京都サンガF.C. 1-1 鹿島アントラーズ
日時:2022年9月10日(土)19:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万2,946人/雨のち晴 25.7℃ 84%)
主審:中村太
20′-京都/山﨑凌吾(左足←川﨑)
76′-鹿島/ヂエゴ・クリスティアーノ・エヴァリスト “ディエゴ・ピトゥカ”
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:上福元直人
DF14:白井康介
DF31:井上黎生人
DF3:麻田将吾
DF44:佐藤響(46′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太
MF7:武富孝介(85′-MF10:福岡慎平)
MF16:武田将平
FW11:山﨑凌吾(73′-DF4:ホルネイケル・メンデス・マレイロス)
FW23:豊川雄太(58′-FW40:木村勇大)(85′-FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ)
FW18:松田天馬
■鹿島アントラーズ(4-3-2-1)
GK31:沖悠哉
DF16:小田逸稀(70′-MF14:樋口雄太)
DF15:ウェリントン・ダニエウ・ブエノ(46′-MF30:名古新太郎)
DF5:関川郁万
DF2:安西幸輝
MF34:舩橋佑
MF6:三竿健斗
MF21:ヂエゴ・クリスティアーノ・エヴァリスト “ディエゴ・ピトゥカ”
FW8:土居聖真(58′-MF17:アルトゥール・カイキ・ド・ナシメント・クルス)
FW10:荒木遼太郎(58′-FW40:鈴木優磨)
FW19:ブレッシング・チブイケ・エレケ(46′-FW9:エヴェラウド・ストゥン)
曺貴裁コーチ(京都)
「後半、相手は選手を交代させて前にパワーをかけてくるのはわかっていました。
失点シーンは、あのポイントにボールを運ばせたくなかったですね。
システムを変えるのが少し早かったかなという反省はありますし、相手の技術の高さにやられたな、という感じです。
ただその後は崩れないでよく守ってくれました。
もちろんカウンターでもう1点取れていれば最高の展開でしたが、それは次への課題とします。
結果を見れば、この勝ち点1は非常に大きい勝ち点1でした。
(ーー前節の豊川に続いて、山﨑のリーグ戦初得点が生まれた攻撃への手応えについて)
攻撃守備の切り分けをせずに、いつなんどきでも得点のチャンスを狙い、そして失点を減らそうというサッカーを、われわれは志向しています。
その狙いにそった試合が、後期になってようやくができるようになってきました。
きょうもなんとか勝ち点3を取りたかったですけれど、鹿島さんの底力をあらためて感じました。
われわれは来年もJ1でやりたいということを。選手たちにも伝えています。
きょうの試合で30ポイントになりました。
あとリーグ戦7試合と、天皇杯、1試合1試合を大事にしていきます。
きょう、京都サンガの選手はもちろん、鹿島の選手もファイティングスピリットを出して、お客さんからたくさんの拍手をもらいました。
残り試合も今まで以上にエキサイティングなゲームを見せて、もっと喜んでもらえるように頑張りたいと思います」
岩政大樹コーチ(鹿島)
「勝ち切りたかった。
勝ち切らせてあげられなかった。
勝ちきれないゲームが続いているリーグ戦。
こういうゲーム、いかに勝ち切るか。
また1週間、選手たちと準備したい。
ゲームはある程度プラン通り。
用意していた交代を行った」
「勝ち点30」からの挑戦
〝﨑﨑コンビ〟で、見事な先制点!
しかし、後半は相手の圧力に押されてドロー。
最後のほうは、カウンター以外はほぼゲームを支配されていただけに、「勝ち点1を拾えた」というべき結果だろうか。
鹿島がブラジル人選手全員先発で来られたら……と思わざるをえない。
ミッドウィークに試合がある日程で対戦してよかったのかもしれないな〜。
京都のスタメンは、左サイドバックに佐藤が入った以外、前節と同じメンバーだった。
攻撃時3トップ、守備時は松田が左、武富が右のサイドMFの4-4-2で守るような可変システムというのも前節同様。
最終ラインからのゆっくりとしたビルドアップは影を潜めて、山﨑を目掛けてのロングボールからこぼれを狙うのも変わらず。
シーズン前半にやっていたサッカーよりも確実に、スピーディでバーティカルでものになっている。
その分、ボールがこぼれてきたときのトラップや、ダイレクトパスの方向など「プレー精度」が求められる。
で、精度の部分でちょいちょい残念なシーンも目立ったゲームだった。
次戦は、前期に〝チンチン〟にやられた横浜FM戦。
同じくチンチンにされた広島相手に、2巡目ではドローに持ち込めただけに、なんとか……と期待してしまう。
3バックでのスタートかな?