【全日本サッカー選手権大会準々決勝】湘南ベルマーレ 0-1 京都サンガ

湘南ベルマーレ 0-1 京都サンガ
◇日時:2011年12月24日(土)15.00
◇会場:神奈川県川崎市等々力陸上競技場
◇主審:東城穣 “ミノル”
40分【京都】セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(CKのこぼれをプッシュ)

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF3:森下俊(90分-DF32:内野貴志)
DF16:福村貴幸
MF7:チョン・ウヨン
MF20:工藤浩平
MF23:中村充孝(85分-MF18:加藤弘堅)
MF15:中山博貴
FW13:宮吉拓実
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール

■湘南ベルマーレ(3-4-2-1)
GK1:野澤洋輔
DF2:鎌田翔雅
DF4:山口貴弘(79分-MF19:岩尾憲)
DF26:遠藤航
MF5:臼井幸平
MF6:永木亮太
MF15:ハン・グギョン(77分-MF28:松尾直人)
MF23:高山薫
MF14:菊池大介
MF8:坂本紘司(54分-MF7:石神直哉)
FW9:田原豊

▼涙の快勝、涙の湘南
まさかの準決勝進出。
まさかまさかの賞金獲得。
まさかまさかまさかの国立。

夏前ぐらいにタイムスリップして、自分に
「安心しろ! 年末には鹿島を破って、天皇杯は準決勝行ってるぞ!」
と言ってあげたとしても、
「何言ってんだこいつ オマエ馬鹿だろ 空気読めよ」
って言い返されるに違いない(笑)。
そんな急激な成長を遂げているのが、いまの京都サンガなんだろうか。
ムフフ。

しかし、湘南には今季3タテ。
オール、ウノゼロかな。
内容も、すべて締まっていた。
なんていうんだろう、戦っているとお互いを高められる、そんな相手だと思った。

▼水谷サンタ「合格〜」
現地で見ていたのですが、得点も危ない場面も全部眼の前。
いちばん危なかった、水谷のライン上クリアのシーンは、もうね…時が止まったようにスローに見えた。
あのあとの水谷の咆哮も心に残る。
一連のあのシーンは、ことしのベストシーン候補のひとつに挙げていいと思う。

さて、きょうの京都は、鹿島戦同様ワンタッチのパス交換がうまくハマっていた。
とはいえ、シュートになかなかつながらない。
湘南の守備の堅さを崩しきれなかった。

そして、湘南は攻撃でも怖さがあった。
田原ら前線で時間を作れれば、そこを追い越す選手が後ろから必ず出てくる。
後半は京都のプレスが緩んだこともあって、前線でワンタッチのパスをつなぐ、京都さながらの攻撃も。
鹿島のときよりも、がっちり「対策」されていたという印象だった。
特に後半の20分すぎからは、ほぼ湘南ペース。

最後、クロスバーに当たって試合終了とは、劇的すぎる。
そして、水谷のスタンドへの猛ダッシュ!
スタンドはめちゃ寒かったけど、気持ちは温まった。
サポーターの雰囲気も、最高だった。
今、武蔵小杉駅前でコーヒー飲みながら、きょうのいろんなシーンを反芻している。
至高の瞬間。

▼国立へ行こう♪
きょうの勝利で準決勝は、東京・国立競技場で横浜FMと戦うことになった。
2011年12月29日(木)、15時から。
天皇杯のチケット情報がいい加減で困っているのだが、京都は
「マッチナンバー【82】の勝者」
だから、アウェイ扱いになる。

座席などはここを参考に(←俺用メモ)。
http://ticket.jfa.or.jp/ticket/ticket-120101emperor.jsp

バックスタンドの中央S席は4,000円(以下すべて税込)。
メイン、バックの各斜め側の席はSA席で3,000円。
ゴール裏の自由席は2,000円。
関東での試合だけに、アウェイ側は売り切れることはないと思うが。
あと、気が早いけど決勝はホーム扱いです(笑)。

まずは29日!
買っても負けても、今やってるサッカーを全国に知らしめてほしいな。
J1下位チームのようなリトリートしてのショートカウンターではない、京都のパスサッカーを。

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