【J2第32節】各試合を眺める

来季の偵察も含めて、各チャンネルをザッピング。
東大生Jリーガーの初出場をリアルタイムで見たりとか。

夕方からは、千葉×甲府戦。
パウリーニョの直接FKすげぇ!
往年の大分戦の弾丸FKを彷彿とさせてくれた。
ちなみに、髪型が…(笑)。

千葉は中盤であんまり意味のないパス交換が多くて、攻撃が停滞している感じ。
一方、甲府は最終ラインから早いタイミングで、両ウイング(柏、パウ)を走らせるパスを出していた。
足下×スペースへのパスの違い。
しかし、この千葉相手に天皇杯で完敗した京都サンガのあしたはどうなる…。
冷静に考えて、このままいったら昇格不可能ですやん。

【J1第28節】ベガルタ仙台 1-0 京都サンガ

ベガルタ仙台 1-0 京都サンガ
◇日時:2010年10月30日(土)13.04キックオフ
◇会場:仙台市仙台スタジアム(曇 12.5℃ 58%/1万2663人)
◇主審:村上伸次
27分【仙台】赤嶺真吾

■ベガルタ仙台(4-2-3-1)
GK16:林卓人
DF25:菅井直樹
DF6:エリゼウ・フェレイラ・マルシアーノ
DF2:鎌田次郎
DF27:パク・チュソン
MF17:富田晋伍
MF31:斉藤大介
MF11:関口訓充(67分-MF18:高橋義希)
MF20:エルヂス・フェルナンド・ダマショ “フェルナンヂーニョ”(89分-MF7:千葉直樹)
MF10:リャン・ヨンギ
FW24:赤嶺真吾(85分-FW14:平瀬智行)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK29:守田達弥
DF22:渡邉大剛
DF24:増嶋竜也
DF4:水本裕貴
DF19:森下俊
MF16:安藤淳(54分-MF23:中村充孝)
MF6:染谷悠太
MF15:中山博貴
MF17:中村太亮(46分-MF11:鈴木慎吾)
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW13:柳沢敦(71分-FW31:宮吉拓実)

手倉森誠コーチ(仙台)
「京都はここ最近のゲームでアグレッシブに、前に前に来ていた。
それに対して、キックオフから球離れを早くして、相手の背後を狙えていたと思う。
特に京都の守備体系を見ていると、サイドのところ、リャンと関口のところが空きがちだった。
そこをうまく使って、戦えていたと思う。
先ほど控え室で、2点目が入らなかったが焦れずによくやった、と選手に言ってきた。
第一クールで土をつけられた京都に、リベンジできたこともよかった。
サポーターが早くホッとしたい?
いや、僕も早くほっとしたい(笑)。
あと2つ勝てば大丈夫だと思うが、ひとつづつ積み上げていけばいい」

秋田豊コーチ(京都)
「自分がやってきたことがこういう結果になっていると思う…。
セットプレイから失点してしまい、仙台が縦に長いボールを入れてきたのでリズムが作れなかった。
グラウンド状態が悪かったということもあるが、まぁそれはお互い様なので仕方ない。
リャン、関口をうまく捕まえられなかったのは、戦略的なミスもあった。
(3ヶ月で1勝、今何が欲しいか?)
得点力が欲しいし、どういう状況でもまけないメンタリティが欲しい」

消化ムード漂う杜の都

うーむ、ありえないぐらいひどいゲームでした!!
何もできなかったし、しなかった。
試合後の秋田コーチが、完全に打ちのめされた「敗軍の将」的表情だったのが、きょうの酷さを表していると思う。

しかし、もうなんか、悔しいとか悲しいとか思わない自分が怖い(涙そうそう)。
コーナーキックの流れから失点したときも、あぁ失点しましたかぁと、淡々。
慎吾を入れても何も変化が起きないなぁ(淡々)。
充孝が入って、中盤がルーズになって相手ペースになってしまったなぁ(淡々)
宮吉入れてロングボール入れるなんて、無策すぎるなぁ(淡々)。
「黒星」というシャブを打たれまくって、廃人になったかのようです!

選手たちも、ボランチ以外は球際で負けることが多かったし…。
新移籍規定によって、すでに水面下でオファーが来てる選手もいるだろうから、彼らは
「まずケガは避ける」
ムードになっちゃってるのかなぁ…。
まぁ、そんな選手が出て行っても構わんけどね!(←ドヤ顔で)

加藤コーチ14戦2勝→秋田コーチ14戦1勝

振り返るのもだるいぐらいですが、試合を通して決定機は2つだけかな。
前半に水本、後半に森下のシュートがキーパーを脅かしたぐらい。
どっちもディフェンダーじゃねーかよ!

仙台の攻めと比べると、京都の攻撃時の問題点がよくわかる。
仙台は中盤から赤嶺にくさびのパスが入って、そこからダイレクトでパスを出したときに、フェルとか2列目の選手が前に走り込んでいる。
いわゆる「第3の動き」ってやつだ。
対して、京都はそういう動きに欠けている。

柳沢が体を張ってキープしても、中盤からの攻め上がりが遅い。
そして、ヂエゴは前に張っているのに脚もとでボールを欲しがり、スペースでボールをもらう動きが少ない。
結果、脚もと脚もとでパスを繋ぎ、で、そのパスが微妙に呼吸が合ってない…。
攻撃の「奥行き」「幅」、どっちもない感じだった。
ドゥトラの単独突破がないことが、こんなに影響するとはなぁ。

きょうで28節。
加藤久コーチ時代=2勝8敗4分け
秋田コーチ時代=1勝10敗3分け
うーん、劣化してますがな。
得点が悲しいほど取れなくなった。
守備が改善したのはよかったが、逆にいうと攻撃より守備を優先しているともいえるし。
ことしはともかく、もし秋さんが来年指揮を取ることになるなら…。
特に攻撃面で、J2規格外のスーパーな選手を補強することがマストなのは間違いないな。
(以上テレビ生観戦)

【J1第27節】京都サンガ 1-2 ガンバ大阪

京都サンガ 1-2 ガンバ大阪
◇日時:2010年10月24日(日)13.05キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(曇 20.7℃ 65%/1万2151人)
◇主審:柏原丈二 “ジョージ”
66分【G大】佐々木勇人
70分【G大】平井将生
79分【京都】安藤淳

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK29:守田達弥
DF22:渡邉大剛
DF24:増嶋竜也
DF4:水本裕貴
DF19:森下俊(73分-MF17:中村太亮)
MF16:安藤淳
MF6:染谷悠太
MF15:中山博貴
MF9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ(74分-FW23:中村充孝)
FW13:柳沢敦(68分-FW2:西野泰正)

■ガンバ大阪(4-2-2-2)
GK1:藤ヶ谷陽介
DF21:加地亮
DF4:高木和道
DF5:山口智
DF13:安田理大
MF23:武井択也(46分-MF8:佐々木勇人)
MF27:橋本英郎(46分-MF17:明神智和)
MF7:遠藤保仁
MF33:宇佐美貴史
FW14:平井将生
FW22:イ・グノ

秋田豊コーチ(京都)
「前半の流れはすごくよかったんですが…。
ああいう流れの中でゴールを決めないと、”勝ち紐”はつかめない。
ただ、1点返して、もう1点というところまで戦ってくれた選手には感謝したい。
染谷を入れて、守備のベースはできてきた。
またトレーニングして、次の試合も頑張っていきたいと思う」

西野朗コーチ(G大)
「前半は個人の力だけでやっていた。
後半にアクセントを付けたかったので、思い切って2枚チェンジした。
これで前への推進力、スピードが出せたと思う。
イ・グノを左に回したのは、(宇佐美)貴史が球離れが悪かったから。
とはいえストライカーとして外せなかったので、ポジションを入れ替えた。
名古屋以降のセカンドグループは、混戦だし、負けられない。
きょうのように難しいゲームは続くと思うが、タフに戦っていきたい」

神様もう少しだけ

Qさんが言っていたことを思い出す。
「チームの力は、同じところで足踏みしながら、ポンと一段上るもの」
今の京都サンガは、まさにそんな状態だな。
もう少し、あと少しで殻を破れそうなのに、足踏みしている感じ。

きょうも、G大が不調だったとはいえ、前半は圧倒していたし。
こぼれ球へのアプローチ、相手ボールホルダーへのチェック、ハイボールでの競り合い。
特に、守備面で完璧といっていい内容だった。

とはいえ、なかなか点数が入らない。
攻撃の最後の局面、アタッキングサードのところで、ワンツー、相手をかわしてのシュートなど、難しいプレイが多かったかなぁ。

焦れた後半、連続の失点

で、後半はG大の選手交代もあって、流れが少し相手に向かう。
そんな中で、また最近結果が出てない中で、京都の選手のほうが「焦れて」しまった感じがした。

ディフェンスラインでのパス回しでアウェイ席からブーイング
→そんな中、水本が無謀なグラウンダーの縦パス
→カットされてカウンターで、あっさり先制を許す

先制されて落ち込んでフワフワした状態が続く
→中盤のディフェンスが軽くなって、さっくり追加点

あっさり、さっくりの2失点でゲームは決まってしまった感じ。
もちろん、前半より運動量が落ちたせいもある。
前からのプレッシングが効かなくなり、G大にボールをキープされていたし。
ただ、もうちょっと集中力というか、気持ちをキープできていれば、もしかしたら2失点のうち1失点は…と思ってしまうんだな。

「安心理論」で残りを見守る

降格濃厚とはいえども、来季に繋がる「戦い方のベース」を探っておきたい京都サンガ。
染谷が入ってバイタルが空かなくなったし、相手中盤にも厳しくチェックができるようになってきた。
あとは、攻撃。
どう点を取るか?
この問題が、今シーズンずっと解決できてない。

その問題の背景には、今いる選手層がある。
両翼の「スモールサイド」で勝負できる選手が、ドゥトラしかいないんだな。
あと、やや力が落ちるけど、太亮、大剛ぐらいなもんか。
博貴も右ワイドでボールをさばいて頑張ってるんだが、そこから縦に抜いたり、インサイドに切れ込んでシュートを打てるような選手ではない。
で、ヂエゴがボールサイドに寄ってくるから、ボックス内にいる選手が薄くなるという悪循環。

次戦はドゥトラが出場停止だから、太亮が代わりに入るだろうけど、たとえば4-3-1-2とかはどうか。
西野と柳沢が2トップ。
ヂエゴがトップ下、博貴、染谷、安藤がボランチ。
ヂエゴの役割はだいぶ整理される、というか、昔ヴェルディがやってたスタイルだな。

まぁ、ワタクシの気分的には、
・今季残り試合、白星ゼロ
・来季も秋田コーチが続投
・来季、J1昇格を逃す
のが「十分ありえる」と想定しているので、もし残り試合で勝てたりしたりしたらそれで「感動をありがとう!」と考えたい。

想定ラインを低くすれば、想定以上のことが起これば喜べる——。
誰が言いはじめたか「安心理論」とか言うらしいんですが、この姿勢で残り試合を見守りたいと思います!

巨人ファンでなぜ悪い!―黒鉄ヒロシのプロ野球安心理論

【Jリーグ】東京V、存続へ。スポーツ用品販売大手・ゼビオがメーンスポンサーに

ゼビオってなんだよ、と思ったら、東京は都心に店舗がないんだな。
いちばん近くて、川崎ルフロン、ヨドバシと丸井があるビルか。

ただ、ゼビオがスポンサーになるというだけで、チーム運営元がどうなるのか?
新たな出資者は「個人を含む複数」って、個人出資者って誰かが気になるところだ。
糸山英太郎か、ロックフェラー湯浅か!?

時事ドットコム:東京V、存続確実に=受け入れ先、支援企業固まる−Jリーグ

経営不振のためJリーグが運営に乗り出している2部(J2)の東京Vについて、大東和美チェアマンと東京Vの羽生英之社長(Jリーグ事務局長)は19日、来季以降のクラブ存続が確実になったことを明らかにした。新たな受け入れ先がほぼ固まったほか、スポーツ用品販売大手のゼビオと5年間の包括スポンサー契約を結んだ。
6月にJリーグ子会社のジェイリーグエンタープライズが東京Vの株式を取得し、羽生事務局長が社長に就任。リーグが加盟チームを直接運営する異例の方法で再建の道を探っていた。
羽生社長によると、新たな出資者は個人を含む複数。Jリーグは29日に臨時理事会を開き、新たな出資者を承認する。「東京ヴェルディ」の名称はそのまま引き継がれ、本拠地も現在の味の素スタジアム(東京都調布市)を使用する方針。
19日のJリーグ理事会では、東京Vが新たな出資者によって債務超過を解消すれば、J2で3位以内に入った場合に規定通り1部(J1)昇格の資格があることを確認した。東京Vは現在、7試合を残して3位の福岡と勝ち点差6の5位。ゼビオは子会社がアイスホッケーアジアリーグの東北を運営している。(2010/10/19-21:15)

【Jリーグ】元京都、仙台MF斉藤大介がキン肉マン主題歌を熱唱

お元気そうで何より(笑)。
そういえば、FC東京戦ではすんげぇミドル打ってたな。

仙台MF斉藤「キン肉マン」を熱唱! – サッカーニュース : nikkansports.com

仙台の「ファン感謝の集い」が17日、ユアテックスタジアム仙台で行われた。
今年も仮装カラオケ大会が一番の盛り上がりを見せた。トップバッターのFW朴成鎬(28)が韓国のヒット曲を韓流スターばりに披露。GK萩原達郎隊長(28)が率いる女装軍団は、AKB48の「会いたかった」を野太い声で歌い踊り、爆笑を誘った。DF島川俊郎(20)は昨年に続いてピアノ弾き語りで魅了。高い声を生かし、米良美一の「もののけ姫」を歌い切った。MF斉藤大介(30)も持ち歌のアニメ「キン肉マン」主題歌をマッスルポーズで熱唱した。