【J2第25節(※順延分)】松本山雅FC 2-2 京都サンガF.C.

松本山雅FC 2-2 京都サンガF.C.
日時:2021年9月7日(火)19:03KO
会場:長野県松本平広域公園総合球技場 “アルウィン”(3,904人/晴 21.7℃ 57%)
主審:藤田優
11′-松本/河合秀人
21′-京都/宮吉拓実(ヘッド←白井)
33′-松本/伊藤翔
51′-京都/宮吉拓実(ヘッド←黒木)

■松本山雅FC(3-4-2-1)
GK1:圍謙太朗
DF33:大野佑哉
DF13:橋内優也
DF43:常田克人
MF37:宮部大己(82′-MF27:下川陽太)
MF4:安東輝(46′-MF24:平川怜)
MF38:佐藤和弘
MF23:外山凌
MF10:セルジオ・ヒカルド・ドス・サントス・ジュニオール “セルジーニョ”(90+3′-MF7:田中淳一 “パウロ”)
MF8:河合秀人(73′-FW45:山口一真)
FW15:伊藤翔(82′-FW14:鈴木国友)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF41:白井康介(55′-DF2:飯田貴敬)
DF23:ヨルディ・バイス
DF6:本多勇喜(55′-DF19:麻田将吾)
DF5:黒木恭平(83′-MF8:荒木大吾)
MF24:川﨑颯太
MF31:福岡慎平(83′-MF29:中野克哉)
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(73′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
MF4:松田天馬

宮吉拓実選手(京都)
「1点目も2点目もクロスでいいボールが来たので、うまく頭で合わせることができました。
2点取れたことはうれしいですけど、勝ち点3を取って京都に帰りたかったので、そこは残念な気持ちがあります。
また連戦が続くので、チームとしていい準備をして、全力で次に臨みたいと思います」

曺貴裁コーチ(京都)
「試合の立ち上がりから、流れとしてはそんなに悪くありませんでした。
しかし、警戒していた“ボールの失い方”が良くなくて、2失点をしてしまった。
長いシーズンのうち、夏が終わって、きょうは中2日での試合。
ここ3試合、先制点を取られているのは、どのチームも“勝ち点1や3の重み”がシーズン前半よりも重くなってきているからだと思います。
もちろん勝ち点3がほしかったですけども、よく2対2に追いついてくれましたし、選手たちは頑張ってくれました。
この結果をポジティブに活かすか、ネガティブになるか――。
あしたからの自分たちの姿勢にかかっています。
しっかり切り替えて、この勝ち点1をポジティブなものにしたいです。
(――次戦に向けて)
きょうイエローカードをもらって出場停止になった選手も2人います。
そういう意味でも、間違いなく総合力で臨まないといけない。
やるべきことをもう一度整理して、琉球戦に臨みます」

名波浩コーチ(松本)
「結果だけ見れば、連敗を止めたということ、ゴールが2つ生まれたということは非常にうれしい。
ただ、勝ち点3という意味ではね……。
先行することができたし、ホームスタジアムでのゲーム。
3ポイントが欲しかったな、というのは本音としては間違いなくある。
先制点は、京都が高いラインを保ってくるという分析を踏まえてのもの。
セカンドボールを予測して、敵陣に何人も入る形はつくれていて、その中で生まれた得点だった。
セルジーニョ、河合が質の高さを発揮してくれたと思う。
2点目は、夏に加入した伊藤の待望のゴール。
一方で、ゲーム展開としてはボールを奪った後のプレイが良くなかったと感じている。
圍までボールが戻ってしまうシーンが多くて、相手に圧力を掛けられたまま守勢に回る時間帯が長く続いてしまった。
他のクラブとは違って、80分近くまでハイプレスを継続してくるのが京都。
非常にハードワークができるチームで、その圧に押されてしまったのかな。
最後は、選手たちが1ポイントに執着するような戦い方を遂行してくれた」

【J2第28節】ヴァンフォーレ甲府 3-0 京都サンガF.C.

ヴァンフォーレ甲府 3-0 京都サンガF.C.
日時:2021年9月4日(土)18:04KO
会場:山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場 “インクスタ”(2,223人/雨 22.2℃ 85%)
主審:上村篤史
32′-甲府/ウィリアン・リラ・ソウザ
68′-甲府/宮崎純真
79′-甲府/三平和司

■ヴァンフォーレ甲府(3-4-2-1)
GK1:河田晃兵
DF30:浦上仁騎
DF8:新井涼平
DF40:ホルネイケル・メンデス・マレイロス
MF17:荒木翔
MF24:山田陸
MF16:野津田岳人(84′-DF4:山本英臣)
MF2:須貝英大
FW19:宮崎純真(84′-MF6:野澤英之)
FW41:長谷川元希(64′-FW9:三平和司)
FW10:ウィリアン・リラ・ソウザ(70′-MF15:中村亮太朗)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(71′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太
MF33:三沢直人(56′-MF8:荒木大吾)
MF16:武田将平(63′-MF11:曽根田穣)
FW4:松田天馬(63′-MF31:福岡慎平)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW7:武富孝介(46′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)

伊藤彰コーチ(甲府)
「いい時間帯で先制点が取れたこと。
そして追加点がカウンターで取れたこと。
本当に素晴らしかったです。
この1週間、ラインコントロールをもう一度アグレッシブにやろうと準備をしてきました。
100%、守備の選手たちがそれをやってくれたと思います」

曺貴裁コーチ(京都)
「われわれは敗戦から学んで、今まで進んできました。
きょうは悔しい負けになりましたけれど、シンプルに言って完敗です。
甲府さんの勝ちたいという気持ちが、われれれを上回っていたのは間違いありません。
そういうチームにはクリーンシュートが決まったり、ポストにあたったボールがゴールの中に入ったりするもの。
もちろん、選手たちが手を抜いたわけではありません。
準備を含めて僕の“やらせ方”、そして采配に問題があったと自省しています。
ですから、きょうの敗戦は選手たちには責任はないと思います。
ただ、みんながピッチに立ったときに
『ここから先はサバイバルで、かんたんな試合は1試合もない』
と言ったのですが、そのことを身を持って理解したでしょう。
このままこっち(中部地方)に残って、順延になった火曜日の試合に挑みます。
選手たちと話しあって、しっかりひとつになって戦いたいと思います。
こういう敗戦のあとは、間をおかないで次の試合があることはかえってありがたい。
われわれの中に、慢心はなかったと思いますけど……。
自分たちがチャレンジャーとして相手に向かっていけなかったところは真摯に反省して、松本さんに向かっていかなければなりません。
自分たちに改善すべきことがあれば、すべて改善して試合に臨むというのがプロフェッショナルですから」

リーグ再開後初黒星

所要あってディレイでDAZN観戦。
夜遅くに敗戦を見届けると、リアルタイム以上に悲しみが募る……。

きょうは、「守から攻」の局面でのカウンタープレスが機能せず。
激しい雨で、相手に詰め寄るスピードが少し落ちてしまったことも影響したかもしれない。
一方、攻撃にじっくり時間をかける局面でも決定的な場面を創出することはできなかった。
“ハントゾーン”――ペナルティーエリア角あたりに人数を掛けて、パスandゴーでシュートまで行こうとしていたけど、守備時5バックになる甲府の隙間をなかなかつけなかったという印象だ。

甲府にナイスゴールが連発で、3失点は今季最多。
曺さんがいうように、本当に完敗としかいいようがない。
中2日での次戦、選手たちの“リバウンドメンタリティ”が見どころだね。

【J2第27節】京都サンガF.C. 3-1 東京ヴェルディ

京都サンガF.C.1922 3-1 東京ヴェルディ1969
日時:2021年8月28日(土)18:33KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(4,111人/曇 29.4℃ 65%)
主審:西山貴生
20′-東V/端戸仁
57′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(右足)
60′-京都/ヨルディ・バイス(左足)
67′-京都/オリグバッジョ・イスマイラ(左足←ウタカ)

■京都サンガF.C.1922(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF41:白井康介
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(55′-DF6:本多勇喜)
MF33:三沢直人(46′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
MF31:福岡慎平
MF16:武田将平
FW4:松田天馬(75′-MF11:曽根田穣)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(89′-DF15:長井一真)
FW7:武富孝介(55′-MF8:荒木大吾)

■東京ヴェルディ1969(4-1-2-3)
GK31:マテウス・カウデイラ・ヴィドット・ヂ・オリヴェイラ
DF44:浜崎拓磨
DF2:若狭大志
DF15:ンドカ・ボニフェイス
DF16:福村貴幸
MF17:加藤弘堅(64′-MF6:山本理仁)
MF4:梶川諒太(83′-MF14:石浦大雅)
MF9:佐藤優平
FW10:ジャイルトン・ロウレンス・ダ・シウヴァ “ジャイルトンパライバ”(64′-FW11:山下諒也)
FW25:端戸仁(83′-FW27:佐藤凌我)
FW30:杉本竜士(83′-MF20:阿野真拓)

ヨルディ・バイス選手(京都)
「前半から、非常にタフなゲームだったよ。
左サイドを4度、5度ほど攻め込まれたけれど、なんとかしのぎ切ることができた。
ハーフタイムには、頭を上げていこうと声をかけあったんだ。
相手の運動量はきっと落ちてくるだろう。
それに対して、われわれはフィジカル的に強いんだ、という自負があるからね。
(――リーグ最小失点の守備について)
たしかにそうだけど、もっとシャープにしないといけないと思っている。
前半、スキを見せてしまい、カウンターから失点してしまった。
ああいった部分は修正しなければならない」

曺貴裁コーチ(京都)
「ヴェルディさんがわれわれへの対策をしっかりされてきて、苦しい戦いでした。
しかし、そういった状況に対応し、自分たちが今までやってきたサッカーを続けて、0-1から3-1に逆転できました。
選手たちはよくやってくれましたし、チームがひとつ成長した姿を見せられたと思います。
また、ことしは逆転勝ちがなかったので、大きな自信にもなります。
(――リードされた迎えた後半の修正点は?)
まず、前半に足りなかった部分について指示をしました。
そして人を代えて、相手により圧力がかかるような配置に変えました。
それがうまくいったかはわからないですけど……。
自分たちの配置というのは、間違いなく、システムによるものじゃない。
選手の組み合わせによって、いろいろなことができると思っています。
そういう意味でシーズン後半になって、より幅がある戦い方ができるようになってきました。
(――交代選手がそれぞれ仕事をした点について)
きょうは久しぶりのサンガスタジアムでしたが、アップのときいつもより緊張感がないなと感じました。
それで選手たちには、『交代選手を5人マックスで使わないと勝てない試合だ』と伝えていました。
先発で出た選手も、交代で出た選手も、よくやったと思います」

永井秀樹コーチ(東V)
「選手たちは立ち上がりから気持ちの入ったすばらしいプレイを見せてくれましたし、前半はプラン通りによくやってくれました。
後半、サンガさんがさらに前から来ることを想定して、選手たちにはボールの持つ時間、ボールを持つ場所を伝えました。
そうしたプランがあった中で、すべてが悪かったとは思いません。
失点はミス絡み。
ただ、ミスした選手だけの責任ではなく、周りのサポートの距離などの問題があった。
そこを選手たちとしっかり振り返って、改善していかなくてはならない。
悔しい結果ですが、次に向けてまた戦っていきたい」

【J2第26節】水戸ホーリーホック 0-2 京都サンガF.C.

戸ホーリーホック 0-2 京都サンガF.C.
日時:2021年8月22日(日)19:03KO
会場:茨城県水戸市水戸市立競技場 “Kスタ”
主審:上原直人
13′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(左足)
47′-京都/松田天馬(右足←ウタカ)

■水戸ホーリーホック(4-2-2-2)
GK16:牲川歩見
DF19:村田航一(61′-FW40:黒石貴哉)
DF4:ジェファーソン・デイヴィッド・タビナス “タビナスジェファーソン”
DF43:鈴木喜丈(77′-DF24:細川淳矢)
DF3:大崎航詩
MF50:中里崇宏
MF17:新里涼
MF14:松崎快(61′-FW31:藤尾翔太)
MF46:伊藤涼太郎(69′-MF8:森勇人)
FW15:奥田晃也
FW9:中山仁斗(69′-MF10:金久保順)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(46′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太(77′-MF31:福岡慎平)
MF33:三沢直人
MF16:武田将平
MF4:松田天馬(86′-DF41:白井康介)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(69′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
MF7:武富孝介(46′-MF8:荒木大吾)

ピーター・マドゥアブチ・ウタカ選手(京都)
「ゴールシーンは、飯田からのパスが素晴らしかったね。
胸でトラップして、相手DFとの競り合いをする中でゴールへの道筋をうまく見つけることができた。
水戸はよく走るし、戦ってくるチーム。
難しい戦いになるのはいつものことだし、わかっていたよ。
そういう相手と戦うときに大事なのが、ディフェンスとの駆け引きにチャレンジすること。
そのチャレンジを続けたことが、きょうの勝因だと思うんだ」

曺貴裁コーチ(京都)
「立ち上がりにいい形でゴールは取れたんですけど、その後は水戸さんにボールを動かされ、かなり苦しい前半でした。
われわれは先週の試合が中止になって、選手もゲームコンディションに慣れるのに時間がかったんじゃないかと思います。
ただ、そんな中でも少しラッキーな形で2点目を取って、交代選手たちがみんなチーム力を高めてくれたのが大きかったです。
(――前半、水戸にボールを動かされた時間帯をどう見ていた?)
相手がシステムの噛み合わせを突いてくるようになって、後ろ向きなプレイが増えてしまった。
特に、ボールロストのしかたが前半はよくなかったです。
ハーフタイムに修正をして、水戸さんがハイペースで来ていたので、90分のデザインでいうと後半に自分たちの時間帯が来るとも思っていました。
(――ハーフタイムに選手を2人交代させた意図は?)
交代した2人は疲労もありました。
元気な選手を早めに投入して、自分たちのリズムを持ってこないと、この試合は取れないなと思っていたので、いつもならもう少し我慢しますが早めにカードを切りました。
(――次戦は飯田、川崎が出場停止になるが)
2人はとても頑張ってくれている選手ではありますが、彼らを中心にチームを作っているわけではありません。
チームのやり方が変わることはありませんし、代わりに出る選手がしっかりやってくれるはず。
楽しみにしたいと思います」

秋葉忠宏コーチ(水戸)
「問いかけたいですね。
この結果を、僕を含めてクラブ、選手たちがどのように受け止めるか。
非常によくやったという側面もあれば、たった2発の決定力に負けたという側面があります。
相手が素晴らしかった、しょうがないねと受け止めるのか。
それとも、このゲームは勝たなければいけなかったねと思うのか。
選手たちと向き合いながら、受け止め方を考えて、今後の方向性を出していきたいです。
見てのとおり、きょうはほぼすべての面でわれわれが京都を上回っていました。
ただ1点だけ上回れなかったのが、ゴール前のクオリティ。
なんでもないところから京都さんはゴールを生み出せます。
一方、われわれはあれだけ決定機を作り出してもゴールを生み出せない。
いつも行ってますけれど、僕は中盤とかにはまったく興味がありません。
ボックス周りでどれだけ仕事ができるのか――。
それができるのが、J1昇格に値する選手でありチーム。
もっといえば、お金が稼げる選手、J1に行ける、世界にうってでられる選手だと思っていますから。
そういうところを、ぜひもう一度見つめ直したいと思います」

【JFA 全日本サッカー選手権大会ラウンド16】京都サンガF.C. 0-1 浦和レッドダイヤモンズ

京都サンガF.C. 0-1 浦和レッドダイヤモンズ
日時:2021年8月18日(水)18:03KO
会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(3,416人/曇り 27.6℃ 72%)
主審:飯田淳平
15′-浦和/岩波拓也

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF41:白井康介
DF15:長井一真
DF6:本多勇喜
DF5:黒木恭平(80′-DF17:荻原拓也)
MF31:福岡慎平(80′-MF4:松田天馬)
MF33:三沢直人
MF29:中野克哉(62′-MF24:川﨑颯太)
FW14:中川寛斗(62′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
FW20:李忠成(69′-MF11:曽根田穣)
FW8:荒木大吾

■浦和レッズ(4-2-3-1)
GK1:西川周作
DF2:酒井宏樹
DF4:岩波拓也
DF5:槙野智章
DF3:宇賀神友弥
MF17:伊藤敦樹(76′-MF29:柴戸海)
MF40:平野佑一
MF41:関根貴大(89′-DF28:アレクサンダー・ショルツ)
MF21:大久保智明(65′-MF11:田中達也)
MF15:明本考浩(89′-MF24:汰木康也)
FW33:江坂任(76′-FW30:興梠慎三)