モウリーニョたんの夏コート
チェルシー4-0ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン
◇日時:8月24日午後19時45分KO(日本時間27.45)
23分【チェルシー】フランク・ジェイムズ・ランパード(←ドログバ)
43分【チェルシー】ジョセフ・ジョン・コール(←ライト=フィリップス)
68分【チェルシー】ディディエ・ドログバ(←デル・オルノ)
80分【チェルシー】フランク・ジェイムズ・ランパード(←ロッベン)
■チェルシー(4-3-3)
GK23:カルロ・クディチーニ
DF2:グレン・マクロード・ジョンソン
DF26:ジョン・テリー
DF13:ウィリアム・ガラ
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
MF4:クロード・マケレレ
MF5:ミカエル・エッシェン
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
FW24:ショーン・キャメロン・ライト=フィリップス
(79分-FW11:デイミアン・アンソニー・ダフ)
FW15:ディディエ・ドログバ
(71分-FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ)
FW10:ジョセフ・ジョン・コール
(69分-FW16:アルイェン・ロッベン)
■ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(4-3-2-1)
GK20:クリス・カークランド
DF14:マーティン・アリルブレシュトセン
DF4:トーマス・ガードソー
DF6:ニール・クレメント
DF3:ポール・ロビンソン
MF2:リカルド・シメカ
MF12:リチャード・チャプロウ
MF10:アンディー・ジョンソン
(60分-MF33:稲本潤一)
MF8:ジョナサン・グリーニング
(71分-FW22:ネイザン・エリントン)
MF15:ディオマンシ・メディ・ムスタファ・カマラ
FW25:ヌワンコ・クリスチャン・カヌ
カヌを残してリトリートするWBAを攻めあぐねていたチェルシー。
だが、ランパード、エッシェンの前への駆動力に加えて、サイドバックのオーバーラップで、相手の守備陣に「穴」を空けようようと圧力をかけていく。
23分、中盤でのパスミスをライト=フィリップスが奪い、右に流れていたドログバへ素早くパス。
受けたドログバは、相手DFをフェイクでかわして、グラウンダーのクロス。
これを中央に走り込んだエッシェンがジャンプしてスルーすると、その裏にいたランちゃんがいったんボールを止めたあと落ち着いてゴール左隅に決める。
ランちゃんの後ろにはまだJ・コールが控えていたということで、WBAの守備陣は帰陣遅杉、である。
先制後は、チェルシーがゴールラッシュ。
特に、守備からゴール前への飛び出しと、はてしない運動量を見せたエッシェン、そして、娘・ルナちゃんの誕生を2ゴールで祝ったランちゃんが、目立っていた。
逆に、WBAは、途中出場の稲本がエッシェンにたいして激しく体を当てにいくなど闘志をみせたが、シュート0本じゃ~勝てるわけないわな、なゲームだった。
ジョゼ・マウリーニョ・ドス・サントス・コーチ
「チームは今、進歩している過程にある。
きょうのゲームに関しては、前の2試合よりは少しだけ自信をもってうまくプレイできていたし、守備的なだけじゃなくてボールをキープして試合をコントロールできていた。
ピッチをワイドに使って、コンパクトな布陣を保って、ゴールも決められたし、中盤でのボールキープも、選手間の三角形をつくる動きもよかった。
ゲーム内容にはとても満足しているよ。
前の試合から6人も選手を替えたのはなぜかって?
家のガレージにベントレーやアストンマーチンがあったとして、6ヶ月間ベントレーで仕事に行き、アストンマーチンをガレージに置きっぱなしだとしたら、利口じゃないだろう?
アストンマーチンにも乗るべきさ。
アストンマーチンのひとりのライト=フィリップスの出来かい(笑)?
ダイナミックで精力的で、ジョンソンとのコンビもよかった。
とてもよくプレイしていたよ。
WBAがシュートを1本も打てなかったのは、どうしようもないだろう。
だって、彼らはほとんどボールをもてなかったんだからね」
フランク・ジェームス・ランパード選手
「本当にうれしいよ。
月曜日は父親になるという人生最良の日になって、水曜日は娘に捧げる2ゴールが決められたんだからね。
しかし、父親になるって不思議な気持ちだね。
毎朝、目が覚めたら娘を見ることができるなんて、とてもとても幸せだ」