【J2第27節】京都サンガ 1-1 モンテディオ山形

京都サンガ 1-1 モンテディオ山形
◇日時:2013年8月4日(日) 19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(6424人/曇のち雨 26.0℃ 99%)
◇主審:井上知大
29分【山形】山﨑雅人
42分【京都】原一樹(ヘッド←右:工藤)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝
MF15:中山博貴(72分-MF19:田森大己)
MF10:工藤浩平
FW7:駒井善成
FW11:原一樹(89分-FW9:三平和司)
FW14:山瀬功治(84分-MF30:中村祐哉)

■モンテディオ山形(4-2-2-2)
GK1:清水健太
DF2:小林亮(73分-DF6:山田拓巳)
DF3:石井秀典
DF23:イ・ジュヨン
DF13:石川竜也
MF19:秋葉勝
MF24:ロメロ・ベロカル・フランク・ラーク
MF30:山崎雅人(82分-MF14:比嘉厚平)
MF10:伊東俊
FW9:中島裕希
FW8:林陵平(82分-FW18:萬代宏樹)

▼原先発の功罪
試合を見られる、記事を書ける環境になかったので、1週遅れて2回分更新。
ということで、この試合に関してはワンポイントのみ。

そのワンポイントとは、三平に代えて原を先発起用したこと。
これが攻撃面でかなり影響を与えた。

三平と比べると、真ん中にデンと構えて、絶えず裏を狙っていた印象。
サイドに流れボールを受けたり、ハイボールで競り勝ったりしていた三平と比べると、攻撃の組み立ての部分で”献身性”が少なかった。
もちろんダメというのではなく、それが原の持ち味ではある。
ただ、ゴールへ直結する動きが多ぎて、またその動きにミスが多くて、波状攻撃をうまく作れなかった。
例えばカウンターでも単独で突破にかかってカットされる→反撃のカウンターを食らうみたいなシーンが頻発。
また味方も、原に合わせるための裏へのパスを多用しすぎたというか。

山形のプレスが強いことも相まって、終始、攻撃では時間も形を作れなかった印象。
同点ゴールも、厳しいことをいえば、相手DF石井がマークを見失ってくれたおかげとも言えるし。

駒井が最近精細を欠いているし、原をワイドに使って、三平センターのほうがバランスが良さそうな気がした。

【スイス・スーパーリーグ第3節】BSCヤングボーイズ 3-2 FCトゥーン

BSCヤングボーイズ 3-2 FCトゥーン
25分【トゥーン】ヨセフ・アレキサンドル・マルティネス
35分【トゥーン】マルコ・シュヌゥウィ
53分【ヤングボーイズ】久保裕也
64分【ヤングボーイズ】久保裕也
77分【ヤングボーイズ】モレノ・コスタンツォ

20130729YBkubo

Young Boys – Thun 3:2 (0:2)
Stade de Suisse. – 20’328 Zuschauer. – SR Kever. – Tore: 25. Martinez 0:1. 35. Marco Schneuwly (Martinez) 0:2. 53. Kubo (Nuzzolo) 1:2. 64. Kubo (Nuzzolo) 2:2. 77. Costanzo 3:2.
Young Boys: Wölfli; Zverotic, Veskovac, Von Bergen, Sutter; Costanzo, Spycher; Steffen (46. Kubo), Frey (70. Afum), Nuzzolo (75. Christian Schneuwly); Zarate.
Thun: Moser; Lüthi, Reinmann, Schenkel, Schirinzi; Hediger, Siegfried (67. Zuffi); Martinez, Sanogo, Wittwer (79. Cassio); Marco Schneuwly (67. Sadiku).
Bemerkungen: YB ohne Gerndt, Simpson, Doubai, Gajic (alle verletzt), Thun ohne Schindelholz, Krstic, Ferreira (alle verletzt). 66. Tor von Martinez wegen Offside-Position annulliert. 73. Lattenschuss von Zuffi.

【J2第26節】京都サンガ 2-1 アビスパ福岡

京都サンガ 2-1 アビスパ福岡
◇日時:2013年7月27日(土)19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(7885人/晴 29.1℃ 56%)
◇主審:窪田陽輔
56分【京都】原一樹(右足←横谷)
69分【京都】原一樹(左足←山瀬)
69分【福岡】坂田大輔

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝
MF17:横谷繁(76分-MF19:田森大己)
MF10:工藤浩平
FW7:駒井善成
FW11:原一樹(65分-MF15:中山博貴)
FW14:山瀬功治(90分-MF30:中村祐哉)

■アビスパ福岡(4-2-3-1)
GK1:神山竜一
DF26:三島勇太
DF13:パク・ゴン
DF19:堤俊輔
DF21:尾亦弘友希
MF20:中原秀人(57分-FW16:石津大介)
MF3:岡田隆
MF10:城後寿
MF7:金久保順(68分-FW18:西田剛)
MF8:船山祐二(60分-FW24:金森健志)
FW11:坂田大輔

▼ピンボールゲーム
勝ち点3は拾ったものの、やや危険なゲームだった。

原がトップ中央に入ったことで、裏狙いが鮮明に。
三平は体を張ってボールを繋ぐことにも精力的だったが、それと比べるとゴールへ直結する動きが多かった。
そのせいもあって、無理めなパスや強引な突破をカットされて、そこから福岡が長いボールを蹴ってくる。
いわば、ピンボールのような展開。
まぁ原が2点取れたからよかったものの、先に城後が1対1を決めてたら「ウノゼロ」になりかねなかった。

にしても、福岡のプレスの速さと球際の激しさはすごかった。
4-3-3になって以降、中盤の守備がやや緩くなった京都とは、かなり差があったな。

【J2第25節】ギラヴァンツ北九州 1-1 京都サンガ

ギラヴァンツ北九州 1-1 京都サンガ
◇日時:2013年7月20日(土) 19.03キックオフ
◇会場:福岡県北九州市立本城陸上競技場(2555人/晴 28.6℃ 74%)
◇主審:河合英治
49分【北九州】森村昂太
89分【京都】山瀬功治(右足←原)

■ギラヴァンツ北九州(4-2-2)
GK1:武田博行
DF2:宮本亨
DF3:渡邉将基
DF5:前田和哉
DF7:冨士祐樹
MF24:新井純平
MF8:八角剛史
MF10:小手川宏基
MF6:森村昂太(76分-MF29:井上翔太)
FW14:渡大生(83分-DF22:田中優毅)
FW11:池元友樹(80分-FW9:大島秀夫)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太
DF2:酒井隆介
DF16:福村貴幸
MF22:カン・ソンホ(81分-FW30:中村祐哉)
MF17:横谷繁
MF10:工藤浩平
FW7:駒井善成
FW9:三平和司(60分-FW11:原一樹)
FW14:山瀬功治

▼かろうじて勝ち点1
ボールを支配しながらも先制され、そこからラッシュをかけるという「いつものサンガ」。
相手の追加点をなんとか耐えたのが、勝ち点1につながりました。

しかし、夏の気温のせいか、秋本欠場影響か、いつも以上に中盤がルーズだった。
カン・ソンホはスペースはよく埋めていたけど、秋本のような寄せの厳しさはなく、1人でのアンカーはまだ難しいかなという出来。
ここにいい選手がいれば、今のサッカーがもっと機能するのになぁ…(言外に「補強はよ」)。

【J2第24節】松本山雅FC 1-1 京都サンガ

松本山雅FC 1-1 京都サンガ
◇日時:2013年7月14日(日) 18.03キックオフ
◇会場:長野県松本市松本平広域公園総合球技場(1万2151人/晴 26.9℃ 58%)
◇主審:野田祐樹
48分【京都】山瀬功治
52分【松・山】飯田真輝

■松本山雅FC(3-5-1-1)
GK25:白井裕人
DF23:多々良敦斗
DF13:犬飼智也
DF4:飯田真輝
MF14:玉林睦実
MF17:ユン・ソンヨル(62分-MF5:小松憲太)
MF6:岩沼俊介
MF11:喜山康平
MF18:楠瀬章仁
FW10:船山貴之
FW9:ホドリゴ・アデイウド・ソウザ・シウヴァ “ホドリゴ・カベッサ”(46分-FW19:塩沢勝吾)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝(54分-MF22:カン・ソンホ)
MF17:横谷繁
MF10:工藤浩平
FW7:駒井善成(86分-FW11:原一樹)
FW9:三平和司(70分-FW13:宮吉拓実)
FW14:山瀬功治

▼回れども回れども…
難敵・松本に対しても、「4-3-3」がある程度機能した一戦だった。

松本は守備時にはセンターラインより後ろにリトリート。
そこから京都が侵入すると、ボールホルダーに強く寄せる感じで守ってきた。

シーズン序盤の京都ならば、そういう相手に対してセンターライン付近で「詰まる」というか…。
パスの出しどころがなく、ちょっとしたパスミスからカウンターを食らうことが多かった。
ところが、この日もボールサイドに3人が関与して、ワンタッチパスをつなぎながら、縦パスを入れる機会を伺っていた。
そこに、横谷、工藤がうまく相手のプレスがない「隙間」に入って、パスを引き出す。

とはいえ、なかなかゴールを奪えず、先制点も相手のクリアがちょうど山瀬のところに転がってきたから。
駒井のシュートがポストを叩くなど惜しいシーンもあったものの、あとはいかに「シュートを打てるか」。
そこに至るための崩しを構築できるか。
そのあたりでしょうね。