水戸ホーリーホック 3-0 京都サンガF.C.
日時:2019年8月17日(土)18:03KO
会場:茨城県水戸市立競技場 “Kスタ”(4,810人/曇 30.7℃ 59%)
主審:上田益也
17′-水戸/黒川淳史
45+1′-水戸/オウンゴール
83′-水戸/小川航基
■水戸ホーリーホック(4-2-2-2)
GK50:松井謙弥
DF23:外山凌
DF24:細川淳矢
DF22:瀧澤修平
DF7:志知孝明
MF18:白井永地
MF8:前寛之
MF17:福満隆貴(76′-DF38:宮大樹)
MF10:木村祐志(56′-MF45:浅野雄也)
FW32:黒川淳史(86′-FW11:村田航一)
FW19:小川航基
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK1:加藤順大
DF32:上月壮一郎
DF26:下畠翔吾(77′-DF16:安藤淳)
DF6:本多勇喜
DF5:黒木恭平
MF10:庄司悦大
MF8:重廣卓也
MF41:金久保順(57′-DF4:田中マルクス闘莉王)
FW20:ジュニーニョ(42′-MF14:仙頭啓矢)
FW23:一美和成
FW22:小屋松知哉
繋げども繋げども
ポジショナルなチームスタイルは進化している。
ビルドアップ――最終ラインからショートパスを繰り返して、時間を作りつつチーム全体を押し上げる。
崩し――ボールサイドにプレイヤーを多く配置して、斜めのダイレクトパスで相手守備陣から抜け出すことを狙う。
攻守の切り替え――ボールを奪われても、近くにいる選手がアグレッシブにプレスをかけて、すぐ奪い返そうとする。
しかし…点が入らないんだよなぁ(苦笑)。
きょうも前半から右サイド、上月、ジュニーニョという新しいコンビながらも、かなり早いパス交換を繰り返すシーンがあった。
ただ、ペナルティーエリアの両外側を中心にパスを回すことが多く、ボックスの中への侵入や、サイドを深くえぐって…というシーンはなかなか作れなかった。
京都のスタイルが固ってくるにつれて、相手の対応も「ペナの中やバイタル以外なら、ある程度ボールは持たせてよい」になってきているなと思った。
さて、どうやってゴールを奪うか問題だ。
好調・一美は残し闘莉王を前線にして、4-4-2にするのが、前節と今節のやり方だったけど、それでもだめならどうするか?
きょうのベンチは大野がいたけど、本当なら違うタイプの点取り屋がほしいところ。
あと、ウイングでドリブラーを入れて変化をつけるか。
はたまた、中盤で強いミドルを打てるシューターを投入するとか。
いずれにせよ、なんらかの変化をもたらせることができるプレイヤーが必要なのかもしれない。
そういう“色”をもった選手の台頭を期待したい。
という意味で、上月の今季初出場は興味深かった。
彼のような突破力がある選手がゲームに使えるようになれば、シーズン後半に大きな力になる。
ただ、右サイドバック起用はびっくり(・へ・)
福岡の負傷があったのかもしれないけど、今の京都においてサイドバックに求めているものが、ちょっと他のチームとは違うんだよね。