【J2第42節】京都サンガ 1-2 栃木FC

京都サンガ 1-2 栃木FC
◇日時:2013年11月24日(日)12.34キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万500人/晴 20.1℃ 37%)
◇主審:井上知大
38分【栃木】廣瀬浩二
79分【栃木】クリスティアーノ・ダ・シウヴァ
90+4分【京都】秋本倫孝

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK21:オ・スンフン
DF26:下畠翔吾(87分-FW30:中村祐哉)
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ:バヤリッツァ
DF6:ファン・テソン
MF4:秋本倫孝
MF16:福村貴幸
MF18:倉貫一毅(55分-MF15:中山博貴)
MF10:工藤浩平
FW9:三平和司(62分-FW11:原一樹)
FW14:山瀬功治

■栃木FC(4-2-2-2)
GK21:鈴木智幸
DF17:山形辰徳
DF19:赤井秀行(81分-DF4:大和田真史)
DF5:チャ・ヨンファン
DF14:菅和範
MF28:菊岡拓朗(71分-MF44:アレッサンドロ・ドス・サントス “三都主 アレサンドロ”)
MF7:パウロ・ホベルト・ゴンサガ “パウリーニョ別人”
MF8:廣瀬浩二
MF32:近藤祐介
FW11:クリスティアーノ・ダ・シウヴァ
FW9:ヴィルマール・ダ・クーニャ・ホドリゲス “サビア”(62分-MF20:湯澤洋介)

▼セレモニーは弾劾裁判
ホーム最終戦、1万人超えの中で、この戦いはイカンなと…。
けが人の影響もあってか、フォーメーションを代えたせいで、前節よりは内容はよかったんですよ。
2トップが前線から追い込んで、2センターでバイタルを締めーの。
そして、攻撃に転じては、サイドでうまくボールを交換してから、サイドバックの突破を促していた。
ただ、いかんせんパスミス&キープミスが多いのと、フィニッシャーがいないことが、このチームの永遠の課題。
ゴールにつながる攻撃が今季ずっとできなかった。

そういえば、栃木の指揮官・松本育夫氏がこう語っている。
【J2:第42節 京都 vs 栃木】松本育夫監督(栃木)記者会見コメント

私自身の監督論というのは3年論というものでございまして、J2のクラブというのは、みんなサポーターが、22クラブともJ1に上がって欲しいという夢があります。4年目というのはマンネリになりますから、私が4位になっても、次の監督に自ら代えたということがありまして。

翻って、大木サッカー3年目。
攻守の不安定さ、噛み合わなさミヒャエル・エンデもびっくりのネバーエンディング・ストーリーぶりだ。
プレーオフの結果はどうなるかは神のみぞ知るだけど、結果いかんにかかわらず契約更新はしない方向がいい気がします。
(以上テレビ録画観戦)

【J2第41節】水戸ホーリーホック 2-1 京都サンガ

水戸ホーリーホック 2-1 京都サンガ
◇日時:2013年11月17日(日) 14.03キックオフ
◇会場:茨城県水戸市立競技場 “Kスタ”(8266人/晴 16.8℃ 50%)
◇主審:窪田陽輔
25分【水戸】橋本晃司
63分【京都】横谷繁
78分【水戸】石神幸征

■水戸ホーリーホック(4-2-2-2)
GK1:本間幸司
DF16:石神幸征
DF24:細川淳矢
DF27:冨田大介
DF3:輪湖直樹
MF14:西岡謙太
MF22:内田航平
MF25:船谷圭祐(86分-MF8:木暮郁哉)
MF10:橋本晃司(88分-DF4:尾本敬)
FW9:難波宏明(60分-FW19:山村佑樹)
FW30:鈴木隆行

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF26:下畠翔吾
DF5:内野貴志
DF20・ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝
MF10:工藤浩平
MF18:倉貫一毅(62分-MF15:中山博貴)
FW9:三平和司
FW17:横谷繁(74分-FW11:原一樹)
FW7:駒井善成(43分-FW14:山瀬功治)

▼負けても3位決定
水戸の運動量と出足に敗れた一戦。
ほんとに、よく今まで連勝できてたなと思ってしまった。

前線からの守備ばバラバラで、中盤秋本の両側にスペースが開きまくってた。
シュート数でも負けてるし(水戸8、京都7)、横谷が下がるとボールをキープできる選手がいないし…。
単純に完敗。
そして3位決定に乾杯。
(以上テレビ録画観戦)

【J2第40節】京都サンガ 0-2 ガンバ大阪

京都サンガ 0-2 ガンバ大阪
◇日時:2013年11月10日(月) 13.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万5380人/曇時々雨 17.1℃ 87%)
◇主審:村上伸次
27分【G大】今野泰幸
86分【G大】大森晃太郎

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF26:下畠翔吾(80分-FW30:中村祐哉)
DF5:内野貴志
DF3:染谷悠太
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝
MF18:倉貫一毅(66分-FW13:宮吉拓実)
MF10:工藤浩平(87分-FW11:原一樹)
FW9:三平和司
FW14:山瀬功治
FW7:駒井善成

■ガンバ大阪
GK1:藤ヶ谷陽介
DF21:加地亮
DF26:西野貴治
DF5:丹羽大輝
DF4:藤春廣輝
MF27:内田達也
MF15:今野泰幸
MF6:倉田秋
MF10:二川孝広(57分-MF19:大森晃太郎)
FW39:宇佐美貴史(70分-FW20:佐藤晃大)
FW7:遠藤保仁

▼消えた5000人
前売り完売で、雨が降ったとはいえ5000人来なくなるものなのか…。
さらに、Sバックの端っこが無人状態だったので、テレビ中継的に見栄えも悪い。
無料チケット分のバッファもあると思うけど…。
りっちゃんの
「現地に来て当日券ないと知って帰ったお客さんがいた」
レポートを聞いたら、客入り見て当日券少しぐらい開放して融通を効かせてもよかったのになぁとおもった次第。

さて、それ以上に融通が効かなかったのが、京都の攻撃スタイル!
ボックスの周辺までボールを運べど、そこから考えながらのパス、考えながらのパス、考えながらのパス…。
やっとワンツーかふんわりクロスを上げるも、相手DFに当たる。
ある程度ゆっくりしてから、急激なスピードアップ(縦パスやワンツー)でディフェンスを崩したかったのでしょうが、パスの受け手もそのスピードに追いつけないとか。
手数はかけても、シュートまで行けず、最後はミスる。
その繰り返しだった。

そうした攻撃のまずさの一因として、山瀬のCF起用があったと思う。
横谷不在(契約上の問題)で、同じポジションにハメたわけだけど、相手DFを背にしてのキープ力に差がありすぎた。
ボールを貰いに行って、簡単に相手に潰されていたので、攻撃にリズムが生まれない。
なんでこうしちゃったんだよ?という疑問を覚えつつ、前半の途中に、システムチェンジするかなーと思ってたら…。
後半途中までそのままで、ちょっとがっかり。
前日のプレミアリーグ、チェルシー戦を想起してたんですが、いい指揮官は流れを変えるのがうまいっすよね。
相手のやり方が予想と違ったら、すぐ手を打つというか。
2人目、3人目の交代が80分、87分だったことも含めて、「采配の問題」も無視はできないかな。

唯一よかったのは、内野とかいう強力スーパーDFの出現(笑)。
対して、福ちゃんは、ミスしちゃったなと。
シーズン頭から、毎試合必ず判断ミス(後ろにカバーの選手がいない状態で、高い位置でアタックにいって失敗→広大なスペースが生まれて大ピンチ)ってのが結構あったんですけど、久しぶりにやらかした。
安藤、バキ、酒井というレギュラーDF3人がいない中で、最後までよく耐えてたとは思うけど…。
しかし、プレイオフまであと半月なので、3人の回復具合が気になる。
(以上テレビ録画観戦)

【J2第39節】ヴィッセル神戸 0-0 京都サンガ

ヴィッセル神戸 0-0 京都サンガ
◇日時:2013年11月3日(日) 19.04キックオフ
◇会場:神戸市御崎公園球技場 “ウイングスタジアム” (2万2468人/屋内 20.7℃ 74%)
◇主審:榎本一慶

■ヴィッセル神戸(4-2-2-2)
GK30:徳重健太
DF25:奥井諒
DF4:北本久仁衛 “野蛮人”
DF5:河本裕之
DF3:相馬崇人
MF6:フアン・エステヴァン・ヴェレス・ウペグイ
MF27:橋本英郎
MF8:アンデルソン・ソアレス・ダ・シウヴァ “マジーニョ”(87分-FW21:茂木弘人)
MF13:小川慶治朗
FW10:森岡亮太(75分-MF20:杉浦恭平)
FW7:アヂウソン・フェレイラ・ヂ・ソウザ “ポポ”(68分-FW11:田代有三)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF26:下畠翔吾(87分-FW30:中村祐哉)
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝
MF10:工藤浩平
MF18:倉貫一毅(61分-FW11:原一樹)
FW7:駒井善成
FW17:横谷繁
FW14:山瀬功治(77分-FW9:三平和司)

▼勝ち点3が必要だったが…
かすかに残る自動昇格の可能性。
そのためには、上の順位につける神戸に「勝つ」しかなかった。
しかし、90分間で勝利の雰囲気はまったく漂わなかった。
そんな一戦。

神戸は守りが固かった。
奪ってのカウンターも早い。
染谷が小川にぶっちぎられるなど、試合開始から危ないシーンが連続する。
逆に、京都は攻撃がまったく機能しない。
帰陣が早い相手に対して、人をかけて「斜め前の相手」にワンタッチパスをつないで中盤を抜けようとする。
とはいえ、密集を抜けるために人を使いすぎて、クロスを上げられる状況になっても真ん中に人が足りない。
結果、シュートを打てないという…。
神戸が縦方向に早い直線的な攻撃を志向していた一方で、京都はジグザグに前に進んでいくような感があった。

また、相手のプレスが強かったせいか、いつも以上にパスミス、キープミスが多かった。
攻撃に手数(いや、足数?)がかかりすぎ、その途中でミスが起きれば、リズムが生まれないのも必然。

ただ、そんな神戸もラスト15分ぐらいは「攻め疲れ」で運動量がぐっと落ちた。
もし京都が勝てた可能性があるとしたら、もっと早い時間に攻撃の枚数をまとめて増やすしかなかったかな。
まぁ逆に相手にゴールを奪われたかもしれないが、4位以下との差はだいぶあるだけに「ギャンブル」してもよかったのではと思ったのだった。

とりあえず、残り試合の目標は確実に3位狙いですね。
(以上テレビ録画観戦)

【J2第38節】京都サンガ 2-0 コンサドーレ札幌

京都サンガ 2-0 コンサドーレ札幌
◇日時:2013年10月27日(日) 13.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(8590人/晴時々曇 20.4℃ 31%)
◇主審:佐藤隆治 “標的”
18分【京都】山瀬功治
52分【京都】横谷繁(pen.)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF26:下畠翔吾
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝
MF10:工藤浩平
MF18:倉貫一毅(72分-MF15:中山博貴)
FW7:駒井善成
FW17:横谷繁(74分-FW9:三平和司)
FW14:山瀬功治

■コンサドーレ札幌(4-2-3-1)
GK30:杉山哲
DF2:日高拓磨
DF23:奈良竜樹
DF5:チョ・ソンジン
DF14:上原慎也
MF4:河合竜二
MF31:堀米悠斗
MF24:荒野拓馬
MF11:前田俊介(58分-FW7:榊翔太)
MF8:砂川誠(46分-FW35:フェリペ・アウメイダ・フェリックス・クヴァシャンチラーヂェ “フェホ”)
FW13:内村圭宏(77分-MF17:岡本賢明)

横谷繁

▼なーなーなななー、7連勝
チョ・ソンジンのクリアミスを山瀬が拾って、ダイナミックなドリブルシュート。
横谷がたまに見せる”空中殺法=ジャンピングキープ”を奈良竜樹が押してPK。
結果的には、札幌両センターバックに起因する2得点で勝負あった。

札幌は、カウンターに徹するわけでもなく、フェホをめがけてのパワープレイをめざすでもなく。
ポゼッションと個人技を混ぜた正統派(!?)なサッカーで、それが逆に京都にとって守りやすかったのかと思う。
もちろん、中盤でけっこう繋がれる場面もあったけど、最終ラインで帳尻を合わせていたといか。
下畠、染谷のコンビも、2試合目だったせいか落ち着いてた。
逆に、福ちゃんがマーカーに一瞬で交わされたり、ちょっと危なかったけどね。

一方攻撃は、まぁまぁかな。
繋げても、最後の崩しまでは行けないのは、いつも通り。
横谷が降りてきて、一方のサイドに人が固まって、クロスを上げても…。
まぁ、真ん中に人はいないわなーって感じで。
ボックス内でもワンツーとか、本当はもっとやりたいんだろうけど、最近のサッカーはもうちょっとシンプルになってますね。
相手チームから見たら、これでシンプルかよ!と突っ込みたくなるでしょうが(笑)。

というわけで、なんとなーく7連勝(チームタイ記録)を勝ち得た一戦でした。
(以上、テレビ録画観戦)