名古屋グランパスエイト 1-1 京都サンガF.C.
日時:2022年5月3日(火)14:03KO
会場:愛知県豊田市豊田スタジアム(3万7,068人)
主審:世界の西村雄一
36′-名古屋/マテウス・ドス・サントス・カストロ(FK直接)
40′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(ヘッド←白井)
■名古屋グランパスエイト(3-1-4-2)
GK1:”ミッチ” ミッチェル・ジェイムズ・ランゲラック
DF4:中谷進之介
DF13:藤井陽也
DF3:丸山祐市
MF16:ウーゴ・レオナルド・シウバ・セレージョ “レオ・シルバ”
MF17:森下龍矢
MF14:仙頭啓矢(76′-FW44:金崎夢生)
MF15:稲垣祥
MF11:相馬勇紀
FW10:マテウス・ドス・サントス・カストロ
FW8:柿谷曜一朗(60′-FW9:酒井宣福)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:上福元直人
DF14:白井康介(88′-DF6:本多勇喜)
DF5:アピアタウィア久
DF4:ホルネイケル・メンデス・マレイロス
DF3:麻田将吾
MF19:金子大毅
MF10:福岡慎平(71′-DF15:長井一真)
MF16:武田将平
FW11:山﨑凌吾(55′-MF27:山田楓喜)(88′-FW50:大前元紀)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW18:松田天馬
ピーター・マドゥアブチ・ウタカ選手(京都)
「ゴールの後、頭を指していた?
ヘアバンドを変えたからね(笑)。
それから、去年はヘディングでのゴールがなかったので2年ぶりだ!とアピールしたかったこともあったんだ。
ピーター・ウタカと書いてあるのは、自分のブランドだからだよ。
欲しい人がいたら連絡がほしい(笑)。
(ーー38歳でチームを引っ張っていることについて)
もちろん健康面には気をつかっている。
ただ、年齢がどういうよりは気にしてないんだ。
チームのためにハードワークを欠かさないように心がけているだけだよ」
曺貴裁コーチ(京都)
「前半から悪くない流れだったんですけど、名古屋さんのフリーキックの質の高さにやられてしまった。
すぐ1点を返して、後半はどちらもチャンスがある展開でした。
勝ち点1は悪くない結果、連敗をしていたのでここから上昇気流に乗りたいと思います。
(ーーウタカ選手のゴールについて)
彼のゴール前での落ち着き、点を取る力、周りを生かす力はわれわれの武器になっています
ただ、彼に頼るだけではなく、全員がパスコースを作ったり、次のプレイに向けて準備をする、それが自分たちの目指すところ。
彼が得点を取れているのは素晴らしいことですけども、チーム全体で取った得点だと思っています。
(ーー前半から麻田選手と会話をする場面が多かった)
ロングボールの処理を相手にプレゼントをして、相手の攻撃にきっかけになってしまってい他ので、どこにボールを運ぶのかという共有をしていました。
(ーー後半の狙いについて)
カウンターでうちのバックラインが押し下げられられる場面もあったので、システムを変えて修正したつもりです。
けれど、うまくいったかどうかはわからないところです」
健太の大冒険
名古屋のパワーある攻めに押し込まれる時間帯が長かった京都。
なんとか守り切り、アウェイで勝ち点1ゲットできた。
公式戦で敗戦が続いていただけに、悪い流れを断ち切れたということでポジティブに考えて良いのかな?
順位は変わらず7位(暫定)。
というか、きょうはボールを保持できても、決定的なチャンスを創出するまでには至らなかった。
ゴール以外では、
・試合開始早々にウタカがランゲラックを交わしてシュートを打ったシーン
・後半開始すぐ、ウタカが入れた縦パスから山﨑がダイレクトでフリック、抜け出した武田がシュートを打ったシーン
ぐらいだろうか。
その要因としては、ゲーム全体として前からいい感じにボールを奪うことが難しく、リズムを掴めなかったことが挙げられる。
名古屋は、ボールを奪ったら、前線のマテウスにロングボールを送る攻撃が有効的だった。
ロングボールへの対応を繰り返すうち、京都の最終ラインと前線に間延びが発生。
そのせいで、前線からのプレスも2人、3人と襲いかかるような、連動するようなものにはならなかった。
ボール支配率は52%で名古屋を上回ったけれど、〝空間支配〟率で分が悪かったのだ。
ちなみに、パス数でも名古屋の349本(成功率68%)に対して、京都は404本(成功率70%)。
しかし、シュート数は名古屋18(枠内6)、京都8(枠内5)。
数字が、ゲーム内容を物語っている。
名古屋のほうは、長谷川健太氏の指揮するチームらしいデータというか…………。
絶対的戦力でJ2ガンバを指揮していた健太コーチに対して、開幕戦・京都がゲームを圧倒したよね。
何もかも懐かしい。