横浜FC1-2京都パープルサンガ
◇日時:5月7日14時4分KO
◇会場:横浜市三ツ沢公園球技場(3347人)(21.0℃)
◇主審:大西弘幸
前半6分【京都】 松田正俊(ヘッド←星が右サイドからクロス)
前半40分【京都】松田正俊 (ヘッド ←鈴木和が右サイドからクロス)
後半20分【横浜FC】ジェフェルソン・ヴィエイラ・ダ・クルス(ヘッド←左CK:小野信)
■横浜FC”フリューゲルス”(4-2-2-2)
GK21:菅野孝憲
DF2:重田征紀
DF4:スティーブン・トゥイード
DF26:山尾光則
DF27:中島崇典
MF13:佐藤一樹
MF18:小野信義
MF3:富永英明
(後半38分:MF10:内田智也)
MF7:小野智吉
(後半31分-MF6:シルビオ・レイナルド・スパン)
FW9:城彰二
FW17:北村知隆
(後半17分-FW11:ジェフェルソン・ヴィエイラ・ダ・クルス)
■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
DF20:鷲田雅一
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ
DF13:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
MF16:斉藤大介
(後半36分-MF17:石井俊也)
MF11:星大輔
(後半21分-MF27:加藤大志)
MF8:美尾敦
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ”パウリーニョ”
FW30:松田正俊
(後半15分-FW31:田原豊)
シルビオ選手が、神奈月モノマネによる馳浩に異常に似ている件について。
そんなわけで久々の現地観戦@三ツ沢のレポート行くぞゴラァ((((゚Д゚ )))!
馳つながりで、気合入れていくぞゴラァ((((゚Д゚ )))!
珍しく、バックスタンドではなくメインスタンドで見たので、柱谷幸一コーチのコーチングが丸聞こえだったぞゴラァ((((゚Д゚ )))!
なので、その点を中心にレポだゴラァ((((゚Д゚ )))!
前半、京都はボールをポゼッションできるんだけど、ど~も攻撃が手詰まり、糞詰まり。
柱谷コーチは、前半、ベンチサイドだった左サイド・美尾を呼んで、
「三上がボールをもったとき、中で待たずに、もっとサイドに開いて、スペースに走りこむように」
といったようなことを指示していた。いわゆる「積極的な無駄走り」ってヤツだ。
一方、守備面では、クロスをあげようとする相手の選手にたいして、もっと厳しく寄せるように声をあげていた。そういえば、ことしのサンガは寄せが中途半端で、カンタンにクロスをあげられるシーンが多いような気がする。この日の横浜を含めて、相手の決定力がないことに助けられてるのだが。
前半34分、松田から後ろからチャージを受けて倒されるも主審がスルー。で、柱谷コーチが激怒ですよ! ファッキン、マザーファッカー!! すかさず、大西主審つくり笑顔でにじり寄ってきて、注意する。ただ、この日の主審はチャージにたいしてファールを取る基準が曖昧すぎ。後半23分はまさに真骨頂。肩を合わせただけの田原になぜかイエロー! 2回目だよと言いたかっただけと違うんかと。指を2本立てればカッコイイレフェリーだと思ってるだけと違うんかと。これにはコーチもまたぶちギレですよ!
時間軸戻して、後半は途中から横浜ペースになってしまったので、おもに守備をサボるなという声が中心。
「パウ! パウ!」
とパウリーニョに、ファースト・ディフェンスを要求していた。いやしかし、この日のパウリーニョ、全選手のなかでいちばん運動量があったんじゃないだろうか。スローインのときにボールを受けに来るときとか、突如キュッと走ってもらいにくるし。松田はそういうときもけっこうノソノソしてる。点取ったからいいけれど。
ま、そんなこんなでなんとか逃げ切り。コーチも笑顔で選手をお出迎え。しかし、恥ずかしながら初三ツ沢体験だったのだが、専用スタジアムだけあって、ピッチが近いし新鮮。いつもは位置高めの席で観戦することが多いのだけど、この日ばかりはスタジアムの雰囲気を味わうこと優先で、最前列の席に座ってみた。おかげで、向こうサイドでの歓喜のようすもこのとおり、きっちり10倍ズームでキャッチ。
最後に一句!?
グタグタでもいいじゃないか
勝ち点3だもの
みつを(偽)
柱谷幸一コーチ(京都)
「黄金週間に3試合というタイトなスケジュールのなか、選手たちは足を止めることなく、よくやってくれたと思います。
ただ、もちろん反省点はあります。
2点取ったあとに3点目が取れず、先に相手に1点を奪われて、勢いを与えてしまいました。
追加点を確実に取れて、ゲームの流れを自分たちに引き寄せられるような――そんな強いチームをめざしていかなれればなりません。
後半、横浜がジェフェルソンを入れて放り込みをやってくるのは想定の範囲内です。ただ、
・相手のFWとしっかり競ること。
・セカンドボールに対応すること。
・その後、ラインを上げること。
ができずに、苦戦してしまいました。
特にボールをはね返したら、一度ラインを押し上げて相手の選手をペナルティボックスから出させるように、ラインコントロールをしなければいけません。
相手がボックスにいるかぎり、偶然シュートが決まることもありますし、セカンドボールを拾われれば、すぐにシュートチャンスになってしまうわけですから。
これで第1クールは終わりました。
振り返ると、シーズン前からの目標どおり、隙のないチーム、失点をしない守備をベースにした戦いは、じょじょにできてきていると思います。
あとは、攻撃で決定的なシーンが作れるようになれば、もっともっといい戦いができるでしょう。
松田についてですか?
僕が山形で監督をやっているとき、レギュラーになって点も取れていたのに大怪我をして…。
それから手術をして、つらいリハビリを重ねていましたが、残念ながら戦力外通告を受けました。
ただ僕は松田の実力を知っていたし、信じていました。
何人かポストプレーヤーの補強候補がいるなかで彼を選びました。
だから、こうやって結果を出してくれたことはとてもうれしい。
努力を続けてきた松田を褒め称えたい気持ちです」
選手採点
GK1:平井直人(5.5)
スカパー!で見直したら、失点となったCKに至ったのは、
平井神が前に飛び出して目測を誤って→後逸、ライン割るという経緯だと判明…。
確かに、少し風はあったけど、ジャッジミスが続いている。
DF4:鈴木和裕(6.5)
ワン・アシスト。終盤は守備でも身体を張る。
DF20:鷲田雅一(6)
試合終了間際、ドリブルで前線まで上がっていったのに驚く。
DF3:リカルド・カヴァルカンテ・リベイロ(6)
失点シーンでは、ジェフェルソンのマークを外していたが、そのほかはテクニカルな守備見せる。
DF13:三上卓哉(6)
美尾とのコンビで、何度もオーバーラップ。
試合開始早々には、松田にドンピシャのクロス(松田が外してしまった)。
MF18:米田兼一郎(6)
「アンカー」として、バランス取りに腐心。
前半の左足アウトでのシュートは見事(ポストだったが)。
終盤はポジション、下げざるをえなくなってしまった。
MF16:斉藤大介(6)
前線によく顔を出していた。
後半、抜け出してドフリーのシュートチャンスをGKに当ててしまうのはご愛嬌。
最後はスタミナ切れ?
MF11:星大輔(6.5)
クロスのボールの質、すばらしい。
守備はやや緩慢だったかも。
MF8:美尾敦(6.0)
よくもなく、悪くもなく(期待高いだけに、いい意味で)。
ちなみに、横浜の足達監督は、湘南ユース時代に世話になった恩人らしい(MODより。ヘェヘェヘェ)。
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリベイラ”パウリーニョ”(6.5)
得点はないものの、攻撃にリズムを与えていた。
下がってきての守備もこなしていたのも、評価したい。
FW30:松田正俊(6.5)
2得点は立派。攻撃の第一歩にもなっていた。
後半、米田のパスに抜け出してポストを叩いたシーンは残念(決めればハットトリック!)。
FW31:田原豊(5.5)
きょうは不発。
不可解なイエローもあって、前線でうまくDFと競れないように見えた。
MF27:加藤大志(5.5)
ドリブル突破がここ数試合影を潜めている。
MF17:石井俊也(6)
「クローザー」として、最終ライン前のスペースを埋めるいい仕事。