【J2第1節】京都サンガ 1-1 水戸ホーリーホック

京都サンガ 1-1 水戸ホーリーホック
◇日時:2016年2月28日(日)16:04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(6983人/晴 17.4℃ 38%)
◇主審:窪田陽輔
53分-京都/有田光希(右足ダイレクトボレー)
73分-水戸/三島康平

京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:菅野孝憲
DF2:菅沼駿哉
DF3:染谷悠太
DF6:本多勇喜
DF30:石櫃洋祐
MF8:アンドレイ・ジロット
MF22:佐藤健太郎
MF14:山瀬功治
FW18:石田雅俊(80分-DF20:高橋祐治)
FW16:イ・ヨンジェ
FW17:有田光希(76分-FW10:エスクデロ競飛王)

水戸ホーリーホック(4-2-2-2)
GK1:本間幸司
DF14:佐藤祥
DF5:伊藤槙人
DF30:ソン・ジュフン
DF3:佐藤和樹(88分-DF2:田向泰輝)
MF22:内田航平(77分-DF20:今瀬淳也)
MF7:兵働昭弘
MF8:ロメロ・ベロカル・フランク・ラーク
MF10:船谷圭祐
FW26:佐藤和弘(79分-FW9:萬代宏樹)
FW11:三島康平

▼明るいビジョンと、見えないビジョン
“トッド絵”から、大型カラービジョンに改修なった西京極での初陣。
しかし、ピッチ上のサッカーからはまだ明確なビジョンが見えずで…。
結果はドローですが、内容は優勢負けといった感がありました。

初戦なので、概観というか、おおまかに現在を内容をまとめてみましょうか。

まず守備に関しては、とにかく前線、中盤でボールが奪えなかったことに尽きる。
プレスが単発で、また強度も低く、ロメロを中心に簡単にボールを持たれ、そして回されていた。
その理由としては、前線からボール保持者へいいプレスがかかっていなかったこと、さらに、きょうダブルボランチだったアンドレイ、佐藤の“ボール奪取力”がそこまで高くなかったことがあるのかなと。
最終ラインには、失点シーン以外破綻はなかったものの、もうちょっといい形で相手ボールを奪うことができれば、と思った。

一方で攻撃面は、ま、人は変われど、去年と似た感じ。
サイド攻撃中心、サイドバックを絡めてゴールを狙うという意図は感じられた。
ただ、シンプルなパス回しでサイドバックの突破を引き出せていたのは、試合開始直後ぐらい。
あとは、常に水戸のプレスに晒されながらのパス回しで、ちょっとアップアップ(仮)の印象があった。
相手をいなせるキープ力、さらには、相手をぶっちぎれる突破力・走力が発揮できなかったのは、選手のクオリティーの問題か、はたまた戦術的な問題か。
なんにしろ、ボールに対する人数のかけ方もそう多くないし、去シーズン同様、“ゴール欠乏症”に陥る可能性が漂っていたのは間違いない。

選手が大きく入れ替わったことを含め、「まだこれから」という思いを抱かせた開幕戦だった、というのが総評です。

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