【J2第35節】栃木SC 2-1 京都サンガ

栃木SC 2-1 京都サンガ
◇日時:2014年10月4日(土) 13.03キックオフ
◇会場:栃木県グリーンスタジアム(3155人/曇一時雨 22.6℃ 63%)
◇主審:塚田健太
7分-栃木/杉本真
19分-京都/大黒将志
63分-栃木/杉本真

最新試合情報 (C)KYOTO.P.S.

栃木SC(4-2-2-2)
GK21:鈴木智幸
DF17:山形辰徳
DF19:赤井秀行
DF5:チャ・ヨンファン
DF4:荒堀謙次
MMF3:岡根直哉
MF30:本間勲(85分-MF14:菅和範)
MF8:廣瀬浩二(77分-MF20:湯澤洋介)
MF32:近藤祐介
FW10:杉本真(81分-FW24:西川優大)
FW39:大久保哲哉

京都サンガF.C.(4-1-4-1)
GK21:オ・スンフン
DF2:酒井隆介
DF4:内野貴志
DF30:石櫃洋祐
DF16:福村貴幸(77分-MF14:山瀬功治)
MF19:田森大己
MF11:ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス
MF38:田中英雄(71分-FW9:三平和司)
MF15:中山博貴(81分-MF18:石田雅俊)
MF7:駒井善成
FW31:大黒将志

▼2つの大罪
負けられない一戦で、さっくりと敗戦。
あらためて今シーズンの京都の脆さが見えた試合だったけど、チーム全体として「2つのミス」を指摘しておきたいと思った。

この試合でいえば、工藤不在という”非常事態”に対する「選手起用のミス」。
ラストパスを供給するのみならず、前線へのフリーランでパスコースを増やす動きをしていた工藤に代わって、使われたのはドグ。
中盤の真ん中に入ったのは、ポジショニングで味方をフォローするタイプの中山に、運動量の田中。
結果は、予想通り。
攻撃から創造性が失われ、ドグへの放り込みに頼るようになってしまった。
ま、得点もドグ放り込みの流れからなんですけどね…。

2つめのミスは、シーズンという長期的スパンから見た場合の「補強ミス」。
レギュラーを担えるセンターバックを補強しなかったことが、悔やまれる。
とにもかくにも、今季の京都はセンターバックの「個」としての弱さが目立つのだ。
安定しているのはバヤリッツァぐらいで。
他チームを見比べても…正直、センターバック陣の能力に疑問を感じる。
きょうの2失点もそうだし、今季よくある前半のぼやっとした時間帯での失点もそう。
1対1の強さ、集中力、判断力…。
中断期間に補強すべきは、ボランチの田中ではなくセンターバックではなかったのかなと。

そんな2点が気になったのだが、改めて中央の攻撃的な位置で田中が使われ、横谷や伊藤がベンチ外というのも解せないところだ。
田中という選手は走行距離は多いものの、中盤で致命的なミスも多くてなんとも評価が難しい。
きょうの2失点目の、この選手のボールロストからだった。
逆に、右サイドに回ったここ数試合でも、石櫃との連携不足からか、右サイド(相手左サイド)からの失点を招いていた。
次節は工藤が帰ってくるが、この試合中負傷した中山は欠場が予想される。
中盤をどう再構成するかが、来週のポイントになってくるだろう。
(以上テレビ録画観戦)

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