【フランス・リーグアン第9節】ル・マン0-0パリ・サンジェルマン

ル・マン0-0パリ・サンジェルマン
◇日時:9月24日20.00KO(日本時間27.00)

■ル・マン(4-2-1-3)
GK30:ヨハン・ペレ
DF6:オリヴィエ・トマ
DF25:マルコ・バサ
DF19:ヨハン・ポラール
DF20:ローラン・ボナール
MF5:フレデリック・トマ
MF8:ジャック=デシレ・ペリアタンベー
MF14:チガイ・リュコ
FW17:ジェームズ・ファンショーヌ
FW18:トゥーリオ・ヴィニシウス・フロエス・デ・メロ
FW22:松井大輔
(88分-FW9:イスマエル・バングゥラ)

■パリ・サンジェルマン
GK1:リオネル・レティジ
DF5:ベルナール・メンディ
DF4:ダヴィド・ロゼフナル
DF6:マリオ・アルベルト・ジェペス・ディアス
DF22:シルヴァン・アルマン
MF23:モデステ・エムバミ
MF8:エドゥアール・シセ
MF24:クリストフ・ランドラン
(89分-DF2:ステファーヌ・ピショ)
MF10:ヴィカシュ・ドラソー
(71分-FW14:ルディ・アダド)
MF15:ボナヴァンチュール・カルー
(75分-MF11:セルゲイ・セマク)
FW9:ペドロ・ミゲウ・カレイロ・フェレイラ・ロセンデ “パウレタ”

結果はスコアレス・ドロー。
アウェイということもあってかPSGが攻めにいく姿勢が薄かったため、お互いが中盤でスペースをつぶしあって、決定的なチャンスが生まれない。
パウレタの強引なシュートが何本か目立ったかな?
あとは本当に何もなかった。

松井は、対面のメンディのマークにあって、精彩を欠いていた(レキップは4点、辛い!)。
ただ、メンディと肩をぶつけ合っても、体負けしなかったのが印象に残った。
松井、強くなったなぁ~。

◇レキップ採点
ル・マン
Y.PELE 6.5
L.BONNART (c.) 7
Y.POULARD 6
D.PERIATAMBEE 6
M.BASA 6.5
O.THOMAS 5.5
F.THOMAS 6.5
D.MATSUI 4
(I.BANGOURA -)
J.FANCHONE 5
C.LUCAU 5
V.DE MELO 4

パリ・サンジェルマン
L.LETIZI 6.5
B.MENDY 4
S.ARMAND 5
D.ROZEHNAL 6.5
M.YEPES 6
E.CISSE 6
V.DHORASOO 4
(R.HADDAD -)
C.LANDRIN 4.5
(S.PICHOT -)
B.KALOU 5
(S.SEMAK -)
M.M’BAMI 6
P.PAULETA (c.) 5.5

※参考
Football: Ligue 1 2005-2006 9e journee Aller, la fiche de Le Mans-Paris-SG

【フランス・リーグアン第8節】ニース1-0ル・マン

ニース1-0ル・マン
◇日時:9月21日20.30KO(日本時間27.30)
21分【ニース】ママドゥー・バガヨコ

■ニース
GK1:ダミアン・グレゴリーニ
DF24:ロド・ファンニ
DF13:ジャック・アバルドナド
DF17:サミー・トレオレ
DF2:セドリック・ヴァルロール
MF14:フロラン・バルモン
MF6:オリヴィエ・エショウアフニ
(51分-MF27:ヨアン・ビニェ)
MF26:シリル・ロール
MF18:セバスティアン・ルゥデ
(64分-DF15:フロリアン・ジャルジャ)
FW11:ママドゥー・バガヨコ
FW12:バカリ・コネ
(72分-FW9:スレイマヌ・キャマラ)

■ル・マン(4-2-1-3)
GK30:ヨハン・プレ
DF2:ルイジ・ラ・ヴェッキア
(8分-MF13:セバスティアン・ゴルモン)
DF25:マルコ・バサ
DF15:グレゴリー・セルダン
DF20:ローラン・ボナール
MF5:フレデリック・トマ
MF8:ジャック=デシレ・ペリアタンベー
MF7:ヨハン・オクール
(56分-FW14:チガイ・リュコ)
FW29:”マスター”エドリシ・コウェル・エコウスエヒ
(46分-FW18:トゥーリオ・ヴィニシウス・フロエス・デ・メロ)
FW17:ジェイムズ・ファンショーヌ
FW9:イスマエル・バングゥラ

更新サボっていた、ミッドウィークの結果から。
松井やオリヴィエ・トマら主力をメンバーから外し、またレギュラーのデ・メロらをベンチに置いて、アウェイ戦に臨んだル・マン。
普段は右サイドのウイングのファンショーヌをセンターフォワードに入れて臨むが、攻撃が機能せず、ニースにやられ放題だった。
おまけに、ユーべからレンタルでやってきたイタリア人のラ・ベッキアが、開始早々に負傷するアクシデントも。

後半に入って、デ・メロをセンターに入れ、ファンショーヌを右に回して、多少は好転するも、結局スコアはそのままで試合は終わる。
あえて負けにいって負けた試合、そんな感じであった。

【イングランド・プレミアシップ第6週】チェルシー2-1アストン・ヴィラ

チェルシー2-1アストン・ヴィラ
◇日時:9月24日15.00KO(日本時間23:00)
44分【ヴィラ】ルーク・ムーア
45分【チェルシー】フランク・ジェイムズ・ランパード(FK直接:右足)
75分【チェルシー】フランク・ジェイムズ・ランパード(PK:右足)

■チェルシー(4-3-3)
GK1:ペトル・チェヒ
DF20:パウロ・ヘナト・レボーショ・フェレイラ
DF26:ジョン・テリー
DF6:ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・デ・カルヴァーリョ
(57分-FW24:ショーン・キャメロン・ライト=フィリップス)
DF13:ウィリアム・ガラ
MF4:クロード・マケレレ
MF5:ミカエル・エシェン
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
FW11:デイミアン・アンソニー・ダフ
FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ
(57分-FW15:ディディエ・ドログバ)
FW16:アルイェン・ロッベン
(62分-MF22:エイドゥル・シマーリ・グジョンセン)

■アストン・ヴィラ(4-4-2)
GK1:トーマス・ソレンセン
DF18:アーロン・ヒューズ
DF4:オロフ・メルベリ
DF19:リアム・リッジウェル
DF16:ウィルフレッド・ボウマ
(73分-MF14:エリック・ジェンバ=ジェンバ)
MF11:ジェイムズ・ミルナー
MF12:スティーヴン・デイヴィス
MF6:ギャレス・バリー
(87分-MF7:リー・ヘンドリー)
MF23:パトリック・ベルガー
(67分-DF3:ジェイロイド・サミュエル)
FW22:ルーク・ムーア
FW9:ファン・パブロ・アンヘル

チェルシー、今季初失点。
つっても、それまでほぼノーチャンスだったヴィラが、ソレンセンがパントキック→アンヘルが頭でそらしたらムーアの前へ→チェルシーDF2人がごっつんこ→ムーアがシュート→チェヒが弾くもゴールイン! という、ややラッキーな1点だった。

ところが、なんとその1分後、ランちゃんが直接FKをあっさり決めて、前半のうちに同点。
後半は、チェルシーが勝ち越すために、いったんダフを左サイドバックに回して(昨シーズンもあった)、そのあとはエシェンを左サイドバックにして、なんとか1点を取ろうという執念を見せる。
そして、ドログバがメルベリに体ごとぶっ倒されて得たPKを、ランちゃんがきっちり決めて2点目。

ライト=フィリップスがクロスに正確性を欠いていたのが気にはなったものの、やっぱチェルシーは強かった。
で、ミッドウィークはリヴァプールと因縁のCL戦!

◇試合データ
Chelsea – Aston Villa
2 Goals 1
7 Shots on target ( Inc Goals ) 2
12 Shots off Target (inc woodwork) 1
0 Blocked Shots 0
9 Corners Won 1
9 Total Fouls Conceded 18
3 Offsides 1
1 Yellow Cards 1
0 Red Cards 0
58% Possession 42%

【J2第33節】京都パープルサンガ4-0コンサドーレ札幌

パーフェクトゲーム

京都パープルサンガ4-0コンサドーレ札幌
◇日時:9月24日日午後14時04分KO
◇会場:西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(9426人)(27.5℃)
◇主審:岡野宇広
前半8分【京都】カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”(左足)
前半32分【京都】加藤大志(右足ループ)
前半43分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”(左足←アレモン)
後半22分【京都】OG(曽田雄志)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF2:鈴木悟
DF13:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
(後半33分-MF11:星大輔)
MF16:斉藤大介
MF27:加藤大志
MF14:中払大介
(後半16分-MF8:美尾敦)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ “パウリーニョ”
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”
(後半36分-FW31:田原豊)

■コンサドーレ札幌(3-2-3-2)
GK1:林卓人
DF15:加賀健一
DF4:曽田雄志
DF5:池内友彦
(後半0分-MF29:西谷正也)
MF21:金子勇樹
MF16:鈴木智樹
MF2:岡田佑樹
(後半1分-FW25:石井謙伍)
MF8:砂川誠
(後半20分-FW13:中山元気)
MF7:和波智広
FW30:デルリス・ハヴィエル・フロレンティン・ノゲラ
欲望という名のFW17:清野智秋

笑いが止まらない。
第3クール最後の試合は、おそらく現時点での今季ベストゲーム。
スカパー!を見ながら、「ぐはぁー、惜しい! でも、なんていい展開なんだー」と手を叩いていた喜んでいたら、「ん? また、速攻、げ、もう、パウがシュート! また、惜しい!!」といった具合に、ボールを奪った後のスピーディーな攻めは、エレガントでクレバーでジョイフルだった。
特に前半は非の付けどころがない、セクシーフットボール。

大志が右サイドに張りつづけ、そこに斉藤から再三速い、正確なミドルパスが炸裂しつづけ、そして大志が果敢に勝負を挑む。
中払が左サイドでタメをつくり、また、体を張った攻守で、京都にゲームの主導権を誘導する。
斉藤が、米田が、前線へ、サイドへボールを散らし、攻めあがっていく。
平井が、後ろ髪を風になびかせながら、コーチングの声を張り上げる。
テレビ画面の前で顔を緩ませていた俺は、やがて前立腺から突き上げるような快感(って、前立腺の経験はないわけですが)を覚え、そして、少し涙がこみ上げてきた。
快楽と愉悦のセクシーフットボール。

一方後半は、パウの再三のシュートミスと、札幌の捨て身の攻撃に受けに回ってしまったことで、テンションは落ちた。
とはいえ、大量リードがすべてを許してくれるだろう。
米田の負傷で星のボランチという新しい可能性を目撃できたことも、僥倖だった。

確かに、札幌が調子を落としていることもある。
しかし、第3クールを苦戦したことが、サンガをひとつ上のレベルに突き上げたことは認めざるをえない。
苦難がチームを育て、そしてまた、喜びの地平線が見えてきた。
確実に、サンガは、強くなった。

サポーターが見たい試合というのは、極限すれば、大量点を取って無失点で終わるゲームだ。
だから、きょうのゲームは最高だった。
スタジアムの9426人の大多数を占めるサンガファン、そして全国でテレビの前に座っていたサンガファン。
彼らの心はモヤモヤが残る余地もなく、澄み切っていることだろう。
秋晴れの西京極の空のように。

柱谷幸一コーチ(京都)
「前半は、とくに完璧だったと思います。
自分たちの狙いどおりの攻撃と守備とパウリーニョのカポエラが、ゲームコンテンツの中に入っていましたしね。
ただ後半、相手が前に出てきたことや、自分たちの気の緩み、運動量が少し落ちたこともあって、シュートを打たれたり、ゴールができなかった点もありました。
そこを修正して、またトレーニングを積んで次の試合に向かいたいと思います」

柳下正明 “ヤンツー”コーチ(札幌)
('エ')<「ボールをもったときの落ち着き、これが札幌と京都ではいちばん違っていました。
残念なのは、前半3点目を取られたとき精神的にギブアップしている選手がいたこと。
後半頭から代えましたのは、そういう選手たちです。
メンタル面で負けてしまったら、どんなにいい選手でもいいプレーはできませんから」

平井直人選手(京都)
「前半は風をおかげでチームがいいリズムに乗れたね。
今までの中でもかなりすっきりした試合内容じゃない?
まぁ、後半の終盤で少し運動量が落ちて札幌に押されたけど、そこはほら、俺のウルトラスーパーミラクルセーブで無失点に抑えることができた。
浮かれすぎないようにチームをしっかり締めて、次の山形戦に臨むよ」

やっぱり来てた稲盛和夫名誉会長(京都)
「きょうの前半くらいの試合をすれば、J1でも通用する。
昇格が決まったら、祝勝会か何か、考えないといけないなぁ」

ル・マン公式サイトオープン&松井代表入り

MUC 72 – le Site Officiel du Mans Union Club 72
シーズン前からずーーーーっと、
「工事中です。もうすぐオープンするよ、セボーン」(超訳)
状態だったル・マン公式サイトがついにオープンした。

遅いよ! フランスで大阪仕事かよこの野郎!と思ったら、トップに
Daisuke MATSUI retenu en équipe nationale du Japon
「松井が日本代表に選ばれた、10月にウクライナ戦に出るよジュテーム」(抄訳)

松井ズィッコjapan入り!
うは、怒りも忘れました。