コンサドーレ札幌 0-1 京都サンガ
◇日時:2013年5月3日(金・祝日) 16.03キックオフ
◇会場:北海道札幌市札幌ドーム(屋内 20.4℃ 35%/1万1981人)
◇主審:岡部拓人
66分【京都】安藤淳(左足)
■コンサドーレ札幌(4-2-3-1)
GK1:曵地裕哉
DF14:上原慎也
DF23:奈良竜樹
DF5:チョ・ソンジン
DF27:松本怜大
MF18:深井一希
MF20:上里一将
MF24:荒野拓馬(66分-MF8:砂川誠)
MF7:榊翔太
MF17:岡本賢明(73分-MF32:中原彰吾)
FW11:前田俊介(79分-FW9:横野純貴)
■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF19:田森大己
MF15:中山博貴(45分-MF14:山瀬功治)
MF10:工藤浩平(93分-DF5:内野貴志)
MF7:駒井善成
FW17:横谷繁
FW31:久保裕也(60分-FW9:三平和司)
▼余裕があるような、ないような
前半は最悪な出来。
昨シーズンの低迷期のような「変な余裕感」がピッチ全体に漂っていた。
うまく説明できないけど、全体的に躍動感が薄いというか…。
たとえば、こんなシーン。
最終ラインがボール持ったとき、すでに相手の陣形が整っていて、パスの出しどころがない。
博貴がおっちらと動いて、相手の2ラインの間に入ってボールもらう。
だけど、ワンタッチで最終ラインバックパス…みたいな。
相手を剥がすでもない、といって時間を稼いで前線の動きを待つわけでもない感じ。
結局、最終ラインが相手に詰められ、前線に苦し紛れのロングパスというシーンが何度もあった。
対する札幌が球離れのいい、小気味いいプレイをしていたのとは好対照。
そんなムードの中、先に失点してようやく必死さを出すのがいつもの京都なわけですが!
でも、きょうは「ゴールを許さなかった」。
これがすべてでしたね。
前半、前田に2本ほど際どいシュートを打たれたが、オ・スンフンがセーブしてくれた。
0-0で迎えた後半、札幌の運動量が落ちてスペースができたことで、リズムを取り戻せた。
あと、”怪我の功名”だけど、博貴が負傷して山瀬がセンターMFに入ったことで、中盤で時間が作れるようになった。
そういう流れで、アンジュンの個人技でのゴールが生まれた。
てな感じで、内容はよくなかったし、今後に向けて得るものも少なかったけど、勝ち点3は取れた。
北の大地で結果オーライ、という一戦でした。