京都サンガ 1-2 ギラヴァンツ北九州
◇日時:2013年6月3日 19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(5297人/晴 23.6℃ 36%)
◇主審:吉田寿光
38分【京都】横谷繁
58分【北九州】大島秀夫
89分【北九州】小手川宏基
■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝
MF22:カン・ソンホ
MF14:山瀬功治
MF10:工藤浩平(80分-FW31:久保裕也)
FW17:横谷繁
FW9:三平和司(54分-MF7:駒井善成)
■ギラヴァンツ北九州(4-2-2-2)
DF2:宮本亨
DF3:渡邉将基
DF5:前田和哉
DF7:冨士祐樹
MF8:八角剛史
MF20:アン・ヨンギュ
MF10:小手川宏基
MF6:森村昂太(69分-MF18:内藤洋平)
FW11:池元友樹(88分-FW15:キム・ドンフィ)
FW9:大島秀夫(79分-FW25:柿本健太)
▼愚者と愚者
――失敗を恐れるな。 だが、同じ失敗を繰り返すな。
誰が言ったか、そういう言葉があるそうですが、きょうのサンガはまさにそれ。
いつかどこかで見たような、下位チームとの戦い方。
そして試合終了間際にカウンターで逆転を許すという、愚かな結果に終わった。
とにかく、同じ過ちを繰り返しすぎる。
なぜ、こういうことになるのか?
単純に運がないからか?
いや、逆に考えるんだ…(AA略)。
みずから「運を手放す」ようなサッカーをしているからではないか。
というのも、大木コーチの采配に「胆力」がなくなっちゃっている。
前節、攻撃面でまったく機能しなかった先発陣をそのまま起用。
怪我人が多いとはいえ、2試合目の確変を期待したのだろうか?
前節同様のサッカーで「1-0」を期待するなんて、横着すぎるだろう。
そして戦術面でも、大木体制1年目、2年目とくらべて、今のサッカーは明らかに「劣化」している。
ボールサイドに密集する人数も減り、ボールを奪われた瞬間からの激しいプレスもやらなくなった。
意味のないダイレクトパスの交換と、アタッキングサードでの運任せのようなドリブル&クロス。
確かにリスクは減ったし、現実路線といえばそれまでだけど、あまりに退屈な、退屈なサッカー。
実際、仕事が終わって家に帰って録画で見たんですが、正直早送りを多用してしまったほどだ。
3月から3か月、サンガの状況は回復する兆しが見えない。
そして指揮官は采配面でも戦術面でも、現状が分からなくなってしまっているようだ。
そういう意味で、フロントには指揮官交代を考えてほしいところ。
いや、もう考えているか。
改革の決断、待ったなし。
アベノミクスならぬ、ウバガイノミクスに期待してます。