【J2第15節】アルビレックス新潟 0-1 京都サンガF.C.

アルビレックス新潟 0-1 京都サンガF.C.
日時:2021年5月23日(日)14:03KO
会場:新潟県新潟スタジアム “ビッグスワン”(1万2,684人/曇  19.6℃ 54%)
主審:川俣秀
58′-京都/川﨑颯太(右足←福岡)※Jリーグ初ゴール

■アルビレックス新潟(4-2-3-1)
GK21:阿部航斗
DF25:藤原奏哉
DF5:舞行龍ジェームズ
DF35:千葉和彦
DF31:堀米悠斗
MF8:高宇洋
MF20:島田譲(82′-MF19:星雄次)
MF37:三戸舜介(70′-FW7:谷口海斗)
MF33:高木善朗
MF10:本間至恩
FW9:鈴木孝司

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(46′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太
MF33:三沢直人(46′-MF31:福岡慎平)
MF16:武田将平
MF4:松田天馬(90+4′-MF14:中川寛斗)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
MF7:武富孝介(52′-MF8:荒木大吾)(90+2′-MF11:曽根田穣)

川﨑颯太選手(京都)
「シーズンが始まる前、曺さんから『お前はもっと点が取れる選手にならないといけない』と言われていました。
積極的なプレイがようやく点に結びついたということで、正直ほっとしています。
このスタジアムは去年僕がプロデビューした場所。
本当はホームで決めたかったなという気持ちはあるんですけど(苦笑)、得点できてとてもうれしいです。
(――試合前チームで共有していたことは?)
相手(新潟)はうまい選手もいますし、強い選手もいますし。
受け身にならずに、自分たちが掲げているハイプレッシャーや積極的にボールを奪いに行くということを90分やっていこう、ということでゲームに入りました。
僕のプレイがいいかどうかでチームの出来が決まってくると思うし、攻守において自分がチームの中心という気持ちでした。
でも、もったいないミスとか、相手の攻撃の芽をつめる部分がもっとあったと思うので、これからもっと努力していきたいです。
シーズン、42節戦うだけですし、これで首位になったとか順位は気にせず、次の甲府戦に向けて戦っていきます」

曺貴裁コーチ(京都)
「新潟さんの良さを消せた部分もありますし、逆に、自分の采配のちぐはぐさで新潟さんに勢いをもたらせた部分もありました。
勝てたことについて選手にはお疲れさまと言ってあげたいですけれど、手応えとしては半分半分かなという感じです。
新潟さんの前線の強さについて、映像で見ても分かっていたつもりでした。
割合的には押された展開でしたけれど、相手の良さを消すこと、自分たちがボールをもって相手のコートに侵入することはできたと思います。
アウェイで新潟さんが勝ち点3と取ろうとすることは分かっていたので、我慢できたというよりは、普段練習でやってきたことがしっかりできたなという印象です。
(――川﨑選手がプロ初ゴールを決めた)
去年うちのユースから昇格して、去年、ことしと試合に出ていて、ボールを奪うことと同じぐらいシュートに興味があれば、もう10点ぐらいは取れていたと思います。
そういうことろがまだまだ意識が低いというか……いまのは軽い冗談ですけど(笑)、意識が上がってきた中で1点取れたのは、彼はもちろん、彼のご家族、彼を育てたコーチの方たち、みんなきょうは喜んでもらえるでしょう。
これに満足せず、まだまだ成長してほしいです。
(――次の甲府戦に向けて)
前期、まだ対戦していないチームも残されてますし、きょうの試合で学んだことを選手全員で共有して、次に試合に臨みたいです。
われわれはまだ何も成し遂げていません。
われわれにとって一番ハッピーなことは『まだ成長できる』ということだと思いますし、それに対して真摯に向かっていきたいと思います」

【J2第14節】京都サンガF.C. 1-0 水戸ホーリーホック

京都サンガF.C. 1-0 水戸ホーリーホック
日時:2021年5月16日(日)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(3,654人/曇 21.3℃ 78%)
主審:田中玲匡
24′-京都/福岡慎平(右足←飯田)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(72′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太(89′-MF7:武富孝介)
MF31:福岡慎平(89′-DF46:森脇良太)
MF16:武田将平
FW14:中川寛斗(72′-MF11:曽根田穣)
FW20:李忠成(55′-MF8:荒木大吾)
FW4:松田天馬

■水戸ホーリーホック(3-1-4-2)
GK16:牲川歩見
DF2:住吉ジェラニレショーン
DF43:鈴木喜丈(75′-MF17:新里涼)
DF4:ジェファーソン・デイヴィッド・タビナス “タビナス・ジェファーソン”
MF6:平野佑一
MF19:村田航一(63′-FW7:山根永遠)
MF15:奥田晃也
MF23:温井駿斗(54′-DF3:大崎航詩)
MF8:森勇人(54′-MF14:松崎快)
FW20:ブラウンノア賢信(46′-FW11:安藤瑞季)
FW9:中山仁斗

福岡慎平選手(京都)
「アップのときからサポーターがいるだけで気持ちが入りました。
自分も千葉戦からボールを取れていなかったんで、決めきれて良かったです。
得点シーンは練習通り。
チュンくん(李忠成)がスルーするのも感じていたので、しっかり当ててゴールに流し込みました。
天くん(松田天馬)とポジションを変えたりして、ちょうどそのときボールが来たので『持ってるな』って思ってます(笑)。
水戸さんも本当に球際激しく来て、前半から自分たちのリズムでできない時間もありました。
しっかり踏ん張って、みんなでゴール前、体を張って、1点取って守りきれたということは、チームにとっても自分にとっても自信になります。
次は新潟戦ですけど、しっかりいい準備をして、自分たちのサッカーをして勝ち点3を狙っていきたいと思います」

曺貴裁コーチ(京都)
「う〜ん、まぁ……(沈思黙考)……。
フットボールって、どんな試合においても完璧なものはないと思います。
選手全員できょうの試合に向けてやってきたということでいうと、最後の本多のシュートブロックとかが一番典型的なシーン。
僕は何もしていないですけど、あいつらが勝つために真剣にやってくれて、選手たちを本当に誇りに思いますし……、まぁ……言葉がないですね、はい。
(――久しぶりにサポーターの前での試合になったことについて)
きょう午前にウェンブリーでのチェルシー対レスター、レスターが52年ぶりに決勝に行って初優勝した試合を見ました。
ウェンブリーは2万人ぐらいしか入っていなかったですけど、われわれも収容人数がコロナ禍で限られている中で、パーセンテージでウェンブリーと同じぐらいのお客さんに来てもらえる。
レスターの選手がサポーターと喜んでいる姿を見て、同じように京都のサポーターにもぜひ喜んでもらいたいなと思っていました。
そうなったかはわからないですけれど、選手たちは覚悟をもって戦ってくれました。
(――福岡を前線にポジションチェンジして、狙い通りだったか?)
結果的には狙い通りでしたが、偶然もあります。
選手たちが向かう方向をまっすぐ揃えたことで、生まれた得点だと思います。
シーズンはまだ3分の1が終わったばかりですし、もっともっと成長しなければ。
次は(アウェイ新潟戦)京都からのサポーターは現地に向かえないと聞いていますし、ビッグスワンという新潟さんの聖地の中で、われわれが相手にどれだけ向かっていけるかというのがシンプルに鍵となると思いますので、あしたからまたしっかり準備をしていきます」

秋葉忠宏コーチ(水戸)
「選手たちは気持ちを込めながら最後までファイトしましたし、ゴールをめざしましたし、すばらしいゲームをしてくれたました。
だからこそ、勝ち点3を引き出すだけの腕が僕にあれば、選手たちはもっと報われたんだろうと思います。
京都さんは2列めからもランニングしてくるので、5バック気味にして、人数をかけながら前向きに守備をして、そしてカウンターに行こう狙っていました。
失点シーンだけ、背後からのランニングに対して付いていけなかったし、その1回を見逃してもらえなかった。
決してかんたんなシュートではなかったですし、クオリティの高さを感じました。
また全員で同じ方向を向いて、しっかりトレーニングをしていきたいと思います」

【J2第13節】京都サンガF.C. 1-0 モンテディオ山形

京都サンガF.C. 1-0 モンテディオ山形
日時:2021年5月9日(日)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(0人/晴のち曇一時雨 25.6℃ 39%)※新型コロナウイルス感染予防対策のため、無観客での試合開催(リモートマッチ)
主審:吉田哲朗
32′-京都/荒木大吾(右足)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディバイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(60′-DF5:黒木恭平)
MF24:川﨑颯太(90′-DF46:森脇良太)
MF4:松田天馬
MF16:武田将平
FW14:中川寛斗(55′-FW13:宮吉拓実)
FW9:ピーターウタカ(90′-DF6:本多勇喜)
MF8:荒木大吾(60′-MF31:福岡慎平)

■モンテディオ山形(4-2-2-2)
GK44:藤嶋栄介
DF31:半田陸
DF2:山﨑浩介
DF5:野田裕喜
DF6:山田拓巳
MF15:藤田息吹(90′-DF3:栗山直樹)
MF18:南秀仁
MF41:中原輝(78′-FW27:松本幹太)
MF25:國分伸太郎(71′-MF7:岡﨑建哉)
FW39:林誠道(71′-FW24:藤村怜)
FW14:山田康太

荒木大吾選手(京都)
「前半の流れもよかったし、自分もシュートが打てていたので、どこかでチャンスはあるだろうと感じていました。
シュートは(武田)将平がよく見ててくれていたおかげ。
自分が先発で使われたからには前半から仕掛けようと思っていたし、オギ(荻原拓也)と果敢に仕掛けられたと思っています。
ただ、きょうのゲーム内容は自分たちの力を出し切ったものでは決してありません。
次の試合に向けてリスタートじゃないですけれど、もっと積み上げていかなければなりません」

曺貴裁コーチ(京都)
「後半も自分たちが優位に進められるプランをもっていたんですけど、山形さんの勢いをまともに受けるような形になってしまいました。
最後はサンガスタイル――ゴールまで体を張るということを選手たちが愚直に実行してくれて、その気持ちが勝ち点3に“乗り移った”んじゃないかという感じがします。
(荒木は)ケガをして出遅れていたんですけど、サッカーに対して非常に純粋な男で、そういう気持ちがゴールにつながったと思うし、これからもっとチームを助けてもらいたいです。
(――8戦負けなしだが?)
黒木も今季初めてピッチに立って、そうした選手全員で勝ち取った勝ち点3だと思います。
しかし、勝とうが負けようが自分たちがいいと思ったことは続けていく、逆に自分たちに足りないところに向き合ってしっかりやっていくということが、われわれにとって一番大切なこと。
次の水戸戦、サンガスタジアムでできますし、制限された中でお客さんが入っていい試合だと聞いていますので、また選手たちと協力して準備をしていきたいと思います」

佐藤尽コーチ代行(山形)
「前半は攻撃陣が怖がっていて、非常にもったいなかったです。
前を向いて仕掛ける姿勢を前半からもっと出してくれたら、違った展開になっていたんじゃないか。
自分が(指揮官に)なって使われている選手もいて、できることは少しずつ増えているのかなと思います。
ただ、もっともっとやってほしいなと」

【J2第12節】FC琉球 0-0 京都サンガF.C.

FC琉球 0-0 京都サンガF.C.
日時:2021年5月5日(水)18:03KO
会場:沖縄県総合運動公園陸上競技場“ひやごん”(2,437人/雨24.7℃74%)
主審:山岡良介

■FC琉球(4-2-3-1)
GK26:田口潤人
DF7:田中恵太
DF4:岡﨑亮平
DF15:知念哲矢
DF14:沼田圭悟
MF20:上里一将
MF10:富所悠(83′-DF9:リ・ヨンジ)
MF8:風間宏矢(87′-FW21:上原慎也)
MF23:池田廉
MF18:清水慎太郎
FW16:阿部拓馬

■京都サンガF.C.
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF19:麻田将吾
DF23:ヨルディ・バイス
DF17:荻原拓也(65′-DF15:長井一真)
MF24:川﨑颯太
MF31:福岡慎平(77′-MF8:荒木大吾)
MF16:武田将平(90+1′-FW20:李忠成)
FW13:宮吉拓実(65′-MF33:三沢直人)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW4:松田天馬

曺貴裁コーチ(京都)
「前半から勇気をもって得点を取りに行こうということで、選手たちはハードに戦ってくれました。
琉球さんのソリッドな形というのは予想していましたけど、それにめげずに何度もシュートチャンスをつくった中で、こういうことを監督として言っていいかわからないですけれど、運がなかったのかなと。
ただ、これだけやって勝ち点1が取れたことをポジティブにとらえて、次に繋げていきたいと思います。
たらればと言ったらきりがないんですけど、シュートがラインを超えればゴールだし、きょうはゴールが生まれなかった。
しかし、それに至るまでの選手のジャッジに対してぼくは後悔はありません。
最後1点入れば全員がハッピーだったんですけれど、入らなかったことでアンハッピーになったわけではないですし、選手たちをわれわれがしっかりサポートして、次の山形戦に向かっていきたいなと思います。
(――65分に三沢、長井選手を投入した意図は?)
相手の圧力が強まってきた中で、彼らがサンガタウンで見せてくれているもの、シュート力や前に出る力をチームとして落とし込もうとしたんですけど……ふたりともよくやったと思います。
(――高い湿度の中をよく走っていたことに対して)
走らなくても勝てるサッカーはあるかもしれません。
ですが、走ることが楽しみに変わり、それが見ている人に伝わるというのが、ゴールが前にある以上サッカーの本質だと、僕は思う。
点を取るために取られないために、前方向に後ろ方向に走力を上げていくというのはサッカーで大事なことだと思うので、その点についても選手たちはよくやったと思います」

樋口靖洋コーチ(FC琉球)
「引き分けというのは妥当な結果。
お互いがしっかりと時間をつくりながら、チャンスをつくる、それを跳ね返す……。
非常に難しい、拮抗したゲームだと思いました。
立ち上がり、2つほど危ないシーンをつくってしまいましたけど、それ以外はボックスの外で対応ができていましたし、最後で体を張ることができていました。
シュートを(15本)打たれていても、枠を外れたり、シュートブロックをしています。
そういう意味では、最後まで集中したディフェンスができた結果のクリーンシートでした。
試合前は“琉球のスタイルを見せたい”と言っていましたが、ボールを握るという意味ではまだまだかなと。
ただチャンスメイクの面では、後半はかなりゴールに迫って、ぼくらの特徴であるサイドからの攻めが機能したかと思います」

【J2第11節】京都サンガF.C. 3-2 愛媛FC

京都サンガF.C. 3-2 愛媛FC
日時:2021年5月1日(土)14:03KO ※雷雨のため、後半開始50分遅延
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(0人/晴一時雷のち曇 22.5℃ 54%) ※リモートマッチ=新型コロナウイルス感染予防対策のため、無観客での試合開催
主審:柿沼亨
5′-京都/宮吉拓実(左足)
40′-京都/松田天馬(右足←武田)
45+3′-愛媛/川村拓夢
76′-京都/ヨルディ・バイス(右足)
79′-愛媛/藤本佳希

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(83′-DF41:白井康介)
MF24:川﨑颯太(64′-MF8:荒木大吾)
MF31:福岡慎平(46′-MF33:三沢直人)
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(89′-DF46:森脇良太)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(89′-FW20:李忠成)
MF4:松田天馬

■愛媛FC(4-1-3-2)
GK37:秋元陽太
DF20:茂木力也
DF3:西岡大志
DF4:池田樹雷人
DF5:前野貴徳(91′-DF39:内田健太)
MF16:田中裕人(78′-MF11:近藤貴司)
MF6:小暮大器(46′-MF13:岩井柊弥)
MF41:森谷賢太郎
MF8:川村拓夢
FW10:藤本佳希
FW14:吉田眞紀人(86′-FW38:唐山翔自)

宮吉拓実選手(京都)
「ボク個人がゴールが取れていることもうれしいですが、チームが勝ち点3を取り続けられていることが何よりうれしいです。
1試合でも早くここ(サンガスタジアム)で決めたいという気持ちがありました。
ファン、サポーターの皆さんがいないのは残念なので、たくさんの方がこのスタジアムに来ていただいたときにまたゴールを決めたいと思います」

曺貴裁コーチ(京都)
「先に取れた2点はエキサイティングで素晴らしいゴールでしたけれど、その後の時間帯で少し相手にスキを与えてしまいました。
3点目を取った後のフリーキックの守備も含めて、勝ったものの反省と課題が残る試合だったと思います。
まだまだ自分たちはやらなければいけないことがあるな、と感じました。
ただ、連勝している6試合目というプレッシャーが選手にはあったでしょう。
その中で、最後に出た森脇と忠成の“クローズの力”も含めてチーム全体で勝利することができました。
(――雷雨でハーフタイムに中断時間があったが?)
1点を取られた直後だったので、難しい時間というよりは冷静になれる時間でした。
(リモートマッチとなって)『お客さんはここに来られないけど、いつも以上の熱でやっていこう』と言ってきたので、選手たちはよく頑張ってくれたと思います」

實好礼忠コーチ(愛媛)
「はい、あ〜、立ち上がりのとこ……京都サンガの勢い……このスタジアムの勢いに(苦笑)、ちょっと呑まれたところが多少あったかなと、思いますけど。
それ以降は、みんなが声出し合って、助け合って、すごく戦ってくれました。
(――雷雨でハーフタイムが伸びて難しさがあった?)
選手たちがココっていうときにいろんな声を出し合いながら〜、まぁリスタートっていう感じで入ってくれて。
うん、すごく入りも良くて。
なんとか良い、かっ……結果に結びつけたかったですけど、はい(苦笑)。
(――きょうの試合で得た手応えは?)
そうですね、この最近戦えるってところが、自分たちがやれるってところが、すごく実感・体感できていますし。
あとすごく良いトレーニングをやっているので、う〜ん……本当に継続して、やっていければ〜……、うん!……と、思います。
(――サポーターに向けて)
う〜ん、残念な結果でしたけど〜、戦う姿勢はすごく見せられたと思いますし……、うん! また(一緒に)喜べるように努力していきたいです」

“勝って兜”の6連勝(8年ぶり)

カジュアルスーツ姿でカッコよくなった實好さん、インタビューは変わらずカミカミで懐かしくなった笑

しかし、愛媛はシーズン開幕当初にやっていたサッカーからだいぶ変わってた。
和泉茂徳氏時代は「中途ハンバな4-4-2」という感じ。
ところがきょうの愛媛は前線から強くプレッシング、攻撃時はトライアングルを作ってダイレクトパスを交えたポジショナルプレーが軸。
もし京都を指揮しているときウタカがおらず、若い選手たちが中心だったら、こんなサッカーをしていたのかなぁと思ったりした。

そんな愛媛相手に苦戦しながらも…。
相手に当たったボールを抜け目なく流し込んだ宮吉の先制点といい、おなじく相手にあたってこぼれてきたボールをプッシュしたバイスの3点目といい、運も味方してくれたと思う。
これで6連勝。
2013年以来って、大木さんのころか。
最後、旧国立競技場で徳島と昇格プレイオフを戦い、負けてしまったシーズン。
思えば、あの年が降格後、もっとも「J1に近づいた」瞬間だったかもしれない。
あれから8年か…(遠い目)。