京都サンガ 0-1 ザスパ草津
◇日時:2012年6月17日(日) 19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(曇時々晴 25.1℃ 67%/7628人)
◇主審:松村和彦
■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF19:内藤洋平(77分-MF25:伊藤優汰)
MF15:中山博貴
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝
FW11:原一樹
FW14:長沢駿(62分-MF22:駒井善成)
■ザスパ草津(4-2-2-2)
GK22:北一真
DF23:小柳達司
DF5:中村英之
DF3:御厨貴文
DF4:永田拓也
MF30:松下裕樹
MF14:熊林親吾
MF8:遠藤敬佑
MF7:林勇介(68分-MF18:杉本裕之)
FW15:小林竜樹(80分-MF6:櫻田和樹)
FW11:金成勇(88分-FW9:アブラゥン・リンコン・マルチンス)
▼連敗、完敗
前節がさんざんだっただけに、苦戦するとは思ったんですが、まさかホームで完敗とは…。
つーか、ゴールの予感もないとか!
敗因というか、最近いいゲームができてない理由は、ズバリ相手チームに「対京都の戦い方」がバレていること。
つまり、体力の続きかぎり、前線から中盤にてハイプレスをかける。
んで、前線の選手には、厳しく当たっていく。
そうした戦い方を徹底されると、いまの京都には打開するスベがない。
シュートにすら、なかなかいけない。
本当は、そこは0-0で頑張って、相手が疲れてきた後半で勝負をかけるのが昨シーズン来のやり方だったわけだが…。
先制されてしまうと、厳しいったらありゃしない。
▼そろそろ、対策のとき
とくに前節、今節で気になった点が2つほどある。
第一に、どうも前線からの守備がうまくいってない。
だからこそ、ショートカウンターが発動せず、得点力不足に繋がっているわけだが。
特に、充孝、工藤と中盤のサイドプレイヤーの守備面がやや薄いかな。
第二に、中盤と前線の間が空きすぎている。
調子がいいときは、細かいパス交換をするのが高い位置で、MF2人とFWにサイドバックと絡んでいくから、ダイナミズムがあった。
今は、パス交換の位置がセンターライン近辺で、そこからプレスにあっているので、ボール運びがままならない。
でもって、前線へのパスは裏狙いの縦ポンだけ。
この現状を見るに、逆説的になるが、守備を考えることが得点力不足の解決策になるかもしれない。
じゃあどうするかっていうと、前線からの守備をしやすいフォーメーション、守備を頑張ってくれる選手の起用。
ぱっと思いつくのが、4-4-2の相手に対して前線から追い込みやすい4-3-3の導入とか。
あるいは、どうしても守備が軽い充孝を1.5列で起用するとか。
なんか、そろそろ「手」を打たないといけない時期だろう。
このままの戦い方でいくと、中位以下のがむしゃらに来るチームにたいして、容易に勝ち点を落としてしまいそうだし…。
(以上、テレビ録画観戦)