【J2第34節】京都サンガ 2-1 横浜FC

京都サンガ 2-1 横浜FC
◇日時:2014年9月28日(日) 18.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(8533人/晴 22.6℃ 57%)
◇主審:井上知大
23分-横浜/松下年宏
45+1分-京都/大黒将志
53分-駒井善成

京都サンガF.C.(4-1-4-1)
GK21:オ・スンフン
DF30:石櫃洋祐
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF19:田森大己
MF38:田中英雄(84分-DF24:高橋祐治 ※J初出場
MF10:工藤浩平(78分-警告*2=退場)
MF15:中山博貴
MF7:駒井善成
FW31:大黒将志

横浜FC(4-2-3-1)
GK18:南雄太
DF2:野上結貴
DF36:松下裕樹
DF4:ドウグラス・マルケス・ドス・サントス
DF27:中島崇典(82分-MF13:野崎陽介)
MF8:佐藤謙介(88分-DF32:永田拓也)
MF10:寺田紳一
MF14:小池純輝
MF24:松下年宏
MF19:小野瀬康介(56分-FW9:黒津勝)
FW39:パク・ソンホ

【J2第33節】京都サンガ 2-2 湘南ベルマーレ

京都サンガ 2-2 湘南ベルマーレ
◇日時:2014年9月23日(火) 18.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 24.8℃ 58%/7976人)
◇主審:飯田淳平
11分-湘南/岡田翔平
49分-京都/大黒将志
80分-京都/大黒将志
84分-湘南/島村毅

京都サンガF.C.(4-1-4-1)
GK21:オ・スンフン
DF30:石櫃洋祐
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF19:田森大己
MF38:田中英雄(67分-FW9:三平和司)
MF15:中山博貴
MF10:工藤浩平
MF7:駒井善成(84分-MF14:山瀬功治)
FW31:大黒将志

湘南ベルマーレ(3-4-2-1)
GK37:秋元陽太
DF4:宇佐美宏和
DF14:丸山祐市
DF30:島村毅
MF33:藤田征也(59分-MF50:熊谷アンドリュー)
MF13:岩尾憲
MF6:永木亮太
MF10:菊池大介(69分-FW7:大竹洋平)
FW22:岡田翔平(82分-FW40:樋口寛規)
FW39:武富孝介
FW9:ウェリントン・ルイス・ヂ・ソウザ

▼相手に負けじのメンタリティ
湘南ベルマーレ、史上最速昇格おめでとうございます。
しかし、湘南のハードワークを目の当たりにしたせいか、京都もきょうは”気持ち”が見えた内容だった。
試合内容としても、京都が支配していた一戦といえるだろう。

“良化”の要因はもちろん…。
ついについについに、川勝コーチが基本布陣をチェンジしたこと。
駒井を一列上げて、福村を先発起用。
田森をアンカーで、中央に工藤と中山を並べて、田中を右サイドMFに回した。
その結果、なんといっても、駒井キレッキレ、フクちゃんナイスフォローで、左サイドを完全制圧。
そして、工藤→大黒の「KOライン」が相手の一瞬の隙をついて2得点。

ただ、逆転してからの選手交代にちょっと疑問が…。
中盤、工藤、中山、田森のところがだいぶ運動量落ちてきたし、そこで誰か守備的な選手を1枚、さっと入れておきたかった。
工藤はアシストがあるし、田森は競り合いの高さでウェリントン対策で欠かせないから、中山を内野か高橋にチェンジしておけばという後悔が残る。
駒井も脚を引きずっていたせいで交代のようだが、ドリブル、キープ力、そしてフクちゃんとの連動性の鑑みれば、多少負傷があったとしてもピッチ上に残していおきたかったところだ

さらに、同点弾の喫し方は前節、山形のザキヤマ選手に許したそれと全く同じ形(自陣右サイドからのミドルシュート)。
石櫃選手のディレイの仕方がよくないのか、サイドMF(前節でいえば横谷、きょうは三平)が中に行きすぎていたのか、あるいは守備的MFのフォローが薄かったか。
いずれにせよ、PO圏内のチームがのきなみ苦戦していただけに、うまく采配して勝ちきりたかったなぁと思ったのだった。

別件ですが、駒井は顔が一気に老けたな…。
気苦労が多いのか。
(以上、テレビ生観戦)

【J2第32節】モンテディオ山形 1-0 京都サンガ

モンテディオ山形 1-0 京都サンガ
◇日時:2014年9月20日(土) 13.04キックオフ
◇会場:山形県総合運動公園陸上競技場 “んだスタ”(4675人/晴 24.6℃ 33%)
◇主審:福島孝一郎 “ブラマヨ小杉”
40分-山形/山崎雅人

モンテディオ山形(3-4-2-1)
GK31:山岸範宏
DF5:舩津徹也
DF3:石井秀典
DF13:石川竜也
MF2:小林亮(69分-DF17:當間建文)
MF7:松岡亮輔
MF15:宮阪政樹
MF22:キム・ボムヨン
FW30:山崎雅人(69分-FW18:萬代宏樹)
FW29:川西翔太(72分-MF24:ロメロ・ベロカル・フランク・ラーク)
FW11:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ

京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK21:オ・スンフン
DF30:石櫃洋祐
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF7:駒井善成
MF38:田中英雄
MF15:中山博貴
MF8:横谷繁(46分-FW9:三平和司)
MF18:石田雅俊(57分-MF19:田森大己)
MF14:山瀬功治(68分-MF10:工藤浩平)
FW31:大黒将志

▼今季最悪のゲーム
ホームでの対戦時とは違って、山形は3-4-2-1という”J2トップモード”の布陣に。
うまく前から守られ、スペースを埋められ、前半はほぼ何もできなかった。
シュートも1本…。
後半は多少前に出られるようになったとはいえ、川勝新体制開始から続く”ゴール欠乏症”は相変わらず。
まぁ前節も、大黒のスーパーゴールが決まったから勝てたとも言えるからな。

試合後の川勝コーチのコメント。

残り試合も限られているし、根本的に何かを変えないといけない。
昇格に向けて、特に戦う姿勢ということに関して、チームに何が必要なのかというのは、少し考え方を変えないといけない。
最新試合情報|京都サンガF.C.オフィシャルサイト

ここ1か月ぐらいずっと同じような試合をしていて、やっと気がついてもらえたかー(棒)。
川勝さんの選手起用(先発で使う選手のチョイス、および交代選手のチョイスおよび時間帯)、フォーメーションについては、ずっと疑問を抱いていただけに、まぁ「気付き」に至っただけでもよしとするか。
しかし、気がついてもちょうど今週は連戦ウィークというね…。
まぁ、手っ取り早く川勝さんには休養いただいて、森下さん再登板という策を取ったほうが、まだ「根本的に何かを変え」るための最適解という気もするんですが。
(以上テレビ録画観戦)

【J2第31節】ザスパクサツ群馬 0-1 京都サンガ

ザスパクサツ群馬 0-1 京都サンガ
◇日時:2014年9月14日(日) 18.04キックオフ
◇会場:群馬県立敷島公園県営陸上競技場 “醤油スタ”(4029人/晴 23.8℃ 49%)
◇主審:廣瀬格
71分-京都/大黒将志(左足ボレー←工藤)

ザスパクサツ群馬(4-2-3-1)
GK23:富居大樹
DF24:久富良輔
DF13:有薗真吾
DF32:クォン・ハンジン
DF15:瀬川和樹
MF16:金沢浄(46分-MF18:加藤弘堅)
MF19:ファン・ソンス
MF6:小林竜樹(69分-MF7:青木孝太)
MF25:宮崎泰右
FW9:ダニエウ・サントス・シウヴァ “ダニエル・ロビーニョ”
FW10:平繁龍一(77分-FW17:大津耀誠)

京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK21:オ・スンフン
DF30:石櫃洋祐
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF7:駒井善成
MF38:田中英雄(70分-DF19:田森大己)
MF15:中山博貴
MF8:横谷繁(63分-MF10:工藤浩平 “Jリーグ通算300試合出場”
MF11:ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス(45+1分-FW9:三平和司)
MF14:山瀬功治
FW31:大黒将志

▼守りに徹して勝ち点3
キックオフ直後からサイドをえぐられ、数度ピンチを迎えたたのですが、その後はいつも以上に引いた守りで対抗。
試合後の川勝コーチのコメントによれば、

勝ち切れないゲームが続いて、引き分けがたくさんありましたが、その原因は先制点を奪われていること。いいリズムの時でも取られていたので、守備のブロック、タイミングが合わない時に無理にプレスをかけないことを意識しました。
京都サンガF.C.オフィシャルサイト

とのこと。
意識的だったのね。

しかし、硬く守ってリズムを奪ってからは、サイド攻撃が中心。
中盤からゆったりパスを繋いで、サイドに振ってクロス。
それも右サイド偏重で、相手を崩しきる前でのクロスが多かった。
ちょっとワンパターン(笑)!?
もう少し前線でクサビの縦パスを入れて、そこからのスクリーンパスでサイドに振るシーンも見たかったが、まぁ理想が高過ぎるのかな。

結果、その策が成功して、0-1(ゼロウノ)というリアリスティックな勝利を得た。
ただ、きょうのゴールは大黒のスーパーボレーで、あれがなかったら0-0の雰囲気も漂っていたのも事実。
“先制されグセ”がきょうでなくなったということで、次戦からはもう少し攻撃のバリエーションが見られたらなと思いました!
(以上テレビ録画観戦)

【J2第30節】京都サンガ 3-3 ジェフユナイテッド市原・千葉

京都サンガ 3-3 ジェフユナイテッド市原・千葉
◇日時:2014年9月6日(土) 19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(6833人/雨 21.8℃ 87%)
◇主審:松尾一
32分-市・千/森本貴幸
57分-京都/三平和司
77分-京都/三平和司
81分-市・千/キム・ヒョヌン
84分-市・千/井出遥也
90+5分/ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス

京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK29:杉本大地
DF30:石櫃洋祐
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF7:駒井善成
MF19:田森大己
MF38:田中英雄
MF10:工藤浩平(46分-MF10:工藤浩平)
MF11:ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス
MF14:山瀬功治(70分-MF18:石田雅俊)
FW31:大黒将志(87分-FW23:田村亮介)

ジェフユナイテッド市原・千葉(4-2-3-1)
GK1:岡本昌弘
DF2:大岩一貴
DF20:キム・ヒョヌン
DF5:山口智
DF17:中村太亮
MF16:佐藤健太郎
MF10:兵働昭弘(78分-MF22:山中亮輔)
MF26:井出遥也
MF8:谷澤達也
FW19:オナイウ阿道(57分-MF28:町田也真人)
FW11:森本貴幸(61分-FW9:エヴェルトン・ケンペス・ドス・サントス・ゴンサウヴェス)

▼崩された左サイド
試合の”分水嶺”となったのが61分、千葉がケンペスを投入したところ。
高さがあるケンペスを、おもに右サイド(京都の左サイド)に張らせた千葉。
その狙いは、対面する駒井の攻め上がりを抑えつつ、空中戦で基点を作ろうとした。

京都は石田を投入するが、守備での貢献度は山瀬に劣るだけあって、左サイドに危険なスペースが発生してしまう。
コーナーキックから三平が勝ち越し点を決めるものの、結果的に左サイドを突かれて、2失点を喫する。
最終的には、ドウグラスの起死回生な同点弾で引き分けにはしたものの…。
試合全体としてはうまくやれば2-1で終われたのにな、という後悔が残った。

とにかくまずは失点を減らすこと、特に先制点を許さないようにすること。
その対策が、急務と言えるだろう。

そのためには、逆説的ではあるが前線の選手起用を再考してほしい。
具体的には、大黒1トップから、ドウグラス1トップでスタートもアリではないかと。
とりあえず、1トップはクサビを作れる、前線で時間を作れる選手を使って、攻守の切り替えのところでミスを減らすこと。
それが最終的には、失点、先制点を与えないための有効ではないかと思った。
もちろん勝負どころでは大黒投入、と。

あとは、CKのキッカーは当分、石櫃さんでいいかな。
あれだけ早くて曲がるボールを蹴れるのは、他にいないしね。
(以上テレビ録画観戦)