【ナビスコ杯予選B組第1節】京都パープルサンガ3-4川崎フロンターレ

こんなに点取れるんですね

京都パープルサンガ3-4川崎フロンターレ
◇日時:2006年3月29日(水)19時00分KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(3093人)(4.5℃)
◇主審:松村和彦
前半7分【川崎】中村憲剛(右足)
前半11分【川崎】マルクス・ヴィニシウス・デ・モライス(FK直接:右足)
前半29分【京都】林丈統(左足)
後半23分【川崎】マルクス・ヴィニシウス・デ・モライス(ヘッド←ジュニーニョ)
後半26分【京都】カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”(右足)
後半34分【川崎】マルクス・ヴィニシウス・デ・モライス(左足)
後半38分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(右足)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
DF5:鷲田雅一
DF19:登尾顕徳
DF7:児玉新
MF17:石井俊也
(後半27分-FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”)
MF16:斉藤大介
MF11:星大輔
(後半0分-MF22:渡邉大剛)
MF14:中払大介
FW20:林丈統
FW30:松田正俊
(後半16分-FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”)

■川崎フロンターレ(3-4-1-2)
GK21:相澤貴志
DF5:箕輪義信
DF8:米山篤志
DF2:伊藤宏樹
MF20:長橋康弘
MF14:中村憲剛
MF29:谷口博之
MF19:森勇介
MF11:マルクス・ヴィニシウス・デ・モライス
(後半42分-FW24:黒津勝)
FW9:我那覇和樹
(後半26分-MF15:原田拓)
FW10:カルロス・アウベルト・カルヴァーリョ・ドス・アンジョス・ジュニオール “ジュニーニョ”

柱谷幸一コーチ(京都)
「結果は出せなかったですが、選手たちは90分間よくファイトしてくれたと思います。
戦前のゲームプランとしては、前半は失点0でいって、後半にパウリーニョやアレモンなど攻撃的な選手を入れて勝負をかけるというものを考えていました。
しかし、早い時間の2失点でそれも崩壊してしまいましたね。
とくに前半は、相手のボールホルダーにもっともっと厳しくチェックにいってほしかったんですが…。
あまりにもやりたいほうだいにやられすぎたと思います。

ただ、ハーフタイムに指示をして、後半は厳しく守備ができるようになりました。
攻撃に関しても、斉藤がからんでうまくサイドバックをオーバーラップさせたときには、いい形をつくれていたと自負しています。
もしこうした攻撃ができて、もし強い守備ができるようになれば、よいサッカー、勝てるサッカーができるんじゃないでしょうか。

そのためにも、とにかく1対1が強くならないとだめですね。
現状ではかなり1対1の場面での勝率が低い。
そこを50%、あるいはそれ以上にもっていかないとなりません。
フットボールとは、ゴールーキーパーを除いた10対10の人間による、フィールド上での戦争だといえます。
極端にいえば1対1の個人の戦いが10の局面においてあるわけです。
個々の局面で負けていては、個人の集合であるチームが勝てるはずもありません。
これからはとくに1対1を強化して、プラスアルファしてチーム戦術を向上させていきたいと考えています。

繰り返しになりますが、選手たちは最後まで本当によく走っていましたし、あきらめずにひたむきにやってくれたと思います。
彼らをなんとか勝たしてやりたい。
勝てるゲームをサポーターの皆さんに見せてあげたいと渇望しています。
あきらめずに、下向かずに、前を向いてやっていきます。
次は中3日で福岡とのホームゲームです。
絶対に負けられません。
しっかりとした準備をして、背水の陣で臨みます」

裕さん、シュート3本でチーム最高(林と同じ)ってなんだよ!
そんな感じで、中継なかったんでデータで見るしかないんですが。
こんな撃ち合いができるとは想定外でした。
正直、ヤマザキナビスコカップは棄ててくれてもノー問題。
そのかわりリーグ戦に集中してくれればオッケーなんですけど、林+アレ+パウの3トップに光明が見えたことを好材料としたいと思います。
しかし、柱谷コーチの発言もだんだんあとがなくなってきたような…。

ちなみに、テレビでやってた浦和対FC東京戦も、リーグ戦よりはかなりテンション低いゲームでした。
いちばんのみどころは、エスクデロの日本語インタビュー。
頭の悪い高校生っぽいしゃべり(失礼!)でドキドキ。

【UEFAチャンピオンズリーグ Quarter-finals 1st-leg】ベンフィカ0-0バルセロナ

ハンドなし

ベンフィカ0-0バルセロナ
◇日時:2006年3月28日(火)20時45分KO(日本時間翌3.45)

■ベンフィカ(4-3-3)
GK31:マルセロ・モレット・デ・ソウザ
DF33:セルジオ・アゼヴェード・ヒカルド・ローシャ
DF4:アンデルソン・ルイス・ダ・シウヴァ “ルイゾン”
DF3:アンデルソン・クレーベル・ベハウド
DF5:レオナルド・ルーレンショ・バストス “レオ”
MF14:マヌエウ・エンリケ・タヴァレス・フェルナンデス
MF6:アルマンド・ゴンサウヴェス・ティシェイラ “ペチ”
MF16:ジウベルト・ガウヂーノ・ドス・サントス “ベト”
FW11:ジェオヴァンニ・デイベウソン・マウリシオ
(68分-MF10:ヨルギオス・カラグニス)
FW20:シモン・ペドロ・デ・フォンセカ・サブローサ “シモン・サブローサ”
FW34:ロラン・ロベール
(46分-FW30:ファブリツィオ・ミッコリ)

■バルセロナ(4-3-3)
GK1:ヴィクトル・ヴァルデス・アリバス
DF2:ジュリアーノ・ハウス・ベレッチ
DF23:オレゲール・プレサス・レノン
DF3:チアゴ・モッタ
DF12:ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト “ジオ”
MF20:アンデルソン・ルイス・デ・ソウザ “デコ”
(76分-MF18:ガブリエル・フランチェスコ・ガルシア・デ・ラ・トーレ “ガブリ”)
MF24:アンドレス・イニェスタ・リュハン
MF17:マルク・ファン・ボメル
FW7:ヘンリク・ラーション
(76分-8:ルドヴィク・ジュリー)
FW9:サミュエル・エトオ・フィル
FW10:ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウヂーニョ”

ッタの手にボールが当たった@ボックス内、と思ったんですが…。
超近くで見ていたはずの、マイケル・アイアンサイド似なスティーヴ・ベネット主審(イングランド)が見逃したのか、見てなかったのか。
あ、マイケル・アイアンサイドはテレビシリーズ「V」のレジスタンス、「スターシップ・トゥルーパーズ」の愚連隊長を演じていた、ちょいワルオヤジです。
ファンサイトもあった~。

結局、両チームそれぞれ決定機をいくつか外してスコアレスドロー。
セカンド・レグへつづく。

【UEFAチャンピオンズリーグ Quarter-finals 1st-leg】アーセナル2-0ユヴェントス

セスクとヴィエラ

アーセナル2-0ユヴェントス
◇日時:2006年3月28日(火)20時45分KO(日本時間翌3.45)
40分【アーセナル】フランセスク・ファブレガス・ソレール “セスク”
69分【アーセナル】ティエリ・ダニエル・アンリ

■アーセナル(4-3-3)
GK1:イェンス・レーマン
DF27:エマヌエル・エブエ
DF28:ハビブ・コロ・トゥーレ
DF20:フィリップ・センデロス
DF16:マシュー・フラミニ
MF19:ジウベルト・アパレシド・ダ・シウヴァ
MF15:フランセスク・ファブレガス・ソレール “セスク”
MF7:ロベール・ピレス
FW13:アレクサンドル・フレブ
FW9:ホセ・アントニオ・レジェス・カルデロン
(82分-FW11:ロビン・ファン・ペルシィ)
FW14:ティエリ・ダニエル・アンリ

■ユヴェントス(4-2-2-2)
GK1:ジャンルイジ・ブッフォン
DF27:ジョナサン・ゼビナ(89分-警告*2=退場)
DF21:リリアン・テュラム
DF28:ファビオ・カンナヴァーロ
DF19:ジャンルカ・ザムブロッタ
MF4:パトリック・ヴィエラ
MF8:エメルソン・フェレイラ・ダ・ローザ
MF16:マウロ・ヘルマン・カモラネージ(87分-警告*2=退場)
MF18:アドリアン・ムトゥ
(72分-3:ジョルジオ・キエッリーニ)
FW9:ズラタン・イブラヒモヴィッチ
FW17:ダヴィド・トレセゲ
(79分-FW25:マルセロ・ダヌビオ・サライェタ)

足早ぇーーー!
スペースねぇーーー!
などと思うことしきりだった、この一戦。
ヨーロッパ仕様の4-5-1or4-3-3で戦うアーセナルが、ゲームの主導権を終始握って快勝しました。

去年からチャンピオンズ・リーグ見てると、「ポゼッション志向」で「ボールホルダーへの追い越し」が多いチームが結果を残してると思うんです。
ユーベは国内では無敵ですが、きょうにかんしては得意のショートカウンターが不発。
カペッロ的4-2-2-2がヨーロッパ舞台だと通用しなくなってきたような。

【京都サンガ】選手に不信感?

斉藤につづいて、石井ちゃん、和裕さんが柱谷コーチの采配に疑問を表明していたってことで。
うーん、マスコミにたいして思ったことを正直に吐露しちゃうなんて、少し統制がとれなくなってきたんでしょうか。
京都、遠すぎる初星…終了間際に決勝点を献上:スポニチアネックスOSAKA

MF中払主将は「いい流れだったのに…」と敗戦を悔やんだ。

こんな状況でわたくしにできることというのは、神に祈ること。
それと、机上の空論・選手起用に思いをめぐらせることぐらいなわけです(笑)。

で、ふと、去年の開幕時にブログに書いてたことを読み返してみたんですよ。
そしたら、
「星、中払がサイドをブチぬけない。これでは4-4-2は機能しない」
なーんてことが書いてあった。
ことしと同じじゃないっすか!

そうでした。
じつは昨シーズンの圧勝は、アレ&パウの個人能力によるところが大きかったんでした。
チームとして「崩し」ができるようになったのは、大志が台頭してきて、
 ・アレモン&パウの2トップ
 ・右ウイングぎみに大志
 ・ハライが左から真ん中に位置するリンクマン
 ・左に空いたスペースを三上がオーバーラップ
という形になってからだったと思います。

圧倒的優勝でシーズンが終わってわたくしもすっかり忘却してたんですが、
「攻撃が遅い」
とか
「追い越す動きがない」
といったことも書いてあったりして。
うわぁ~、ことしの不満な部分は去年から続いていることなんだなぁと思ったり。
J2でそうなんだから、ましてやJ1だと…って感じですよね。

ってことで、きょう時点でマイ脳内ベストメンバーは以下のとおりに決まりました(コズミ風味)。

パウ  田原  大志
  中払   斉藤 
     リカ    
児玉 悟 誰か 大久保
    平井    

…誰かって誰だよ。