ロアッソ熊本 0-1 京都サンガ
◇日時:2012年7月15日(日) 19.05キックオフ
◇会場:熊本県民総合運動公園陸上競技場(7620人/晴 29.5℃ 76%)
◇主審:村上伸次
81分【京都】中山博貴(バーのはね返りをプッシュ)
■ロアッソ熊本(3-4-2-1)
GK18:南雄太
DF5:矢野大輔
DF22:吉井孝輔
DF24:筑城和人
MF15:市村篤司(83分-MF30:仲間隼斗)
MF10:養父雄仁
MF8:原田拓
MF7:片山奨典
FW25:西森正明(75分-MF11:藤本主税)
FW14:武富孝介(63分-DF38:藏川洋平)
FW17:齊藤和樹
■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝
MF15:中山博貴
FW22:駒井善成(64分-MF7:チョン・ウヨン)
FW13:宮吉拓実(87分-FW11:原一樹)
▼名将高木氏のサッカー教室
高木コーチ、今季の対戦終わった京都の対処法語りすぎwww
■【J2:第24節 熊本 vs 京都】高木琢也監督(熊本)記者会見コメント
……京都の特徴で、ほぼ1/4コートでプレーをしているということ。
そこで我々が取ったのは、ワイドのプレーヤーを3枚のDFの横に下げるのではなく、内側へ入れることによって中盤を厚くできるということ。
もう1つは、サイドバックが上がっているんですけど、チェンジサイドは今日1回か2回で、大きなチェンジサイドは怖いんですけど、こういう(中央を)経由しながらなので怖くない。
そこに対しては対応できるということで、そういうポジショニングで中盤を厚くした。
そこに対してはほぼ完璧にできた。
ただ、疲れと、京都のクオリティの高さによって少しずつズレが生じてしまった。
この話にもあるように、さいきんの対戦チームは
・大きなサイドチェンジは皆無だから、京都のボールサイドに選手を集める
・京都が詰まってパスを回しているとき、特にアンカーのところを狙って、ボール奪取からのカウンターを図る
という戦い方が多い。
で、それを打破できずにいたのが、7試合勝ちなしという結果だったのかなと。
▼ウヨン+充孝のセンターライン
きょうも前半はその狙いにハマって、まったくボールが動かない。
また、前線の宮吉、駒井のちびっ子2トップにまったくボールが収まらない。
そんな状態なのに、2トップに向けてハイクロスを送るとか、もうね…(涙)。
熊本の寄せも激しくて、ろくにゲームになっていなかった。
ただ後半、ウヨンをトップ下に入れて、中村充孝を前線に入れたことで、かなり事態は好転する。
その理由は第一に、ウヨンのところでボールが収まるようになったこと。
第二に、充孝の変態的ドリブルが相手DFと一対一の局面で「効いていた」こと。
もちろん、疲れから熊本のプレッシャーが緩くなったのもあるんだけど…。
きょうの後半の布陣が、今後のベースになっていきそうかな?
そうそう、やっぱりFWには駒井よりも充孝!ってよくわかったゲームでもあった。
駒井のドリブルは、スペースがあるときに生きるタイプ。
充孝のドリブルは、密集でもヌルヌル抜いていったり、あるいは時間が稼げたりするタイプ。
で、今の京都の対戦相手は守備を固めてくるから、前線に使うとしたら充孝のほうが効果的なんだよなー。
ウヨン+充孝のセンターラインでボールを保持しつつ、工藤+博貴が脇を固めたり、前線に飛び出したり。
うーん、なんだか今までより可能性を感じる(笑)。
駒井は前よりは、工藤や博貴とオルタナティブな存在なのかなと思ったり。
まぁ、久しぶりに勝つといろいろ妄想も広がるということで!
(以上、テレビ録画観戦)