サンフレッチェ広島 0-1 京都サンガF.C.
日時:2024年11月3日(日)13:03KO
会場:広島県広島市広島サッカースタジアム”Eピース”(2万6,521人/晴 24.8℃ 32%)
主審:池内明彦
62′-京都/平戸太貴(右足←福田)
■サンフレッチェ広島(3-4-2-1)
GK1:大迫敬介
DF15:中野就斗
DF4:荒木隼人
DF19:佐々木翔
MF13:新井直人
MF66:川辺駿(63′-FW11:満田誠)
MF14:松本泰志(77′-FW9:ドウグラス・ダ・シウヴァ・ヴィエイラ)
MF24:東俊希(63′-DF33:塩谷司)
FW30:トルガイ・アリ・アルスラン
FW51:加藤陸次樹(77′-MF10:マルコス・ジュニオール・リマ・ドス・サントス)
FW99:ゴンサロ・メンデス・パシエンシア(63′-FW20:ピエロス・ソティリウ)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK26:太田岳志
DF2:福田心之助
DF5:アピアタウィア久
DF50:鈴木義宜
DF44:佐藤響(79′-MF37:米本拓司)
MF19:金子大毅(12′-MF10:福岡慎平)(86′-DF96:ルーカス・ダ・クルス・オリヴェイラ)
MF7:川﨑颯太
MF39:平戸太貴(79′-DF24:宮本優太)
FW9:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス(86′-FW23:豊川雄太)
FW99:ハファエウ・エリアス・ダ・シウヴァ “パパガイオ”
FW14:原大智
紫と紫のレジームチェンジ
Eピースでチョキピース(CV=山口コンボイ)✌️ ✌️✨
昇格1年目にはチンチンにされ、今季も前半戦は0-5の大敗を喫した広島。
そんな相手にほぼ互角に戦って、1-0と見事な勝利を見せてくれた。
チョウさんが試合後「パーフェクトだった」と振り返り、涙を見せていたのも、試合内容に自負できるものがあったからだろう。
5月の戦いから何が変わったかといえば、まずは前線の”個の力”。
エリアスが加入したこと、トゥーリオがチームにフィットしたことが大きいだろう。
広島は左右センターバックもオーバーラップして攻撃に厚みを加えるのがチームとしての強み。
だた、きょうはセンターバックの加勢が薄かったのは、裏抜けを狙う京都FW陣への警戒があったからだろう。
そういう意味で、12分、平戸の裏へのロブパスからエリアスが強引にシュートまでもっていけたのは、主導権を広島に握らせないための”補助線”になった。
5月からの変化点としてもうひとつあげるならば、チーム全体の成長。
前線を含めチーム力がアップしたことで、自信が回復できた。
思えばシーズン序盤は、単純なミスも続き、先制されたら萎縮してしまうというか、勝てるイメージが浮かばなかった。
それが、いまなら先にゴールを奪われても、焦らず戦えば同点、逆転にできるのではないかという期待がもてる。
数ヶ月で大きな、確実な成長があった。
さて、シーズン最終盤で、神戸との2戦、さらにきょうの広島戦。
リーグ上位の相手と戦えたこと、そしてその結果の違いは興味深かった。
選手間の位置どりが整理されており、攻撃の再現性が高い広島。
一方、フィジカルを押し出したリアリスト的な戦いの神戸。
京都はどちらかといえば神戸に近い方向性で戦っているため、選手層や成熟度で劣る分、神戸には一歩及ばなかったのかなと。
きょうの勝利で14位。
いつの間にか浦和、横浜FMを抜いているだと………ゴクリ。
少しでも上の順位にいけるように、というか、もう残留はほぼほぼ大丈夫だよね??