京都サンガ 2-1 大分トリニータ
◇日時:2015年8月15日(土)19:04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(6166人/晴 29℃ 44%)
◇主審:窪田陽輔
38分-大分/為田大貴
60分-京都/伊藤優汰(左足)
76分-京都/大黒将志(ヘッド←伊藤)
京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK21:清水圭介
DF24:内田恭兵
DF2:菅沼駿哉
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF22:磐瀬剛
MF19:田森大己(57分-DF26:下畠翔吾)
MF10:原川力
MF11:伊藤優汰(82分-FW8:フェリペ・アウメイダ・フェリックス・クヴァシャンチラーヂェ “フェホ”)
MF7:駒井善成
FW13:宮吉拓実
FW17:有田光希(66分-FW31:大黒将志)
大分トリニータ(4-2-2-2)
GK21:上福元直人
DF2:山口貴弘(72分-DF3:阪田章裕)
DF15:鈴木義宜
DF5:若狭大志
DF16:安川有
MF14:松本昌也
MF33:兵働昭弘
MF8:西弘則(84分-FW39:荒田智之)
MF11:為田大貴
FW18:伊佐耕平(67分-FW9:後藤優介)
FW27:三平和司
▼聖地巡礼の旅
お盆の帰省にあわせて、聖地・西京極に巡礼。
久しぶりのホーム気分を味わい、さらに勝ち点3も目撃できて、結果的には良かった良かった(※個人の感想です)。
一方内容的には、前半は”怪談”なみにお寒いもの。
キックオフした瞬間にねぇ、大分のほうが気合が入っている、危ない臭いがするなー。
セカンドボールが取れないんだよなー、ハイボールの競り合いでほぼ勝てないんだよなー。
なんだか嫌な感じするなー、怖いなー、怖いなー。
それでアタシはピーンときた。
ああ、これは霊の仕業だと。
…って、きょうのゲストは稲川淳二さんじゃなかったか!
(※注:「怪談和尚」こと蓮久寺・三木大雲住職が試合後、スタジアム場外で怖い話を披露)
でも、そんな雰囲気で、パスミスからショートカウンターを食らって、為田にカットインからの見事なゴールを決められてしまった。
とにかく前半の京都は、最終ラインでもうボールの出しどころに困ってしまうというありさま。
原川、磐瀬にボールを預けて、さっくりバックバス――何度目の光景か、という感じで。
ハーフタイムに入ったときの感想は、
「中盤で最終ラインからパスを受けに行けて、なおかつタメを作れるような選手がいればなぁ…。原川&タモさんコンビだと、相手に守備を整えられたらツラいなぁ」
だった。
しかし後半は一転、京都にペースが傾いた。
ああ、これは霊の仕業…じゃなくて、今季から敵に回った三平選手(←書き方に慣れない)が試合後に語っていたように、大分の運動量が落ちたことが大きかった。
おかけで、京都のサイドハーフがドリブルできるスペースが出はじめたのだ。
合わせてもうひとつ指摘しておくなら、田森を下げて磐瀬をボランチに回した采配も功を奏した。
もともと田森は負傷を抱えていたそうだけど、この交代で中盤センターの守り、セカンドボールに奪い合いでも京都ペースになってきた印象があった。
直後に、伊藤のよくやるループシュートがひさびさに(笑)決まって同点。
そして、逆転弾はアシストした伊藤のクロス、決めた大黒の動き方、どちらも素晴らしいもので。
その後は、危なげなく逃げ切れた。
そういえば、きょうは新社長がはじめて西京極に登場したとか。
お盆休みなのに観客数はちょっと寂しかったですけど、後半のサッカーが試合を通してできるようになれば、自然とお客さんは増えてくるんじゃないかな。
偶然にも来週も続けてホームでの試合なので、きょうの勢いを続けるという意味でも、新社長になってのいい流れを保つ意味でも、勝ち点3が欲しい。
(※以上、現地生観戦)