京都サンガF.C. 1-0 FC琉球
日時:2020年9月13日(日)18:33KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(2,972人/曇 24.7℃ 71%)
主審:村上伸次 “のぶつぐ51歳”
61′-京都/野田隆之介(ヘッド←飯田)
■京都サンガF.C.(3-1-4-2)
GK34:若原智哉
DF46:森脇良太
DF23:ヨルディ・バイス
DF25:上夷克典
MF10:庄司悦大
MF2:飯田貴敬(90+5′-MF41:金久保順)
MF11:曽根田穣(87′-MF24:川﨑颯太)
MF31:福岡慎平
MF5:黒木恭平
FW18:野田隆之介(88′-MF22:谷内田哲平)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(90+5′-DF16:安藤淳)
■FC琉球(4-2-3-1)
GK1:ダニー・ガブリエル・カルバハル・ロドリゲス
DF11:田中恵太(77′-DF38:上原牧人)
DF9:リ・ヨンジ
DF3:福井諒司(86′-DF15:知念哲矢)
DF14:沼田圭悟
MF20:上里一将
MF29:市丸瑞希
MF8:風間宏矢(77′-MF18:山口和樹)
MF13:河合秀人(86′-MF23:池田廉)
MF28:小泉佳穂(65′-FW21:上原慎也)
FW16:阿部拓馬
實好礼忠コーチ(京都)
「みんないいモチベーションで試合に入ってくれました。
ゴールはなかなか割れなかったが、アグレッシブに冷静に戦ってくれた結果が勝利につながったと思います。
ウタカのゴールを誤審された?
あれに動揺することなく、次またチャンスを絶対ものにするぞという気持ちでやってくれました。
3連勝、3試合無失点で終えることができたのは、守備の役割分担、強度、判断、すべて素晴らしかったから。
少しでも上に行けるように、強度の高いトレーニングしてやるべきことを整理して、引き続き努力していきたい」
樋口靖洋コーチ(琉球)
「前半からボールの取りどころが決まらないゲームだった。
特に、右サイドの2番の選手にやられ続けてしまった。
スカウティングしていた以上に早くて、戸惑いがあったかもしれない。
最後、中は高さでやられてしまったのが残念だ。
チームとしての課題は2つある。
ひとつは、ボールの取りどころをしっかりさせること。
もうひとつは、攻撃面。
もう少しボールを主体的に動かしていかないといけない」
うれしはずかし3連勝
あらためて、「守備を安定させるための攻撃」を組み込んでいると感じた試合だった。
過去のゲームでは数多く見られた、張り出したウイングバックへのロングパス。
その回数が、明らかに減ってきた。
特にきょうは、ゴール前で人を増やして中央突破を何度もチャレンジ。
ある程度人数をかけているおかげで、相手にボールを取られても、すぐに奪い返すように試みる。
以前のように、ボールを奪われたら即時帰陣、リトリート一辺倒の守り方とは確実に代わってきている。
と、そんな「中央志向」の中で、右サイド・飯田のドリブルが炸裂しまくり。
1対1で沼田をぶち抜きまくって、野田のゴールもアシストした。
左の黒木が、ときにはセンターハーフ然と振る舞ったりバランスを取る中で、“右翼”の圧で琉球を押し込んでいた。
対峙した沼田との相性が良かったのか、今季最高の出来。
荒木と違って、攻撃面では“キレキレ”というまでの試合はなかっただけに、ついに本領発揮!かな。