お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな。
■サンガ、最下位も補強なし : 京都新聞
加藤久前監督は人とボールが激しく動く攻撃的なサッカーを掲げた。だが、実際は選手間の連動を欠き、相手守備を崩す場面はほとんどなく、修正もできなかった。中盤の構成を担っていた佐藤が抜け、今季加入のチエゴや片岡は期待に応えきれていないのが現状だ。また、中断期間以降、J1残留を争う湘南や仙台、大宮が積極的に補強したのに対し、サンガは「現有戦力で十分に戦える」(梅本徹会長)と補強の予定はない。
お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな。
■サンガ、最下位も補強なし : 京都新聞
加藤久前監督は人とボールが激しく動く攻撃的なサッカーを掲げた。だが、実際は選手間の連動を欠き、相手守備を崩す場面はほとんどなく、修正もできなかった。中盤の構成を担っていた佐藤が抜け、今季加入のチエゴや片岡は期待に応えきれていないのが現状だ。また、中断期間以降、J1残留を争う湘南や仙台、大宮が積極的に補強したのに対し、サンガは「現有戦力で十分に戦える」(梅本徹会長)と補強の予定はない。
京都サンガ 0-2 アルビレックス新潟
◇日時:2010年8月7日(土)18.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(6818人/晴 30.1℃ 61%)
◇主審:奥谷彰男
28分【新潟】チョ・ヨンチョル
78分【新潟】オウンゴール(クァク・テフィ←CK)
■京都サンガ(4-3-3)
GK21:水谷雄一
DF24:増嶋竜也(66分-MF22:渡邉大剛)
DF5:クァク・テフィ
DF4:水本裕貴
DF17:中村太亮
MF18:加藤弘堅
MF26:角田誠
MF15:中山博貴
FW31:宮吉拓実(61分-FW23:中村充孝)
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(74分-DF19:森下俊)
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
■アルビレックス新潟(4-2-2-2)
GK1:黒河貴矢
DF22:西大伍
DF3:千葉和彦
DF6:永田充
DF24:酒井高徳
MF15:本間勲
MF32:小林慶行(77分-DF17:内田潤)
MF10:マルシオ・ヒシャルデス・ヂ・アンドラーヂ(90+2分-MF19:明堂和也)
MF9:チョ・ヨンチョル(61分-MF14:三門雄大)
FW8:ミシェウ・ジェフェルソン・ナシメント(54分-一発退場)
FW11:矢野貴章
0点に抑えられば、負けることはない。
1点を取ることができなければ、勝つことができない。
当たり前のことだけど、この事実が重いな…。
秋田新体制になって、いまだノーゴール。
そして、今季連続失点ゲームを更新中。
つまり、泥沼はまだ続いている。
むしろ、光明が見えない戦い方を繰り広げているように感じる。
一週間試合がなかったことで、秋田コーチがどういった選手起用をしてくるかが注目だった。
5バック気味の3バックで守備が崩壊していたから、4バックにチェンジ。
弘堅、角田、博貴の3センターハーフを敷いて最終ラインの前でブロックを作りつつ、前線の3人の攻撃に賭けようというイメージだったと思う。
しかし、その狙いは上手くいかなかった。
その原因といえるチームの問題は、3つある。
きょうはヂエゴ、ドゥトラともいまいちだった。
簡単にボールを失ってしまう。
ドリブルをしすぎたり、無理なワンツーを仕掛けたりで、悪い状況でのボールロストが多かった。
結果、攻撃にリズムが生まれなかった。
しかし相手が10人になったというのに、ゴールの香りがほとんどしなかったのは、つらい。
最後はクァク・テフィを前線にあげてのパワープレーしか策がなくなるという。
まぁ、パワープレーのほうが、中盤のイヤなところでボールを失うことがない分、安心して見られたんだが…。
3トップは、奔放にポジションを入れ替えてたが、守備時にはそれが仇になった印象があった。
センターバックがボールを持ったとき、両サイドバックがボールを持ったとき、誰がチェイス&チェックに行くのか?
そこに、決まり事がなかったように思う。
ヂエゴが突然プレッシャーをかけたかと思えば、立っていたり。
ファーストディフェンスがこれでは、なかなか主導権を握れないのは間違いないだろう。
いや、あえてボールを持たせ、主導権を捨てることで、カウンターを狙う「ノーガード作戦」なのかも知れないけれど…。
弘堅、角田、博貴。
この3人はボールを持って、なおかつノープレッシャーなら、ワイドに綺麗なロングパスを出す能力をもっている。
展開力は、あるのだ。
しかしその一方で、相手ボールホルダーへの寄せが甘い。
最終ラインがボールを持ったときに、顔を出さない。
サイドでボールを持って、3トップにパスをだして、そこで立ち止まっている。
つまり、3人が3人とも、チームを助ける「献身的な動き」ができていなかった。
最終ラインがボールを持ったとき、出し手がなく前に放りこんだことが何度あったか。
前線の選手がボールを持ったとき、彼を追い越す動きが何回あったか。
3センターの選手は、攻守にわたって中盤をたゆたうばかりだったように見えた。
安藤がいれば、まだマシだったかな…。
ということで、きょうで全チームとの対戦が一巡した。
振り返ってみると、今のチーム状況は開幕当初と似ている気がする。
ボールはサイドに運べても、時間がかかりすぎているし、そこからシュートにまで行けない。
相手にボールをキープされる時間帯が多くて、体力を消耗し、後半運動量が落ちる。
いろいろあって、春のチーム状態に戻ってしまったようだなぁ。
秋田コーチが「メンタル、体力向上」をスローガンにしているけど、さすがにすぐには改善されないだろう。
そして、改善されているころにはシーズンが終わりかけている可能性もある。
指揮官交代が実を結んでない今、残るは選手補強ぐらいか。
きょうのゲームで、必要だと感じたポジションは、以下のとおり。
●クァク・テフィではない、前線のポストプレイヤー
●もう少しいいクロスが上げられる、右サイドバック
●中盤で運動量豊富で、危機察知能力も高いボランチ
J2からハーフナー・マイクを引っ張ってくるとか、禁断の菊地直哉に手を出すとか…。
「新指揮官を信じる」
ことならサルでもできるわけで、サンガのフロントは補強策に奔走してほしい。
移籍は13日が登録期限最終日。
サポーターの抗議に
「こっちは寝てねーんだよ!」
と逆ギレできるぐらい、全力を尽くしてほしい。
そういえば、昔セレッソのデカモリシに手を出して、その動きがバレて大分にかっさらわれたこともあったな。
何もかも、懐かしい。
というわけで、次もホームゲームでセレッソ戦。
チーム状況が悪い中で仕方がないものけど、きょうの6818人という観客数はやはり寂しい。
テレビ中継でバックスタンド映ると、J2っぽいんだもの…。
ワタクシも帰省に乗じて次戦は観戦に行きますので、もう少し西京極に来るサポーターが増えるといいな。
(以上、テレビ録画観戦)
きょう発売の「サッカーダイジェスト」「サッカーマガジン」は、ともに京都サンガの指揮官交代劇についてページを割いていた。
ダイは2ページ、マガは1ページ。
詳しくは、各自ご確認いただくとして、気になった部分をメモ。
サッカーダイジェストによれば、
●コーチとして2011年、チーム統括として2015年まで残る契約も破棄。
違約金も落としどころが着いた模様。
サッカーマガジンによれば、
●開幕当初からの不調に、今井シャッチョさんらが不安がる
→指揮官交代を検討するも、Qさんがチーム統括を兼任しているために具体的に動けず
●カップ戦でやや波に乗ったため、交代論はいったん沈静化
●リーグ再開後、ガンバ戦ドロー、湘南戦&川崎戦で敗北
→川崎戦後の記者会見で、Qさんが続投をアピールしつつ
「相手よりも、クラブにある見えないものと戦っている。自分も試されている」
と、間接的ながらフロントを批判
●フロントぶち切れ
→新しい監督を探す時間もコネクションのない中、トップコーチへの野心を隠さなかった秋さんを後任に指名する
時系列で整理すると、
●25日(日曜日)
・Qさん:川崎戦後の記者会見(21時半頃)でフロント批判
・フロント:Q発言を問題視
・Jリーグ関係者:「川崎戦に負ければ京都は監督が代わると聞いている」
●26日(月曜日)
・Qさん:練習後「寝台伺いは出さない。岡田じゃないんだから」
・フロント:なんらかの動き、おそらくは名誉会長からの同意の取り付け?
●27日(火曜日)
・Qさん、フロントが会談。
・夜、Qさんの退団、秋田アシスタントの後任就任が発表される
25日夜から27日夜に至る動き、48時間の間でどういう動きがあったのかが気になる。
Qさんはまったく沈黙しているし、シャッチョさんも
「パソコンが壊れてブログも書けなかった(迫真)」
だし。
Qさんに、ロキノンなみの1万字インタビューで迫りたいぜ。
だって、京都サンガというクラブにある「見えないもの」を可視化しておかなければ、永遠に同じことが繰り返されそう(エンドレスエイト)だから…。
※過去ログ
■【京都サンガ】加藤久コーチが契約延長 – Sex & Books & Football
J1に昇格した京都は28日、監督を兼任する加藤久チーム統括(51)と2015年までの長期契約を結んだと発表した。現職の専務取締役は退任する。強化責任者として8年契約は極めて異例。梅本社長は「長いビジョンを持って加藤さんにクラブを任せたい」と話している。なお監督としての続投もこの日、発表。契約は09年までの2年となる。
サンフレッチェ広島 3-0 京都サンガ
◇日時:2010年8月1日(日)18.04キックオフ
◇会場:広島市広島広域公園陸上競技場 “ビッグアーチ”(晴 28.8℃ 83%/1万6193人)
◇主審:アントニー・テイラー
50分【広島】槙野智章(FK)
65分【広島】佐藤寿人(←CK)
81分【広島】佐藤寿人(pen)
■サンフレッチェ広島(3-4-2-1)
GK21:西川周作
DF24:森脇良太
DF2:イリアン・ストヤノフ
DF5:槙野智章
MF14:ミハエル・ミキッチ(8分-MF22:横竹翔)
MF35:中島浩司
MF6:青山敏弘(61分-MF28:丸谷拓也)
MF17:服部公太
MF33:山崎雅人(69分-MF20:桒田慎一朗)
MF7:森崎浩司
FW11:佐藤寿人
■京都サンガF.C.(3-4-3)
GK21:水谷雄一
DF5:クァク・テフィ(46分-DF19:森下俊)
DF24:増嶋竜也
DF4:水本裕貴
MF22:渡邉大剛
MF15:中山博貴
MF16:安藤淳
MF17:中村太亮
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW13:柳沢敦(55分-FW14:ハウバート・ダン)
FW18:加藤弘堅(71分-FW23:中村充孝)
土曜日は新宿で呑み会でしたぁ。
終電で帰るはずが、家に着いたのが日曜のお昼…。
仮眠して、ちょっと出ていたため、録画でこの試合を先ほど見終わりましたぁ。
めちゃ、眠たい試合でしたぁ。
はーぁ。
しかし、ひどい試合だった。
まさに「たられば話」ですが、Qさんがコーチのままなら3点は取られてなかったかなぁと思った。
ストヤノフのドリブルからのパス、槙野のラン。
ディフェンスラインからのビルドアップが、広島の生命線。
Qさんなら、そこを抑えるための選手起用を考えていたかと思う。
でも、きょうのサンガはそれらにたいして、ほぼノーケアだった。
試合開始から、ストヤノフにセンターラインまでボールを運ばれ、縦パスを通されまくりなんだもんなぁ。
きょうは広島の選手も精度が高くなかったから助かってましたが、いつ京都守備網が「決壊」するか…。
気が気でなかった。
結果的には、セットプレイでしか失点されたなかったわけだけど。
また攻撃も、相変わらずゴールの匂いが漂ってこない。
ボールはサイドに運べてるんだけどね、そこからクロスをうまくあげられないし、あげても中に選手がいない…。
広島と比べると、ほんと攻撃のオートマティズムがまるでない。
広島の前線は、下がったり、スペースに流れたりしながら、つまり動きながら縦パスを受けている。
そして、ワンタッチのパスで周りの選手がシンクロして動き出すのだ。
対して、京都は止まった状態の選手に縦パスを入れている。
だから、簡単に相手のディフェンダーにマークされて、ボールを失ってしまう。
広島の攻め方と対比することで、「攻撃の無策さ」がよく見えたゲームだった。
ね。
こりゃ、やばいですな。
2試合やって7失点。
コーチ交代前より状態がひどくなってます。
時間がなかったという話もあるけど、とはいえ「交代効果」がなさすぎる。
そうえいば、先だってクラブの「釈明文」が掲示された。
■ニュースリリース|京都サンガF.C.オフィシャルサイト
目標を「残留」に変更せざるをえないのは、わかる。
しかし、その目標を達成するために、
「現在のチーム、選手の状況を掌握し、クラブのビジョンを理解する」
秋田コーチに託すっていうのが、まったくロジックとして成り立ってないよなぁ。
ロジカルシンキングの基本として
「空→雨→傘」
がある。
「空を見て雨が降りそうならば、傘を持っていく」
というようにロジカルに物事を考える…というスローガンだ。
今回、サンガのフロントは残留を目標に変更したのにもかかわらず
・前の指揮官をサポートしていた人材(不調の責任の一端がある)
・より経験がない人材
にチームを委ねた。
まるで、
「空を見て雨が振りそうなのに、傘持っていくのが面倒だし、きっと降らないと信じる!」
っていって、持たずに外出しちゃうようなものだ。
「降格しそうだけど、監督探すのコネもないし、新人だけど内部のことは詳しいし、きっと勝てるようになると信じる!(キリッ)」
とね。
まったくの非ロジカル。
そして、大雨が振ってきてズブ濡れになると…。
あーぁ。
今の会長&社長の “2バカコンビ” のもとでは、たぶん1か月ぐらい負け続けないと、また動きを見せないんだろうなぁ。
つーことは、お盆で帰省のとき見る試合が、どん底状態の可能性もある…。
そうならないように、早いこと
「イマイと申します。」
と挨拶して世界の名将に電話攻撃してもらいたい!
そうしないと、梅ちゃんの毛髪をむしり取っちゃうぞ!!
(以上、テレビ録画観戦)
京都サンガ 0-4 浦和レッズ
◇日時:2010年7月28日(水)19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(曇のち雨 28.3℃ 71%/1万530人)
◇主審:吉田寿光
53分【浦和】ウィルフリイド・サヌー(ミドル)
64分【浦和】ホブソン・ポンチ
75分【浦和】エヂミウソン・ドス・サントス・シウヴァ(平井の空振り→かっさらって無人のゴールへ)
88分【浦和】宇賀神友弥
■京都サンガF.C.(3-4-3)
GK1:平井直人
DF4:水本裕貴
DF24:増嶋竜也
DF19:森下俊
MF22:渡邉大剛
MF16:安藤淳
MF26:角田誠
MF17:中村太亮(58分-DF8:中谷勇介)
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW13:柳沢敦(62分-FW31:宮吉拓実)
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(72分-FW28:キム・ソンヨン)
■浦和レッドダイヤモンズ(4-2-3-1)
GK1:山岸範宏
DF14:平川忠亮
DF4:マシュー・トーマス・シュピラノヴィッチ
DF2:坪井慶介
DF5:ウィルフリイド・サヌー(72分-DF35:宇賀神友弥)
MF22:阿部勇樹
MF13:鈴木啓太(82分-MF20:堀之内聖)
MF10:ホブソン・ポンチ
MF8:柏木陽介(77分-MF34:山田直輝)
MF11:田中達也
FW17:エヂミウソン・ドス・サントス・シウヴァ
試合前日の指揮官交代。
時間がないから、前任者の選手起用・戦術を踏襲。
爆敗で、新人指揮官の自信を一気に削ぐ。
ホームで、雨の中、平日にも関わらずやってきてくれたファンを落胆させる。
格闘ゲームにたとえるなら、
「4連コンボで、体力ゲージが赤くなった」
という状態じゃねーか、こりゃ。
それにしても、ひどいゲームだ。
いや、ひどかった。
攻撃にかんしては、今まで通り。
中盤、前線でボールをキープができない。
遅効になってサイドでこねて、相手に引かれてしまう。
シュートに行けないまま、相手ボールになる。
この無限連鎖。
守っても、前半から左サイドを狙われまくって、ケアが遅れる。
そのせいで、守備ライン全体が引きすぎる。
ミドルで失点。
メンタル乱れて、守備崩壊。
そこに、平井さんの大ポカがこの大事な試合で炸裂!
この辱めをどうしてくれるの?と言いたくなるような、ふがいなさ。
今は亡きQさんは、
「チームの実力は、同じトコロをぐるぐる回りながら、だんだん向上していく」
っていうようなことをおっしゃってましたが、今はまさに絶望のスパイラル。
チームが、どんどんドツボにはまって、自信を失い、だんだん弱くなっているのが、目に見えてわかります。
「SHI・N・KA」どころか、「TA・I・KA」してる。
やべーな、おい。
今のチーム状態は、J1に昇格以来最悪、恐慌状態だ。
そんなときに、トップの経験のない人材に指揮を任せるのは、あまりにもギャンブルすぎる。
もちろん「残留」の可能性はゼロではないけど、より可能性の高い戦略を採りたい。
いや、採ってほしい。
秋さんには申し訳ないけど、ちょっとまぁ今井がトチ狂っちゃったってことで(苦笑)白紙に戻してもらって。
より経験と実績がある人材に指揮を任せるべきだ…としか言いようがないね。
ここで戦略をミスすると、今後3年ぐらいチームはまた暗黒期に入ってしまうだろう。
「チェンジリーダーとなるためには、機会に人材を割り当てることが必要である」
とドラッカーも言ってます。
いい人材を探し、割り当てて欲しいものだ。
盛和塾の方、上奏よろしくお願いします。
そして、快勝して立ち直りの機会を与えてあげた浦和レッズの柱谷さんからは、
つ[高崎、エスクデロ、原口]
と、お中元を催促してだな…。
(以上、テレビで録画観戦)