【J2第16節】東京ヴェルディ 1-4 京都サンガF.C.

東京ヴェルディ1969 1-4 京都サンガF.C.1922
日時:2019年6月2日(日)14:03KO
会場:東京都調布市東京スタジアム(4,326人/曇 24.8℃ 53%)
主審:野田祐樹
13′-京都/一美和成(右足←仙頭)
18′-京都/福岡慎平(右足←仙頭)
27′-京都/小屋松知哉(右足←宮吉)
63′-東V/小池純輝
89′-京都/安藤淳(ヘッド←CK:石櫃)

■東京ヴェルディ1969(4-1-2-3)
GK21:上福元直人
DF2:若狭大志
DF3:近藤直也
DF5:平智広
DF24:奈良輪雄太
MF6:井上潮音
MF7:渡辺皓太
MF9:佐藤優平(84′-FW30:ヴァウメルソン・ガルシア・プライア)
FW33:河野広貴(46′-FW11:林陵平)
FW10:レアンドロ・モンテーラ・ダ・シウヴァ(66′-DF17:リ・ヨンジ)
FW19:小池純輝

■京都サンガF.C.1922(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF30:石櫃洋祐
DF16:安藤淳
DF6:本多勇喜
DF5:黒木恭平
MF31:福岡慎平
MF13:宮吉拓実(55′-DF4:田中マルクス闘莉王)
MF8:重廣卓也(66′-FW39:エスクデロ競飛王)
FW14:仙頭啓矢
FW23:一美和成(89′-FW19:大野耀平)
FW22:小屋松知哉

気分はもう完勝

味スタへ行ってまいりました。
いつもね、現地に赴くときゃあ、試合開始から相手を圧倒して、そんで前半早い段階で「きょうは勝ったな」って安心できるような――。
そんなゲームを見てみたいものだなぁ、って思っているんですよ。
しっかし、大木さん退任後は、バドゥ氏から始まってN氏の暗黒な2年があり(笑)。
楽勝ゲームなんぞ目撃したことなんかなくってねぇ。
ところが、きょうは目の前でゴールがポンポンと入っていくじゃないですか。
売り子を呼んでビールで祝杯だぁ、と思ったんですが…。
ふと、上げようとした手を止めましたね。
「よそう。また夢になるといけねぇ」

って、サゲては噺も終わってしまう! さくっとゲームの振り返りを…。
きょうは30分もたたずして、早々勝負が決してしまったなと。
その後は、3-0の余裕から受けに回ってしまって、単純なパスミスも増え、東京Vにペースを握られる時間も増えたものの、追いつかれるような雰囲気もなかった。
4得点はここ3シーズンでいうと、2017年10月讃岐戦(4-0)、2018年9月熊本戦以来(4-0)があったとはいえ、対戦相手は下位に沈んでいたチーム。
一方、東京Vは京都と同じくここ数戦、調子が良かった。
そんなチームに完勝できたのは大きい。

勝因はといえば、試合後福岡選手も言ってましたが、アンカー横のスペースを中心に、相手守備陣の隙間でボールを収められて、リズムを作れたことかなっと。
東京Vは京都と同じく、攻撃時は焦らずポゼッション志向(GKの位置も超高め)、守ってはしっかり陣形を整えることを優先していた。
対して、京都のインサイドハーフ、福岡は相手FWと中盤とのラインの間、重廣は相手中盤と最終ラインとの間にうまくポジションを取って、ボールの受け手になっていた。
先制点も、重廣のナイスですねぇ!な動きから。
左サイドにいた重廣がボールを持ちながら中央へ、一旦ボールを最終ラインに戻しつつ、写真のように空いているスペースへとランニング。
右サイド石櫃&仙頭のパス交換に絡んでいって、ワンタッチのヒールで仙頭の前にスペースを作ってあげた。

先制点を呼んだ重廣の動き。左サイドから中央までボールを運ぶも前にスペースがなく一旦バックパス。相手中盤の選手たちの目線が前になって生じたオープンスペースへランニング。石櫃&仙頭の縦のチェーンに関わって、ワンタッチのヒールパスで仙頭のドリブル突破に繋げた

ラーメン大好きホワイトさん(東京V)が「前半は相手にスペースを与え過ぎ、単純にファイトできなかった」と振り返っていたように、前半は東京Vの選手たちがプレス弱め、運動量少なめだったのも事実。
で、後半東京Vが3-5-2に変えて、運動量も上げて、かなりボールを支配されてしまった。
そこで、「早めの闘莉王」で3バックにして、1失点はしたものの無事対応できた。
んで、「強いて言えば、あと1点ほしいなぁ」と思ってた試合終了直前、最後に安淳のヘッド炸裂!
文句なしの4-1。
かえすがえすも、完勝。
試合後、ヒーローインタビュー後の福岡選手が深々とサポーターにお辞儀をするシーンを目撃できたのも良かったな。
天気はどんよりとした曇空だったけど、晴れ晴れとした気持ちで味スタを後にしたのだった。

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