【J2第21節】水戸ホーリーホック 3-1 京都サンガ

水戸ホーリーホック 3-1 京都サンガ
◇日時:2012年6月24日(日)18.04キックオフ
◇会場:茨城県水戸市立競技場(2701人/曇 18.5℃ 85%)
◇主審:岡部拓人
13分【水戸】キム・ヨンギ
38分【水戸】鈴木隆行(pen.)
40分【京都】久保裕也
47分【水戸】橋本晃司(pen.)

■水戸ホーリーホック(4-2-3-1)
GK1:本間幸司
DF2:岡田佑樹
DF4:尾本敬
DF6:塩谷司
DF18:キム・ヨンギ
MF14:西岡謙太
MF24:ロメロ・ベロカル・フランク・ラーク(74分-MF8:村田翔)
MF15:島田祐輝(59分-DF3:輪湖直樹)
MF10:橋本晃司(87分-FW9:吉原宏太)
MF28:小澤司
FW30:鈴木隆行

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF7:チョン・ウヨン
MF10:工藤浩平
MF15:中山博貴
MF23:中村充孝
FW22:駒井善成
FW31:久保裕也(58分-FW28:三根和起)

▼3連敗…
「そろそろ勝っててくれ!」
(チラッ)
「また完敗してる(顔面レ・ブルー)」

出張中で試合見られてないなか、タイムアップしたころの時間にネットにアクセス。
そのときの状況がまさに上な感じ(AA略)。

おそらく
(1)カウンターかセットプレイで先制点を奪われる
(2)メンタリティ崩壊
(3)とりあえずボールを横、横に繋ぐも、なかなか決定機まで運べず
という展開が容易に予想できるなぁ。

ああ、家戻って録画見たくねぇ(遠い目)。
というわけでシーズン前半戦終了。
いい加減中盤の構成含めて「チェンジ」の時期ですよね。
そうしないと、コーチ自身の首がチェンジになりかねないわけで…。

【J2第20節】京都サンガ 0-1 ザスパ草津

京都サンガ 0-1 ザスパ草津
◇日時:2012年6月17日(日) 19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(曇時々晴 25.1℃ 67%/7628人)
◇主審:松村和彦

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF19:内藤洋平(77分-MF25:伊藤優汰)
MF15:中山博貴
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝
FW11:原一樹
FW14:長沢駿(62分-MF22:駒井善成)

■ザスパ草津(4-2-2-2)
GK22:北一真
DF23:小柳達司
DF5:中村英之
DF3:御厨貴文
DF4:永田拓也
MF30:松下裕樹
MF14:熊林親吾
MF8:遠藤敬佑
MF7:林勇介(68分-MF18:杉本裕之)
FW15:小林竜樹(80分-MF6:櫻田和樹)
FW11:金成勇(88分-FW9:アブラゥン・リンコン・マルチンス)

▼連敗、完敗
前節がさんざんだっただけに、苦戦するとは思ったんですが、まさかホームで完敗とは…。
つーか、ゴールの予感もないとか!

敗因というか、最近いいゲームができてない理由は、ズバリ相手チームに「対京都の戦い方」がバレていること。
つまり、体力の続きかぎり、前線から中盤にてハイプレスをかける。
んで、前線の選手には、厳しく当たっていく。
そうした戦い方を徹底されると、いまの京都には打開するスベがない。
シュートにすら、なかなかいけない。

本当は、そこは0-0で頑張って、相手が疲れてきた後半で勝負をかけるのが昨シーズン来のやり方だったわけだが…。
先制されてしまうと、厳しいったらありゃしない。

▼そろそろ、対策のとき
とくに前節、今節で気になった点が2つほどある。

第一に、どうも前線からの守備がうまくいってない。
だからこそ、ショートカウンターが発動せず、得点力不足に繋がっているわけだが。
特に、充孝、工藤と中盤のサイドプレイヤーの守備面がやや薄いかな。

第二に、中盤と前線の間が空きすぎている。
調子がいいときは、細かいパス交換をするのが高い位置で、MF2人とFWにサイドバックと絡んでいくから、ダイナミズムがあった。
今は、パス交換の位置がセンターライン近辺で、そこからプレスにあっているので、ボール運びがままならない。
でもって、前線へのパスは裏狙いの縦ポンだけ。

この現状を見るに、逆説的になるが、守備を考えることが得点力不足の解決策になるかもしれない。
じゃあどうするかっていうと、前線からの守備をしやすいフォーメーション、守備を頑張ってくれる選手の起用。
ぱっと思いつくのが、4-4-2の相手に対して前線から追い込みやすい4-3-3の導入とか。
あるいは、どうしても守備が軽い充孝を1.5列で起用するとか。

なんか、そろそろ「手」を打たないといけない時期だろう。
このままの戦い方でいくと、中位以下のがむしゃらに来るチームにたいして、容易に勝ち点を落としてしまいそうだし…。
(以上、テレビ録画観戦)

【J2第19節】愛媛FC 2-1 京都サンガ

愛媛FC 2-1 京都サンガ
◇日時:2012年6月13日(水)19.04キックオフ
◇会場:愛媛県総合運動公園陸上競技場 “ニンスタ”(2875人/晴 23.3℃ 67%)
◇主審:福島孝一郎 “ブラマヨ小杉”
54分【愛媛】東浩史
58分【愛媛】内田健太
81分【京都】宮吉拓実(右足)

■愛媛FC(4-2-2-2)
GK37:秋元陽太
DF2:浦田延尚
DF7:前野貴徳
DF6:田森大己
DF28:高杉亮太
MF26:村上巧
MF3:アンテ・トミッチ
MF14:東浩史
MF8:内田健太(76分-MF18:加藤大)
FW17:大山俊輔(63分-MF16:赤井秀一)
FW11:石井謙伍(70分-FW24:福田健二)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF16:福村貴幸
DF6:ファン・テソン(77分-MF25:伊藤優汰)
MF7:チョン・ウヨン(62分-MF18:倉貫一毅)
MF15:中山博貴
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝
FW13:宮吉拓実
FW31:久保裕也(46分-FW11:原一樹)

▼疲労困憊?
ミッドウィークのゲーム。
終電間際で帰宅して、この録画を見て本当に疲れた(笑)。
いや、京都の選手たちのほうがもっと疲れていたのか。
博貴意外はプレスのスピードも強度も、いつもより3割減ぐらいな印象。

そして、前半から強くプレッシャーをかけてきた愛媛に押されてしまった。
いつもなら密集からのパス交換でかわしていくのだが、きょうはそうしたシーンが皆無。
選手間の距離が空きすぎていて、パス交換もままならない。
そして、裏への縦パス一本を狙ってはオフサイドにかかるという展開。

充孝、工藤のテクニックはたまーに出てくるぐらいで。
全体的にトーンダウンしたままの、無気力相撲的な一戦だった。
まさに「立ち会いは強く当たって、後は流れでお願いします」。

ということで、試合評価的には「全然ダメ」と(泣)。
次も中3日だから、疲れが見えるメンバーは代えたほうがいいかもしれない。
あとは、バキとサヌーの復帰に期待だな。

まぁ、しいていえば、前半に久保氏がドフリーを決めていればなぁ〜というのはある(笑)。
先制してたら、また流れも変わったんだけどね。
しかし、脳しんとうの恐れで前半で交代とは…。
なぜか、サンガの選手は脳しんとうが多すぎるな。
もちろん安全第一だけど、試合に出さない基準が厳しいのかな?とも思ってしまう。
(以上テレビ録画観戦)

【J2第18節】京都サンガ 2-2 モンテディオ山形

京都サンガ 2-2 モンテディオ山形
◇日時:2012年6月9日(土)14.05キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万1642人/曇のち雨 21.9℃ 84%)
◇主審:野田祐樹
9分【京都】宮吉拓実(ヘッド←CK:チョン・ウヨン)
45分【山形】中島裕希(CKセーブをプッシュ)
56分【京都】宮吉拓実(右足←MF23:中村充孝)
88分【山形】石川竜也(CKの流れを左足ボレー)

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF16:福村貴幸
DF6:ファン・テソン
MF7:チョン・ウヨン
MF22:駒井善成
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝(61分-MF19:内藤洋平)
FW13:宮吉拓実
FW31:久保裕也(72分-FW14:長沢駿)(90分-FW11:原一樹)

■モンテディオ山形(4-1-2-3)
GK1:清水健太
DF2:小林亮
DF4:西河翔吾
DF3:石井秀典
DF13:石川竜也
MF15:宮阪政樹
MF19:秋葉勝
MF8:船山祐二
FW30:山崎雅人(83分-MF21:川島大地)
FW18:萬代宏樹(62分-FW28:太田徹郎)
FW9:中島裕希

▼”チームレギュラー”と”チームサブ”の差
「わたしのことは嫌いになっても、京都サンガのことは嫌いにならないでください!」(長沢駿)


ということばが聞こえてきそうな、逃げ切り失敗ゲームでした!
きょうは、「レギュラー組の選手の大切さ」を感じた一戦でした。

前節スタメンだったサヌー、バヤリッツァが負傷でベンチ外。
前線は、南アフリカ帰りの久保が先発。
中盤は、前節でスタメンだった倉貫に代えて、工藤が守備的な中盤に入り、駒井が先発。
最終ラインは、ファン・テソンが左サイドバックに入って、福ちゃんが真ん中に。

で、90分を通して、なかなかボールが収まらない。
加えて、前からのプレスもうまく行かず。
交代選手が入って、さらにその傾向が強まって…。
で、さいご「堤防」が崩壊したっていう感じですかね(←死んだ目で)。

特に、交代選手の長沢、内藤に関しては、単純にボールを失ったり、プレスがかかっている味方選手にさっくりパスしたり。
ちょっと、他人任せのプレーが多かった印象。
長沢→原の交代もやむなしというか。

バヤリッツァがいれば、あそこまで中島に「クサビのプレー」を許すことはなかっただろうし。
工藤がもうちょっと前目でプレーできれば、もうちょっとポゼッションもできたんだろうなーと。

▼久保の復調は近いか?
とはいえ、山形がいいチームだったのは間違いない。
ワイドに張った、山崎、中島に早めにボールを預けて、彼らのすばらしいキープ力で時間を作って、後ろの選手が攻め上がってくる。
詰まったら、逆サイドに振るパスワークも、定石通りとはいえ安定していた。
前半にあったダイレクトなパス回しは、いままで対戦したチームには見られなかったもの。
フォワードと最終ラインに、さらにクオリティの高い外国籍選手などがいたら、もっと手がつけられないチームになるかもしれない。
昇格ライバル、手強いです。

さて、最後に触れておきたいのが世界の久保氏について。
強引なミドルだったり、サイドからのカットインだったり、いいシーンがあった。
だいぶ調子が戻ってきた感じ。
あとは、ゴールだけど、そのうち決まりそうな…??
ただ、相手の厳しいディフェンスを背負ってのプレイで、けっこうボールロストが多かった。
今夏の海外移籍も?というニュースがあったけど、フィジカル面でまだキツイとは思うなぁ…。
とりあえず昇格に貢献して、J1で力を試してからの、香川コースを期待、ということで。
(以上、テレビ録画観戦)

【J2第17節】カターレ富山 1-1 京都サンガ

カターレ富山 1-1 京都サンガ
◇日時:2012年6月2日(土) 13.06キックオフ
◇会場:富山県総合運動公園陸上競技場(3452人/晴 22.5℃ 69%)
◇主審:日高晴樹
10分【富山】黒部光昭
43分【京都】中村充孝(pen.)

■カターレ富山(3-4-2-1)
GK31:鶴田達也
DF2:足助翔
DF3:福田俊介
DF27:吉川健太
MF8:大西容平
MF15:平出涼
MF18:加藤弘堅
MF6:西野誠(73分-FW13:平野甲斐)
MF30:木村勝太
MF11:ソ・ヨンドク
FW9:黒部光昭(65分-MF16:谷田悠介)

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF18:倉貫一毅(82分-MF18:倉貫一毅)
MF7:チョン・ウヨン
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝
FW13:宮吉拓実(74分-MF22:駒井善成)
FW32:ウィルフリード “ヴィリー”・サヌー(45+2分-FW11:原一樹)

大木武コーチ(京都)
「自分たちがもっと積極的にプレーすべきだった。
例えるなら、『税金も払わずに選挙権をくれ』と言っている選手がいるわけです。
自分の権利だけを主張して義務を果たさない。
そういうゲームをやっていたら勝てるわけがない。
もっといえば、相手にも失礼だ」

▼ナマポと選挙権
仕事でほとんど寝てないまま、録画見ましたが、んまぁ〜まったりした試合でした。
これで富山とは昨シーズンに続き、3連続ドロー。
しかし、大木コーチ怒りのコメントは
「仕送りもせずに生保をくれ」
と言っている河本準一問題から来てるのか…。

富山は試合開始から、ボールホルダーに猛プレスをかけてきた。
それにたいして、京都の選手たちはうまくいなしたり、かわしたりできない。
そして、倉貫がゴール前でボールを奪われ、べーくろさんのナイスシュート!

倉貫選手は、これ以外はピッチのあちこちに走り回ってチーム全体のバランスをとっていただけに、痛いミスだった。
とはいえ、中山博貴の不在はやっぱり大きいなぁ。
博貴は、攻撃、守備で「効いてる」。
ボクシングに例えるなら、パンチを打つ回数は同じでも、博貴のほうが「有効打」をたくさん打ってる感じ。

前半のうちにペナルティで同点にできて、後半富山の運動量が落ちて一方的な展開になったものの、決定機は作れず。
というか、京都の攻めは右サイドばっかり!
こりゃ、相手守備も守りやすいでしょ。
安藤の驚異的な運動量は褒めたいものの、クロス上げても福田に跳ね返されまくりだし。
左サイド、福ちゃんももっとしっかり。

そして、いちばん惜しかったのは、内藤洋平のスルーから駒井の抜け出しのシーン。
宮吉に代えて、長沢ではなくアジリティのある駒井を持ってきた大木さんのナイスジャッジだったんだけどな…。

逆に、試合終了間際には富山・平野に完全に一対一の局面が訪れるも、水谷のビッグセーブと相手のシュートミス。
どうみても失点のシーンを避けられたということで、まぁドローでもやむを得ずという感じだったかな。

次節は、首位・山形との頂上決戦なわけだが、博貴はまだいなしし、サヌー怪我だし。
倉貫じゃなくて、次は内藤が先発かな?
なんにしろ、いる選手たちがちゃんと「義務」を果たしてくれることに期待。
(以上、テレビ録画観戦)