京都サンガF.C. 3-2 名古屋グランパスエイト
日時:2024年8月7日(水)19:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万4,924人/晴 27.9℃ 71%)
主審:福島孝一郎
5′-名古屋/アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”
19′-名古屋/アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”
59′-京都/ハファエウ・エリアス・ダ・シウヴァ “パパガイオ”(ヘッド←原)
71′-京都/原大智(ヘッド←平戸)
79′-京都/マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス(ヘッド←FK:平戸)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK94:ク・ソンユン
DF24:宮本優太
DF5:アピアタウィア久
DF50:鈴木義宜
DF6:三竿雄斗
MF10:福岡慎平(46′-MF18:松田天馬)
MF39:平戸太貴
MF19:金子大毅
FW9:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス(90+8′-MF44:佐藤響)
FW99:ハファエウ・エリアス・ダ・シウヴァ “パパガイオ”(90+1′-FW31:平賀大空)
FW14:原大智
■名古屋グランパスエイト(3-4-2-1)
GK1:”ミッチ” ミッチェル・ジェイムズ・ランゲラック
DF34:内田宅哉(47′-一発退場)
DF20:三國ケネディエブス
DF24:河面旺成
MF27:中山克広(78′-MF66:山中亮輔)
MF8:椎橋慧也
MF15:稲垣祥
MF7:和泉竜司(67′-DF3:ハ・チャンレ)
FW14:森島司(67′-MF19:重廣卓也)
FW11:山岸祐也(78′-FW77:キャスパー・オーランド・ユンカー)
FW10:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”(52′-DF2:野上結貴)
すべての時間が湧き出た夜
早めのお盆休みをキメて、遅ればせながら今季はじめてサンガスタでの観戦。
真夏の暑さを吹き飛ばす逆転劇を目の当たりにして、大コーフンと大マンゾクだった。
スタジアムの雰囲気も最高of最高。
0-2から逆転できたのは、名古屋・内田選手の退場があったからこそ。
あそこから、一気に京都の時間になった。
そしてその始まりとなる、いやらしくバウンドするボールを出したのは平戸選手だった。
また1点目の直前、右サイドから左への低く速いサイドチェンジのボールを蹴ったのは平戸選手。
2点目、ショートコーナーからのアシストは平戸選手。
3点目、フリーキッカーは平戸選手。
ということで、平戸が実質勝ち点2.5ぐらいを稼いだといっても過言ではなかろう。
もちろん、それぞれがゴールを挙げた3トップもすばらしかった。
やはり前線は決定力ーー。
開幕時のフォワード陣だったら、名古屋に守りを固められて終了間際にようやく1点返すぐらいだったかもしれないよね。
ただ、喜んでばかりはいられなくて、前半の 「◎んでくださーい 予選敗退でーす」(CV:フワちゃん)的な内容はいただけない。
1失点目は……なんなでしょうね。
「最終ラインのボール回しで相手選手を誘いこみ、一気に相手ディフェンスの裏を取る」シュトゥットガルトのやり方に感化されてしまったか。
また2失点目前後においても、相手のサイドチェンジでバイタルエリアをポッカリ空けてしまうシーンが続出。
京都の中盤3枚がポジションチェンジした後の、スペースの管理がだいぶ怪しかったのは間違いない。
前線に攻撃的な3人を置いているということは、特にサイドの守備力がやや欠けてしまうのは〝諸刃の剣〟。
その分、中盤以降の選手たちには守備の献身性が今まで以上に求められることになりそうだ。
追伸……パトリック選手、おめでとうございます。若いころ、顔が違うw