ファジアーノ岡山 3-0- 京都サンガF.C.
日時:2019年9月8日(日)19:03KO
会場:岡山県総合グラウンド陸上競技場 “Cスタ”(1万3098人/晴 29.4℃ 64%)
主審:吉田哲朗
22′-岡山/仲間隼斗
28′-岡山/山本大貴
90+2′-岡山/中野誠也
■ファジアーノ岡山(4-2-2-2)
GK22:一森純
DF39:増谷幸祐
DF8:田中裕介
DF4:濱田水輝
DF2:廣木雄磨
MF14:上田康太
MF6:喜山康平
MF17:関戸健二
MF19:仲間隼斗(90+3′-DF21:椋原健太)
FW15:山本大貴(56′-FW7:中野誠也)
FW9:イヨンジェ(66′-MF16:武田将平)
■京都サンガF.C.(3-4-3)
GK34:若原智哉
DF16:安藤淳
DF4:田中マルクス闘莉王(86′-MF32:上月壮一郎)
DF6:本多勇喜
MF30:石櫃洋祐(66′-MF50:藤本淳吾)
MF10:庄司悦大
MF31:福岡慎平
MF5:黒木恭平
FW14:仙頭啓矢
FW23:一美和成(63′-MF44:中坂勇哉)
FW22:小屋松知哉
迷いが招いた自滅
ここ数節、攻撃が空転していたからとはいえ、石櫃、黒木を高めにした3バック採用には驚いた。
この布陣がシーズン序盤、まったく機能していなかったからだ。
最近攻撃が空転していて、なにか変化がほしかったとはいえ、数ヶ月前にうまくいなかった地点に戻ってしまうとは…。
ボールを持った石櫃、黒木がハーフウェイライン付近で相手に囲まれて、無理に突破をかかろうとする姿は、混迷する今のサンガを象徴するようだった。
単独突破を図ろうにももう少し高い位置で、なおかつ味方を集めてボールを取られてもすぐ奪い返せるようにする。
そのための“遅攻”だったはずが、数的不利で相手のプレスにさらされ、ボールをカットされ、そのまま速攻を許してしまう。
いままで貫いてきた戦術・戦法もぶれてしまった。
そして田中、一美を同時先発起用したことで、試合終盤、前線にパワーを与える選手が手札になく、反撃のゴールすら奪えず。
――かなり内容の乏しいゲームだった。
おそらく次節は、戦術やフォーメーションは元に戻して、前線、中盤で選手を入れ替えて、リスタートかなと。
台風一過で、今度こそすっきりとした勝利が見てみたい。