【J1第31節】京都サンガF.C. 0-1 アルビレックス新潟

京都サンガF.C. 0-1 アルビレックス新潟
日時:2023年10月28日(土)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万4,673人/晴 20.2℃ 32%)
主審:荒木友輔
34′-新潟/渡邊泰基

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK26:太田岳志
DF20:福田心之助
DF4:井上黎生人
DF3:麻田将吾
DF44:佐藤響(77′-DF24:イヨハ理ヘンリー)
MF19:金子大毅
MF7:川﨑颯太
MF16:武田将平(56′-MF25:谷内田哲平)
FW27:山田楓喜(77′-FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”)
FW11:山﨑凌吾(56′-FW17:木下康介)
FW18:松田天馬(46′-FW14:原大智)

■アルビレックス新潟(4-2-3-1)
GK1:小島亨介
DF25:藤原奏哉
DF3:トーマス・デン
DF15:渡邊泰基
DF2:新井直人
MF6:秋山裕紀
MF8:高宇洋(82′-DF5:舞行龍ジェームズ)
MF22:松田詠太郎(69’MF17:ダニーロ・ゴメス・マガリャンイス)
FW33:高木善朗(69′-FW16:小見洋太)
MF11:太田修介(63′-MF14:三戸舜介)
FW9:鈴木孝司(69′-FW7:谷口海斗)

曺貴裁コーチ(京都)
「新潟さんはパスワークに長けたチーム。
われわれのプレスと〝矛と盾〟で、どちらが勝つかというゲームでした。
ゲームを通して、新潟さんの良さは出させなかったと思います。
最後のほう、新潟さんの脚が止まっていたのは、われわれが前半から圧力をかけ続けたから。
ただ、ゴールが遠かったし、ひとつめのピンチで失点したのが痛かったです。
勝ちきれないことが、今のわれわれの課題。
残り3試合、これまでやってきたことは変えず、スモールシング、小さいことを詰めていくしかありません。
(ーー試合後サポーターのところに行ったことについて)
サポーターからブーイングを受けました。
3連敗したので当たり前のことですが、もう一度われわれに力を与えてくれるような気持ちになってほしかったので自分から話をしました。
負けたから全部悪いわけじゃないし、勝ったから全部が肯定されるわけではないと僕は思っています。
これからもサポーターと一緒に上を目指していきたいという、正直な気持ちを彼らに伝えました」

【J1第30節】京都サンガF.C. 0-1 湘南ベルマーレ

京都サンガF.C. 0-1 湘南ベルマーレ
日時:2023年10月21日(土)15:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万2,485人/曇のち晴 16℃ 55%)
主審:松尾一
39′-湘南/大橋祐紀(pen.)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF20:福田心之助
DF24:イヨハ理ヘンリー
DF3:麻田将吾
DF6:三竿雄斗(69′-MF44:佐藤響)
MF19:金子大毅
MF7:川﨑颯太(79′-MF18:松田天馬)
MF16:武田将平(61′-MF25:谷内田哲平)
FW23:豊川雄太(69′-FW17:木下康介)
FW11:山﨑凌吾(79′-FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”)
FW14:原大智

■湘南ベルマーレ(3-1-4-2)
GK23:富居大樹
DF22:大岩一貴
DF47:キム・ミンテ
DF8:大野和成
MF14:茨田陽生(74′-MF5:田中聡)
MF6:岡本拓也
MF10:山田直輝(79′-MF30:鈴木淳之介)
MF27:池田昌生(79′-MF15:奥野耕平)
MF2:杉岡大暉
FW7:阿部浩之(90+1′-FW29:鈴木章斗)
FW17:大橋祐紀(90+1′-MF19:福田翔生)

曺貴裁コーチ(京都)
「我慢ができないほうが試合を落とす……そんな一戦でした。
真ん中で引っかかったときのカウンターだけが、相手の武器。
我慢しきれずPKを取られて先制されたことで、もともと前に出てこなかった相手が、より出てこなくなりました。
われわれにとって非常に戦いづらい展開になったと思います。

攻撃面では、相手のウィークポイントになかなかボールを運びきれずにいました。
後半、ヤチ(谷内田)を入れたのはリズムを変えたかったから。
中盤でボールをもう少しサーキュレートして、ディフェンスラインの選手だけじゃなくて中盤の選手がヘッドアップできるような状況をつくりたいというのが狙いでした。

もちろん対策をしてこの試合に臨んだわけですが、結果として一歩及ばず、悔しい敗戦になったという感想です。
ただ、リーグ戦というのは32試合戦った後にどの順位にいるかというのが大事。
そのことを選手たちと共有して、この負けをいい意味で引きずらず、次戦に向けて準備したいと思います」

【J1第29節】サガン鳥栖 3-2 京都サンガF.C.

サガン鳥栖 3-2 京都サンガF.C.
日時:2023年9月30日(土)19:04KO
会場:佐賀県鳥栖市鳥栖スタジアム “駅スタ”(8,395人/曇のち雨のち曇 28.4℃ 85%)
主審:山下良美
9′ -鳥栖/小野裕二
32′-京都/原大智(左足)
60′-京都/豊川雄太(ヘッド←原)
90+9′-鳥栖/原田亘
90+11′-鳥栖/ファン・ソッコ

■サガン鳥栖(4-2-3-1)
GK71:朴一圭
DF42:原田亘
DF2:山﨑浩介
DF20:ファン・ソッコ
DF23:菊地泰智(85′-MF4:島川俊郎)
MF6:福田晃斗(65′-MF14:藤田直之)
MF5:河原創
MF29:岩崎悠人(65′-FW22:富樫敬真)
MF44:堀米勇輝(85′-FW41:樺山諒乃介)
MF24:長沼洋一
FW10:小野裕二(70′-FW32:横山歩夢)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF20:福田心之助
DF5:アピアタウィア久(※90+5′-一発退場)
DF3:麻田将吾
DF6:三竿雄斗
MF19:金子大毅
MF18:松田天馬(87′-MF8:荒木大吾)
MF16:武田将平
FW23:豊川雄太(70′-MF27:山田楓喜)
FW11:山﨑凌吾(77′-MF33:三沢直人)
FW14:原大智(87′-FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”)

曺貴裁コーチ(京都)
「情けないですね、自分が……それだけです。
勝ち筋は見えていたし、3点目が(VARで)取り消されたこともそれほど大きなダメージにはなりませんでした。
ここで言うことではないかもしれないですが、まだまだ甘いなと思います、俺が。
いろんなことを想像して采配はしますけど、きょうのレッドカードは想像の域を超えていました。
(レッドカードは)普段(からあのようなことをしていたのが)が出た、と思います。
普段から(自分が)そういうことを促しているわけではないですけれど、やってはいけないこと。
サポーターにはアウェイまで来てもらってこんな試合になって、申し訳ないなという思いだけです。
ただ残り5試合あるんで……、その5試合できょうの出来事を忘れてはいけないなと思います」

the middle finger

なかなか感想を記すのが難しいーー。
と思っているうちに数日が経ってしまったな。

アピアタウィア久が中指を立てたシーンをVARで咎められて、レッドカード。
そこからの2失点で、勝ち点が両手からすり抜けてしまった。

アディショナルタイムで同点、そして逆転される〝悲劇〟は、サッカーにおいては稀にあること。
とはいえ、本当に「やらなくてもいい」ことで数的不利になって、〝悲劇〟を招いてしまった。

ただ、強いていえば、同点にすることはできたのではないかという思いもある。

同点にされたシーンも逆転にされたシーンも、崩されたわけではなく、インスイングのクロスから。
特に3失点目は、割り切ってゴール前に人を集めて跳ね返すことに集中してもよかったのかもしれない。
また負傷者が多いから仕方なかったけれど、ベンチにCB本職の選手がいればな、と。

結果、重苦しいムードで中断期間に入ってしまった。
まぁ、この流れを引きずるか断ち切るかは選手たち次第。
そしてアピアタウィア選手には反省してもらって、またひとまわり大きくなってほしいものだ。

【J1第28節】京都サンガF.C. 1-0 サンフレッチェ広島

京都サンガF.C. 1-0 サンフレッチェ広島
日時:2023年9月23日(土)19:05KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(15,348人/曇 21.2℃ 60%)
主審:福島孝一郎
52′-京都/豊川雄太(左足)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF20:福田心之助
DF5:アピアタウィア久
DF3:麻田将吾
DF6:三竿雄斗
MF19:金子大毅
MF10:福岡慎平(46′-MF18:松田天馬)(87′-MF27:山田楓喜)
MF16:武田将平
FW23:豊川雄太(71′-MF33:三沢直人)(87′-MF8:荒木大吾)
FW11:山﨑凌吾(83′-FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”)
FW14:原大智

■サンフレッチェ広島(3-4-2-1)
GK38:大迫敬介
DF33:塩谷司
DF4:荒木隼人
DF24:東俊希
MF15:中野就斗(64′-MF14:エゼキエウ・サントス・ダ・シウヴァ)
MF8:川村拓夢
MF7:野津田岳人(46′-FW10:マルコス・ジュニオール・リマ・ドス・サントス)
MF16:志知孝明
MF11:満田誠
MF51:加藤陸次樹
FW20:ピエロス・ソティリウ(64′-FW9:ドウグラス・ダ・シウヴァ・ヴィエイラ)

曺貴裁コーチ(京都)
「広島はいまJリーグの中で一番力があるチーム。
その相手に対して、選手たちは怯まず堂々と戦って、14年ぶりに勝つことができました。
勝因は、試合に出場した選手、出られなかった選手を含め、サンガタウンでトレーニングしたことを試合において表現できたこと。
うれしく、誇りに思いますし、監督としてこれ以上幸せなことはありません。
監督冥利に尽きる試合でした。
特に試合終了間際の三竿のように、魂のこもったブロックができたというのは選手の成長を感じます。
サンガタウンという舞台、サンガスタジアムという舞台が彼らを成長させてくれています。
監督としていうのはあれだけど(笑)……感動したというか、そういう気持ちです。
(ーーサポーターの声援について)
ここ最近、声援の大きさはスタジアムに出るときから感じています。
はちきれんばかりの声援で相手を凌駕してくれましたし、
サポーターに半分の勝ち点をあげたいぐらいです」

走り切って勝ち切れ2023

サッカーの質、個人の技量的な面では、正直広島のほうが1枚も2枚も上だった。
京都は前線からのハイプレスを敢行するも空転。
試合を通して高い位置で相手ボールを奪ったシーンは少なかった。
また、京都守備陣がハイボールの処理に戸惑い、セカンドボールを拾うことが多かった広島がゲームを支配する。

とはいえ、スローインから山﨑の抜け出しでチャンスをつくって先制に成功。
その後は金子がほとんど最終ラインに貼り付いて、実質5バックの形で守り切った。
もちろん、広島の精度不足に助けられた部分はあっただろうけれど。
あと、「Wインアウト」という世にも珍しい選手起用も、パルプンテの効果を発揮したのもしれない!?

この結果、勝ち点は33に到達。
降格争いからは少し離れることができたな〜。
そして何より、昨シーズン手も足も出なかった広島相手に、ついに勝ち点3を取れるまでに至ったことも喜ばしい。
強度に関しては、J1である程度やれるところまで来ている、って言えるのかな?と思えたゲーム。

※14年前↓

【J1第27節】浦和レッドダイヤモンズ 0-0 京都サンガF.C.

浦和レッドダイヤモンズ 0-0 京都サンガF.C.
日時:2023年9月15日(金)19:34KO
会場:埼玉県さいたま市埼玉スタジアム2002(2万1,434人/曇 27.8℃ 82%)
主審:清水勇人

■浦和レッドダイヤモンズ(4-2-3-1)
GK1:西川周作
DF2:酒井宏樹(46′-MF15:明本考浩)
DF28:アレクサンダー・ショルツ
DF5:マリウス・クリストファー・ホイブラーテン
DF26:荻原拓也
MF25:安居海渡(67′-FW9:ブライアン・リンセン)
MF19:岩尾憲
MF8:小泉佳穂(82′-FW30:興梠慎三)
MF35:早川隼平(46′-MF3:伊藤敦樹)
MF14:関根貴大(67′-FW18:髙橋利樹)
FW11:ホセ・カンテ・マルチネス

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF20:福田心之助
DF5:アピアタウィア久
DF24:イヨハ理ヘンリー
DF6:三竿雄斗(71′-MF8:荒木大吾)
MF19:金子大毅
MF25:谷内田哲平(54′-DF3:麻田将吾)
MF16:武田将平(67′-MF39:平戸太貴)
FW11:山﨑凌吾(67′-FW17:木下康介)
FW14:原大智
FW18:松田天馬(71′–FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”)