプチスタ)

アルトゥール・アントゥネス・コインブラ “ズィッコ”コーチ(日本)
「亡くなった兄もこう言っていた――フットボールはいつも1点で泣くんだ。
まさにそんな結果になってしまったね。
この試合に限らず、メキシコ戦であと1点取っていてもよかったわけだから。
しかし、世界のブラジルにほとんど勝った試合をしたわけだから、選手たちはよくやったと思うよ。
母国と戦ったことについて?
試合開始前のブラジルの国歌斉唱のときは正直心臓がバクバクしたよ。
日本の監督としての仕事はやれたと自負しているが、まぁ複雑な気持ちだね。
しかし、返す返すも加地のゴールさえ認められればなぁ…(原口あきまさのモノマネ口調で)」

善戦した日本。
ズィッコさんのやりたいことは、中盤はテクニシャンを集めてボールをキープして、サイドバックがオーバーラップして中央にクロス――というまさにこの日の対戦相手・ブラジルのようなプレーなんだろうな、とわかった試合でした。
大会を通じて効いていたのは、中田ヒダさんのボランチ起用。
ボールの落ち着きどころになっただけでなく、守備でも貢献度が高かった。
つか、福西もJリーグんときみたいにもっとタイトに。
あと問題点は、
 ・大黒を生かせるFWの組み合わせ
   つ西澤
 ・ミスが多い小笠原の右サイドの代替要員
  (”アリバイ守備”も気になる。ロナウジーニョやアドリアーノですら守備してたのに)
   つ松井
 ・大ブレーキだった左サイドバック・アレックスの代替要員
   つピム時代の鈴木慎吾
しかし、問題の根本はズィッコさんがおもに鹿島近郊の試合しか見に来ないことか。

マッチレポ

ドイツ通信社のレポ

彼ら(ブラジル)はとりわけ1対1になった時の日本選手の弱さにつけこんだ。

パク・チソン、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍決定

マンチェスター・ユナイテッドは、PSVからパク・チソン選手(韓国代表、元京都パープルサンガ)の移籍が決定したと発表した。
移籍金は明らかにされていないが推定600万ユーロ(6億円)、契約期間は4年間。
正式な契約は、パク・チソン選手のメディカルチェック(今週を予定)とワークパーミッション(英国労働許可書)発給のあと。
なお、パク・チソン選手は京都パープルサンガが育てさせていただきました!!

パク・チソン選手@インチョン空港
「ユナイテッドに来たのはアジア市場でTシャツを売るためじゃありません(笑)、僕の実力を証明するためです。
韓国人として、元京都パープルサンガの選手として、ワールドクラスのクラブで活躍できるんだと証明したいし、またそれができると確信しています」

移籍までの経緯
▼2005年7月2日 デイリー・ミラー紙「ファーガソン、パクに注目」と報道。
サー・アレックス・ファーガソンが、パクの移籍交渉に入る。

▼7月4日 デイリー・ミラー紙「パク、ユナイテッドに興味」と報道。
契約は1年しか残っていないため、移籍金を手に入れるためPSVはパクを売らざるをえないだろう。

▼7月7日 PSVがユナイテッドからのオファーを認める。
PSVの広報いわく「我々はパクを手放したくありませんが、世界のユナイテッド様が公式にオファーを出してきたわけですからね。パクのほうは興味深々だし、も~どうしようもありませんよ、とほほ」。

▼7月9日 サン紙に「Korea stroll in the Park(韓国は公園をぶらぶらする※パクと公園をひっかけて)」との見出し。
パク・チソンが参加した韓国代表がワールドカップ進出を決定。これで、代表からの開放されて、移籍交渉も進むのでは?という意味のダシャレ。

▼7月10日 ユナイテッド公式HPが「パクがユナイテッドのオファーを了承」と伝える。
パクが韓国紙コリア・タイムズの取材にたいして「ユナイテッドでプレイすることになんの問題もありません。フットボールの面だけでなく生活の面でも検討する必要はありましたが、心の準備はできています。大丈夫、世界最高のクラブでも僕はやっていけます」と答えた。

▼7月11日 サン紙「PSVがカリカリしてる」と報じる。
PSVのロブ・ウェステルホフ・チェアマンいわく「ユナイテッドが払う移籍金は相当高いものじゃないといけませんな。考えてもみてください、韓国で大人気のパクを獲得できたら、経済効果は計りしれませんよ。移籍金にはそこんとこも考慮に入れていただかないと」。

▼7月13日 サン紙「モウリーニョ、パク獲得に乗り出す」と報じる。
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ・コーチもパクに興味? 400万ユーロ(4億円)での獲得をめざしていたファーガソン・コーチにとって、面倒な敵が現われた。

▼7月13日 ユナイテッド公式HP、ネット調査で84%のサポーターがパク獲得を支持、と発表。

▼7月14日 サン紙「パク問題、まもなく解決」と報道。
PSVのヒディング・コーチが「我々はパクの代理人と再び話し合っています。もう少しで移籍問題は決着するでしょう」と発言。PSVに残留の可能性も?

▼7月16日 ユナイテッド公式HP、「パクがユナイテッドに行きたいとPSVに伝えた」と報じる。
リー・チュルホ代理人が「パクはユナイテッドに行きたがってますよ。PSVとユナイテッドの交渉がうまくいくことを願っています」と発言。

▼7月17日 デイリー・スター紙「ユナイテッド、PSVとの交渉に行き詰る」と報じる。
ユナイテッドが400万ユーロを提示するも、PSVは増額を要求。交渉は難航している。

▼7月19日 サンデー・ミラー紙「パク問題」について報じる。
PSVのロブ・ウェステルホフ・チェアマンいわく「パクを安く手に入れようとしているなら、ユナイテッドは間違ってますよ。ちっぽけな移籍金では、断固として拒否させていただきます」。

▼7月20日 デイリー・ミラー紙「パクの契約、まもなく」と報じる。
パク選手側と契約期間4年間で合意、あとはPSVとの移籍金次第。

▼7月22日 ユナイテッド公式HP、パクの移籍成立を発表。

※参考
United Sign Ji-Sung Park
Park’s Transfer Timeline

【ワールドユース決勝トーナメント】モロッコ1-0日本

なんで兵藤にこだわるん?(涙目で)

モロッコ1-0日本
◇日時:6月21日20時30分(日本時間27.30)KO
◇会場:エンスヘーデ
◇主審:マッシモ・ブサッカ(スイス)
90+2分【モロッコ】モウッシン・イアジュール

■モロッコ
GK1:モハメッド・ブゥルカディ
DF5:ヨウセッフ・ラベヘ
DF8:ソフィアン・ベンズゥイエン
DF13:サラー・スバイ
MF3:チャキブ・ベンズゥカネ
MF7:アディル・エルマシュ
MF16:カリム・エル・アーマディ
FW9:モウッシン・イアジュール
FW10:ナビル・エル・ズハル
FW11:タリク・ベンダムゥ
FW20:アディル・チヒ
(51分-MF14:ラシド・ティベルカニネ)
コーチ:ジャマー・ファティ “極道”(モロッコ)

■日本(4-2-3-1)
GK21:西川周作
DF8:中村北斗
DF5:増嶋竜也
(89分-FW20:森本貴幸)
DF16:柳楽智和
DF2:水本裕貴
MF4:小林祐三
MF7:梶山陽平
MF11:カレン・ロバート
MF12:水野晃樹
(71分-MF10:兵藤慎剛)
MF17:家永昭博
(59分-FW19:前田俊介 “マエシュン”)
FW9:平山相太
コーチ:大熊清

大熊清コーチ(日本)
「今大会でいちばん私がやりたいサッカー、ボールと人が動くサッカーができた。
しかし、ロスタイムのあの時間帯にあんなバックパスが出るとは…。
個人攻撃するつもりはないが、兵藤にとってしっかり考えなきゃいけないプレーだった。
とにかく消極的だったし悔しいし残念で、その後相手に決められたときは呆然とした。
ここでこんなミスが出るのかと。こんな失点を許すのかと。
今振り返ると、兵藤のミスパスから失点の部分しか覚えてない。
Jリーグの選手と大学生、試合に出ている選手といない選手の差を感じた大会だった」

——————————————————————

選手交代という局面において、サッカー・コーチというのは大きく分けて2種類の人種にわかれると思う。
運動量の減少、スタミナ切れで選手を代えるタイプ。
パフォーマンス、相手にとっていやなプレイをできてない選手を代えるタイプ。

大熊清コーチは前者のタイプだということだ。
相手にとっていちばん嫌な縦へ仕掛けるプレーをしていた家長、水野を下げてしまったというだけだ。

そして私の短いサッカー観戦経験からいうと、大きな大会でサプライズな結果を残すコーチは、後者のほうが多い。

あの、モロッコの極道監督が後者がどうかはわからないけれどね。

※追記
マッチレポ

試合後の兵藤慎剛選手(早稲田大)コメント
ま、そこまでクリティカルなミスじゃないから、敗因を被せるのはかわいそう。
参考までに失点の経緯。
・中盤で自陣左サイドにいた兵藤にボールが来る。プレスを受ける。
・前と横に日本選手がトライアングルを作っていたが、それぞれ近くにモロッコの選手がいたため、セーフティに後ろにいた水本にバックパス。
・バックパスが水本の足元に来たため、あっという間にモロッコのFWに寄せられる。
・あわてた水本は兵藤にパスを出すも、兵藤に受ける動きがなかったためラインを割る。モロッコの選手の脚に当たってたくさいが、主審はモロッコボールを指示。
・水本「兵藤! こっち!(パスを足元じゃなくてライン際に。相手が寄せるのには距離があるほうに)」と声を出して叱る。
・モロッコがスローイン。受けた選手がドリブル突破。兵藤、小林がちぎられる。
・スルーパスからシュートが決まる。水本、グラウンドに倒れてがっくり。モロッコの選手、グラウンドに倒れて感謝。大熊コーチ、急いで森本投入も残りは1分ない状態。空には夕日。綺麗な色。

24戦不発のカレン「勝ち進みたい」 – nikkansports.com > サッカー日本代表ニュース
これで25戦連続。まぁ守備的FWの役割を与えられてるだけだから気にしなくていいよ。