【イングランド・プレミアシップ第2週】チェルシー1-0アーセナル

チェルシー1-0アーセナル
◇日時:8月21日午後16時00分KO(日本時間24.00)
73分【チェルシー】ディディエ・ドログバ(右膝←FK:ランパード)

■チェルシー
GK1:ペトル・チェヒ
DF20:パウロ・ヘナト・レボショ・フェレイラ
DF26:ジョン・テリー
DF13:ウィリアム・ガラ
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
MF4:クロード・マケレレ
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
MF22:エイドゥル・シマーリ・グジョンセン
(58分-MF5:ミカエル・エッシェン)
FW16:アルイェン・ロッベン
(58分-MF24:ショーン・キャメロン・ライト=フィリップス)
FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ
(46分-FW15:ディディエ・ドログバ)
FW11:デイミアン・アンソニー・ダフ

■アーセナル
GK1:イェンス・レーマン
DF12:ローレン・ビサン=エタメ・マイェール “ラウレン”
DF28:ハビブ・コロ・トゥーレ
DF20:フィリップ・センデロス
DF3:アシュリー・コール
MF19:ジウベルト・アパレシド・ダ・シウヴァ
MF15:フランセスク・ファブレガス・ソレール “セスク”
(85分-MF16:マシュー・フラミニ)
MF8:カール・フレデリク・リュングベリ
(26分-FW11:ロビン・ファン・ペルシィ)
MF7:ロベール・ピレス
MF13:アレクサンドル・フレブ
FW14:ティエリ・ダニエル・アンリ

◇試合データ
Chelsea-Arsenal
1 Goals 0
0 1st Half Goals 0
4 Shots on Target 3
2 Shots off Target 6
3 Blocked Shots 0
3 Corners 7
18 Fouls 22
4 Offsides 0
2 Yellow Cards 3
0 Red Cards 0
77.3 Passing Success 83.1
30 Tackles 24
76.7 Tackles Success 79.2
45.5 Possession 54.5
44.2 Territorial Advantage 55.8

いやー、おもしろかった。
枠内シュート、両軍あわせて7だし、ドログバの決勝点自体も偶然足に当たったようなものだけど、それでも堪能した。

京都サンガの柱谷コーチは、チェルシーのサッカーが理想だと言っている。
守るときはリトリートしてかっちりと守って、ボールを奪ったら素早く前線に送る――そういうサッカーがしたい、と言っている。

確かにチェルシー、ウイングのダフやロッベンまでもが最終ライン近くまで戻って守備をしてるんだけど、やっぱひと味違う。
守るときの緊張感というかなぁ、ピーンと一本の糸が張られたように陣形を整えていて、相手がパスをした瞬間(というか、する直前に予想して!)相手のパスをインターセプトするんだね。
こう、草原で獲物をねらうライオンが低い姿勢で構えてるかのように、リトリートしてインターセプト→速攻をねらっている。

そうそう、アンリと対峙するときのフェレイラの守り方が最高だった。
腰を落として、両足を小刻みに動かして
 「スキを見せたら、スライディングに行くぞ!」
的な雰囲気を醸し出してました。
結局、アンリにぶっちぎられることはなかったしね。
んー、これ見ちゃうと、Jのサッカーの守り方なんてダルダルのダルシムだ。

一方、チェルシーの攻撃だけど、これはスペースへの放り込み中心で、選手が動き回ってスペースをつくるアーセナルには見劣りする。
だけど、あの守備があればそう失点しないし、それはつまり、負けはしないということ。
好対照の2チームだけど、両者からやりたいサッカーが伝わってきて、ミスも少なく、内容の詰まった一戦だった。

ジョゼ・マウリーニョ・ドス・サントス・コーチ
「きょう勝ったからといって優勝できるわけじゃないし、アーセナルも負けたからといって優勝できないわけでもない。
これからも試合はごまんとあるんだからね。
だけど、昨シーズンは我々はアーセナルにホームで勝てなかったのだから、それと比べれば2ポイント多く取れたわけだ。

確かにゴールはラッキーだったし、我々が勝利に値するとは言いたくない。
私が見る限り、両チームのパフォーマンス、組織力、ゲームへの準備の度合いは同じレベルだった。
ただ、チャンスの数で見れば、アーセナルよりは多かったはずだ。
まぁ、でもこのゴールでドログバは自信をもっただろう。
アメリカ巡業でもミラン相手にすばらしいゴールを決めたし、コミュニティーシールドではアーセナル相手に2ゴールを決めているしね。

いずれにせよ、タイトな守備がラッキーなゴールを生んだということだ。
我々はいつもどおりよく守っていた。
残り15分でゴールが決まったとき、これはチェルシーが勝つなと思っただろう?
個人のミスはあったものの、チームは守備の堅さに自信をもっている。

エッシェンを入れて、ジョー・コールがベンチから外れたこと?
FAがベンチに置ける選手を5人にしているんだから、しょうがないじゃないか。

グジョンセンに代えてエッシェンを使ったのは、彼が純粋に中盤の選手だからだ。
彼の強みは中盤でアグレッシブに動き回ることで、プレスをかけ、チームの守備に貢献してくれる。
きょうの30分間のプレイで、じゅうぶんに存在感を見せてくれた」

※暇ネタ
チェルシーの選手の公式/非公式サイトを調べて見た。

チェヒ公式サイト、フラッシュが!!
Oficialni stranky Petra Cecha

ランちゃん非公式サイト。カメラ目線!!
The Unofficial Frank Lampard Website

ドログバ・サイト、カッコイイ。
DIDIER DROGBA : Official Website

ダフのファンサイト、winampスキンまでもが!
Damien Duff – One and the Only Duffer

【オランダ・エールディヴィジ第2節】ADOデン・ハーグ1-2ヘラクレス

平山頭

デン・ハーグ1-2ヘラクレス
◇日時:8月20日午後19時30分KO(日本時間26.30)
63分【デン・ハーグ】ヘール・デン・オウデン(右足)
77分【ヘラクレス】平山相太(ヘッド←FK)
84分【ヘラクレス】平山相太(ヘッド←タメルス←CK)

平山、ヘッド2発かよ!
1ゴール目は、チームが3人一気に交代させて、相手が混乱しているうちに、セットプレーからノーマークでヘッド。
2ゴール目は、コーナーから一人がヘッドでつないで、平山がヘッド。
実は、それ以外のシーンは目立ってなかったんですがね。
でもレギュラーFWがいまいちポストになりきれなかったので、スタメンもあり?

■ADOデンハーグ
GK:ドルス・デ・フリース
DF:ダニエル・”ダニ”・ライヤールト
DF:スピラ・グリッチ
DF:アルベルト・サーヴェドラ
DF:トマス・ラーサ
MF:アレクサンダー・ランコヴィッチ
MF:ロイ・ストゥルーフェ
MF:トム・ファン・デル・レーフ
FW:エルヤート・エリア
FW:ヘール・デン・オウデン
(78分-ヨッセフ・エル・アッカウィ)
FW:ウェスリー・フェルフーク

■ヘラクレス
GK:マルティン・ピーケンハーゲン
DF:ルート・ヤンセン
DF:ニコ・ファン・ホーフマ
(75分-ペーター・レーケルス)
DF:ヤン・ワイテンス
(75分-平山相太)
DF:ラフナー・クラファン
MF:マルク・ヘッヒャー
MF:ラモン・デ・フリース
MF:ロブ・マース
FW:セルジオ・へリングス
(75分-ヘルト・ヤン・タメルス)
FW:クワメ・クァンサー
FW:ジス・スレイター

ヘラクレス公式
Sota Hirayama bezorgt Heracles Almelo de zege
ADO Den Haag公式
Voetbal.nl
Voetbal.nlのスコア
SP!TS – Sport – Eredivisie: Heracles nog ongeslagen

Sota Hirayama vierde zaterdagavond een droomdebuut in de Nederlandse competitie. De 19-jarige Japanner kreeg in de wedstrijd ADO Den Haag – Heracles (1-2) een kwartier speeltijd en kopte daarin prompt twee keer raak.

【フランス・リーグアン第4節】アジャクシオ0-0ル・マン

アジャクシオ0-0ル・マン
◇日時:8月20日午後20時00分KO(日本時間27.00)

眠たいんで松井が交代したときで見るのを止めようと思ったが、そこから試合が動いてきた。
ル・マンはキーパーのプレを中心になんとか守りきった印象。

【スコットランド・プレミアリーグ第4節】レインジャース3-1セルティック

レインジャース3-1セルティック
◇日時:8月20日午後12時30分KO(日本時間20.30)
34分【レインジャース】ダド・プルソ
51分【レインジャース】トーマス・ブッフェル
86分【セルティック】ショーン・マロニー(pk)
88分【レインジャース】ナチョ・ノヴォ(pk)

■レインジャース
GK25:ロナルト・ヴァーテルース
DF3:マイクル・ボール
DF5:マーヴィン・アンドリュース
DF16:ジュリアン・ロドリゲス
DF18:ジョゼ・カール・ピエール=ファンファン
(72分-DF12:ロバート・マルコム)
MF6:バリー・ファーガソン
MF8:アレックス・リー
(46分-MF26:ペーター・ロヴェンクランズ)
MF24:イアン・マーリー
FW4:トーマス・ブッフェル
FW10:ナチョ・ノヴォ
FW9:ダド・プルソ

■セルティック
GK1:アルトゥル・ボリュク
DF3:モハメド・カマラ
(87分-DF4:アダム・ヴァーゴ)
DF6:ヂャンボド・バルデ
DF44:スティーヴン・マクヌマス
DF2:ポール・テルファ
MF18:ニール・レノン
MF25:中村俊輔
(54分-FW29:ショーン・マロニー)
MF19:スティリヤン・ペトロフ
MF8:アラン・トンプソン(23分-一発退場)
FW37:クレイグ・ビーティ
FW10:ジョン・ハートソン
(67分-FW7:マチェイ・ズラヴスキ)

なんか、スコットランドリーグ、ただ大味なだけな気がしてきた…。

【J2第27節】アビスパ福岡2-1京都パープルサンガ

敗因は長袖による集中力不足

アビスパ福岡2-1京都パープルサンガ
◇日時:8月20日午後19時04分KO
◇会場:東平尾公園博多の森球技場 (13348人)(24.9℃)
◇主審:吉田寿光
後半6分【福岡】アレックス・アントニオ・デ・メロ・サントス
後半19分【福岡】田中佑昌
後半33分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”(右足←田原のポスト)

■アビスパ福岡(4-2-2-2)
GK1:水谷雄一
DF22:中村北斗
DF5:千代反田充
DF15:宮本亨
DF3:アレックス・アントニオ・デ・メロ・サントス
MF7:宮崎光平
MF8:ホベルト・ジュリオ・デ・フィゲイレド
MF10:山形恭平
MF14:古賀誠史
(後半28分-FW9:林祐征)
FW27:田中佑昌
(後半44分-MF34:喜名哲裕)
FW36:グラウシオ・デ・ジェズス・カルヴァリオ
(後半40分-DF19:長野聡)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕@長袖
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ@長袖
DF2:鈴木悟@長袖
DF13:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
MF16:斉藤大介
MF11:星大輔
(後半27分-MF27:加藤大志)
MF8:美尾敦
(後半13分-FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”)
FW14:中払大介
FW30:松田正俊
(後半10分-FW31:田原豊)

(´・ω・`)ショボーン
前節ははやり相手が弱すぎただけだったね。

ざっくり見返したんですが、前半の途中までは悪くなかった。
というか、両チームの切り替えの早さはJ1レベルと言ってもいいほどだった。
しかし、途中から福岡の出足が速くなっていったことで、京都はどんどん劣勢に回る。
反撃の1点も放り込みからだし、正直いって完敗でした。

いつも言ってることだが、守備にかんして問題点が2つほど。

相手ボールホルダーにたいする守り方。
ある一定の距離をもって低い姿勢で対応するのはいいのだが、距離を取りすぎているように感じる。
体を寄せたり、肩を入れたりする場面が少ないように感じる。
そういう、相手にとっていやな守り方をせず、きれいな守り方を選択して、失点を招いているように思えるなぁ。
とくに、サイドバックの2人のクロスにたいする対応。
失礼ながら、「絶対に上げさせない!」みたいな気迫が感じられないのだ。

上に関連して、実は京都の選手全体にいえることだが、J2上位のチームと比べると「当たりに弱い」ように感じる。
フィジカルトレで運動量は昨シーズンより上がってるとは思うが、きょうの福岡のようにガチガチくる相手にたいして完全に体負けしている。
ボールを受けるときに「腰」が入っていない。
おかげで、すぐボールを奪われる。
パウが、相手に体寄せられながらもターンしてるところとか見ると、やっぱ上半身の筋力重要。

ま、選手起用をいじって立ち直ってきた福岡と比べれば、明らかに京都は弱かったと気づかせてくれた――そういう意味ではよかった。
山越え山越え、まだまだですよ(C)小泉首相。

しかし、上手いキーパーならば、1失点目の場面で体がピーンと伸びて掻きだせてたのかなぁ…とプレミア見ながら思った。(´・ω・`)

柱谷幸一コーチ(京都)
「両チームともアグレッシブで、ボールへの寄せも速く、とてもいいゲームだったと思っています。
残念ながら、ポゼッションしたときに、裏にねらうパスがアバウトすぎました。
そこから、セカンドボールを拾われて、相手にうまく攻撃されてしまいましたね」

松田浩コーチ(福岡)
「前半から我慢くらべだなと感じてたばってん、このままでいいなと思ってました。
京都のマークが甘くてグラウシオと田中のところでうまくボールが収まったのが、勝てた原因やろね」