京都サンガF.C. 3-1 サガン鳥栖
日時:2022年4月10日(日)16:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(7,195人/晴 24.2℃ 41%)
主審:今村義朗
10′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(右足←白井)
14′-京都/川﨑颯太(ヘッド←CK:福岡)※J1初ゴール
70′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(右足)
77′-鳥栖/小野裕二(pen.)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:上福元直人
DF14:白井康介
DF31:井上黎生人
DF3:麻田将吾
DF17:荻原拓也(86′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太(86′-FW20:クエンテン・ジョーディ・フェリックス・マルティノス)
MF10:福岡慎平(66′-DF4:ホルネイケル・メンデス・マレイロス)
MF16:武田将平
FW27:山田楓喜(56′-MF19:金子大毅)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW18:松田天馬
■サガン鳥栖(3-1-4-2)
GK40:パク・イルギュ
DF42:原田亘
DF30:田代雅也
DF5:ヂエゴ・ジャラ・ホドリゲス “ジエゴ”
MF14:藤田直之
MF2:飯野七聖
MF6:福田晃斗(66′-MF8:本田風智)
MF37:小泉慶(83′-MF47:森谷賢太郎)
MF29:岩崎悠人(46′-MF10:小野裕二)
FW44:堀米勇輝(46′-FW16:荒木駿太)
FW19:垣田裕暉(66′-FW25:藤原悠汰)
走り切って勝ちきる
試合後会見での曺さんのことばが味わい深い。
「サポーターのみなさんにおもしろいサッカーを見せるためには、やはり前にプレーすることだと思います。
足を止めないで数的優位をつくり、逆に相手に数的優位をつくらせない。
そういった原理原則に基づいて、きょうはわれわれの良さが出せた。
勝ったことよりも、スプリント回数がリーグ1番の鳥栖さんを上回ったことは、大きな自信になります」
確かに、いつも以上にボール保持者へのアプローチの速さが目立っていたように見える。
そういう意味で「走り切って」勝ったゲームだったのかな。
1点目は早い攻めから崩した形、2点目はセットプレーと、早い時間帯に2点が取れたのも大きかった。
一方で、先制点を取るまで、および後半は鳥栖に押されていたのも事実。
鳥栖は最終ラインからの組み立てが整備されているんだよな〜。
前からプレッシャーをかけられても、最終ライン+パク・イルギュでボールを回して、相手を食いつかせて、空いている選手に向けてパスを出せる。
対する京都は、最終ラインでボールを持っても出しどころに困って、大きく蹴り出すことも多々。
ま、そうはいっても、鳥栖は最終ラインからの組み立てでミスが出て失点してしまった。
京都は最終ラインからの組み立てではリスクを回避し、あえて相手最終ラインがボールを持ったところからセットして「ハメよう」と狙っていたのかもしれない。
今シーズン2失点だった鳥栖に3ゴール。
そして、順位は7位に浮上。
暖かくなって上位チームとの対戦が控える中で、チームの成長が感じられる試合を目撃できたのはうれしかった。
次の(リーグ戦)柏は、4月なのに夜の試合。
昼よりは気温も下がるし、また運動量とスプリントの多さが見られるかな?