【J1第30節】横浜F・マリノス 1-2 京都サンガF.C.

横浜F・マリノス 1-2 京都サンガF.C.
日時:2024年9月13日(金)19:04KO
主審:世界の西村雄一
会場:神奈川県横浜市三ツ沢公園球技場 “ニッパ球”(1万679人/晴 28.7℃ 60%)
23′-京都/ハファエウ・エリアス・ダ・シウヴァ “パパガイオ”(左足←マルコ・トゥーリオ)
38′-横浜FM/オウンゴール
53′-京都/原大智(右足)

■横浜F・マリノス(4-2-1-3)
GK1:ポープ・ウィリアム
DF27:松原健
DF4:畠中槙之輔
DF5:カルロス・エドゥアルド・ベンディニ・ジュスティ
DF2:永戸勝也(81′-DF39:渡邊泰基)
MF6:渡辺皓太(81′-FW14:植中朝日)
MF8:喜田拓也
MF9:西村拓真(※9′-一発退場)
FW11:ヤン・マテウス・サントス・ソウザ(67′-FW17:井上健太)
FW10:アンデルソン・ジョゼ・ロペス・ヂ・ソウザ
FW7:ジョゼ・エウベル・ピメンテウ・ダ・シウヴァ(67′-FW23:宮市亮)(70′-MF20:天野純)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF2:福田心之助
DF24:宮本優太
DF50:鈴木義宜
DF44:佐藤響
MF10:福岡慎平(57′-MF19:金子大毅)
MF7:川﨑颯太
MF39:平戸太貴(75′-MF37:米本拓司)
FW9:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス(75′-FW23:豊川雄太)
FW99:ハファエウ・エリアス・ダ・シウヴァ “パパガイオ”(87′-DF6:三竿雄斗)
FW14:原大智

紫をこころに、一、二と数えよ

「もうえでしょう!」
と仕事を早めに切り上げ、三ツ沢へGO。
自分以外にも「時短師たち」が、紫色をまとって次々と観客席に集まっていた。
ミッドウィークのナイトゲームとはまた違った、金曜夜のスタジアムは新鮮な雰囲気だった。
おそらくは、翌日が休みということからくる解放感もあって。

さて、三ツ沢でのF・マリノス戦といえば、思い出すのが2022年5月。
J1昇格1年め、平日水曜日夜のナイトゲームだ。
結果は0-2の敗戦。
しかし点差以上に実力差を感じた試合で、自分にとって“タコ殴り”されたとの印象が強い。
開幕のレッズ戦では通用していた前へ前へのプレスがかわされ、いなされて……。
F・マリノスの最終ラインからウイングの選手に正確なロングパスがビュンビュンと飛んで、観客席から見て「レベルが違う」って思ったもの。

あの試合から、1年たって、2年たって、京都が大きく進化・変化したことをあらためて思い知った。
もちろん選手もかなり変わっていて、この日出場した選手で2年前の三ツ沢でピッチに立っていたのは福岡、金子、豊川(※途中出場)だけ。
ハイラインハイプレスの基本戦術は変わってないけど、フォワードからのプレスのかけ方はより「理詰め」になってきたように思える。

そして、何よりレベルアップしたのが攻撃面だ。
これは2年間というよりは、ハファエウ・エリアスが先発に定着して「マルコ+エリアス+原」の3トップを敷くようになってからだけど。
きょうも、早い時間での相手の退場はあったにせよ、攻撃に選手間の“意思疎通”が感じられた。
前半戦でよく見られた、つまらないミスパスも一気に減少。
特に右サイドは出色で、福田+川崎+マルコがポジションをローリングしながら、攻撃に奥行きをつくって、“ポケット”に侵入しまくる。
結果的にゴールにはならなかったけれど、福田のクロスから惜しいシーンを何度かつくることができていた。

先制点なんて、「これが京都かッ!?」と声が出たほど、見事なパス回しによるもの。
中盤に進出した宮本(※きょうも最高だった)が斜め前方へズバッと楔のパス。
川崎(※リケルメっぽい、腕を使ったキープが目立つ)が反転してスルーパス。
スペースに飛び出したマルコが、GKの鼻先でボールを流してエリアスがプッシュ。
試合後のエリアスがいわく、「スカウティングで、ああいうところにスペースが空くと分かっていた」らしい……ホント?
美しいゴールで、これを目の前で見られただけでも現地まで来た価値があったといえるほどだ。

で、現地観戦といえば、関東住みの人間にとっては2連戦。
ミッドウィークの天皇杯・ジェフ戦が待っている。
準々決勝まで来てるんだし、賞金を狙える絶好のチャンス。
こりゃ、ほぼベストメンバーで行ったほうがいいんじゃないですかね~(自分が見たいだけ・笑)。

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