【J2第17節】大宮アルディージャ 3-1 京都サンガF.C.

大宮アルディージャ 3-1 京都サンガF.C.
日時:2019年6月8日(土)18:03KO(9879人/曇 21.8℃ 70%)
会場:さいたま市大宮公園サッカー場 “ナクスタ”
主審:小屋幸栄
12′-大宮/奥抜侃志
25′-京都/仙頭啓矢(右足←一美)
39′-大宮/河面旺成
62′-大宮/ファン・マヌエル・デルガド・リョリア “ファンマ”

■大宮アルディージャ(3-4-1-2)
GK21:塩田仁史
DF50:畑尾大翔
DF2:菊地光将
DF6:河面旺成
MF19:奥井諒
MF7:三門雄大
MF5:石川俊輝
MF36:吉永昇偉(79′-MF26:小島幹敏)
MF8:茨田陽生
FW33:奥抜侃志(62′-FW10:大前元紀)
FW22:ファン・マヌエル・デルガド・ジョリア “フアンマデルガド”(66′-FW9:ロビン・シモヴィッチ)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF30:石櫃洋祐(53′-MF10:庄司悦大)
DF6:本多勇喜
DF16:安藤淳
DF5:黒木恭平(66′-DF4:田中マルクス闘莉王)
MF31:福岡慎平
MF13:宮吉拓実(86′-FW19:大野耀平)
MF8:重廣卓也
FW22:小屋松知哉
FW23:一美和成
FW14:仙頭啓矢

ゆきゆきて、敗軍

久しぶりのナクスタ来訪。
大宮駅前商店街を抜けて、住宅地を抜けて、さぁ着いたと思ったら、ビジター席の入り口に向かうためスタジアムを半周させられるという“試練”は相変わらず(w
しかし、ゴール裏の観客席は角度が急なおかげで、選手配置やボールのないところの選手の動きも一望できて、最高of最高。

で、試合のほうは、大宮に完全なる“京都対策”を立てられて、完敗だった。
とにかくうまく守られた、という印象。
京都がボールを握れば、最終ラインはさっと5バックに。
そして、安藤&本多両センターバックにファンマと奥抜の2トップを当てて、京都の3センターには同じく茨田、三門、石川がマッチアップ。
京都はダイレクトパスの“出し入れ”をして、バイタルのスペースを探そうとするも、なかなか空きが出てこない。

真ん中がダメならサイドで、って思っても、5バックが5つのレーンをガッチリ埋めちゃってる。
大外のレーンでウイングとサイドバックが並んで、その内側のレーンでセンターハーフが位置して、“三角形”からのワンツーパスで突破を試みようとしても、完全に警戒されていて、ボールホルダーに対して厳しいフィジカルコンタクトが飛んでくる。
まだ左サイドは、黒木が大外に張った小屋松、仙頭に対してインナーラップでボールの出しどころをいろいろと模索していた。
しかし一方の右サイドでは、石櫃がどうしても縦のスペースに行きたがるので、大外のレーンでウイングと渋滞を起こしてしまっていた。
一番最初の交代カードが石櫃というのは納得だったなと。

試合後の仙頭選手のコメント。
「相手のプレッシャーが良かったのも間違いないですけど、そこでどう勝負するかを考えないといけない。個人で1枚剥がせばチャンスになるシーンはあったので、そういうのも今日は使っていくべきだったんじゃないかなと思います」

そう、スペースが少なかったとはいえ、ドリブルでのチャレンジが少なかったのも事実。
攻撃陣がほぼ1on1で相手DFに対峙させられてしまっている状況で、「1枚剥がす」ことがもっとできていれば…というのは、見ていて思った。
なので、庄司や大野投入よりは、エスクデロやジュニーニョの強引な突破で、たとえドリブルでボールをロストしたとしてもピッチ上に“カオス”を生じさせてくれることを期待したかったな、という思いもあった。
まぁ、大宮の1点目、2点目がスーパーだったので、どうあがいても勝利は難しかったのかもしれないけれど。
気持ちを切り替えて、次、ですね。
あ、京都サポ席で冨田選手(埼玉県出身)を応援する学生さん集団が微笑ましかったことを、最後に付け加えておきます!

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