なんで兵藤にこだわるん?(涙目で)
モロッコ1-0日本
◇日時:6月21日20時30分(日本時間27.30)KO
◇会場:エンスヘーデ
◇主審:マッシモ・ブサッカ(スイス)
90+2分【モロッコ】モウッシン・イアジュール
■モロッコ
GK1:モハメッド・ブゥルカディ
DF5:ヨウセッフ・ラベヘ
DF8:ソフィアン・ベンズゥイエン
DF13:サラー・スバイ
MF3:チャキブ・ベンズゥカネ
MF7:アディル・エルマシュ
MF16:カリム・エル・アーマディ
FW9:モウッシン・イアジュール
FW10:ナビル・エル・ズハル
FW11:タリク・ベンダムゥ
FW20:アディル・チヒ
(51分-MF14:ラシド・ティベルカニネ)
コーチ:ジャマー・ファティ “極道”(モロッコ)
■日本(4-2-3-1)
GK21:西川周作
DF8:中村北斗
DF5:増嶋竜也
(89分-FW20:森本貴幸)
DF16:柳楽智和
DF2:水本裕貴
MF4:小林祐三
MF7:梶山陽平
MF11:カレン・ロバート
MF12:水野晃樹
(71分-MF10:兵藤慎剛)
MF17:家永昭博
(59分-FW19:前田俊介 “マエシュン”)
FW9:平山相太
コーチ:大熊清
大熊清コーチ(日本)
「今大会でいちばん私がやりたいサッカー、ボールと人が動くサッカーができた。
しかし、ロスタイムのあの時間帯にあんなバックパスが出るとは…。
個人攻撃するつもりはないが、兵藤にとってしっかり考えなきゃいけないプレーだった。
とにかく消極的だったし悔しいし残念で、その後相手に決められたときは呆然とした。
ここでこんなミスが出るのかと。こんな失点を許すのかと。
今振り返ると、兵藤のミスパスから失点の部分しか覚えてない。
Jリーグの選手と大学生、試合に出ている選手といない選手の差を感じた大会だった」
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選手交代という局面において、サッカー・コーチというのは大きく分けて2種類の人種にわかれると思う。
運動量の減少、スタミナ切れで選手を代えるタイプ。
パフォーマンス、相手にとっていやなプレイをできてない選手を代えるタイプ。
大熊清コーチは前者のタイプだということだ。
相手にとっていちばん嫌な縦へ仕掛けるプレーをしていた家長、水野を下げてしまったというだけだ。
そして私の短いサッカー観戦経験からいうと、大きな大会でサプライズな結果を残すコーチは、後者のほうが多い。
あの、モロッコの極道監督が後者がどうかはわからないけれどね。
※追記
■マッチレポ
■試合後の兵藤慎剛選手(早稲田大)コメント
ま、そこまでクリティカルなミスじゃないから、敗因を被せるのはかわいそう。
参考までに失点の経緯。
・中盤で自陣左サイドにいた兵藤にボールが来る。プレスを受ける。
・前と横に日本選手がトライアングルを作っていたが、それぞれ近くにモロッコの選手がいたため、セーフティに後ろにいた水本にバックパス。
・バックパスが水本の足元に来たため、あっという間にモロッコのFWに寄せられる。
・あわてた水本は兵藤にパスを出すも、兵藤に受ける動きがなかったためラインを割る。モロッコの選手の脚に当たってたくさいが、主審はモロッコボールを指示。
・水本「兵藤! こっち!(パスを足元じゃなくてライン際に。相手が寄せるのには距離があるほうに)」と声を出して叱る。
・モロッコがスローイン。受けた選手がドリブル突破。兵藤、小林がちぎられる。
・スルーパスからシュートが決まる。水本、グラウンドに倒れてがっくり。モロッコの選手、グラウンドに倒れて感謝。大熊コーチ、急いで森本投入も残りは1分ない状態。空には夕日。綺麗な色。
■24戦不発のカレン「勝ち進みたい」 – nikkansports.com > サッカー日本代表ニュース
これで25戦連続。まぁ守備的FWの役割を与えられてるだけだから気にしなくていいよ。