【京都サンガ】3トップを継続へ

サンガは週末の名古屋戦でもアレパウ林のトリデンテでスタートするもよう。

柱谷幸一コーチ(京都)
「いまはこの3人のスピードに賭けたいと思います」

林丈統選手(京都)
「ナビスコとリーグ戦で2試合連続点が取れた。
コーチの信頼を得られていると肌で感じています」

【UEFAチャンピオンズリーグ Quarter-finals 2nd-leg】ACミラン3-1(agg 3-1)オリンピック・リヨン

大いなる帳尻合わせ

ACミラン3-1(agg 3-1)オリンピック・リヨン
◇日時:2006年4月4日(火)20時45分KO(日本時間翌3.45)
25分【ミラン】フィリッポ・インザーギ “ピッポ”
31分【リヨン】マハマドゥ・ディアラ
88分【ミラン】フィリッポ・インザーギ “ピッポ”
90分【ミラン】アンドレイ・シェヴチェンコ

■ACミラン(4-3-1-2)
GK1:ネルソン・デ・ジェスス・ダ・シウヴァ “ヂダ”
DF31:ヤープ・ヤコブ・スタム
(24分-5:アレッサンドロ・コスタクルタ)
DF13:アレッサンドロ・ネスタ
DF4:カハベール “カッハ”・カラーゼ
DF27:セルジオ・クラウディオ・ドス・サントス “セルジーニョ”
MF21:アンドレア・ピルロ
(71分-MF23:マッシモ・アンブロジーニ)
MF8:ジェンナーロ・イヴァン・ガットゥーゾ
(78分-DF3:パオロ・マルディーニ)
MF20:クラレンス・セードルフ
MF22:ヒカルド・イゼシオン・ドス・サントス・レイテ “カカー”
FW7:アンドレイ・シェヴチェンコ
FW9:フィリッポ・インザーギ “ピッポ”

■オリンピック・リヨン(4-3-3)
GK1:グレゴリー・クペ
DF31:フランソワ・クレール
DF3:クリスティアーノ・マルケス・ゴメス “クリス”
DF5:クラウヂオ・カサッパ
DF20:エリック・アビダル
MF7:マハマドゥ・ディアラ
MF8:ジュニオール・アントニオ・アウグスト・ヒベイロ・ヘイス “ジュニーニョ・ペルナンブカーノ”
MF22:シルヴァン・ウィルトール
FW14:シドニー・ゴヴォ
(83分-DF12:アンソニー・レヴェイエール)
FW11:フレデリコ・シャヴァス・グエデス “フレッヂ”
(71分-FW9:ヨン・カリュー)
FW10:フローラン・マルゥダ

んと、最後だけだったんですよ。
パスミスからセルジーニョのクロスにピッポがあわせた一点以外は、アウェイのリヨンが押せ押せ。
ミランはカカーが至るところでつぶされちゃって、パスを通すことすらままならない状態が続いていた。

でも、試合終了まであと5分。
放り込みからボールが抜けちゃって、そこにいたシェヴチェンコがシュート。
ポストにはね返ったところを、やっぱりいるのねピッポがプッシュ。
これで、リヨンは切れちゃって、最後キーパーへのバックパスをかっさらわれてミランが追加点。

どうみてもリヨンのほうが楽しくて強いゲームをやってたのに…。
それでも、負けちゃうthis isフットボール。

【UEFAチャンピオンズリーグ Quarter-finals 2nd-leg】ヴィジャレアル1-0(agg2-2)インテル

躍動するイエロー

ヴィジャレアル1-0(agg2-2)インテル
◇日時:2006年4月4日(火)20時45分KO(日本時間翌3.45)
58分【ヴィジャレアル】ロドリフォ・マルティン・アルアバレナ(ヘッド←リケルメ)
※合計スコア2-2、アウェイゴールでヴィジャレアルがベスト4進出

■ヴィジャレアル(4-3-1-2)
GK13:セバスティアン・ヴィエラ
DF17:ハヴィエル・ロドリゲス・ヴェンタ “ハヴィ・ヴェンタ”
DF16:エンリケ・アルヴァレス・サンファン “キケ・アルヴァレス”
DF22:ファン・マヌエル・ペーニャ・モンターニョ
DF3:ロドリフォ・マルティン・アルアバレナ
MF19:マルコス・アントニオ・センナ・ダ・シウヴァ “マルコス・セナ”
MF18:アレッシオ・タッキナルディ
MF12:ファン・パブロ・ソリン
(78分-MF6:ホセ・ホアキン・モレノ・ベルドゥ “ホシコ”)
MF8:ファン・ロマン・リケルメ
FW23:ホセ・マリ・ロメロ・ガルシア・ポジョン “ホセ・マリ”
(78分-FW99:ギジェルモ・ルイス・フランコ)
FW5:ディエゴ・マルティン・フォルラン・コラソ
(89分-FW11:ハヴィエル・カジェハ・レヴィージャ)

■インテル(4-2-2-2)
GK1:フランチェスコ・トルド
DF4:ハヴィエル・アデルマル・サネッティ
DF23:マルコ・マテラッツィ
DF25:ワルテル・アドリアン・サミュエル
DF2:イヴァン・ラミロ・コルドバ・セプルヴェーナ
MF14:ファン・セバスティアン・ヴェロン
(85分-FW9:フリオ・リカルド・クルス)
MF19:エステバン・マティアス・カンピアッソ・デラウ
MF7:ルイス・フェリペ・マデイラ・カイェーロ “フィーゴ”
(75分-DF11:シニシャ・ミハイロヴィッチ)
MF5:デヤン・スタンコヴィッチ
FW20:アルヴァロ・アレハンドロ・レコバ・リヴェーロ
(56分-FW30:オバフェミ・アキンヴィンミ・マルティンス)
FW10:アドリアーノ・レイテ・ヒベイロ

ームのヴィジャレアルが、セットプレイから貴重な一点を取り、インテルを出し抜いた。
勝利の立役者はやっぱりリケルメ。
トップ下で、遅攻のさいにはゴールをキープし仲間の攻め上がりを待つ。
速攻のさいにはフォルランの前にきれいなスルーパス。
さらに、自身でもサイドライン際、角度ないところから強烈なミドルシュートも見せてくれた。

たいするインテルはどーも覇気がなかった。
1点を追わなければならない終盤も、ミスが続いて結局なにもできず。
マヌエル・ペジェグリーニ・コーチが
「これは夢でも奇跡でもない。
努力で勝ち取った結果だ。
とくに後半は完全にうちが優勢だった」
と胸を張るものわかる、イエローサブマリン軍団の快勝だった。

ファンタジーサッカー第6節

84fp。
GK 小澤英明 鹿島 3450万 +1150万 3fp 2fp 0fp 1fp 0fp 1fp 7fp
DF 鷲田雅一 京都 1140万 +490万 3fp 2fp 0fp 1fp 0fp 3fp 9fp
DF 栗原勇蔵 横浜FM 4100万 0万 3fp 2fp 0fp 0fp 0fp 1fp 6fp
DF 坪井慶介 浦和 8280万 +1080万 3fp 4fp 0fp 0fp 0fp 0fp 7fp
DF 内田篤人 鹿島 2840万 +950万 3fp 2fp 0fp 1fp 0fp 2fp 8fp
MF 斉藤大介 京都 3160万 0万 3fp 0fp 0fp 1fp 0fp 1fp 5fp
MF 鈴木啓太 浦和 4200万 0万 3fp 1fp 0fp 0fp 0fp 3fp 7fp
MF 堀之内聖 浦和 6460万 +840万 3fp 4fp 0fp 0fp 0fp 0fp 7fp
MF マグロン 横浜FM 5600万 0万 3fp 0fp 0fp 0fp 0fp 5fp 8fp(C)
MF ピンゴ C大阪 1520万 -270万 2fp -1fp 0fp -1fp 0fp 2fp 2fp
FW マグノアウベス G大阪 1億1420万 0万 3fp 0fp 3fp 1fp 0fp 3fp 10fp

いま見直したら、5バックだった…。
しっかり編成しなくちゃ。
サンガ勢では鷲田ボーナス3、わーい。
そして予想どおり、ワンボランチな斉藤はボーナスが稼げなくなりそうです。

【J1第6節】京都パープルサンガ2-1アビスパ福岡

苦しんで苦しんで…

京都パープルサンガ2-1アビスパ福岡
◇日時:2006年4月2日(日)14時00分KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(3670人)
◇主審:西村雄一 “Mr.神経質”
後半3分【京都】林丈統(ヘッド←アレモン)
後半24分【京都】美尾敦(左足←林)
後半30分【福岡】田中佑昌(右足)

■京都パープルサンガ(4-3-3)
GK1:平井直人
DF23:大久保裕樹
DF3:ヒカルド・カヴァルカンテ・ヒベイロ “リカルド”(後半8分-警告*2=退場)
DF5:鷲田雅一
DF7:児玉新
MF16:斉藤大介
MF14:中払大介
MF8:美尾敦
(後半26分-MF11:星大輔)
FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”
FW20:林丈統
(後半35分-MF18:米田兼一郎)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
(後半9分-DF19:登尾顕徳)

■アビスパ福岡(4-2-2-2)
GK1:水谷雄一
DF21:山形辰徳
DF4:金古聖司
DF5:千代反田充
DF3:アレックス・アントニオ・デ・メロ・サントス(後半44分-警告*2=退場)
MF8:ホベルト・ジュリオ・デ・フィゲイレド
(後半29分-MF11:山形恭平)
MF13:松下裕樹
(後半11分-MF26:城後寿)
MF22:中村北斗
MF10:久藤清一
FW9:薮田光教
(後半0分-FW20:林祐征)
FW27:田中佑昌

柱谷幸一コーチ(京都)
「サポーターのみなさんに勝利を見せたかった。
それが叶って、ほんとうにうれしいです。
なんとか前の3人で点を取ってくれれば、と思っていました。
選手たちは最後まで走ってくれたし、ほめてあげたい。
ただ、すぐ次の試合はやってきます。
また勝てるようにトレーニングをしたいと思います」

林丈統選手(京都)
「勝ててよかったです。
先制点は苦手はヘッドだったんですが(苦笑)。
4月は7試合あるのでしっかり戦っていきます」

れしはずかし昇格初勝利!
わっしょい! わっしょい!
TBSチャンネル解説の金田さんも大喜びっすよ。
こんな感動的な試合なのに、観客3670人ってなぁ…。

「負けられない、勝たなければいけない」
と背水の陣で臨んだこの1戦。
きれいな戦いかたじゃなかったけれど、勝ちは勝ちだもんね~。
でも、サッカーの神さまはすんなりとは勝たせてくれなかった。
初勝利に至るまで、3つの「試練」がありました。

京都はミッドウィークのナビスコ杯で機能していた、パウ&アレ&引き気味に林の3トップでスタート。
しかし、雨でグラウンダーのボールがつながりにく~い。
前線にいいボールがわたらない。
攻撃は裏狙いでドッカンドッカンロングボール。
悟に代わって鷲田が入った最終ラインも押し上げが足りず、ほぼ福岡ペースで試合が進んだ。

さて、後半。
3分、アレモンが左サイドでキープして、ふわっとクロス。
そこにセンターバックの間に入ってきた林!
ヘッド一発ズドン!
うひゃーーーー!
前半に一度決定機を外したけど、よくない流れのなかでよくぞやってくれた先制点。
こりゃ、初勝利いけるのか?
思いましたよね、みなさん!?

その直後に、「試練」その1がやってきた。
リカルドが西村主審の神経質なジャッジの犠牲になって、なんと退場処分。
残り、40分近くを京都は10人で戦うことになる。

だけど、ここから京都の出足がよくなったというのが、サッカーのわからないところなのだった。
後半24分には、FKのチャンスから美尾が左足でゴール右隅!
ひとり少ないなかで、貴重な追加点。
さらに、アレモンがPKのチャンスもらって、これで楽勝かと一瞬思ったんだけど…。

はい、ここで「試練」その2。
リカルドもパウもいないんで代わりに蹴ったアレモンが、ポストに当てちゃったよ、おい!
アレモンがっくし。

さらに、立てつづけに「試練」その3。
福岡、左から山形兄のクロスに、混戦から田中佑昌がプッシュ。
なんか、オフサイドじゃね?
体出てね?
そう思ったけどゴールが認められて、福岡が1点返しちゃった。

ひとり少ないし、PK外しちゃったし、1点差になったし…。
なんか、やーなペースで、残り15分あまり。
福岡攻めまくり。
クロス入れまくり。
京都守りまくり。
おれ、冷や冷やしまくり。
でも、勝てると信じてました。
きっと、きっと。
…根拠はなかったけど。

そして、鷲田が。
ケントクくんが。
大久保が。
児玉が。
体を張ってがんばるがんばるがんばる。
つか、児玉足つってるのにパス出しますか、ハライ。

ロスタイムは3分。
長げーよ!
でも、アレモンも前線からよくチェックにいってた。
で、タイムアップ!
いやぁ、ほんとにつらかった。
苦しかった。
けど、そんななかで勝てた。
大きい、大きい一勝。
繰り返しになりますが、あんまりキレイな形じゃなかったかもしれない。
でも、いまはこの白星がほしかった。

おめでとう、柱谷さん、そして選手たち。
これからは、勢いに乗ってくれますよね?