【チャンピオンズリーグ予備戦3回戦第2戦】第2日の結果

スラヴィア・プラハ@チェコ0-2(agg1-4)アンデルレヒト@ベルギー
72分【アンデルレヒト】セルハト・アクン
84分【アンデルレヒト】ムボ・ムペンザ

アヤックス3-1(agg5-3)ブロンビー@デンマーク
44分【ブロンビー】ヨハン・エルマンダー
50分【アヤックス】ライアン・バベル
80分【アヤックス】ウェスレイ・スナイダー
88分【アヤックス】ウェスレイ・スナイダー

クラブ・ブルージュ@ベルギー1-0(agg1-1、PK4-3)ヴァーレレンガ@ノルウェー
79分【クラブ・ブルージュ】ボスコ・バラバン

デブレツェン@ハンガリー0-3(agg0-6)マンチェスター・ユナイテッド
20分【マンチェスター・ユナイテッド】ガブリエル・オマール・イヴァン・ハインツェ
60分【マンチェスター・ユナイテッド】ガブリエル・オマール・イヴァン・ハインツェ
65分【マンチェスター・ユナイテッド】キーラン・リチャードソン

グラスゴウ・レインジャース2-0(agg4-1)アノルトシス・ファマゴスタ@キプロス
39分【グラスゴウ・レインジャース】トマス・ブッフェル
58分【グラスゴウ・レインジャース】ダド・プルショ

ヴェルダー・ブレーメン3-0(agg4-2)FCバーゼル@スイス
64分【ヴェルダー・ブレーメン】イヴァン・クラスニッチ
67分【ヴェルダー・ブレーメン】ティム・ボロウスキ
72分【ヴェルダー・ブレーメン】イヴァン・クラスニッチ

インテル1-1(agg3-1)シャフタル・ドネツク@ウクライナ
*無観客試合
12分【インテル】アルヴァロ・アレハンドロ・レコバ・リヴェーロ “チーノ”
25分【シャフタル・ドネツク】エラーノ・ブルメル(エラーノだけどブラジル人)

ビジャレアル2-1(agg4-2)エヴァートン
*主審:ピエルルイジ・コッリーナ
21分【ビジャレアル】ファン・パブロ・ソリン
70分【エヴァートン】ミケル・アルテタ
90分【ビジャレアル】ディエゴ・マルティン・フォルラン・コラソ

【イングランド・プレミアシップ・ミッドウィーク】チェルシー4-0ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン

モウリーニョたんの夏コート

チェルシー4-0ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン
◇日時:8月24日午後19時45分KO(日本時間27.45)
23分【チェルシー】フランク・ジェイムズ・ランパード(←ドログバ)
43分【チェルシー】ジョセフ・ジョン・コール(←ライト=フィリップス)
68分【チェルシー】ディディエ・ドログバ(←デル・オルノ)
80分【チェルシー】フランク・ジェイムズ・ランパード(←ロッベン)

■チェルシー(4-3-3)
GK23:カルロ・クディチーニ
DF2:グレン・マクロード・ジョンソン
DF26:ジョン・テリー
DF13:ウィリアム・ガラ
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
MF4:クロード・マケレレ
MF5:ミカエル・エッシェン
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
FW24:ショーン・キャメロン・ライト=フィリップス
(79分-FW11:デイミアン・アンソニー・ダフ)
FW15:ディディエ・ドログバ
(71分-FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ)
FW10:ジョセフ・ジョン・コール
(69分-FW16:アルイェン・ロッベン)

■ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(4-3-2-1)
GK20:クリス・カークランド
DF14:マーティン・アリルブレシュトセン
DF4:トーマス・ガードソー
DF6:ニール・クレメント
DF3:ポール・ロビンソン
MF2:リカルド・シメカ
MF12:リチャード・チャプロウ
MF10:アンディー・ジョンソン
(60分-MF33:稲本潤一)
MF8:ジョナサン・グリーニング
(71分-FW22:ネイザン・エリントン)
MF15:ディオマンシ・メディ・ムスタファ・カマラ
FW25:ヌワンコ・クリスチャン・カヌ

カヌを残してリトリートするWBAを攻めあぐねていたチェルシー。
だが、ランパード、エッシェンの前への駆動力に加えて、サイドバックのオーバーラップで、相手の守備陣に「穴」を空けようようと圧力をかけていく。
23分、中盤でのパスミスをライト=フィリップスが奪い、右に流れていたドログバへ素早くパス。
受けたドログバは、相手DFをフェイクでかわして、グラウンダーのクロス。
これを中央に走り込んだエッシェンがジャンプしてスルーすると、その裏にいたランちゃんがいったんボールを止めたあと落ち着いてゴール左隅に決める。
ランちゃんの後ろにはまだJ・コールが控えていたということで、WBAの守備陣は帰陣遅杉、である。

先制後は、チェルシーがゴールラッシュ。
特に、守備からゴール前への飛び出しと、はてしない運動量を見せたエッシェン、そして、娘・ルナちゃんの誕生を2ゴールで祝ったランちゃんが、目立っていた。
逆に、WBAは、途中出場の稲本がエッシェンにたいして激しく体を当てにいくなど闘志をみせたが、シュート0本じゃ~勝てるわけないわな、なゲームだった。

ジョゼ・マウリーニョ・ドス・サントス・コーチ
「チームは今、進歩している過程にある。
きょうのゲームに関しては、前の2試合よりは少しだけ自信をもってうまくプレイできていたし、守備的なだけじゃなくてボールをキープして試合をコントロールできていた。
ピッチをワイドに使って、コンパクトな布陣を保って、ゴールも決められたし、中盤でのボールキープも、選手間の三角形をつくる動きもよかった。
ゲーム内容にはとても満足しているよ。

前の試合から6人も選手を替えたのはなぜかって?
家のガレージにベントレーやアストンマーチンがあったとして、6ヶ月間ベントレーで仕事に行き、アストンマーチンをガレージに置きっぱなしだとしたら、利口じゃないだろう?
アストンマーチンにも乗るべきさ。
アストンマーチンのひとりのライト=フィリップスの出来かい(笑)?
ダイナミックで精力的で、ジョンソンとのコンビもよかった。
とてもよくプレイしていたよ。

WBAがシュートを1本も打てなかったのは、どうしようもないだろう。
だって、彼らはほとんどボールをもてなかったんだからね」

フランク・ジェームス・ランパード選手
「本当にうれしいよ。
月曜日は父親になるという人生最良の日になって、水曜日は娘に捧げる2ゴールが決められたんだからね。
しかし、父親になるって不思議な気持ちだね。
毎朝、目が覚めたら娘を見ることができるなんて、とてもとても幸せだ」

【チャンピオンズリーグ予備戦3回戦第2戦】第1日の結果

ロコモティフ・モスクワ0-1(agg1-2)ラピド・ウィーン@オーストリア
83分【ラピド・ウィーン】キンツル

パルチザン・ベオグラード@セルビア・モンテネグロ0-0(agg0-0、PK戦3-4)アルトメディア@スロヴェキア

FCテューン@スイス3-0(agg4-0)マルモ
26分【FCテューン】ベルナルディーニ
40分【FCテューン】ラストリネッリ
66分【FCテューン】ラストリネッリ

モナコ2-2(agg2-3)ベティス
16分【ベティス】ヒカルド・オリヴェイラ
31分【モナコ】ジェラール・ロペス・セグ
63分【モナコ】トイフィルー・マウリダ
74分【ベティス】ヒカルド・オリヴェイラ

パナシナイコス4-1(agg5-4)ヴィスワ・クラクフ@ポーランド
62分【パナシナイコス】モリス
65分【パナシナイコス】オリサデベ
78分【ヴィスワ・クラクフ】ソボレフスキー
87分【パナシナイコス】パパドプーロス
114分【パナシナイコス】コツィオス

ローゼンボリ3-2(agg4-3)ステアウア・ブカレスト
38分【ローゼンボリ】ソッリ
57分【ローゼンボリ】オデゴーア
60分【ローゼンボリ】OG(ラドイ)
74分【ステアウア・ブカレスト】ラドイ
75分【ステアウア・ブカレスト】イアコブ

ウディネーゼ3-2(agg4-2)スポルティング・リスボン
23分【ウディネーゼ】ヴィンチェンツォ・イヤクィンタ(PK)
35分【ウディネーゼ】チェザーレ・ナターリ
38分【スポルティング・リスボン】ルドルフ・エンベラ・ドゥアラ
90+1分【ウディネーゼ】パウロ・ヴィトール・バッレート・ダ・ソウザ
90+2分【スポルティング・リスボン】マウリシオ・ピニージャ

*ウディネーゼ(3-3-2-2)
GK1:モルガン・デ・サンクティス
DF4:ヴァレリオ・ベルトット
DF14:チェザーレ・ナターリ
DF19:ダウベルト・ディアス・フェリペ・ダ・シウバ
MF5:クリス・オボド
MF8:ホセ・ルイス・ダ・クルス・ヴィディガウ
MF18:スレイ・アリ・ムンタリ
(70分-MF23:ステファーノ・マウリ)
MF7:ダミアーノ・ゼノーニ
MF32:ヴァンサン・カンデラ
FW10:アントニオ・ディ・ナターレ
(81分-FW31:パウロ・ヴィトール・バッレート・ダ・ソウザ)
FW9:ヴィンチェンツォ・イヤクィンタ

リヴァプール0-1(agg3-2)CSKAソフィア
16分【CSKAソフィア】イリエフ

*リヴァプール(4-2-2-2)
GK:カーソン
DF:フィナン、ホセミ、ヒーピア、ワーノック(64分-ゼンデン)
MF:ハマン、シッソコ;ポッター(46分-ルイス・ガルシア)、リーセ
FW:シセ(83分-シナマ・ポンゴール)、モリエンテス

【チャンピオンズリーグ予備予選3回戦第2戦】モナコ2-2(agg2-3)ベティス

ASモナコ2-2レアル・ベティス・バロンピエ
(第1戦:レアル・ベティス・バロンピエ1-0ASモナコ)
*レアル・ベティス・バロンピエが本戦出場(初)
◇日時:8月23日午後20時45分KO(日本時間27.45)
◇会場:スタッド・ルイ・ドゥ Stade Louis II (モナコ)
◇主審:ルボシュ・ミケル(スロバキア)

16分【ベティス】ヒカルド・オリヴェイラ
31分【モナコ】ジェラール・ロペス・セグ
*37分【モナコ】メリエムPK失敗(GKに弾かれる)
63分【モナコ】トイフィルー・マウリダ
74分【ベティス】ヒカルド・オリヴェイラ

■ASモナコ(4-2-2-2)
GK1:ギヨーム・ウァルミュズ
DF13:マイコン・ダグラス・シシェナンド
DF19:セバスティアン・スキラッチ
DF4:フランソワ・ジョセフ・モデスト
DF3:パトリス・エヴラ
MF7:ルーカス・アデマール・ベルナルディ
MF8:ジェラール・ロペス・セグ
MF21:キャメル・メリエム
(62分-MF14:トイフィルー・マウリダ)
MF11:オリヴィエ・ソルラン
(82分-MF22: ダヴィド・ジュリオッティ)
FW17:ナルシー・オリヴィエ・カポ・オボ
FW24:エマヌエル・シェイ・アデバヨール

■レアル・ベティス・バロンピエ(4-2-1-3)
GK13:アントニオ・ドブラス・サンターナ・オリヴェラ
DF27:ファン・アルベルト・アンドレウ・アルヴァラード “メッリ”
DF4:ファン・グティエレス・モレノ “ファニート”
DF5:ダヴィド・リヴァス・ロドリゲス
DF2:ルイス・フェルナンデス・グティエレス
MF20:マルコス・アスンソン・ドス・サントス
MF18:アルベルト・リヴェラ・ピサッロ
(76分-MF15:ミゲル・アンヘル・ロサルノ・アヤラ)
MF24:ルイス・エドゥアルド・シュミット “エドゥ”
FW17:ホアキン・サンチェス・ロドリゲス
(56分-DF7:フェルナド・ヴァレイラ・ラモス)
FW12:ヒカルド・オリヴェイラ
FW21:フランシスコ・ハビエル・ムニョス・ヨンパルト “シスコ”
(59分-DF:16 ヴィクトリアーノ・リヴァス・アルヴァロ “ナノ”)

第1戦、ロスタイムの失点で敗れたモナコだが、ローマ、カロン、チェバントンら主力を欠いたメンバーで臨まざるをえなかった。
ボールを奪ったら、早めに長身のアデバヨールに当てるモナコ。
一方、ベティスは細かくボールを繋ぐサッカーで対抗する。

試合が動いたのは16分、中盤でボールを繋いだあと、左サイドのシスコが正確なクロス。
DFの数はそろっていたモナコにたいして、頭ひとつ高かったオリヴェイラが巧みにゴール右隅へ流し込んで、ベティスにとって貴重な先制点が決まった。

31分、フォーワードから戻されたボールがジェラールに渡り、すばらしいミドルが決まって、モナコがこの試合では同点に。
そして37分、微妙な判定でモナコはPKをゲット。
しかし、これを今季ボルドーから加入した「ジダンの後継者」ことメリエムが止められてしまう。

後半、アウェイゴールの関係であと2点が必要なモナコは、早めに前線に預けるサッカーを徹底する。
アバデヨール、カポがDFと競り合ったボールが、なぜかモナコ側に渡ることが多く、再三の決定機を迎えるが、なかなか得点には至らない。
ようやく、63分、右サイドから早めのクロスの跳ね返りを途中出場のマウリダがヘッド。
これが決まって、モナコはあと1点で勝ち上がれることになり、スタジアムも盛り上がる。

何度か、モナコにおしいチャンスが続いた74分。
なにげなくヒカルド・オリヴェイラにボールが渡ると、そこからドリブル突破開始。
1対3の状況ながらも、スキラッチ、マイコンの間をすり抜け、キーパーの頭越しにビューティフルゴールを決める。
これで、勝負あり。
ベティスがチーム創設以来はじめてのCL本戦出場を決めた。