【J2第35節】京都パープルサンガ0-1サガン鳥栖

田原のトップ下

京都パープルサンガ0-1サガン鳥栖
◇日時:10月5日午後19時04分KO
◇会場:西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(4588人)(19.4℃)
◇主審:辺見康裕
後半10分【鳥栖】新居辰基

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF2:鈴木悟
DF13:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
(後半18分-FW31:田原豊)
MF16:斉藤大介
MF27:加藤大志
(後半23分-MF11:星大輔)
MF14:中払大介
(後半18分-MF8:美尾敦)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”

■サガン鳥栖”フューチャーズ”(4-2-2-2)
GK14:シュナイダー潤之介
DF3:山道高平
DF15:加藤秀典
DF28:飯尾和也
DF12:立石飛鳥
(後半4分-MF19:高林佑樹)
MF2:矢野大輔
(後半15分-DF4:一柳夢吾)
MF24:井手口純
MF34:濱田武
MF13:高橋義希
FW27:新居辰基
(後半41分-FW11:氏原良二)
FW25:鈴木孝明

前半から好調だった京都。
だが、シュートを打っても打っても、相手に当たりまくり…。
鳥栖のDFの体を張った守備はもちろん褒めるべきでしょうが、京都の攻撃に工夫がなかったというのもまた事実。
で、そんな試合の流れのときに、相手に運が回ってくるというのもサッカーの道理。
結果、新居の”一発”に沈んでしまいました。
昨今のいいゲーム内容に正直浮かれていましたが、京都、まだまだ。
見ているこちらがわも気を引き締めますです、はい。

加えて、どうしても1点がほしい局面でどう点を取るか?
いまだ課題として残っています。
第1クールには、田原への放り込みという明快な策がありました。
ところが、第3クールごろからブラジル人2人が前に残って、田原が中盤に下がる傾向にあります。
きょうのゲームでも、ラストチャンス、美尾のクロスの前にボールをさばいたのは田原。
結果、美尾のクロスに飛び込んだのが星というのがなんともはや。

個人的には、米田を下げての3トップより、2ボランチを残したまま3バック(三上か鈴木和を下げる)にして、トップ下に誰かを置いて(美尾か中払)、2トップは田原、パウのほうがいいなぁ、と思うしだいです。
スペースがないと、アレモンは消えもんになってしまいますし、ね。

これで、対鳥栖は1勝3敗で対戦終了、負け越してしまいました。
“育夫教授”の京都対策を聞いて、今後の糧にしないと…と思ってら、会見では触れられなかった模様。
頼むよ、サッカージャーナリストの皆さん。

余談ですが、サッカージャーナリストといえば、前に三ツ沢にいったとき、某専門誌記者2人組(男・女)が記者席から出てきて観客席でゲームを見ておられたことがあったんですが、先輩らしき男のひとが携帯電話で話したりしてピッチを見てないことが多くて、それはちょっと…と思ったことがありました。
人生いろいろ、記者もいろいろ。

柱谷幸一コーチ(京都)
「前半、何度もあったチャンスを決めきれなかったことが、最後まで尾を引いてしまいました。
鳥栖の選手はペナルティボックスで何度も何度も体を投げ出して守備をしていて、闘志あふれるすばらしいプレイだったと思います。
しかし、こういうゲームを勝てるようならないと、本当に強いチームとはいえません。
自分たちがよりいっそうレベルアップできるよう、またトレーニングを積んでいきます」

平井直人選手(京都)
「昇格とか関係なく、勝ちたい相手だったんだけどね。
NSXのFマチックシフトチェンジなみにすばやく切り替えて、徳島戦に向けてやっていくよ」

松本育夫コーチ(鳥栖)
「私の長いサッカー人生の中で、目の前で相手に胴上げされたことが2度ある。
非常に悔しかったので、きょう、その思いだけは選手たちにさせたくはなかったんだ。
選手たちは本当によくやってくれた。
守備では体を投げ出すことをいとわず、いっぱいいっぱいのところでプレーしてくれたことが勝因だと思う。
前半はやや硬かった感はあって、自己表現が少なかった。
だけれども、ハーフタイムに指示をして
(マイボールになったら積極的にやれ、自信をもって。/もっと戦うんだ!/連続でディフェンスしろ!ワンプレーだけで終わるな!/周りを見て、コーチングしてサッカーをするんだ/セカンドボールを拾ってボールを回せ/相手の右サイドの起点をつぶせ!)、
京都に負けたくないということでチームがひとつにまとまってくれた」

【京都サンガ】きょうにもJ1昇格決定

あけて本日のJ2第35節・鳥栖戦にて、京都サンガに昇格が決まる可能性があります。
さんざん言われていることですが、繰り返しますと
 ・京都が勝利
したうえで、3位以下の
 ・甲府が草津に負ける
 ・山形が福岡に負ける
 ・札幌が横浜に引き分けるか負ける
条件が満たされたとき、J1昇格がビバ決定!

可能性は正直低いですし、決まったら決まったで早すぎというか前戯が足りないというかですが。
とはいえ、なにか起きるかわからないのがサッカーの常。
気は抜けません。
わたくしも、19時からテレビの前にかじりつけるよう調整ずみ。
(スカパー!は185チャンネル)

決めてやる、今夜?
WOW WAR TONIGHT。
抱きしめてTONIGHT。
ときめきTONIGHT。
そんな感じで、なんか気分が盛り上がってきた!

【イタリア・セリエA第6節】ユヴェントス2-0インテル・ミラノ

ユヴェントス2-0インテル・ミラノ
◇日時:10月2日20.30KO(日本時間翌3.30)
22分【ユヴェントス】ダヴィド・トレセゲ(ヘッド)
34分【ユヴェントス】パヴェル・ネドヴェド(FK直接:右足)

■ユヴェントス(4-2-2-2)
GK32:クリスティアン・アッビアーティ
DF20:マヌエレ・ブラージ
DF21:リリアン・ユリアン・テュラム
(50分-DF6:ロベルト・コヴァチ)
DF28:ファビオ・カンナヴァーロ
DF19:ジャンルカ・ザムブロッタ
MF4:パトリック・ヴィエラ
MF8:フェレイラ・ダ・ローザ・エメルソン
MF16:マウロ・ヘルマン・カモラネージ
MF11:パヴェル・ネドヴェド
FW17:ダヴィド・トレセゲ
(60分-FW25:マルセロ・ダヌビオ・サライェタ)
FW9:ズラタン・イブラヒモヴィッチ
(44分-FW10:アレッサンドロ・デル・ピエーロ)

■インテル(4-2-2-2)
GK12:ジュリオ・セサール・ソアレス・デ・エスピンドーラ
DF2:イヴァン・ラミロ・コルドバ・セプルヴェーナ
DF23:マルコ・マテラッツィ
(84分-DF13:ジョゼ・マルセリーニョ・フェレイラ “ゼ・マリア”)
DF25:ワルテル・アドリアン・サミュエル
DF16:ジュゼッペ・ファヴァッリ
MF8:マルセロ・ダヴィド・ピサーロ・コルテス
(71分-FW9:フリオ・リカルド・クルス)
MF19:エステバン・マティアス・カンピアッソ・デラウ
MF7:ルイス・フェリペ・マデイラ・カイェーロ “フィーゴ”
(64分-FW20:アルヴァロ・アレハンドロ・レコバ・リヴェーロ)
MF5:デヤン・スタンコヴィッチ
FW10:アドリアーノ・レイテ・リベイロ
FW30:オバフェミ・アキンヴンミ・マルティンス

  〃∩ ∧_∧
 ⊂⌒(  ・ω・)  はいはい
  `ヽ_っ⌒/⌒c    スクデットスクデット
     ⌒ ⌒
ユーヴェ、盤石すぎの開幕6連勝。
(過去データによると、開幕6連勝したチームはすべて優勝)
ただ、3人の交代選手がすべて怪我というのが今後どう影響しますか。
と、思ったら、Aマッチデイで休めるのか…。

【イングランド・プレミアシップ第7週】リヴァプール1-4チェルシー

リヴァプール1-4チェルシー
◇日時:10月2日16.00KO(日本時間24:00)
27分【チェルシー】フランク・ジェイムズ・ランパード(PK)
36分【リヴァプール】スティーヴン・ジェラード
43分【チェルシー】デイミアン・アンソニー・ダフ(←ドログバ)
63分【チェルシー】ジョー・コール
82分【チェルシー】ジェレミー・ソレーレ・ヌジタップ・フォッソ(←ロッベン)

■リヴァプール(4-2-3-1)
GK25:ホセ・マヌエル・レイナ・パエス
DF3:スティーヴ・フィナン
DF23:ジェイミー・キャラガー
DF4:サミ・ヒュイピャ
(71分-FW24:フロラン・シナマ・ポンゴル)
DF21:ヂミー・トラオレ
(81分-FW9:ジブリル・シセ)
MF16:ディトマール・ハマン
(68分-MF22:モハメド・ラミネ・シッソコ “14人兄弟”)
MF14:チャビエル・アロンソ・オラーノ “チャビ・アロンソ”
MF10:ルイス・ハヴィエル・ガルシア・サンス
MF8:スティーヴン・ジェラード
MF6:ヨン・アルネ・リーセ
FW15:ピーター・クラウチ

■チェルシー(4-3-3)
GK1:ペトル・チェヒ
DF13:ウィリアム・ガラ
DF26:ジョン・テリー
DF6:ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・デ・カルヴァーリョ
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
(83分-DF29:ロベルト・フゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥート)
MF4:クロード・マケレレ
MF5:ミカエル・エシェン
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
FW10:ジョー・コール
(67分-FW16:アルイェン・ロッベン)
FW15:ディディエ・ドログバ
FW11:デイミアン・アンソニー・ダフ
(76分-DF14:ジェレミー・ソレーレ・ヌジタップ・フォッソ)

トラオレのところが穴かなぁ(略して、とらのあな)と思ってたら、やっぱり!
クリアボールがドログバに当たって前に抜け出されたところを、トラオレが後ろからスライディングにいってチェルシーにPK。
これを、ランちゃんがレイナに読まれながらも、ボールは脇の下を抜けてゴールイン。
リヴァプールも、CKのこぼれからジェラードがズドンッと決めて同点にするも、つかの間。
ドログバがヒュイピャを個人技で交わしてボックス内に侵入しパス、ダフが滑り込みながらシュートで、前半のうちにチェルシーがリードする。
後半も、デルオルノのスルーパスからドログバがシュートして、こぼれをコール!
そして、またまたスローインから抜け出たドログバがセンタリング、ロッベンが後ろにそらして、フリーで走り込んだジェレミがドカン!

CLではスコアレスだった両チームですが、きょうにかんしてはリヴァプールが、トラオレ&ヒュイピャというディフェンスの中でも弱いところをチェルシーに突かれて失点を重ねたという試合でした。
クラウチ対策に高身長のDFを並べたことといい、モウリーニョの作戦勝ち、かな。

◇試合データ
Liverpool – Chelsea
1 Goals 4
1 1st Half Goals 2
3 Shots on Target 6
5 Shots off Target 4
4 Blocked Shots 0
4 Corners 2
16 Fouls 18
0 Offsides 7
1 Yellow Cards 3
0 Red Cards 0
75.4 Passing Success 66.0
30 Tackles 33
66.7 Tackles Success 81.8
59.6 Possession 40.4
57.1 Territorial Advantage 42.9

【フランス・リーグアン第10節】サンテティエンヌ3-0ル・マン

サンテティエンヌ3-0ル・マン
◇日時:10月1日20.00KO(日本時間翌3.00)
42分【サンテティエンヌ】ロワ・ペラン
56分【サンテティエンヌ】ヴァンサン・オニョン
79分【サンテティエンヌ】ダヴィド・エレビュイック

■サンテティエンヌ(4-4-2)
GK16:ジェレミー・ジャノ
DF22:フッセニ・ディアワラ
DF4:ヴァンサン・オニョン
DF6:ズゥマナ・キャマラ
DF23:エリタ・ヌコロンゴ・イルンガ
MF8:ダヴィド・エレビュイック
MF27:ジュリアン・サブル
(71分-DF19:ダミアン・ペルキュス)
MF24:ロワ・ペラン
MF21:ムハマドゥー・ダボ
(85分-DF29:アレディーヌ・ヤイア)
FW15:ラミヌ・サコ
(43分-FW10:セバスティアン・マズル)
FW9:フレデリック・ピキューヌ

■ル・マン(4-2-1-3)
GK30:ヨハン・プレ
DF6:オリヴィエ・トマ
DF25:マルコ・バサ
DF19:ヨハン・ポラール
DF20:ローラン・ボナール
MF5:フレデリック・トマ
MF8:ジャック=デシレ・ペリアタンベー
(59分-MF13:セバスティアン・ゴルモン)
MF22:松井大輔
(46分-MF28:ダヴィデ・キウミエント)
FW17:ジェイムズ・ファンショーヌ
FW18:トゥーリオ・ヴィニシウス・フロエス・デ・メロ
FW14:チガイ・リュコ
(85分-FW29:”マスター”エドリシ・コウェル・エコウスエヒ)

リュコとポジション代えてトップ下にいる時間が多かった松井ですが…。
全然、ダメ(苦笑)。
球離れ遅くて、ボールをすぐ奪われる、まさに悪いときの松井。
あげくに前半で交代されてしまう。
レキップでも、デ・メロとともに3.5点という両チーム最低点。
代表を前にして、これはヒドス。

にしても、緑のユニとコニカミノルタの胸スポンサーでおなじみ、サンテティエンヌは鬼プレスですごくいいチームでした。

※参考
Football: Ligue 1 2005-2006 10e journee Aller, la fiche de Saint-Etienne-Le Mans