【京都サンガ】祖母井秀隆GMが京都新聞のインタビューに答える

まず指摘したのがメンタル面。
確かに、先制されたらピッチ上の選手たちのテンションが落ちるのは、傍から見ていても分かりましたから。
あと、補強の優先順位は
(1)点取り屋
(2)ボランチ
(3)サイドバック
と。
点取り屋や昨シーズンから言われていたことだし、ボランチはウヨンの離脱が濃厚(神戸へ?)なので、確かにその通りだなー。
そんな漢字で、バドゥー(69)+祖母井さん(62)の合計131歳コンビが、きっといろいろ考えてくれているでしょう。

「絶対J1」実現させる サンガ祖母井GMインタビュー : 京都新聞

感情を出し、だめなことを指摘し合う場面は少なかった。
そんな雰囲気をつくれなかった私にも責任がある。
軽率なプレーが負けにつながり、職を失う人も出てくる。
選手はそれをもっと理解しないと。
食事や体のケア、自由時間の過ごし方にも問題を感じた。

【京都サンガ】ブラジル人のヴァルディエール・ヴィエイラ(69)がトップコーチに就任

バドゥー来訪者
京都サンガF.C.は、2014年のトップコーチに”バドゥー”ことヴァルディエール・ヴィエイラが就任すると発表した。
御年69歳。
ことしで紅白引退の北島三郎が77歳…まだいけるな。

バルディエール・バドゥ・ビエイラ氏 監督就任のお知らせ|京都サンガF.C.オフィシャルサイト

「京都サンガF.C.で仕事ができることに対して、感謝の気持ちでいっぱいです。
そして大変うれしく光栄に思っています。
サポーターの皆さまをはじめ、サンガを支えてくださっている全ての皆さまとともに、不死鳥のごとく羽ばたいていけるように頑張っていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします」

【2013J1昇格プレーオフ決勝】京都サンガ 0-2 徳島ヴォルティス

京都サンガ 0-2 徳島ヴォルティス
◇日時:2013年12月8日(日) 15.30キックオフ
◇会場:国立霞ヶ丘陸上競技場(2万3266人/晴 11.0℃ 37%)
◇主審:村上伸次
39分【徳島】千代反田充(←CK)
43分【徳島】津田知宏

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳(86分-FW13:宮吉拓実)
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
DF4:秋本倫孝
MF10:工藤浩平
MF18:倉貫一毅(64分-FW9:三平和司)
MF7:駒井善成
MF17:横谷繁
MF14:山瀬功治(64分-FW11:原一樹)

■徳島ヴォルティス(4-2-2-2)
GK1:松井謙弥
DF23:藤原広太朗
DF26:橋内優也
DF5:千代反田充
MF3:アレックス・アントニオ・ヂ・メロ・サントス
MF14:濱田武
MF7:柴崎晃誠
MF18:宮崎光平(67分-DF24:那須川将大)
FW20:大崎淳矢
FW11:津田知宏(75分-MF16:斉藤大介)
FW13:高崎寛之(58分-FW9:ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス)

▼盲信の果て
負けるべくして負けた。
それが全て。

シーズン末期からプレーオフ準決勝まで、点が取れる気配がなかった。
特に準決勝は、完全に長崎に主導権を握られていた。
なのに、けが人を戻しただけでやり方を変えず、最後まで
「自分たちのサッカーをやれば勝てる」
という”盲信”を続けて、最後は壮大に自爆した。
自分よがりの、思いあがり。
そんな大木サッカーの終焉を、国立の地で目の当たりにした――そんな感想です。

まぁ強いて言えば、無失点なら勝ち上がれたわけだけど。
今までも何度かあった、秋本がセットプレイで転ぶという痛恨のミス。
相手に先制点を奪われ、守りに重きをおかれ、そして京都に勝つ可能性が薄くなってしまった。

その後は、サイドでパスは回せど、シュートにいかず。
ミドルを打てそうな場面でも、シュートは打たず。
いつもの、いつもの京都サンガ。
横谷ワントップのときは前線に人がおらず。
ところが最後は、三平へのロングボール頼みになる始末。
いつもだったら終了間際に1点だけ返すんだけど、それもなくタイムアップを迎えた。

サイドに人を集めポゼッションをすれど、相手に守備を固められたら、その網を突破的できない。
その課題は、シーズンを通して解決できなかった。

さて、プレーオフは終わり、2014年シーズンがあしたから始まる。
心配なのは、シーズン終盤、秋本や倉貫ほかベテランを重用し、レンタル移籍の横谷に依存したサッカーを展開したこと。
シーズンオフ、どうした補強・移籍があるのか。
加えて、指揮官交代はなされるのか、あるいは、事なかれ的に留任なのか。
年末に向けて楽しみは、そこだけだな。

というわけで、2013年選手・スタッフ、サポーター、関係者、みなさま、お疲れ様でした。
(以上、国立競技場にて生観戦)

【2013J1昇格プレーオフ準決勝】京都サンガ 0-0 V・ファーレン長崎

京都サンガ 0-0 V・ファーレン長崎
◇日時:2013年12月1日(日)14.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万2387人/晴時々曇 14.9℃ 30%)
◇主審:佐藤隆治 “標的”

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF2:酒井隆介
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝
MF10:工藤浩平
MF18:倉貫一毅(76分-MF7:駒井善成)
FW9:三平和司
FW17:横谷繁
FW14:山瀬功治(85分-MF15:中山博貴)

■V・ファーレン長崎(3-4-2-1)
GK21:金山隼樹
DF2:山口貴弘(56分-MF28:下田光平)
DF3:藤井大輔
DF4:高杉亮太
MF26:金久保彩
MF16:岩間雄大(90+2分-一発退場)
MF11:神崎大輔
MF22:井上裕大(77分-MF35:チョン・フンソン)
MF29:奥埜博亮
MF18:佐藤洸一
FW19:小笠原侑生(62分-FW17:古部健太)

▼引き分けただけ
ただ、それだけの試合でした。
以上!

で、終わるのもなんなんで。
とにかく、きょうの一戦、長崎という対戦相手に対して、終始押されていた。
自分たちのサッカーをやるどころか、相手のサッカーに圧倒されていた。
それだけは拭い切れない事実。

敗因は、運動量とフィジカル。
セカンドボールへの出足。
中盤のハイボールの競り合い。
ボールキープ時の体の張り合い。
そうした点で、完全に後手を踏んでいた。

なぜ、そうした事態を招いたか?
試合に対する準備は、万全だったか?
きょうの選手起用は「理」にかなっていたか?
76分に最初の選手交代がされるまで「無為無策」だったのはなぜか?
いろいろな疑問が浮かび上がった。

とはいえ、もうそんなことを追求している時期ではない。
そして、ラッキーにも無失点で終わることができたのも現実。
危ない局面を多く招きながら、オ・スンフンが安定のセービングだった。
シーズン最後の3連敗から、なんとか無失点で抑えられたことは、運気が「ちょっとだけ上向き」といえるのかも?
ゲーム内容はまったくよくなってないが、しぶとく粘り強くあと一戦を戦い抜くだけだ。
(以上テレビ生観戦)

【J2第42節】京都サンガ 1-2 栃木FC

京都サンガ 1-2 栃木FC
◇日時:2013年11月24日(日)12.34キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万500人/晴 20.1℃ 37%)
◇主審:井上知大
38分【栃木】廣瀬浩二
79分【栃木】クリスティアーノ・ダ・シウヴァ
90+4分【京都】秋本倫孝

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK21:オ・スンフン
DF26:下畠翔吾(87分-FW30:中村祐哉)
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ:バヤリッツァ
DF6:ファン・テソン
MF4:秋本倫孝
MF16:福村貴幸
MF18:倉貫一毅(55分-MF15:中山博貴)
MF10:工藤浩平
FW9:三平和司(62分-FW11:原一樹)
FW14:山瀬功治

■栃木FC(4-2-2-2)
GK21:鈴木智幸
DF17:山形辰徳
DF19:赤井秀行(81分-DF4:大和田真史)
DF5:チャ・ヨンファン
DF14:菅和範
MF28:菊岡拓朗(71分-MF44:アレッサンドロ・ドス・サントス “三都主 アレサンドロ”)
MF7:パウロ・ホベルト・ゴンサガ “パウリーニョ別人”
MF8:廣瀬浩二
MF32:近藤祐介
FW11:クリスティアーノ・ダ・シウヴァ
FW9:ヴィルマール・ダ・クーニャ・ホドリゲス “サビア”(62分-MF20:湯澤洋介)

▼セレモニーは弾劾裁判
ホーム最終戦、1万人超えの中で、この戦いはイカンなと…。
けが人の影響もあってか、フォーメーションを代えたせいで、前節よりは内容はよかったんですよ。
2トップが前線から追い込んで、2センターでバイタルを締めーの。
そして、攻撃に転じては、サイドでうまくボールを交換してから、サイドバックの突破を促していた。
ただ、いかんせんパスミス&キープミスが多いのと、フィニッシャーがいないことが、このチームの永遠の課題。
ゴールにつながる攻撃が今季ずっとできなかった。

そういえば、栃木の指揮官・松本育夫氏がこう語っている。
【J2:第42節 京都 vs 栃木】松本育夫監督(栃木)記者会見コメント

私自身の監督論というのは3年論というものでございまして、J2のクラブというのは、みんなサポーターが、22クラブともJ1に上がって欲しいという夢があります。4年目というのはマンネリになりますから、私が4位になっても、次の監督に自ら代えたということがありまして。

翻って、大木サッカー3年目。
攻守の不安定さ、噛み合わなさミヒャエル・エンデもびっくりのネバーエンディング・ストーリーぶりだ。
プレーオフの結果はどうなるかは神のみぞ知るだけど、結果いかんにかかわらず契約更新はしない方向がいい気がします。
(以上テレビ録画観戦)