京都サンガ 3-2 アビスパ福岡
◇日時:2012年4月1日(日)13.05キックオフ
◇会場:鹿児島県立鴨池陸上競技場(7224人/晴 18.5℃ 31%)
◇主審:今村義朗
5分【京都】工藤浩平
20分【福岡】オウンゴール(中村充孝←FK)
45分【福岡】高橋泰
50分【京都】長沢駿(←宮吉)
58分【京都】宮吉拓実(←長沢)
■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太
DF16:福村貴幸
DF6:ファン・テソン
MF7:チョン・ウヨン
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝
MF15:中山博貴
FW13:宮吉拓実
FW14:長沢駿(90分-FW11:原一樹)
■アビスパ福岡(4-2-2-2)
GK1:神山竜一
DF4:和田拓三(72分-DF17:オ・チャンヒョン)
DF29:堤俊輔(78分-DF27:畑本時央)
DF13:小原章吾
DF2:キム・ミンジェ
MF3:岡田隆
MF7:末吉隼也
MF10:城後寿
MF19:成岡翔
FW11:高橋泰(59分-FW9:サミル・リマ・ヂ・アラウージョ)
FW15:坂田大輔
▼点差以上の圧勝
鹿児島の地にまでコナンが来て、工藤少年が躍動か…ごくり。
しかし、ゴール数は京都3-福岡2。
それに対して、シュート数は京都16-福岡3。
毛利小五郎でも解決できない、不思議なゲームだったぜ!
ま、内容的には京都の圧勝でしたね。
テレビ中継の中払氏(りっちゃんに中払選手、って言い間違えられてが)が言うように、
「福岡は、ファーストディフェンスが緩い」
傾向にあった。
強いプレッシング、というよりは適度な距離感で守る感じ。
おかげで、京都の選手たちにとってやりやすかった。
らくらくとボールキープができて、ほとんどが福岡陳内でプレイをし続けた。
もちろん、ウヨン、中山というキープレーヤー2人が戻ってきたというのもあるが、それ以上に
「福岡の守り方」
に助けられた勝利だったと思う。
にしても、3点ともすばらしいパス回しからの得点!
それ以外にも、超決定機が何度も何度も!!
久保に代えて長沢を先発起用したのが、ズバリ当たったなー。
高さとキープの長沢駿。
裏への抜け出しの宮吉拓実。
シュン・タクコンビは補完性が高すぎる。
中盤に加えて前線の2人は、ボールロスト率低かった。
鹿児島にまで観戦に行った方にとっては、心に残るゲームになったんじゃないだろうか。
▼危うさが残るディフェンス
上記の攻撃面に加えて、前線からの守備も効いていた。
しかし、最終ラインにかんしては脆さも見せていたかな。
染谷、福ちゃんのイエローカードは、いずれも抜けだそうとした相手を止められたものだし。
また2失点目は福ちゃん、テソンの守り方がタンパクだった気がする。
「前への強さ」という意味では、内野のほうがまだあるような…。
バキもじきに復帰(←すごい韻踏だ)らしいし、最終ラインにかんしては再構築が求められるところ。
しかしまぁ、なんだか強いチームには強い、今季のサンガ。
逆に、次節岐阜は現在絶不調なだけに、ここで「やらかす」のではないかとちょっと不安。
(以上、テレビ生観戦)